2011年09月30日

『とある飛空士への夜想曲(上)(下)』

『とある飛空士への追憶』 劇場版の封切り(10/1)を目前に控える中、犬村小六 先生の
「飛空士」 シリーズ最新作 『とある飛空士への夜想曲』 が上下巻共に出揃いました。
(イラスト/森沢晴行 先生)

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/lineup/201107.html#05
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/index.html#05
http://www.hikuushi-tsuioku.com/


下巻を読むまで感想を書くかどうかは迷っていましたが、何ら心配無用の内容でした。
こと 『〜夜想曲』 に至っても 「飛空士」 シリーズは期待を裏切らないと言っても
過言ではないかと思います。今作も問題なく人にオススメできるレベルかと。


若き日の “千々石武夫” と “吉岡ユキ”、後の “水守美空” との出会いから始まり
心を通わせつつもやがては海軍の撃墜王として、国民的歌手として全く別の道を歩む2人。

通称 “海猫” との空戦に心囚われた “武夫” が “ユキ” から身を引こうとする気持ち。
海軍に所属して音沙汰の無くなった “武夫” をそれでも好きでい続けた “ユキ” の想い。

自分自身の生き方にどう決着をつけるか、すべてを決めた “武夫” の間違った格好よさが
男らしく、物悲しくて。そして、それを見届ける “ユキ” の姿がたまらなく切なくて。


手に汗握る “海猫” との空戦、その果てに辿り着くとある戦争に対する一つの結び所。
電車の中で読んでいたのですが、思わずこみ上げてくるものを抑えなくてならず少々大変な
思いを致しました。特に読み終える直前はぜひ自室などで読むことを推奨しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年09月29日

『GJ部(7)』

新木伸 先生の四コマ小説がノリにノって7巻目。秋を迎えて年明け、年度明けが近付く
この季節、“キョロ” も 「GJ部」 の一員としていろいろと思うところがあるようです。
(イラスト/あるや 先生)

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/index.html#02


「だるまさんがころんだ」 から始まる “しおんさん” のエピソードも相変わらず
可愛らしいのですが、「森さんの素顔」 で語られる “森” さんの普段の様子とか
「グルーミングのじかん」 における “霞” の仕草とかもたまりませんね、もう。

「ラノベの行方」 でさりげなく著者献本について触れられていたりと、こちらも
変わらず余白のスペースで楽しませて頂いております。明らかに他の作品に比べて
絵師さんに負荷の掛かる内容だなぁ、とは思いますが。あるや 先生、お疲れ様です。

GJ部中等部の面々も言動が面白いですし、本当に安定して読めるライトノベルと言って
問題ないかと。“真央” たちの卒業後も、どうなるかは分かりませんが描かれることは
決まっているようですのでおっかなびっくりしながら1つの節目となる次巻を待ちます。


#「高速詠唱」 とか 「最高評議会」 とか、いいネタ投げてきますなぁ。(w

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2011年09月28日

『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・カオスガーデン 楽園のイヴ』

鈴吹太郎 先生もベタ褒めの 藤浪智之 先生/F.E.A.R. がお送りする 「カオスガーデン」
ステージをベースとした動物オーヴァードのリプレイとデータを収録した一冊となります。
(イラスト:中村哲也 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201105000171


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ディア : キリン?
  ジーアール : キリンです。
  一同 : (爆笑)
  ジーアール : ・・・・・・よろしいでしょうか。
  GM : いや、よろしいかと言われましても(笑)。GMの私はいいんですが、
       公式リプレイに載ってしかも矢野先生がプレイヤーとなれば、これが
       「UGNカブズの代表的な動物」ということになってしまう気が
       するんですが、むしろ、それはデザイナーとして、大丈夫でしょうか!?
  ジーアール : ・・・・・・・・・・・・問題ありません。
  四狼 : いま、なんか一瞬、間がありましたけど!(笑)
  ジーアール : あ、いや。まったく、なにも問題ありません(笑)。
 _____________________________________


藤井忍 先生が演じる白い子ネコ “ディアーナ”、しのとうこ 先生が演じる銀色のオオカミ
“四狼”、鈴吹太郎先生が演じる黒いカラス “メイビィ” と来て 矢野俊策 先生が宣言
したのは “キリン” ですからねぇ・・・藤浪 GMが確認したくなる気持ちも分かります(苦笑)。

人間との繋がり、関わり方についてそれぞれ思う所のある4匹が 「楽園」 という特殊な
環境下で育った “イヴ” という少女を巡る事件に巻き込まれる中で時に同調し、時に反発
しながら作用しあい、彼女と共に成長していく過程を魅力的に描けていたかと思います。

あと、印象的だと感じたのは本文中、そしてあとがきにもある 「ハンドアウト」 システム
の語りでしょうか。古参のTRPGプレイヤーだからこそ述べられる言葉だと感じました。
トレイラーなど、藤浪 GMの用意周到な進行ぶりも好感が持てる内容かと思います。

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2011年09月27日

『ソード・ワールド2.0リプレイ Sweets(1) わがまま魔剣はままならない!』

藤澤さなえ 先生/グループSNE による 「SW2.0」 リプレイ新シリーズは、魔剣騒動に
巻き込まれ、インテリジェンス・ソードに見初められたパーティーの活動を描きます。
(イラスト:和六里ハル 先生 コミック:双葉ますみ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201106000009


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  エマーラ : 今度こそ【バランス・ウェポン】だよ。(コロコロ)おや、自動失敗。
  ストラール : ばーさん、ほんとに歳じゃねぇか。
  エマーラ : ごめんなさいねぇ。いざという時は娘が来ますから。
  ソフィ&ギルロック : えーっ!?
  GM : 一話目にして、キャラ交代フラグ(笑)。気が早すぎますよっ!
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“エマーラ”、ホントに悲しくなるくらいダイス目に恵まれてない。しかも全編通して。
あと、魔剣騒動の結果として、キャラを印象づける要素とは言えど “ストラール” に
負い目を担わせる形になったのが後々に響きそうな予感がします。褒賞面で特に。

“ソフィ” が手にすることとなった魔剣の出会いに繋がる迷宮のコンセプト、というか
ギミックが何とも楽しそうな雰囲気でした。最終的な落としどころも面白かったです。
・・・まさかそこから魔剣と腐れ縁のような関係を築くことになるとはねぇ。

手にした魔剣もトンデモない設定を含んでそうですし、これからトンデモない魔剣たちと
出会うことになりそうですし、物語の滑り出しとしてはまずまずという印象を受けました。
藤澤 GMのシナリオとマスタリングがどんなスイートな冒険を生むのか、期待しておきます。

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2011年09月26日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ(7) 終末のエンプレス』

菊池たけし 先生/F.E.A.R. が送る 「無印」 シリーズ。ついに大陸統一を果たした
“ピアニィ” たちの物語もようやく決着がつく雰囲気・・・かと思いきや、の第7巻です。
(イラスト:佐々木あかね 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201106000001


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM : では、これよりシナリオ本編・・・・・・オープニングに入ろう!
  ベネット : 噂のグダグダな・・・・・・っ!(ガタっ、と笑顔で立ち上がる)
  GM : 立たんでいい、立たんで。
  ベネット : (ガタっ、と着席)
  ピアニィ : ベネットちゃん・・・・・・(笑)。
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OPENING から MIDDLE 前半に掛けての 「アリアンロッド・サガ」 シリーズ総出で
繰り広げられるお祭りムード満載の展開が、これまで刊行されてきた各作品を読んだ
人間にとってもご褒美としか言いようがありません。これだけでもお腹いっぱい。

そこにきて 「統一帝」 となってから一気に緊迫度を増した展開がこれまた凄い。
まさに怒涛と言えましょう。全体的に “ベネット” が色々とおいしい感じところを
もっていきますがGMの出目の良さも光っていたと思います。振り直しをさせられますが。

そして最後にあの引き具合ですからね。早くも次の第8巻が待ち遠しいというもの。
佐々木あかね 先生の、見開きも含めて印象的な場面を描いた挿絵もとても良かったです。
読了後は 鈴吹太郎 先生と 菊池 先生のグダグダ語りも読んでおくとまた楽しめるでしょう。


◆社長副社長のグダグダ語り『サガ無印7巻』! - Togetter
http://togetter.com/li/190976

#四季童子 先生が描く “あの” リシャールのイラストは必見です。(w

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2011年09月25日

『花×華(4)』

岩田洋季 先生の 「だぶはなラブコメ」 第4巻。「映像研」 の成果を披露すべく
学園祭での上映会に挑む “夕” に心の古傷を呼び起こす来訪者が現れます。
(イラスト/涼香 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new7


猫耳 “華” さまの演出は・・・まぁ、“夕” が吼えたくなるのも分かる。可愛いすぎ。
涼香 先生の挿絵も相変わらず破壊力があります。“花” ともラッキースケベな事態に
遭遇しているワケで、“夕” は相変わらずうらやまけしからんのですが。

自分の都合だけで動く “葉奈子” の相変わらずな様子に “夕” も、彼女に打ちのめ
された彼を知る “知佳” の動揺は隠しきれず。また、圧倒的な演技力と存在感を見せ
つけられて “花” も “華” さまも目が離せず、といった機微がよく描かれています。

磨けば光る天賦の才をもつ “花”、秀才肌で努力家の “華” さま、という構図が
明確に示された物語であったかと思います。“葉奈子” が “花” にささやいた
あの一言が “夕” たちの未来をどう暗喩することになるのか、気になるところです。

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2011年09月24日

『夜のちょうちょと同居計画!(2)』

菱田愛日 先生が綴る異色の学園キャバクラブコメ第2巻。“奈斗” はボーイとして、
“瑠花” たちはキャバ嬢としての仕事に慣れ始める中、今度は他店競争に挑みます。
(イラスト/さんた茉莉 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new12


各都市のキャバクラに配属された1年生による新人戦。“瑠花” たちの 「新宿店」、
前評判高い 「渋谷店」 との本戦での一騎打ちは手堅いけれど、競争を続けていくうちに
「渋谷店」 の面々にあって “奈斗” たちに無いものが見えてくる──。

中でも、どうしても1番になりたいと頑張ってきた “真琴” の裏づけ、とある過去が
暴露されてから、本戦中だというのに瓦解寸前にまで追い込まれる “瑠花” たちの
四方八方どん詰まりな雰囲気が絶妙な悲壮感を演出してくれます。

それでも、“奈斗” や “瑠花”、“彩香” の苦心が功を奏して 「キャバクラ」という
仕事の意味を捉え直した “真琴” が人間的にも成長して最後まで本戦を戦い抜いた点は
良い話だったと感じました。“奈斗” たちの今後の成長ぶりに期待したいところです。

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2011年09月23日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9)』

言わずと知れた 伏見つかさ 先生の大人気シリーズ。第9巻は “京介” 以外の
登場人物から見た 「俺妹」 の世界を描く短編集。「ClariS」とのコラボもあります。
(イラスト/かんざきひろ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new1


“桐乃” はどんだけブラコンで “京介” はどんだけシスコンなんだ、と思わず言いたく
なってしまうエピソードでしたなぁ。“浩平” と真の妹好きを証明すべく決闘してしまう
“京介” の姿とかもうね。“瀬菜” は大丈夫なのかしら、って感じがしますけど。色々と。

「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」、“日向” 視点で描かれる “黒猫” の様子が
いちいち可愛らしくて楽しませてもらいました。今回の中で一番好きな小編かも。ナニゲに
“京介” に対する好感度がうなぎのぼりになっているのも興味深いところです。

それと 「カメレオンドーター」、“沙織” 視点の話も自分としては注目度が高いところ。
どうしてそういうキャラづけになったのか、という点が見えたところは特に良かったかと。
感情をあらわにするところも面白かったです。人の縁とは奇なるもの、ということで。


“桐乃” にもう一度ウエディングドレスを着る機会は来るのか。先が気になるというものです。

posted by 秋野ソラ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年09月22日

『さくら荘のペットな彼女(5.5)』

草野ほうき 先生の漫画も連載中。公式サイトも出来ました。ドラマCD化も決定しました。
着々と人気を上げる 鴨志田一 先生の「さくら荘のペットな彼女」最新巻は初の短編集です。
(イラスト/溝口ケージ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new5
http://sakurasou.dengeki.com/


基本的には 「クリスマスに至るまで」 と 「クリスマス、その時」 の見えていなかった部分
に関する描写がメインになるかと。「神田空太の普通な一日」 「住めば都のさくら荘?」 は
“空太” が振り回される相変わらずの微笑ましい日常話ですけど。

注目したいところは、“美咲” に対してどういう想いを持っているかという “三鷹” の
機微と日常を描いた場面かと。“はうはう” さんや元生徒会長とのやりとりとか、彼女の
1人である “留美” さんとの会話とか、ここでしか見られませんものね。

