加納正顕 先生の 「天下繚乱RPG」 リプレイシリーズ続巻。“碧” は “結衣” と共に
元の時代、元の世界へと戻ることが出来るのか。物語は最大の山場を迎えます。
(原作:小太刀右京 先生、イラスト:高遠るい 先生)
【 http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861768477.html 】
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加納 : 多少の不安はあるが──プレイヤーの要望にはなるべく
答えたいじゃないか。
小太刀 : ・・・・・・まあ、それは楽しくゲームを遊ぶうえで大切なことだな。
加納 : というわけで、高遠さんには「好き勝手やってください」と
いっておいたので、セッション中のフォローはお前に一任する。
小太刀 : ・・・・・・・・・・・・おい、丸投げかよ。
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前巻のプレイングを省みて 「もっとはっちゃけたい」 と告げた 高遠 先生。それが
まさかの大惨事、その一歩手前までの事態を引き起こすことになろうとは。いや、流れ
としてはもうやるしかない、という感じでしたので違和感は全くないのでOKですがね。
それにしても 『妖異暗躍譚』 のキャラたちは愛されてるなぁ、という想いがひしひしと。
思わず 《破邪顕正》 に 「デモンベイン」 のルビを振って読みたくなることしきりです。
NPCとしての立ち位置を利用した、まさに巧みを凝らした演出でもあったかと思います。
高遠 先生の挿絵、そして巻末の設定資料も合わせてトンデモないのが出てきたなぁ、と
言わずにはいられない。でも 「天下繚乱」 らしい、と言えばその通りでもあるワケで。
終始キャラがしっかりと立ったロールプレイで最後まで楽しませてもらいました。
#オビにある 若林直美 さんと 三田誠 先生のコメントが貪欲でステキすぎます。(w