満を持してのTVアニメ放映開始。平坂読 先生の大人気シリーズ第7巻はDVD付き特装版
も同時発売と勢いに乗りつつ、本編は山場を迎えそうな雰囲気を漂わせております。
(イラスト:ブリキ 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/761 】
「本当はもう気づいていたこと」。この一言に、そして “理科” が出した一つの結論に
集約される内容であったかと。“小鷹” は待ったをかけたようですが、“星奈” との
関係も変化してますし、いつまでも踏みとどまるには限界があるように思う次第で。
“星奈” と言えば、“天馬” 理事長のリアクションが素晴らしかった。挿絵との相乗効果
もあって思わず親指を立てたくなるくらい。まぁ、その反応の原因に当人たちのが把握して
いなかったあの事実があったワケですけど。確かに違った意味で 「俺修羅」 とも言えるか。
あと、“小鳩” がめちゃめちゃ人気者だということが分かって、そういったところからも
「隣人部」 の危うさを感じさせるのですが、果たしてどう出るか。“小鷹” を動かして
くれるのは誰なのか、を楽しみにしつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。