あとは “七海” が恋する女の子してるのが可愛らしいとか、“リタ” の恋は深く静かに
炎を上げるかのようだと苦笑いしたりとか、それぞれの側面も見えて面白かったと思います。
今年中に出てくれると嬉しい次の刊行を楽しみにしておきます。

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2011年09月21日

『ストライク・ザ・ブラッド(2) 戦王の使者』

三雲岳斗 先生が送る学園アクションファンタジー第2巻。“古城” に “雪菜” とは別の
新たな監視者が登場して騒がしくなる陰で、魔族特区の危機が首をもたげる形となります。
(イラスト/マニャ子 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new6


安定した面白さを引き続き提供していただいているので、安心して読めるのが良いです。
“雪菜” とのラッキースケベな場面、“浅葱” とのラブコメな場面に遭遇して心温める
点と、明確な敵の提示とその対峙で熱いバトルを展開させる点のメリハリが効いています。

そこへ現れた “雪菜” の元ルームメイトという 「舞威姫」 の “紗矢華” が百合根性
丸出しで二人の関係を邪魔しようとあれこれちょっかいを出してくるのがこれまた面白い。
それでも何だかんだ言ったって最終的には・・・しちゃうのですから可愛らしいもので。

それよりも輪を掛けて可愛らしさを魅せつけるのが “雪菜” のヤキモチ焼きっぷり。
“浅葱” も負けじと対抗心を出してきましたので気が気じゃないでしょう。ホントに。
まだまだ制御できていない眷獣もいることですし、先が楽しみなのは言うまでもありません。

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2011年09月20日

『なれる!SE(5) ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア』

無料で読める 「ファミ通コミッククリア」 にて 鶴山ミト 先生によるコミック連載も開始となり
業界関係者も目が離せない 夏海公司 先生の萌えるSE残酷物語、第5巻の登場です。
(イラスト/Ixy 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new8
http://www.famitsu.com/comic_clear/se_nareruse/


・・・冒頭、グサッと心の傷をえぐられるかのようでした。別にSEに限った話じゃないのかも
知れませんが、日本の企業って結構こういう職場風土を抱え込んでるんじゃないかな、と。
いいのかな、若い人たちにこんな現実を突きつけちゃったりして(苦笑)。

“室見” さんの底が知れない、というか内面が見えないところは “工兵” の妹からの
証言でさらに確度を高めた感じ。それが明らかになった時、最大のトラブルを巻き起こし
そうな予感がひしひしと。“室見” さんの彼に対する意味深長な発言も気になります。

“梢” のストーカー的アプローチも大いに注目すべきところではありますけどね、えぇ。
段々と専門的な用語とかメーカー名とか増えてきましたので、関係者以外に向けて解説する
ページが必要になってくるかも知れませんね、などと思いつつ次巻も楽しみなのであります。

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2011年09月19日

『神様のメモ帳(8)』

TVアニメが放映中となる 杉井光 先生の NEET TEEN ストーリー、シリーズ第8巻。
“ナルミ” たちにとって過去となった数多の物語が忘れた頃に去来してきます。
(イラスト/岸田メル 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new2


『アニメ用に発案して使われなかったアイディアが生かされています』 と 杉井 先生が
あとがきで述べられている通り、過去に見届けてきた悲しくて、切なくて、やるせない
想いにまみれた挿話が第1章の麻雀騒動にケリをつけてから一気に駆け込んできます。

「エンジェル・フィックス」 の物語はまだ終わっていなかった──。その現実に触れた
「ニート探偵団」 の面々が、静かな怒りに突き動かされながら真の終結に向けて持てる
能力をフル稼働させる様子が生々しく描かれています。

特に “彩夏” を傷付けまいと想うあまり “四代目” とも義兄弟の縁を切るほどに
悩みに悩みぬいた “ナルミ” の機微が読み手にも同調してくるかのようで。言葉に
ならない、深くのめりこむ何かがありました。“アリス” も随分苦心したと思います。


17歳の冬を越えた “ナルミ” はどこへ向かうのだろう。そう思いながら次巻を待ちます。

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2011年09月18日

「ライトノベル・フェスティバル交流会(9月度)」議事メモ


本日の会話を勝手ながらチョロっとピックアップ。
抜け、漏れなどありましたら指摘をよろしくどうぞ。(ぇ


 ┌─(CM?)───────────────────────
 │
 │ ◆「第10回ライトノベル・フェスティバル」チラシ
 │  【 http://twitpic.com/6msgit
 │
 │ ◆ライトノベル・フェスティバル
 │  【 http://www.light-novel.com/
 │
 └────────────────────────────



【オープニング】

 『秋と言えば・・・』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ・「このラノ大賞」発表・受賞作刊行
   → 誰も読んでない (´・ω・`)ショボーン
   → 大賞作品とか面白いから読みませう
  ・「GA文庫大賞」受賞作刊行


 『夏アニメ』総括 & 『秋アニメ』に向けて
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ・「バカテス」「まよチキ」は切らずに観てる
  ・「境ホラ」先行上映での評判は良いらしい
  ・「シャナ」等のアクションものは手堅いか
  ・「ベン・トー」は色モノ枠?
  ・委員長 「 この中で『Fate/Zero』読んだことある人〜 」
   全員 「 ( ・ω・)∩ ∩(・ω・ ) ハーイ 」
   委員長 「 じゃあ、文庫落ちしてから読んだ人〜 」
   全員 「 (´-`) (゚ー゚*) (・・・シーン・・・) 」
   委員長 「全員同人からかよ!w」


【本題】

 『秋が似合うラノベ』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ・「マリア様がみてる」
 ・レギオス18巻のタイトルにオータムって入ってた
  → 『鋼殻のレギオス18 クライング・オータム』
 ・「空ノ鐘の響く惑星で」
 ・「ベン・トー」
  → 食欲の秋


 『読書の秋(→読書スタイル、冊数)』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ・大人買い、作者買い、評判買い
  → 学生には大量に買う余裕は無い
  → 限定版は学生にはキツい(金額的に)
 ・読了ペースは一日1〜2冊、月に5〜6冊など
  → 電車の移動時間が消化の鍵か?
 ・地方は配本される作品は少ない
  → 首都圏に出かけたとき纏め買い
 ・図書館で読む
  → 最近、ラノベコーナーが充実している
  → マニアックなのもある
  → 国会図書館で雑誌の読みきり作品を読む
 ・ゲームとかすると読む時間が取られる


  ≪雑談≫

  (ゲーム → スマホ持ってる? → 電子書籍や「自炊」の話へ)

  ・電子書籍だと人に貸せない
  ・仕事の本、参考書は裁断しても気にならないが
   自分で買ったラノベを裁断するのは抵抗がある
  ・目立たない作品がよけい目立たなくなるのでは
   → 売れる作品と売れない作品に格差が出る?
   → バナーの貼り方、リンクの誘導で回避可能か?


 『スポーツものラノベ』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ・「○×△べーす」
 ・「Let it BEE!」
 ・「MiX!」
 ・「ロウきゅーぶ!」
 ・「暴風ガールズファイト」
 ・「走って帰ろう!」
 ・野村美月 先生の昔の作品?
  → 「卓球場」シリーズ、「天使のベースボール」
 ・「学校の階段」
  → スポーツ? 部活として見られてるし
 ・「ぐいぐいジョーはもういない」
 ・「ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様」

 スポーツものって挙げにくい
 → テーマをふった人に問題が?(ぉぃ


  ≪雑談≫

  「スポーツものでマンガは良くてなぜラノベはダメなのか」
   → “動き” が文章で書けるかがポイント
    ⇒ アクションものが上手く書ける人ならOK?(アサウラ先生とか?)
   → 人数が多いと群像劇みたいになってしまう
    → そのへん「ロウきゅーぶ!」はそんなに多くないから良いトコ選んだか

   そもそもラノベの主人公って運動部に入ってない気がする・・・


 『第10回ライトノベル・フェスティバルについて』
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ・あざの耕平 先生はトーク
  → 富士ミスにも触れる?(夜の部と合わせて富士ミスまつりになる?)

 ・さがら総 先生はインタビュー

 ・ライトノベルの10年を振り返る
  → ゲストも呼ぶ?

 ・夜の部はあまり派手にはできないかも
  6畳間ほどの部屋をいくつか借りてこじんまりした感じでやる?

  SF大会のようなぐだぐだ感が出るかも
  → 持ち込み企画と合わせてカバーか



【クロージング】

  (最近読んで面白かったラノベ)

   ・「パーフェクトフレンド
   ・「六花の勇者」
    ・・・他いろいろ

  (シリーズの途中で絵師が変わる件について)

   「迷い猫オーバーラン!」「人類は衰退しました」
   → (´・ω・`)ショボーン

   「A君(17)の戦争」ってのも昔ありました





─ おしまい ─

posted by 秋野ソラ at 21:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ヘヴィーオブジェクト 電子数学の財宝』

鎌池和馬 先生が描く近未来アクション。“クウェンサー” と “ヘイヴィア” に
艱難辛苦を乗り越えたご褒美の水着回到来か!? 注目のシリーズ第4巻です。
(イラスト/凪良 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1109.php#new4


“フローレイティア” さんに全部持っていかれた感じがします。シチュエーションとして
そうなるのは予想がつくとして、まさかそんな崩れ方をするとは。可愛いすぎでしょコレ。
“クウェンサー” も謎のダイイング・メッセージを残すあたりうらやまけしからん。

そんなスケベ心を丸出しにする “クウェンサー” たちが魅力的な存在として映るのも
「ロワイヨーテ方面非正規戦」 で見せた機知や機転のみならず、人として芯が通った
生き方を貫いているからこそなのだろうな、と改めて思いました。

一度は退けた 「ディープオプティカル」 戦。されど直ぐぐさま再戦を挑まれての大苦戦。
何度も優劣を引っ繰り返される展開でまさに手に汗握るとはこのことか、と言わんばかり。
安息の日をなかなか訪れない二人の一兵卒が向かう先、楽しみとか言い様がありません。

posted by 秋野ソラ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年09月17日

『とある魔術の禁書目録<インデックス>SP』

鎌池和馬 先生の 『禁書目録(インデックス)』 & 『超電磁砲(レールガン)』 シリーズで
雑誌掲載分のものを一挙に収録した1冊が、単行本サイズで登場しております。
(イラスト/はいむらきよたか 先生・冬川基 先生 漫画/はいむらきよたか 先生)

http://asciimw.jp/search/mode/item/cd/A1112380


「初春飾利」 編が読んでいて一番面白かった、というかスカッとした感じ。ジャッジメント
としての芯の強さと熱い心意気を魅せつけて、奇跡を呼び込んでくれたところが特に。
パラシュート、と来たらこう使ってもらうしかないでしょう。実に絵になる展開でした。

「ステイル=マグヌス」 編も普段の本編では 「幕間」 として別シーンを描写している
部分にマンガを持って来る、というところが印象的でした。何かと翻弄され続けた彼が
苦労したところ、それでも頑張ったところも上手く描写されていたように思います。

魔術結社 「明け色の陽射し」 の実状に触れる 「マーク=スペース」 編や、ライトで
トンデモ話な 「上条当麻」 編も前述の小編に劣ることなく楽しめました。こうして
読み直せる機会が設けられるのは嬉しいものです。そんなことを実感させる1冊でした。

posted by 秋野ソラ at 09:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年09月16日

『デート・ア・ライブ(2) 四糸乃パペット』

「この作品は来ます!!!」──。川原礫 先生からお墨付きを頂いて力強く第二歩を踏み出す
橘公司 先生の 「デート・ア・ライブ」 は “優しすぎる” 精霊との出会いを描きます。
(イラスト:つなこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201010000218


“十香” のヤキモチ焼きなところが前面に出た感じでしょうか。それと 「精霊」 は
望まぬ争いに巻き込まれているだけだ、という点を再認識させる意味合いもあったか。
他の精霊も救ってほしいのに自分以外とはキスするな、とは “士道” も大変ですな。

選択肢の表記については両端を1行ずつ空けてみるとか枠で囲ってみるとかしたほうが
よりインパクトが出るんじゃないか、という気もしなくはない今日この頃。とんでもない
回答を選ばされても以外に話が進んでいくあたりはギミックとして作用してますかね。

“折紙” も “琴里” も “士道” に対してそれぞれ想うところがあるのは気になる
要素でもありますし、ちゃんと続きが気になる引き際を用意しているあたりは見せ方と
して技あり、という印象です。次巻も期待しておくことに致します。


#「プレゼントして、デレさせること!?」 キャンペーン、とりあえず応募しとこう。

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2011年09月15日

『コープスパーティー Book of Shadows』

『コープスパーティー』 をラブコメで。そのオーダーに応えるのは 新井輝 先生の弟子、
恵莉ひなこ 先生。「天神小学校」 へ至る前の “さやか” と “七星” の日常を描きます。
(原案:祁答院慎 先生(チームグリグリ)・新井輝 先生 監修:5pb. イラスト:Nino 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201105000172


・・・ホントに 『コープスパーティー』 でラブコメしてる、っていうか百合? 確かに怖い話も
してはいますが、あくまで主眼はそこではなく。“さやか” と “七星” の親密さを演出する
ための要素でしかありませんからね。・・・にしても 「めろはぁん」 って使いにくいな(苦笑)。

決めセリフ、決めポーズの練習をしている “七星” とか、それを見て 「めろはぁん」 とする
“さやか” とか、それを知られて珍しくうろたえる “七星” とか、その姿に 「めろはぁん」 と
(以下略)という様子を見ていると何とも微笑ましいものがあります。

“七星” と縁薄からぬ “亜衣子” の登場に心揺れ動く “さやか” が “七星” の役に
立ちたいと努力した結果、実はそんな必要も無いと気付かせるあたり “亜衣子” さん
どんだけサディスティックなのよ、と言わずにはいられません。楽しませて頂きました。

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2011年09月14日

『モンスター・コレクション・サモナーズ アルフレアの不死鳥』

「モンスター・コレクションTCG」 をベースとした公式ノベル。執筆を担当するのは
加藤ヒロノリ 先生。召喚術師の少年が六門世界の破滅を救う物語の始まりを描きます。
(原案:安田均 先生 イラスト:かしわ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201105000492


“モンブラン” の言動で軽くアップテンポなノリを演出しながら、妙に落ち着いた
現実主義的な信条をもつ召喚術師 “ブリオ” が本当に世界の危機に巻き込まれて
いくんだな、と話が進んでいく様子が各々対比するかのようです。

“ブリオ” が召喚する、人の言語が理解できるモンスターとのやりとりも見どころと
言えるのではないかと。そんなにホイホイと単純に召喚されるつもりは無い、という
姿勢を見せられるあたりは “ブリオ” の力量か、雰囲気のせいか。苦労してます。

世界を救う、という現実を受け入れた “ブリオ” と旅の共となった “アーニャ” との
関係も気になるところではありますが、目下のところは “モンブラン” ってホント何者?
という話。とにかくファンタジー作品としては安定しているので続きも楽しめそうな予感です。

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2011年09月13日

『恋する妖狐と神炎の剣士(2)』

久遠くおん 先生の陰陽バトルファンタジー第2巻。“ユスラ” を旅の仲間に迎え入れた
“コウカ” と “ユズハ” が新たな出会いと騒動に巻き込まれていきます。
(イラスト/nyanya 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1109.php#novel110903


相変わらず息の合う “コウカ” を弄りたくて仕方のない “ユズハ”。それでも関係と
しては一歩引いているところが珍しいというか、決意が固いというか。天下の往来で
騙したり驚かしたりしないと気がすまない、とかまたとんでもない一面も覗かせてます。

“コウカ” の刀を折った “ツキ”。ワリと派手な戦闘に直面する彼のことなので、また
剣が折れる機会があったらどうするんだろうかと思ったら彼女自身は鍛冶師だし、彼女の
これまでの生き方に関係してきた設定もあったりするので特に問題なし、ということで。

もう1つの出会い、“コウカ” とはそりの合わない武官 “シノノメ” が引き出した
“コウカ” の秘密。今回の出会い自身にも仕組まれたものはあるようですので
そのへん、続きは出して頂けそうですので明らかになるのを楽しみにしておきます。

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2011年09月12日

『六花の勇者』

『戦う司書』 シリーズの 山形石雄 先生が送る新シリーズ。魔神から世界を救うべく
運命の神が選ぶ伝説の 「六人の勇者」 ・・・が7人居る? という所から話は動き出します。
(イラスト/宮城 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/new/1108.html#b07


つぶやきを見る限りではだいぶ評判が良さそうでしたので試しに読ませて頂きましたが
これは確かに面白い。「7人居る、うち1人は敵」「結界に閉じ込められて逃げ場無し」
といったサスペンス的な状況下で犯人探しをする各人の描写が良かったです。

それに付随して、各キャラの視点をカットインさせて切り貼りしながら話を進めていく
展開の仕方がまるでTVドラマにおけるカメラの使い方を見ているような気がして上手い
とも感じました。解決に至る情報の出し方も絶妙だったのではないでしょうか。

「7人目」に至る解決編、その正体、思惑。話の落とし所も意外性があってすっかり
世界観に惹き込まれた感じがします。ラストの引きもまさかの持っていきようであの後
どうなるのか気になり過ぎて仕方ないですし、続きに期待大のシリーズ滑り出しかと。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル