2011年12月21日

『アリアンロッド・サガ・コンチェルト(2)』

佐々木あかね 先生が描く、若き日の “ピアニィ” が過ごした学園生活。仲間と共に在る
ことの大切さを知った弱小ギルドのレッテルを返上すべく “セシル” たちが奮闘します。
(原作:菊池たけし 先生/F.E.A.R.)

http://dc.dengeki.com/


“ステラ” はホントにお茶目さんですな。流石にリプレイのときみたいなボロは出さない
レベルでしたが(苦笑)。普段はあんなに凛々しい、王女にして軍師ですのに・・・・まぁ、
そこがイイのですけど。“セシル” もとんだとばっちりを食ったものです。

“コーディ” と “ラミリーズ” の確執も、“ヴィンセント” が仕掛けてきた謀略を
はねのける過程で丸く収められたみたいですし、良かったです。“エルザ” もしっかりと
先生してましたね。“セシル” を励ました後の独白が妙に含蓄あるものに感じられました。

「電撃G's Festival! COMIC」 で続けた2年半の連載が無事終了したことを喜ばしく思うと
共に、イラストレーターとしてのお仕事以外にもこうしてマンガ家としてお目見えが叶う
ことを祈念しております。改めまして、コミック連載お疲れさまでした。楽しかったです。

posted by 秋野ソラ at 02:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2011年12月20日

『GJ部(8)』

新木伸 先生が送る、ショートストーリー36話を収録する四コマ小説。人気シリーズ第8巻。
“真央” たちの卒業を目前に控えた 「GJ部」 ほか関係者が過ごす冬の一幕を描きます。
(イラスト/あるや 先生)

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/index.html#01


「チャレンジャー森さん」 をも倒してしまうとは・・・。“キョロ” 恐るべし。他にも
「京夜の特訓」 や 「REBIRTHDAY」 で隠れた才能を如何なく発揮して見せ場が多かった
ように思います。・・・つーか “キョロ子” カワイイじゃねぇか、コンチクショウ(苦笑)。

“霞” もかなりカワイイ、というかツボ入りました、今回は。あれはお持ち帰りレベル。
「封印技」 の多さにGJ部の活動が長く続いた証を見たように思います。今回も増えたし。
あと気になるのは “聖羅” の副音声。あれはどうやってタネ明かしするんだろう・・・?

さて、本作も次の9巻でいよいよラスト、ということで名残惜しいところではありますが
区切りをつけるのも選択肢としては正しいと思いますし、温かく見送りたいところです。
新木 先生の 「GJ部は、まだまだ行きますよー!!」 が何を示してくれるのか、期待大です。

posted by 秋野ソラ at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年12月19日

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(4)』

「ガンガンJOKER」で連載中の 七介 先生がコミックスを同時刊行、合わせてキャンペーンを
張るほどに勢いを見せる 裕時悠示 先生の甘修羅らぶ×らぶコメディ、第4巻が登場です。
(イラスト:るろお 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/syuraba/
http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/oreshura/
http://ga.sbcr.jp/mgabunko/018807/


・・・きました。幼なじみに元カノに婚約者と揃ってからの “真涼” に対する疑惑浮上、
そして “真涼” 包囲網の形成、伯母の “冴子” にも偽装が効かないとあって一気に
ジリ貧の “真涼”。そんな彼女を結局救ってしまう “鋭太” も人がいいやら何とやら。

先は修羅場かハーレムか。自分が歩む道を選びかねている “鋭太” の心を、“真那” が
ふいに見せた本心が決定づけてしまったのかもしれません。でも、これでついに本題通り、
いやそれ以上に「彼女と幼なじみと元カノと婚約者が修羅場すぎる」状況になりました。

ようやく “真涼” と “千和” もガチでぶつかることが出来る関係になった、ということで
次巻以降への期待と不安が一気に高まったと言えましょう。修羅場の演出は匙加減に
よって薬にも毒にもなる、ということで一つ。どう魅せてくるか、楽しみにしておきます。


#“カオル” も絡んでくる、ってことは無いよね? まさかね・・・?(^^ヾ

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年12月18日

『しゅらばら!(3)』

2012年2月24日にドラマCDも発売となる、岸杯也 先生のちょっぴり修羅場なドタバタ系
ラブコメディ第3巻。ついに3人のニセ恋人たちが顔を突き合わせる展開を迎えます。
(イラスト:プリンプリン 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/786
http://www.hobirecords.com/syura/


ようやく修羅場っぽい局面が訪れた、ということで面白くなってきた感じです。今までは
「“一大” しか知らない」 はずだったのに今度は 「“一大” が知らない」 ということで
三者三様の駆け引きが楽しめそうな予感がします。

ポイントになるのは “早乙女” も “真愛” も “鷹奈” も、ニセ恋人だとバレたのにも
関わらず互いがそれぞれを友達として見ているというところ。。そのあたりを踏まえた懊悩が
ギスギスしすぎない、一歩踏みとどまった関係を維持している点に注目が集まります。

そんな3人の想いが、今回の “真愛” の窮地を救うべく止む無く手をとったあたりに
表れています。・・・その過程で 「彼女」 が想い極まって突っ走ってしまったワケですが、
それに対して “一大” がどういう答えを導き出すのかが次巻の楽しみと言えましょう。

posted by 秋野ソラ at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年12月17日

『精霊使いの剣舞(5) 魔王殺しの聖剣』

吉平善哉 先生による 「コミックアライブ」 での連載も続いております、志瑞祐 先生が
送るエレメンタル・ファンタジー第5巻。聖剣無き “カミト” は立ち直れるのか──。
(イラスト:桜はんぺん 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/783


“エスト” ── 〈テルミヌス・エスト〉 として共にあった聖女の辿った結末に触れた
“カミト” ── 自身の存在、そして呪いに打ちひしがれた彼女との契約破棄を彼に迫る
“レスティア” ── かつての契約精霊の胸は未だ計り知れない。

ということで、それでも “エスト” を選んだ、彼女の全てを受け止める決意を固めた
“カミト” が男らしいさまを見せてくれました。叶えたい願いが見つかった、と口にした
その気持ちが、彼自身の成長の表れでもあるのだと思います。

・・・聖剣を失うという失意の中、なんとか頑張った彼の分、“クレア” たちは随分と空回り
していたようにも思います。もちろん彼女たちも頑張っていないワケではないのですけど。
新しい気持ちで 〈精霊剣舞祭〉 に挑む “カミト” たちの活躍に期待したいところです。

posted by 秋野ソラ at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル