2011年02月05日

『星刻の竜騎士(3)』

瑞智士記 先生が綴る、美少女ドラゴンとどんな竜をも乗りこなす少年の物語。
第3巻も触手に水着に、と肌色多めでお送りしております。(アレ?
(イラスト:〆鯖コハダ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27087


・・・もうね、しょっぱなからそんなエピソードで大丈夫か?(問題ない) みたいな
展開に思わず 「これ、一般向けレーベル作品だよね・・・?」 とつぶやきたくなる
今日この頃。えちぃ描写にも余念がありません。

今巻は竜騎士 “ルッカ” と彼女を主と認める聖竜 “ガウェイン” の問題に焦点を
当てた物語。まさに相棒足る聖竜が彼女を拒む理由、というのがそれこそ主想いで
立派だったと思います。もちろんその気持ちを汲んだ彼女についても。

“エーコ” と “ナヴィー”、そして “アッシュ” の関係はまだまだ手探りの
状況で、そこに “シルヴィア” や “ルッカ” の想い、更に少しずつ見え隠れする
敵の存在が絡んできて先が気になるところです。次巻も注視したいと思います。

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『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その3 エンドオフ・エンドレスエンド』

ほとんどゲームらしいこともしないゲーム同好会の面々を描く 葉村哲 先生の
新感覚ラブコメディ第3巻は “リリス” にまつわるエピソードが垣間見れます。
(イラスト:ほんたにかなえ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27075


“一乃” と “キリカ” の “宗司” 争奪戦に “リリス” が真っ向勝負、時には
搦め手で、と参戦していく様子がしっかりとラブコメしています。それでいて秘密の
過去に迫るお話などは異能の力を持っていることを思い出させてくれるのですが。

・・・それにしてもここまで異能の力をムダ遣いする作品もなかなか無いように思う
今日この頃ですが。『合わせ鏡の無限迷宮』 とかね。実際に見れば怖い所ですが
微笑ましく思えるのが本作の良さと言うか。ガールズトークの回も面白かったですね。

「宗司のことを、何も知らない」。そうつぶやく “一乃” の想いが “キリカ” や
“リリス” たちにもあったからこそ最後の 「エンドオフ・エンドレスエンド」 に繋がった
と思うと話の結び方は綺麗だったように感じられました。次巻も期待です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル