2011年10月01日

『千の魔剣と盾の乙女(4)』

ファンタジー作品に定評のある 川口士 先生が送る人気シリーズ、魔剣ファンタジー
第4巻は “ロック” や彼を気遣う “エリシア” たちの先行きを決めるお話となります。
(絵 : アシオ 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804259


アシオ 先生の描いた口絵と巻末のマンガが素晴らしい。挿絵を先に、とか何ゆえ(苦笑)。
酒を飲むと本性が出る、とよく言いますが “ロック” のアレはちょっとな、男前すぎて
うらやまけしからんというか。あの場面もナイスな挿絵指定とイラストでございました。

「瘴気を浴びるほどに魔剣を破壊しやすくなる」呪い。それを知ってもなお彼は魔王を倒す
魔剣使いを続けていいのか悩み、相談し、迷い、そして辿り着いた先には “エリシア” や
“フィル”、“ナギ” が共に居てくれる。仲間の大切さを再認識させる良いお話でした。

“ロック” だけでなく “エリシア” たちも着実に強くなっていることは示されましたし、
“ロック” と “エリシア” たちの関係も少なからず進展していることが分かりました。
今はただ “リャナンシー” に打ち勝つ未来を信じて次巻の刊行を待つばかりです。


#あとがきの裏設定キタコレ! だから第二部をぜひお願いしますとあれほど(以下略

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル