逢空万太 先生の 『深山さんちのベルテイン』 第2巻。ハガキで続刊の要望を出したり
と待ち望んでいた中での登場に 「GA文庫」 6月新刊の中で最初に読ませて頂きました。
(イラスト:七 先生)
【 http://ga.sbcr.jp/novel/miyama/index.html 】
「きっと、ね。私たち、これで一つの大きな家族なんだと思うの」
家族ぐるみで仲がいい、というのは羨ましい関係ですね。・・・ちょっと愛情が行き過ぎて
いたり、方向がナナメにズレていたりもしますが。“理々” や “耕平” の母親をも
虜にする “琥太郎” の魅力、恐るべし・・・といったところでしょうか。
“琥太郎” を真人間に戻そうとやっきになる “理々” と、すでに受け入れて動じない
“耕平”。対応の開き具合は相変わらず面白いですし、無頼漢のような振る舞いを見せる
“理々” が “琥太郎” のふとした言動でイチコロにされる様子も変わらず微笑ましい。
空を見上げて、いつか離れ離れになるかもしれない将来を憂うよりも、まだまだ先のある
高校生活を3人で、みんなで過ごす未来を楽観したいです。・・・ということで今巻も売れて
続きが出ることを心より祈念し、応援する所存であります。七 先生の絵も見たいですし。
#“ニャル子” さん、大人げないな。それがまたイイ。(w