「第7回MF文庫Jライトノベル新人賞・審査員特別賞」 を受賞した 千羽カモメ 先生の
2ページ青春コメディ、全95話を収録という物珍しさに惹かれて手にとってみました。
(イラスト:八重樫南 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/769 】
「サラシすげぇな・・・」 とまず一言いわせて頂いて。短く区切っていることもあって
テンポ良く読めました。「ライトノベル」の中でも更にライトな感じでお手軽に読める
作品としてオススメしても良いのではないかと。挿絵も多めですし。
キャラクターの位置付けなどについて2ページという枠の中で補えないところは幕間の
「キャラクターズファイル」 や 「インタビュー記事」 「今日の部誌コーナー」 などで
しっかりカバー出来ていると思います。デザイナーさんの労力が光るところでもあるかと。
甲子園を目指す、という目標に向かってノリは軽いですがストーリーも動いていますし
自分としては続きが出れば普通に手は伸ばしそうな気がします。“篠原” がどれだけ
野球部の面々をカバー、というか暴走を止められるのか楽しみにしたいところです。