2011年06月17日

『アクセル・ワールド(8) ―運命の連星―』

川原礫 先生の大人気シリーズ第8巻。“ハルユキ” と “タクム” の再戦、そして
「帝城脱出ミッション」 の行方をどう解決するか、注目の展開を見せます。
(イラスト/HIMA 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1106.php#new1


前巻で話が発散した感じがして大丈夫かなぁ、どうまとめてくるかなぁ、という思いを
残しながら読ませて頂きましたが、「ISSキット」 の件も “謡” のアバターの件も
ある程度の解決は見られた、ということで幾ばくかの安堵感は得られました。

“チユリ” との関係を再び築き直したり、“楓子” と “黒雪姫” の肉食系な言動に
磨きが掛かったり、「心意システム」 の会得も次の段階に進んだり、と穏やかな日常を
取り戻しつつあるところがそういう感覚を抱かせてくれているのかも知れません。

“リード” の潔さが格好良かった。“ハルユキ” も現実世界で随分と頑張っていて
男らしさが付いてきた、というか人として成長してきていると思います。体だけでなく。
なんて言ってたらまた最後にまた叩き落されるし。こりゃあジェットコースターっすね。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル