矢野俊策 先生がデザインされたTRPG 『ダブルクロス』 をベースに綴られる物語も
いよいよ最終巻。“玖郎” が 「輪廻の獣」 とどう決着を着けるか、注目です。
(イラスト:森井しづき 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201103000272 】
逃れ得ない 「非日常」 と帰るべき 「日常」 の演出が最後まで 「ダブルクロス」
らしさを描写できていて、とても良かったと思います。育ての親バカぶりをあんなに
散々やらかすような人があそこまでシリアスに食い込んでくるなんてもうね。
オーヴァード、レネゲイドを喰らう 「輪廻の獣」 が倒せないという厄介な性質を
踏まえて一か八かの策に、そしてその身の一生をもって命懸けで抑え込む決意をした
“玖郎” の決意も非日常と日常の中で培った “陽菜” との繋がりがあってこそ。
そんな彼女も、機械槍が暴走する危険性に恐れることなく責務を全うするあたり、
その想いの強さと深さを魅せてくれました。駆け抜けるその先の未来に光あれ、と
言わせて下さい。矢野 先生の大車輪ぶりにこれからも期待したいと思う次第です。
#“アシュリー” もイイ役どころでした。こういうキャラ大好きなんです。(w
#・・・おっと、ダイスキャンペーンの応募券が2枚も付いてる。貼っとこ、貼っとこ。