「娘TYPE」 にて 栄智ゆう 先生による漫画連載も始まり、そしていよいよアニメ化も
決定した あさのハジメ 先生の学園執事ラブコメ第6巻。読ませて頂いております。
(イラスト:菊池政治 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27082 】
ここ暫く何かと含むところを見せる “奏” でしたが、どうやら吹っ切れたようです。
・・・とんでもねぇ方向に(笑)。それにしても最近は見開きの挿絵に何行かテキストを
添えるデザインをよく見かけますね。確かに見映えがいいですけど。
“ナクル” の姉である “シュレディンガー” の登場でますます 「手芸部」 の活動が
ワケの分からない様相を呈してきました(笑)。体育祭勝負で見せた微妙な姉妹関係は
その部内の順位もあってこそでしょうけど。“ジロー” に求めた関係もアレですが。
彼が入れるツッコミのキレといい、周囲のボケ具合といい、巻数が進んでもブレることも
なく会話のテンポの良さが安定していて読みやすいのは間違いないです。次巻はどうやら
涼月家に舞台が移りそうな風雲急を告げる展開で、これまた楽しみと言う他にありません。
2011年01月29日
『アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス(5) 黄金の狼、銀の紋章』
久保田悠羅 先生/F.E.A.R. が担ってきた 『アリアンロッド・サガ』 の一角である
「アクロス」 シリーズがついにその幕を下ろすときが来てしまいました。
(イラスト:村正みかど 先生(武礼堂) ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201005000217 】
「ね、オレ、敵になっていいの? なっていいんだよね?」
・・・と嬉しそうに問いかける 菊池たけし 先生が選んだ道は本編でご確認頂くとして、
今巻は 「黄金の狼」 の隊長である “ユンガー” と 「炎の申し子」 の二つ名を持つ
“エルザ” の比類なき強さに恐れ入った印象が強いです。
特に “エルザ” については殺意様・・・もとい “ピアニィ” 陛下を教え子としていた
自負と 「負けられませんから」 というまさに強い想いを示したダイスの出目の良さが
光りました。それに劣らずGMもクリティカル出しまくっていたように思いますが。
お話としては “ツヴァイ” に仕掛けられた罠を軸に最後の一大決戦へと続く、NPCも
フル活用のシナリオ。個人的には「無印」3巻のあのエピソードを絡めて下さったのが
嬉しかったと言うか、クロスオーバーの醍醐味だなぁ、と強く感じた次第です。
「アクロス」 としてはこれで幕引きとなりますが、キャラクター自体は他のシリーズで
NPCとして登場する可能性も大いにありますし、というか「無印」6巻楽しみだなぁ。
久保田 GM、PLの皆様、キャンペーン無事終了おめでとうございます。お疲れ様でした〜。
「アクロス」 シリーズがついにその幕を下ろすときが来てしまいました。
(イラスト:村正みかど 先生(武礼堂) ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201005000217 】
「ね、オレ、敵になっていいの? なっていいんだよね?」
・・・と嬉しそうに問いかける 菊池たけし 先生が選んだ道は本編でご確認頂くとして、
今巻は 「黄金の狼」 の隊長である “ユンガー” と 「炎の申し子」 の二つ名を持つ
“エルザ” の比類なき強さに恐れ入った印象が強いです。
特に “エルザ” については殺意様・・・もとい “ピアニィ” 陛下を教え子としていた
自負と 「負けられませんから」 というまさに強い想いを示したダイスの出目の良さが
光りました。それに劣らずGMもクリティカル出しまくっていたように思いますが。
お話としては “ツヴァイ” に仕掛けられた罠を軸に最後の一大決戦へと続く、NPCも
フル活用のシナリオ。個人的には「無印」3巻のあのエピソードを絡めて下さったのが
嬉しかったと言うか、クロスオーバーの醍醐味だなぁ、と強く感じた次第です。
「アクロス」 としてはこれで幕引きとなりますが、キャラクター自体は他のシリーズで
NPCとして登場する可能性も大いにありますし、というか「無印」6巻楽しみだなぁ。
久保田 GM、PLの皆様、キャンペーン無事終了おめでとうございます。お疲れ様でした〜。
『SUPER SHOT3 ‐美少女ゲームリミックスコレクション‐』
美少女ゲームの主題歌をダンスミュージックへと昇華させるシリーズの第3弾。
イメージキャラのイラストに ぎん太 先生を迎えて送る、13曲を収録した1枚です。
【 http://shot-music.com/shot005/supershot3/ 】
原曲を1つも聴いてない、という戦線からの退きぶりを実感しつつ通して聴いた
印象としては順調にクラブ・サウンドを提供し続けているなぁ、と感じました。
単に BPM が早い曲だけじゃなくて Garage なんてのも混ぜてきてますし。
・・・まぁ、DJ SHARPNEL 氏のリミックスがかなりアッパーだったりしますが。
『Dreaming! (DJ SHARPNEL hardrave remix)』 なんて BPM が 200 もありますし。
久しぶりに聴いた歌声なども思い返しつつ特に印象に残った曲を挙げるとすると
『届かない恋 (kors k Hardcore Mix)』
『アンダーハンデッド・ガール (JAKAZiD Remix)』
『Deja vu (DJ Hirojack Remix)』
あたりがそうなるかな、と。あと 『Lunatic Tears... (DJ Shimamura Remix)』 が
とても 「弐寺」 と相性が良さそうな曲だなぁ、とか思ったり思わなかったり。
ということで引き続き応援していきたいこのシリーズに期待を寄せている次第です。
イメージキャラのイラストに ぎん太 先生を迎えて送る、13曲を収録した1枚です。
【 http://shot-music.com/shot005/supershot3/ 】
原曲を1つも聴いてない、という戦線からの退きぶりを実感しつつ通して聴いた
印象としては順調にクラブ・サウンドを提供し続けているなぁ、と感じました。
単に BPM が早い曲だけじゃなくて Garage なんてのも混ぜてきてますし。
・・・まぁ、DJ SHARPNEL 氏のリミックスがかなりアッパーだったりしますが。
『Dreaming! (DJ SHARPNEL hardrave remix)』 なんて BPM が 200 もありますし。
久しぶりに聴いた歌声なども思い返しつつ特に印象に残った曲を挙げるとすると
『届かない恋 (kors k Hardcore Mix)』
『アンダーハンデッド・ガール (JAKAZiD Remix)』
『Deja vu (DJ Hirojack Remix)』
あたりがそうなるかな、と。あと 『Lunatic Tears... (DJ Shimamura Remix)』 が
とても 「弐寺」 と相性が良さそうな曲だなぁ、とか思ったり思わなかったり。
ということで引き続き応援していきたいこのシリーズに期待を寄せている次第です。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(10)』
秋田みやび 先生/グループSNE による 「SW2.0」 リプレイシリーズも巻数が
2桁に突入。ぞんざい勇者たちが “ミスティン” 皇女の予言に立ち向かいます。
(イラスト:中島鯛 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201005000578 】
巻末にある解説で ベーテ・有理・黒崎 先生も仰られておりますが、セッション中に
行われている “イスミー” と “シフェナ” を中心とした男女関係のやりとりが
妙に生々しい。・・・ “イスミー” の言動が相変わらず救いようがない(苦笑)。
そして “ジーク” のキャンペーンラスボス対象を明確にしたあの宣言。しれっと
言うからビビる。“ルー” 様の挿絵指定も頷ける、というか久々すぎて何か新鮮。
というか、再登場したときに “エア” がナニゲにひどいこと言ってる(笑)。
ふって湧いた “パジャリガー” の謎も、「ジャガスラ」 を執拗に狙う “アレン” の
目的も明らかになって、キャンペーンとしては佳境を迎えつつある展開へと突入。
ルーフェリアの神殿を舞台にしたどんなシナリオが飛び出すか、次巻も楽しみです。
#“ニゲラ” のMVP級な名推理が功を奏しましたなぁ、今巻は。
2桁に突入。ぞんざい勇者たちが “ミスティン” 皇女の予言に立ち向かいます。
