「富士見ファンタジア文庫」史上、最速でアニメ化企画をスタートさせたことが発表となり
読者も(奢ってもらおうとひた狙う)作家の皆さんも注目の 橘公司 先生の新刊が登場です。
(イラスト:つなこ 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201108000160 】
うわぁ〜、今巻はまた大きな引きを残して下さいましたな! 次巻への流れを意識させる
ところは 橘 先生らしいと言うべき所でしょうか。“士道” のことを一から訳知り顔の
“狂三” が何故にそうなのか、という点も含めて気になるところです。
何かとインパクトのある登場やギミックを仕掛けてきた “狂三” の他にも、“士道” の
実妹を名乗る “真那” も現れて彼の周囲は一段と賑やかになってきましたが、その中に
在って恋する女の子らしさを魅せる “十香” の言動に注目しておきたいところ。
“狂三” の本質を知って折れかけた心を奮い立たせ、今一度 「救いたい」 と “士道” の
想いを新たにさせたのも彼女の功績ですし。・・・いや、“四糸乃” も “折紙” もいろんな
意味で頑張ってますよ? えぇそれはもう。恋の鞘当て、その行方も見逃せないところです。
#“琴里” のあのセリフが2つの意味を持つことになっているとは・・・。やってくれる!