ここまで来るとは予想していなかったかもしれない、2桁巻数をいよいよ目前とする
竹井10日 先生の人気シリーズ最新巻もゆるさを損なわずに物語は進行していきます。
(イラスト:要河オルカ 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201104000481 】
いつの間にこんなガッツリとしたタイムリープものになったのか、というところも
さることながらのっけから登場人物紹介で驚かせてくれるのもまた新鮮な面持ちです。
・・・“一斗” の流されっぷりもここに極まれり、と言うしかない状況です。
度重なるタイムリープの結果、そんな未来の話や “一斗” の 「昔話」 に至るまで
その時代の “恋歌” たちに筒抜け。「卵が先か? 鶏が先か?」 という話になったり
バタフライ効果や世界の矯正力といった言葉が出てきたりといかにも 「らしい」 感じに。
そんな中に居て変わらぬ言動を見せる “夕鶴” が今巻は目立っていたように思います。
匂いだけで識別するってどうなの。“夕鶴” だけじゃないですけど(苦笑)。あとは
全てを悟った “花恋” の覚悟も注目ではないかと・・・ってこの先どうなるんでしょう?
#“衛梨珠” の 「のほほほ───んだよ?」 はツボに入った。(w