2011年03月26日

『デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』

『蒼穹のカルマ』 シリーズで注目を集める 橘公司 先生が満を持して世に送る
新世代ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー、読ませていただきました。
(イラスト:つなこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201010000217


・・・なんて言うんですかね、こう、真面目な局面においてもおちゃらかす雰囲気を
忘れなかったり、ネタを使って落としに掛かる姿勢はいかにも 橘 先生らしい。
『蒼穹のカルマ』 を読んで楽しめる方なら問題なく付き合えるテイストかと。

“十香” の言動が可愛く見えてくるのは つなこ 先生のイラストも込みで自然な
流れかと思います。逆に不自然なほどの豹変を見せる “琴里” には驚かされる
というか、度胆を抜かされるというか。・・・大丈夫なのか、「フラクシナス」。(^^;

「精霊」 というものがまだ良く分からない上に、主人公である “士道” 自身が
謎だらけという状況で、次巻予告などを見る限りでは 「精霊」 たちとそれこそ
美少女ゲームばりのお付き合いをしていくようですので展開を注視したい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『千の魔剣と盾の乙女(サウザンドとイージス)(2)』

第1巻の発売直後に増刷御礼となった 川口士 先生の大人気魔剣ファンタジー。
魔王を倒すという “ロック” たちの旅は順調・・・ではないにしろ進んでいます。
(絵 : アシオ 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804214


ひとことで言ってしまうと 「川口 先生のファンタジー作品は安定感がハンパない」
という点に尽きる。そんな気がしてならない読了感のある第2巻だったと思います。
“ロック” や “エリシア” が成長をしている様子を見て取れるのが良い感じです。

興味深いのは “フィル” の動向、行動理念でしょうか。今巻における “ロック” や
“エリシア” に対する姿勢、想いが一筋縄ではいかない、というかひねくれている感が
読んでいて気になるところ。ぶっちゃけ好きなキャラと言っても良いかもしれません。

“エリシア” のお家騒動を通じて “ナギ” や “ニーウ” といった新キャラとも
繋がりを持つことになった “ロック” がまたどんなラッキースケベな状況に、そして
窮地に陥ることとなるのか、次巻の刊行がこれまた楽しみなシリーズとなってきました。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『GJ部(5)』

「四コマ小説」 と銘打った 新木伸 先生の 『GJ部』 が人気に後押しされながら
第2期へと突入。新入部員を含めた総勢6人の 「GJ部」、活動開始です。
(イラスト/あるや 先生)

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/newrelease/index.html#03


相変わらず “しおん” さんが可愛らしくて仕方が無い。普段の “紫音” さん、
時折見える “黒紫音” さんを含めてのギャップがたまりません。3時間睡眠は
私も職業柄、実践できてしまっているというか。昼下がりとか眠くなりますけどね。(ぉぃ

「GJ部式挨拶」、“タマ” も驚きつつやってましたけど、そんな難しいですかね。
「乗車率」 はあんなもんですが、首都圏の方以外はご理解頂けないんでしたっけ。
「オレマン第二段階」 が有効活用されている点は興味深いので今後も要注目です。

幕間において あるや 先生が挿絵でフォローされている “霞” の行動がこれまた
可愛らしいので是非、出番が増えてくれるとうれしいなぁ、と心密かに思ったり
しているワケですが、第2期に入っても安定のクオリティで続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『新約 とある魔術の禁書目録』

鎌池和馬 先生が送る大人気シリーズ 『とある魔術の禁書目録』 が 「新約」 の
枕詞をつけて新たなステージ、“上条当麻” 不在の世界へと突入していきます。
(イラスト/はいむらきよたか 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1103.php#new1


・・・ちょっ、ちょっとあんたら、何やってんのさ一兵卒ども〜!(w


そんな感じで新生 「アイテム」 の一員となっても相変わらずの “浜面” や、
「闇」 から解放されて誰もが予想だにしなかった未来予想図を辿ることになった
“一方通行” の平穏な日常が何とも微笑ましく映ります。

そんな穏やかな日々を脅かす 「新入生」 の存在、彼らが二人に迫るその目的が
見えてくるまでの過程は入り込む余地が無いほどに 「科学」 サイド一辺倒。
圧倒的な力に立ち向かう様子は 『ヘヴィーオブジェクト』 を彷彿とさせます。

ラストの窮地を脱する場面はやはり、というかオイシイところを持っていかれる
ところが展開として熱く、更にはそれすらも遥か彼方へと突き進むであろう物語の
序章でしかないところを匂わせてくるところが期待度を高めてくれています。

いろいろな意味で目が離せないシリーズの滑り出し具合に早くも続刊が楽しみです。


#明貴美加 先生のデザイン、ってのが何かとてもグッとくる。世代なのかな。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『花×華(3)』

岩田洋季 先生の 「だぶはなラブコメ」 第3巻はいよいよ映画完成を目前にして
迎える夏休み。“花” と “華”、特別な思い出が作れるか注目が集まります。
(イラスト/涼香 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1103.php#new6


“華” が家庭の事情で “夕” と距離を置く形となった状況のもと、二人きりに
なれる嬉しさと “華” に対する負い目を拭えない “花” の心の葛藤がいかにも
青春のラブストーリーを演出していて良かったと思います。

そんな “花” の心中を察するあまり、一人の少年を奪い合う仲であっても戦友が
如く叱咤してしまう “華” が精神的に強いというか冷静さを感じるところもあり、
しかしながら二人が言い争うところを見ると一概には言えないのかな、とも思ったり。

そうやって牽制し合いながらも “夕” と更に一歩、心の距離を縮めるイベントを
それぞれ引き起こすのですが、その様子を下支えする 涼香 先生のイラストが
相変わらず素晴らしい。これだから本作は目が離せない、とも言えるところ。

次巻はコンクールにて因縁が導くドラマが見られそうですのでこれまた楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『這いよる! ニャルアニ 1&2 パーフェクトボックス特別限定版』

何の因果か這いよるイラストレーター、狐印 先生のイラストと共に快進撃を続ける
逢空万太 先生の 『這いよれ! ニャル子さん』 アニメ第1期&第2期を収録した
DVDの他、書き下ろしアンソロジー、第1期主題歌CDも付いた一箱が発売中です。

http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/nyaruani/


アニメ第1期のコメントは以前にしたことがあるので今回は割愛しつつ、颯爽と
第2期について述べておこうと思うんですが・・・第11話から第12話への落とし方は
原作未読者的にOKか? と気にしつつもこれこそが 「ニャル子さん」 クオリティ。

オーディオコメンタリーにて声優さん方が 「幼少期の話をもっと」 みたいな発言を
されておりましたが、そのあたりはパープル先生・・・もとい むらさきゆきや 先生が
アンソロで魅せて下さってます。ある意味 『ゆうれい〜』 との正しい融合。(ぇ

担当された第2期脚本の内容を違った方向からアレンジしたかのような 逢空 先生の
小編、あわむら赤光 先生の 『〜黒歴史』 とミックスしたかのような小編、こちらも
安心の、というかいつも通りのテイストで安心して読めるというか、そんな感じで。


阿澄佳奈 さんの 『好き、好き、大好き。』、LISP の 『恋する乙女のカタルシス』 を
聴きながらこれを書いてますが、30分アニメ・・・いけるかな〜。いや、やれるものなら
是非ともやってみてほしいところですヨ、と言いつつ今後の展開に注目しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | DVD・BD

2011年03月19日

『魔法の材料ございます(6) ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』

「魔材」 第6巻の印税を 「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)」 の義援金にする
という 葵東 先生の決断に頭の下がる思いを抱きつつ、読了しましたのでご紹介します。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/mahou/index.html
http://aoiazuma.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-7681.html


・・・ウチも 「劇場版なのは 第二弾」 には今から期待しています!(ぇ


さて、今巻は短編集ということで

  「出会いと別れの日」(『GAマガジン Vol.3』収録)
  「水の都の影働き」(『GAマガジン Vol.4』収録)

のほか2つの小編を加えて計4つの章立てとなっております。以下、個別に見ていきます。



「蒼穹の誓い」

 “フィンギルト” に会うべく “シャルト” と共に “リリアーナ” が向かった先は
 「バラキア神国」。一面に揺れる小麦の穂に例えて語られるその国と “フィンギルト”
 の真実、告げられる “シャルト” の真の目的。小編ながら密度ある熱い展開でした。


「ドーク魔法材店初代店員苦労譚」

 先の旅において運命共同体としての関係を強くした “シャルト” と “リリアーナ”。
 彼の様子からそれを察してしまった “サシャ” が焦って攻めに転じようとするお話。
 ・・・GA文庫でも見開き挿絵、きましたか。圧巻というか、ド迫力というか。(^^;


「水の都の影働き」

 第3巻で “ニンス” が 「その行動」 に至った経緯を補完するかのようなストーリー。
 影役としての立場から当時の騒動を振り返りつつ、影役の背景を活かした話運びから
 “リリアーナ” との絆の深さも演出してきています。雑誌でも興味深く拝読しました。


「出会いと別れの日」

 とある哀惜の念をもとにして、これまたとある人物と運命を繋げた過去を想起する物語。
 これも雑誌にて読ませていただきましたけど 「これ」 が 「ソレ」 になるですか? と
 驚かされること間違いなしの内容ですので、未読な方は是非読んで確かめてみて下さい。



ということで次巻予告を見て期待の高まる第7巻の刊行を楽しみにしておくことに致します。

posted by 秋野ソラ at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『埋まったままDE宇宙戦争!』

「HJ文庫」 にて人気の 『六畳間の侵略者!?』 シリーズの刊行を続ける 健速 先生が
「GA文庫」 に場を移してお届けするスクランブル・ラブコメディを読ませて頂きました。
(イラスト:なちゅらるとん 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/umatta/index.html


オーバー・テクノロジーを駆使してドンパチやらかすワリにはその原因が痴話ゲンカ
だったりして随分とノリは軽いです。緊迫した場面でもどこかしらスラップスティックな
演出が目立ったりしていて肩肘張らずに読める感じが面白いです。テンション高めで。

特に “銀河” と “マリア” のやりとりはぶっ飛んでいる・・・というか彼女の扱いが
何とも不憫で仕方ないという気もしますが。“フィー” との出会いをきっかけに自分に
出来ることはないかと模索し、格好良いところを見せる “銀河” にも注目でしょうか。

・・・確かに背負ってるものとして宗教は絡んできますが宗教戦争ではないですね。(w
言われてみれば昨今、学園モノばかりでSFチックな作品は少ないかもしれませんし、
スキマ産業的な 健速 先生の狙いはアリかと思います。シリーズ化希望に一票投じます。

posted by 秋野ソラ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。』

『死なない少女に恋した少女』 の 空埜一樹 先生が新たに綴るのは、巨大学園を
統治する 「生徒会」 と対立する 「裏生徒会」 の闘争が見所のストーリーです。
(イラスト/ろんど 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1103.php#novel110302
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/toraneko/


あー、これは間違いなく2月売りの「HJ文庫」新刊の中ではイチオシなんじゃないか
と思う読了感。「生徒会」 にも 「裏生徒会」 にもそれぞれに思う正義、というか
信条があってそれを活かした対立構造が描けているのが特に良いと感じました。

そのあたりを最初 「生徒会」 に入ろうとしていた 「天才」 と自分を評して止まない
“武人” の機微と、「裏生徒会」 の会長である “ミコ” が示す学園の本当の現状が
強く印象付けてくれています。双方共にキャラが立っていてイイ感じです。

“武人” や “ミコ” といった個性の強いキャラクターのやりとりもさることながら
「生徒会」 メンバーとの関係、絡みもこれまた上手く作用してとても軽快で読みやすい
物語に纏まっており、続巻の刊行に期待の持てるシリーズの滑り出しであると言えます。

posted by 秋野ソラ at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ひきこもりの彼女は神なのです。』

『スクランブル・ウィザード』 の すえばしけん 先生が送る新作は 「人でなし」 な
人々が集う街に移り住んだ男子高校生の超日常な生活を描くストーリーです。
(イラスト/みえはる 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1103.php#novel110301
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/hikikomori/


冥界の王、その1柱である “亜夜花” がなぜ 「ひきこもり」 をしているのか、とか
“天人” がヒーローであることを止めた理由とか、そういったことが日常生活を送る中で
ふと分かった時のインパクト、というか演出が上手いなぁ、とまず感じました。

その上でおせっかい焼きな “天人” が巻き込まれていく騒動の中、彼の幼なじみである
“梨玖” が、その存在自体であったり、人間関係であったりするところに大きな秘密を
抱えていることについて途中まで全く想像させない展開には驚かされました。

他に登場するキャラクターとのやりとりも小気味良く、全体的に読みやすい仕上がりと
なっているのでシリーズの滑り出しとしては上々と言えるのではないかと思います。
オススメして良いシリーズだと判断しております。続刊を楽しみにしたいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『逃走少女と契約しました。猫だけど。』

「第2回ノベルジャパン大賞」奨励賞受賞者である 西村文宏 先生のデビュー作。
特殊能力を持つ少女と人間の記憶を持つ猫の数奇な逃避行を描くストーリーです。
(イラスト/Pikazo 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1103.php#novel110303
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/tousou/


情報学の修士号をもつ著者ならではの要素を活かしつつ、近代ヨーロッパのような
世界観と合わせてきたところが喋る猫 “アルフ” と機械制御に長けた人工少女、
「フェアリネット」 の “フィー” の出会いと旅の様子に上手く合致しています。

その人工少女を作り出す組織 「アルテミス」 の統括コンピュータ “カルラ” が
自分の存在が人間なのか猫なのか曖昧なままの “アルフ” と、契約した所有者が
居ないと本来の力を発揮できない “フィー” の弱点を狡猾に突いてくるのは見所。

所有者が必要なのに関わらず不遜な態度をとる “フィー” のキャラクターも中々
良かったと思いますし、人か猫かと揺れ動く “アルフ” の機微の描写も楽しませて
もらいました。シリーズ化しても何ら問題ない作品ではないかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ULTRA RELOAD Vol.1 feat. あかべぇそふとつぅ』

音楽レーベル 「SHOT MUSIC」 から美少女ゲームのブランドをフィーチャーした
新たなリミックス・シリーズ 「ULTRA RELOAD」 がリリース。第1弾のタイアップ
ブランドは 「あかべぇそふとつぅ」 となります。

http://shot-music.com/shot006/ultrareload1/


・・・まぁ、「あかべぇそふとつぅ」 のゲームをプレイしたことが無い上に、その歌も
聞いたことが無いという状況ですので原曲自体に対するコメントはあまりせずに
リミックスの印象についての感想に留めて会話しますが

  『紅空恋歌 (DJ Shimamura's Drum'n'Bass Remix)』
  『Realize (JAKAZiD's UK×J-core Realization)』
  『少年少女よ、大志を抱け (TANUKI Remix)』
  『Close Your Eyes (kors k mix)』

あたりは聴いていて好印象がもてる感じでした。DJ Shimamura 氏、JAKAZiD 氏の
リミックスは他の曲も含めて安定した仕上がりだと思いましたし、TANUKI 氏のは
『enigmatic LIA4』 から引き続いて注目度UPなところがあると感じました。

その中でも kors k 氏のリミックスが今回は頭一つ抜けた感があると思いました。
彩音 さんの歌声に合わせてきているな、という気がしましたので。ターゲットが
随分と狭いとは思いますが、しっかりと仕上げてきている1枚かと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | CD

2011年03月12日

『ベン・トー(7) 真・和風ロールキャベツ弁当280円』

「スーパーダッシュ文庫」編集部、まさかまさかの大英断。アサウラ 先生の大人気作
庶民派シリアスギャグアクション最新巻がアニメ化の報を引っさげての登場です。
(イラスト/柴乃櫂人 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/-bento/#b08
http://dash.shueisha.co.jp/feature/1102/index.html
http://ben-to.net/


今回初登場となる “烏頭みこと”。・・・そのあまりに陰湿、というか病んだ気配が
“洋” や “白粉” だけでなく読んでいる我々側にも伝わってくるかのような感覚
には驚かされるとしか言いようが無いほどで。

“仙” が不在である、というタイミングだからこそ彼女が登場できるその行動理由も
納得の話運び。「HP“部”」 のこともちらほらと垣間見えるエピソードが出てきて
興味深い内容でした。“洋” も最大の窮地においてナイス・ファイトでした。

相変わらず弁当を食べている時の描写が容赦なく食欲をそそりますなぁ。読了時が
たまたま食事前だったのですが、その時はいつもよりついつい多めに腹ごしらえを
してしまいましたよ。まさに恐るべし、という思いを新たにしました。


あとがきが何ともアグレッシブな アサウラ 先生の今後のご活躍と、アニメ化の成功を
祈念しつつ、引き続き次巻の刊行を待たせていただこうかと思う次第です。

#スポンサーにはぜひ「セガ」を引っ張り出してきてください。(^-^

posted by 秋野ソラ at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『はるかかなたの年代記(2) 荒ましき驃騎兵(ユサール)』

白川敏行 先生が紡ぐはるかかなたの物語、第二幕。“カティア” を狙う精兵、
“ユウ” に迫る数多の女難、再び訪れる窮地にどう立ち向かうかが見どころです。
(イラスト/ふゆの春秋 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/_haruka/#b02


“ユウ” が “アレット” や “グロリア” に濃淡織り交ぜて好意を寄せられる
姿を見て改めてその存在意義に揺らぎが生じ、塞ぎ込んでしまう “カティア”。
対応に苦慮する彼の背中を押す “クリス” の助言がさりげなくも格好良い。

「驃騎兵(ユサール)」 との戦いで “ユウ” や “アレット” が思わぬところから
襲撃を受けることになり、図らずも己の力をまた一歩強く引き出し、扱っていく様は
強くもあり、怖さもあり。「共鳴」 「換象」 と言った単語に今後も注視が必要かと。

・・・それにしてもラッキースケベな状況に直面したり、半ばハーレム化する女性陣との
人間関係に四苦八苦する “ユウ” をうらやまけしからんと思うのは必然と信じたい。
“チョールト” が揶揄するのも致し方ないと。諸々含めて次巻も楽しみにしています。

posted by 秋野ソラ at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『MiX! オトコの娘注意報☆』

第4巻の刊行も決定して喜びと安堵の気持ちを見せる 岩佐まもる 先生が送る
新体操オトコの娘ラブコメ。オトコの娘の成分を増量してお届けしております。
(イラスト:CARNELIAN 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201010000066


CARNELIAN 先生にブルマ姿の “蘭” を書いてもらうとかどんだけ役得なのかと。
明らかに女の子、というか女性にしか見えないくらいのクオリティなんですけど。
で、さらにそんな方が増えていてどんだけ気を迷わせれば気が済むのかと。(w

今巻は “ぬこ” 先輩の婚約騒動が軸にきているので一年生部員の出番は少なめ。
婚約相手である “優輝” を溺愛するブラコン全開な “綺羅” には計り知れない
悩みが “ぬこ” にはある。そこに気付けるかが彼女への理解を深めるキーポイント。

そして “蘭” の巻き込まれ属性が如何なく発揮されているところもポイント。
彼は彼なりに男を上げているのです、ということで次は新体操部の対外試合へと
突き進んでいくようですのでどんな演技を見せてくれるのか楽しみであります。

posted by 秋野ソラ at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『パニッシュメント』

『ストレンジボイス』 の刊行からおよそ1年。江波光則 先生が新たに描き出す
ローリング必至な青春&恋愛模様、ということで読ませて頂いております。
(イラスト/海童博行 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/10kikan/10kikan1101.html#_01


最近、ワリと緩めのラブコメ作品を読む機会が多かったこともあって、読了後は
ガツンと一本、力強いのを入れられたような気分でした。芯のあるストーリーに
出会えたのは良い刺激になったと思っています。

「父親が新興宗教の教祖」 という関係をラストへ向かうにつれて 「これでもか!」
というくらいに活用してきたのが印象的で、主人公 “郁” の周囲が少しずつ汚染
されていくかのような感覚には妙に現実的な光景を思い浮かばされました。

それでいて 「誰かを殺しそうな顔」 の由縁が分かった後の追い込みにある意味
驚愕する思い、またある意味で 「あらすじ詐欺だ!」 という思いは拭えない
ところも特徴と言えば特徴でしょうか。とは言え、悪くない一手かと思います。

posted by 秋野ソラ at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)』

「第17回 電撃小説大賞」 銀賞を受賞された 兎月山羊 先生のデビュー作。
“数” の異能力を手に闘うアクションストーリーを読ませて頂いております。
(イラスト/笹森トモエ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1102.php#new5


私自身は理系寄りの人間ですが、別にそうでなくとも学術的な単語が出てきた時に
「そういうことなんだ」 と何ら気にすることもなくサラッと読めた気がした昨今
注目の現代異能バトルもの、といったところでしょうか。

何かを成し得るための確率が 「0」 だと突きつけられたときに 「ずっと0」 だと
思うか、「その瞬間は0」 だと思うか。そんな人たちがめぐり合い、押し潰され、
抗っていく。なかなか思う所もあって楽しませてもらいました、という実感はあります。

これも「LNF読書会」で出た話ですが、続きを出すと仮定して 「次にどういう怪人を
出したらこの作品らしいか?」 という命題はあると思います。もちろんその席上で
案はいくつかでましたが、見せていただけるのならその解には注目したいと思います。

posted by 秋野ソラ at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『アイドライジング!』

「第17回 電撃小説大賞」 金賞を受賞された 広沢サカキ 先生のデビュー作。
夢と希望を懸けて戦う、新世紀アイドルストーリーを読ませて頂いております。
(イラスト/CUTEG 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1102.php#new2


まず第一に、アイドルだけど 「ストレートにバトルもの」 ということで他の
新人作品と比較してもかなり読みやすかった、という点が良かったと思います。
サクサクと軽快に進んでいく展開はまさにマンガを読んでいるかのようで。

もう一つはまるでシンデレラのようにアイドルとなった長身の “モモ” と、
短身であるが故に夢破れた若手ブロデューサー “サイ” とのコンビ関係が
上手く描写できていたと感じられた点。物語を引き立ててくれたと思います。

ここから続きを出すとすると、早々にワールドワイドな展開になりそうな予感。
「LNF読書会」でも触れられましたが、動きの映えるシーンが多かったですので
動く絵になると見栄えが良く映るのではないかと考えていたりする次第です。

posted by 秋野ソラ at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2011年03月05日

『剣の女王と烙印の仔(7)』

杉井光 先生の2月一挙4冊刊行、最後を飾るのは 「MF文庫J」 にて刊行の続く王道
ファンタジー第7巻。“クリス” と “ミネルヴァ” が選んだ道の行方に注目です。
(イラスト:夕仁 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27293


獣としての強さと人としての弱さを併せ持つ “クリス” らしいところがまた顕現して
しまったとしか言いようの無い展開。“ミネルヴァ” と次に合う時は・・・などと考えると
胸中なんとも複雑な想いが巡ってしまうものであります。

もちろん、その2人だけでなく “ジュリオ” や “シルヴィア”、「銀卵騎士団」 の
面々、敵も見方も関係なく運命に翻弄されるかのように動乱の渦中へと巻き込まれていく
過程を追うにつれ、いやが上にも期待が胸に募るところです。

私個人としては 「“パオラ” が影武者なんだなぁ」 というところを図示して頂いた
ところも随分と印象に残っております。ラストの引きがどういった物語を生み出すのか、
杉井 先生が紡ぎだす群像劇の行方に目が離せません。

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『ソード・ワールド2.0リプレイ from USA(2) 姫騎士襲撃─プリンセスナイト─』

ベーテ・有理・黒崎 先生/グループSNE の日米TRPG交流リプレイシリーズ第2巻。
黒崎 先生が考えた 「姫騎士」 は “クリフ” の心を掴めるか、とくとご覧あれ。
(監修:北沢慶 先生、イラスト:H2SO4 先生、双葉ますみ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201006000697


  GM/セレネ: 「・・・・・・えっ?」
  アンセルム: (厳かに)セレネ・・・・・・オレだ。
  一同: 変態だあああああああ!?
  ウィスト: え・・・・・・なにコレ? ボ、ボクはどうしたらいいの?(おろおろ)
  GM: いや、ごめん、Sorry、待って。Holly SHIT。待って。
      アンセルム、なにやってんの!?


・・・卓のPLを思考停止させ、たまたま近くに居た “ウィスト” に深い心の傷を負わせた
“アンセルム” の奇行を、ぜひ最後まで見届けてあげてほしいです。こんな変態行為を
行うのは “クリフ” だけの専売特許だと思っていたのに・・・何とも残念です(笑)。

ということで 「姫騎士」 という存在に心奪われ、数々のヘンタイぶりを披露しつつ
ごく稀にシリアスなシーンもこなせる “クリフ” が事あるごとにシーンの雰囲気を
かっ攫っていたような気がします。片や “アンセルム” も涙で魅せてくれました。

あ〜そうそう、外伝については 『〜from USA』 だけじゃなくて他のもいろいろと
混ぜて1冊にまとめてみることを編集部にはご提案させて頂きたい。読める機会が
あらんことを、ということで次巻も引き続き楽しみにしておきます。


#“フィルゲン” に変な特技つけて・・・ぞんざいズの前で披露されたらどうすんの。(w

posted by 秋野ソラ at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル