満を持してのTVアニメ放映開始。平坂読 先生の大人気シリーズ第7巻はDVD付き特装版
も同時発売と勢いに乗りつつ、本編は山場を迎えそうな雰囲気を漂わせております。
(イラスト:ブリキ 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/761 】
「本当はもう気づいていたこと」。この一言に、そして “理科” が出した一つの結論に
集約される内容であったかと。“小鷹” は待ったをかけたようですが、“星奈” との
関係も変化してますし、いつまでも踏みとどまるには限界があるように思う次第で。
“星奈” と言えば、“天馬” 理事長のリアクションが素晴らしかった。挿絵との相乗効果
もあって思わず親指を立てたくなるくらい。まぁ、その反応の原因に当人たちのが把握して
いなかったあの事実があったワケですけど。確かに違った意味で 「俺修羅」 とも言えるか。
あと、“小鳩” がめちゃめちゃ人気者だということが分かって、そういったところからも
「隣人部」 の危うさを感じさせるのですが、果たしてどう出るか。“小鷹” を動かして
くれるのは誰なのか、を楽しみにしつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。
2011年10月11日
2011年10月10日
「第10回 ライトノベル・フェスティバル」
とりあえず昼の部、夜の部と参加してきたので軽く振り返ってみようかと。
◆ライトノベルフェスティバル 公式ホームページ
【 http://www.light-novel.com/ 】
[参考] 「第10回 ライトノベル・フェスティバル」プログラム・ブック(昼の部 & 夜の部)
【 http://twitpic.com/6zpyyj 】
・・・とは言うものの、昼の部の企画
企画1「さがら総と終わらないラブコメ(さがら総 インタビュー)」
企画2「LNF10周年企画 〜ライトノベル、これまでの10年・これからの10年〜」
企画3「あざの耕平に隙は無い! 〜作家生活から作品まで、全部入り〜」
についてはいずれ実行委員会から 「イベント記録集」 として本が頒布されると
思いますのであまり触れないようにしておこうかと。「LNF10周年企画」は会場に
遊びに来ていた作家さんや一般参加者までも壇上に上げるとあって驚かされました。
ゲストの先生方から貴重なお話を聞くこともできましたし、普段の読書会(交流会)で
お世話になっている方々ともご挨拶できましたし、突発的に行われたサイン会に出席して
サインを頂戴してきたりもしましたので、一介のラノベ読みとして楽しませてもらいました。
◆サインの写真↓
【 http://twitpic.com/6xn9du 】
軽く腹ごしらえをして18時過ぎから上野にある「きぬや本館」に場所を移しての
夜の部「ライトノベル修学旅行」へ参戦。・・・こっちも記事にはするのかな。まぁ、
ほどほどに書きますが、スタッフも入れて30人前後の中に紛れ込んできました。
「クイズ*ラノベネア」
「勝手に追悼、富士見ミステリー」
「ラノベの魔法少女、過去未来」
「ラノベでパティシエ」
夜の部の企画はこの4つ。「ラノベネア」と「富士ミス」の時間帯を同じにされて
「ラノベネア」 観に行けなかった・・・。後で問題を見せてもらいましたけどあまりに
ガチすぎてウチみたいなライトなラノベユーザには手に負えないレベルでしたが(苦笑)。
「富士ミス」追悼企画は、自分もそこそこ読んでたクチですが、それ以上にポンポンと
マイナーなタイトルが挙がってくるので空恐ろしい。途中からあざの耕平 先生たちも
合流して一緒に車座になっておしゃべり、という又と無い経験をさせてもらいました。
「魔法少女」の企画はラノベにおける「女性主人公に対する感情移入の弱さ」あるいは
「変身するインパクトの伝わらなさ」をどうしたらよいか、過去の作品を振り返りつつ
考えてみたものの「TS」や「女装」モノしか売れないな、ということで決定打は出ず。
そうそう、「LNFのオリジナルキャラクターを作ろう」は止む無く中止と相成りました。
ここまでで24時を過ぎ。あとは自由時間、ということで11月19日に発売予定とされている
「このライトノベルがすごい! 2012」の突発ガチ予想企画へなだれ込み。10人くらいの
猛者があーだこーだと考えながら出した結果が写真で上がっています。
◆夜の合宿で完成した、今年のこのラノ順位ガチ予想。
【 http://twitpic.com/6x5ka9 】
別部屋の参加者から順位入れ替えの疑義が出されたので最終的にはこうなるのかな。
1.「とある魔術の禁書目録」シリーズ
2.僕は友達が少ない
3.ソードアート・オンライン
4.俺の妹がこんなに可愛いわけがない
5.ベントー
6.バカとテストと召喚獣
7.「涼宮ハルヒ」シリーズ
8.デュラララ!!
9.神様のメモ帳
10.ロウきゅーぶ
今回から集計の方法を変える、という事前情報も加味していろいろと意見は分かれました。
順位に変動はあるにしてもワリとガチで狙いにいけたのでは、というのが現場の感触です。
多分、来月のLNF読書会(交流会)でこの反省会をやると思うので楽しみにしております。
その後は数名が寝ずに夜通し雑談タイムへ突入。途中、ラノベ以外の話題(ボドゲとか)に
なったとしてもいつの間にかラノベの話題に戻ってくる、という選ばれしラノベクラスタの語り。
・・・流石に明け方の様子は死屍累々と形容するにふさわしい惨状ではありましたが(苦笑)。
そしてニチアサクラスタが本領発揮中の朝8時に改めて全員集合して解散という流れ。
まさに雰囲気は修学旅行そのもの、ということで懐かしい雰囲気を噛みしめつつホテルを
後にしてきました。・・・帰ったら流石に即寝てしまいましたけどね。
スタッフのマンパワー的にも来年に「第11回」が開かれる可能性は低く、あるとしても
「LNFミニ」になるのでは、という見込みのようですので様子を見させてもらいながら
当面は読書会(交流会)に足を運べたら、という思惑でいます。
#・・・そういえば、「駒澤大学現代視覚文化研究会」にて『アサウラ先生トークショー!』が
#開催されるとか。事前申込を受け付けている、ということですので気になる方はどうぞ〜。
#
# ◆駒澤大学現代視覚文化研究会
# 【 http://komagen.net/ 】
◆ライトノベルフェスティバル 公式ホームページ
【 http://www.light-novel.com/ 】
[参考] 「第10回 ライトノベル・フェスティバル」プログラム・ブック(昼の部 & 夜の部)
【 http://twitpic.com/6zpyyj 】
・・・とは言うものの、昼の部の企画
企画1「さがら総と終わらないラブコメ(さがら総 インタビュー)」
企画2「LNF10周年企画 〜ライトノベル、これまでの10年・これからの10年〜」
企画3「あざの耕平に隙は無い! 〜作家生活から作品まで、全部入り〜」
についてはいずれ実行委員会から 「イベント記録集」 として本が頒布されると
思いますのであまり触れないようにしておこうかと。「LNF10周年企画」は会場に
遊びに来ていた作家さんや一般参加者までも壇上に上げるとあって驚かされました。
ゲストの先生方から貴重なお話を聞くこともできましたし、普段の読書会(交流会)で
お世話になっている方々ともご挨拶できましたし、突発的に行われたサイン会に出席して
サインを頂戴してきたりもしましたので、一介のラノベ読みとして楽しませてもらいました。
◆サインの写真↓
【 http://twitpic.com/6xn9du 】
軽く腹ごしらえをして18時過ぎから上野にある「きぬや本館」に場所を移しての
夜の部「ライトノベル修学旅行」へ参戦。・・・こっちも記事にはするのかな。まぁ、
ほどほどに書きますが、スタッフも入れて30人前後の中に紛れ込んできました。
「クイズ*ラノベネア」
「勝手に追悼、富士見ミステリー」
「ラノベの魔法少女、過去未来」
「ラノベでパティシエ」
夜の部の企画はこの4つ。「ラノベネア」と「富士ミス」の時間帯を同じにされて
「ラノベネア」 観に行けなかった・・・。後で問題を見せてもらいましたけどあまりに
ガチすぎてウチみたいなライトなラノベユーザには手に負えないレベルでしたが(苦笑)。
「富士ミス」追悼企画は、自分もそこそこ読んでたクチですが、それ以上にポンポンと
マイナーなタイトルが挙がってくるので空恐ろしい。途中からあざの耕平 先生たちも
合流して一緒に車座になっておしゃべり、という又と無い経験をさせてもらいました。
「魔法少女」の企画はラノベにおける「女性主人公に対する感情移入の弱さ」あるいは
「変身するインパクトの伝わらなさ」をどうしたらよいか、過去の作品を振り返りつつ
考えてみたものの「TS」や「女装」モノしか売れないな、ということで決定打は出ず。
そうそう、「LNFのオリジナルキャラクターを作ろう」は止む無く中止と相成りました。
ここまでで24時を過ぎ。あとは自由時間、ということで11月19日に発売予定とされている
「このライトノベルがすごい! 2012」の突発ガチ予想企画へなだれ込み。10人くらいの
猛者があーだこーだと考えながら出した結果が写真で上がっています。
◆夜の合宿で完成した、今年のこのラノ順位ガチ予想。
【 http://twitpic.com/6x5ka9 】
別部屋の参加者から順位入れ替えの疑義が出されたので最終的にはこうなるのかな。
1.「とある魔術の禁書目録」シリーズ
2.僕は友達が少ない
3.ソードアート・オンライン
4.俺の妹がこんなに可愛いわけがない
5.ベントー
6.バカとテストと召喚獣
7.「涼宮ハルヒ」シリーズ
8.デュラララ!!
9.神様のメモ帳
10.ロウきゅーぶ
今回から集計の方法を変える、という事前情報も加味していろいろと意見は分かれました。
順位に変動はあるにしてもワリとガチで狙いにいけたのでは、というのが現場の感触です。
多分、来月のLNF読書会(交流会)でこの反省会をやると思うので楽しみにしております。
その後は数名が寝ずに夜通し雑談タイムへ突入。途中、ラノベ以外の話題(ボドゲとか)に
なったとしてもいつの間にかラノベの話題に戻ってくる、という選ばれしラノベクラスタの語り。
・・・流石に明け方の様子は死屍累々と形容するにふさわしい惨状ではありましたが(苦笑)。
そしてニチアサクラスタが本領発揮中の朝8時に改めて全員集合して解散という流れ。
まさに雰囲気は修学旅行そのもの、ということで懐かしい雰囲気を噛みしめつつホテルを
後にしてきました。・・・帰ったら流石に即寝てしまいましたけどね。
スタッフのマンパワー的にも来年に「第11回」が開かれる可能性は低く、あるとしても
「LNFミニ」になるのでは、という見込みのようですので様子を見させてもらいながら
当面は読書会(交流会)に足を運べたら、という思惑でいます。
#・・・そういえば、「駒澤大学現代視覚文化研究会」にて『アサウラ先生トークショー!』が
#開催されるとか。事前申込を受け付けている、ということですので気になる方はどうぞ〜。
#
# ◆駒澤大学現代視覚文化研究会
# 【 http://komagen.net/ 】
『まよチキ!(9)』
TVアニメの放映も無事に終了。関連コミックスの巻数も順調にその数を伸ばし続ける
あさのハジメ 先生の本編第9巻は “マサムネ” が放った家族宣言のその後を描きます。
(イラスト:菊池政治 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/764 】
なんと言っても “ジロー” との同居、というかつてないチャンスを最大限に活かした
治療メニューの数々に加えて “奏” の本質を見抜き、臆することなく追及する強さも
身につけた “マサムネ” の圧勝と言うしかない、まさに “マサムネ” のターン。
・・・なんでしょうね、この流れは。誰も彼もが手持ちの札を見せないものだからこのまま
“マサムネ” が一人勝ちしてしまうんじゃないか、という感じですが。特に “スバル” の
隠し事が一番響いちゃってる中でどう切り返すんだろう、と期待半分、不安半分な雰囲気。
あとはなんやかんや言いながらも面倒見のいい所を見せる “シュレディンガー” 先輩の
株が個人的には上昇中、といったところです。さて、“マサムネ” からのプレゼントを
否応なしに受け取った “ジロー” の回答や如何に!? ということで次巻の刊行待ちです。
あさのハジメ 先生の本編第9巻は “マサムネ” が放った家族宣言のその後を描きます。
(イラスト:菊池政治 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/764 】
なんと言っても “ジロー” との同居、というかつてないチャンスを最大限に活かした
治療メニューの数々に加えて “奏” の本質を見抜き、臆することなく追及する強さも
身につけた “マサムネ” の圧勝と言うしかない、まさに “マサムネ” のターン。
・・・なんでしょうね、この流れは。誰も彼もが手持ちの札を見せないものだからこのまま
“マサムネ” が一人勝ちしてしまうんじゃないか、という感じですが。特に “スバル” の
隠し事が一番響いちゃってる中でどう切り返すんだろう、と期待半分、不安半分な雰囲気。
あとはなんやかんや言いながらも面倒見のいい所を見せる “シュレディンガー” 先輩の
株が個人的には上昇中、といったところです。さて、“マサムネ” からのプレゼントを
否応なしに受け取った “ジロー” の回答や如何に!? ということで次巻の刊行待ちです。
2011年10月09日
『調停少女サファイア(2)』
瀬尾つかさ 先生が描くアクション&交渉ファンタジー第2巻。行く先々でトラブルに
首を突っ込む “エオン” に色々な意味で気が気でない “サファイア” の旅は続きます。
(イラスト:優木きら 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201011000267 】
「ヒューマン」とその同胞である小柄な種族「ノーム」が共同統治する「ユーヴラース」。
機械の扱いに長けた「ノーム」が生み出し、操れる忠実な機械兵士「クロックワークス」。
国を守護してきた機械兵士に突如襲われる「ヒューマン」の王族が一人、“ニフリート”。
彼女を窮地から救い出した “エオン” と見目麗しき少女 “ニフリート” へヤキモチを焼く
“サファイア” が騒動の解決に動くにつれて見えてくる「ユーヴラース」の暗部、そして
竜に抗う力。緊張感が高まっていく展開は見どころの一つかと思います。
「ノーム」側の統治者である “ツェイユ” と “レミ” や “ニフリート” との距離感、
存在意義を求めて悩む “エオン” の機微などキャラクターの描写も良く演出できていたと
思います。調停の結果、そして騒動の落としどころもひねりが加わって面白かったです。
・・・でも、ここで筆を置かれてしまうんですよね。何とも惜しい気がしてなりません。
首を突っ込む “エオン” に色々な意味で気が気でない “サファイア” の旅は続きます。
(イラスト:優木きら 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201011000267 】
「ヒューマン」とその同胞である小柄な種族「ノーム」が共同統治する「ユーヴラース」。
機械の扱いに長けた「ノーム」が生み出し、操れる忠実な機械兵士「クロックワークス」。
国を守護してきた機械兵士に突如襲われる「ヒューマン」の王族が一人、“ニフリート”。
彼女を窮地から救い出した “エオン” と見目麗しき少女 “ニフリート” へヤキモチを焼く
“サファイア” が騒動の解決に動くにつれて見えてくる「ユーヴラース」の暗部、そして
竜に抗う力。緊張感が高まっていく展開は見どころの一つかと思います。
「ノーム」側の統治者である “ツェイユ” と “レミ” や “ニフリート” との距離感、
存在意義を求めて悩む “エオン” の機微などキャラクターの描写も良く演出できていたと
思います。調停の結果、そして騒動の落としどころもひねりが加わって面白かったです。
・・・でも、ここで筆を置かれてしまうんですよね。何とも惜しい気がしてなりません。
2011年10月08日
『ハイスクールD×D(10) 学園祭のライオンハート』
ついに今冬、アニメ化が決定した 石踏一榮 先生の 『ハイスクールD×D』 も2ケタ
巻数に突入。アニメにしちゃって大丈夫なのか、という不安は彼女のそれとは別物です。(ぇ
(イラスト:みやま零 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201105000669 】
Call My Name ──。好き、という想いから誰しも抱く願望。“イッセー” からは「部長」
としか見られないのか。いま一歩踏み込んでこない彼の態度に不安を抱く “リアス” の
心情と、彼女の言動に困惑する “イッセー” の気持ちが噛み合わない所が今巻の話の鍵。
ハーレム王にならんとする彼が煮え切らないのも心にしこりを残しているから。それも
作中の時間から見ても、10巻に至るまでという現実時間からしても長く引きずった心の
傷があるから、ということでその想いを涙ながらに吐露する場面は印象的と言う他になく。
そして、自分の夢のために “サイラオーグ” へ挑む “イッセー” の姿はやはり熱い。
ゲームのレギュレーションも思い通りにいかない 「ゲームらしさ」 が演出できていて
面白かったのではないかと。ますます絶好調な彼らの進む行く末に期待が高まります。
#赤龍帝が人気なのは分かるが「おっぱい」言いすぎやわw。“ドライグ” 頑張ってぇな。
巻数に突入。アニメにしちゃって大丈夫なのか、という不安は彼女のそれとは別物です。(ぇ
(イラスト:みやま零 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201105000669 】
Call My Name ──。好き、という想いから誰しも抱く願望。“イッセー” からは「部長」
としか見られないのか。いま一歩踏み込んでこない彼の態度に不安を抱く “リアス” の
心情と、彼女の言動に困惑する “イッセー” の気持ちが噛み合わない所が今巻の話の鍵。
ハーレム王にならんとする彼が煮え切らないのも心にしこりを残しているから。それも
作中の時間から見ても、10巻に至るまでという現実時間からしても長く引きずった心の
傷があるから、ということでその想いを涙ながらに吐露する場面は印象的と言う他になく。
そして、自分の夢のために “サイラオーグ” へ挑む “イッセー” の姿はやはり熱い。
ゲームのレギュレーションも思い通りにいかない 「ゲームらしさ」 が演出できていて
面白かったのではないかと。ますます絶好調な彼らの進む行く末に期待が高まります。
#赤龍帝が人気なのは分かるが「おっぱい」言いすぎやわw。“ドライグ” 頑張ってぇな。