(イラスト:中島鯛 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201005000578 】
巻末にある解説で ベーテ・有理・黒崎 先生も仰られておりますが、セッション中に
行われている “イスミー” と “シフェナ” を中心とした男女関係のやりとりが
妙に生々しい。・・・ “イスミー” の言動が相変わらず救いようがない(苦笑)。
そして “ジーク” のキャンペーンラスボス対象を明確にしたあの宣言。しれっと
言うからビビる。“ルー” 様の挿絵指定も頷ける、というか久々すぎて何か新鮮。
というか、再登場したときに “エア” がナニゲにひどいこと言ってる(笑)。
ふって湧いた “パジャリガー” の謎も、「ジャガスラ」 を執拗に狙う “アレン” の
目的も明らかになって、キャンペーンとしては佳境を迎えつつある展開へと突入。
ルーフェリアの神殿を舞台にしたどんなシナリオが飛び出すか、次巻も楽しみです。
#“ニゲラ” のMVP級な名推理が功を奏しましたなぁ、今巻は。
『妖異暗躍譚(4) 黄梅の繚花 Replay:天下繚乱RPG』
原作: 小太刀右京
著: 三輪清宗
ビジュアライズ: すがのたすく
以上敬称略、でお送りしてきた「天下繚乱RPG」のリプレイシリーズも遂に最終巻。
“茜” “小十郎” “金銀” “ホームズ” の4人が、それぞれの想いを胸に現世
最大の危機に立ち向かいます。
【 http://integral.jive-ltd.co.jp/ 】
GM: では、鳥居耀蔵は茜の前でじっとその目を見つめる。
茜: じゃあプレイヤーは泣きながら、茜は鳥居の方をじっと見つめる。
その眼差しに迷いはない。プレイヤーの眼差しには涙がある(一同爆笑)。
金銀: プレイヤーは泣きながらってどんな行動宣言だ。毎度、毎度(笑)。
・・・すげぇ、すがの 先生が持つ “鳥居耀蔵” への愛情が衰えることなく全力全開だ。
『化政英傑譚 巻之弐』 で先生が仰られていた 「PC全員南町関係者なキャンペーン」 が
見てみたくてしょうがない。「JIVE」 さん、やりませんか(笑)。
そして今巻で目を見張ったのが 鋼屋ジン 先生演じる “ホームズ” 氏のムチャ振り。
最終的にはフェードアウトしかけるほど、どんだけ自分を追い込むの!? って展開に
本編とは別の緊張感がありました。振り戻し方も驚嘆すべき機転の利きでした。
井上純弌 先生演じる “金銀” は娘 “ガラシャ” の想い、その存在自身をも蔑ろに
する “閻羅王” への義憤と日本という国を守る心の強さを示してくれました。
「大勘解由使」 の力には只々恐れ入るところです。
“茜” との関係も気になるところでしたが、何よりも弟 “新九郎” との忌避できぬ
衝突に思い悩む “小十郎” を 小太刀右京 先生が見事に演じきっておられました。
何であんなにカッコイイ台詞がポンポン出てくるのか、と感心せざるを得ません。
最後の大団円での締めくくりを確かめさせて頂いた後は嬉しくもあり、そしてまた
名残惜しいところではあります。三輪 先生、ならびにプレイヤー諸氏の皆様、
4巻に亘るキャンペーンお疲れ様でした。存分に楽しませてもらいました。
著: 三輪清宗
ビジュアライズ: すがのたすく
以上敬称略、でお送りしてきた「天下繚乱RPG」のリプレイシリーズも遂に最終巻。
“茜” “小十郎” “金銀” “ホームズ” の4人が、それぞれの想いを胸に現世
最大の危機に立ち向かいます。
【 http://integral.jive-ltd.co.jp/ 】
GM: では、鳥居耀蔵は茜の前でじっとその目を見つめる。
茜: じゃあプレイヤーは泣きながら、茜は鳥居の方をじっと見つめる。
その眼差しに迷いはない。プレイヤーの眼差しには涙がある(一同爆笑)。
金銀: プレイヤーは泣きながらってどんな行動宣言だ。毎度、毎度(笑)。
・・・すげぇ、すがの 先生が持つ “鳥居耀蔵” への愛情が衰えることなく全力全開だ。
『化政英傑譚 巻之弐』 で先生が仰られていた 「PC全員南町関係者なキャンペーン」 が
見てみたくてしょうがない。「JIVE」 さん、やりませんか(笑)。
そして今巻で目を見張ったのが 鋼屋ジン 先生演じる “ホームズ” 氏のムチャ振り。
最終的にはフェードアウトしかけるほど、どんだけ自分を追い込むの!? って展開に
本編とは別の緊張感がありました。振り戻し方も驚嘆すべき機転の利きでした。
井上純弌 先生演じる “金銀” は娘 “ガラシャ” の想い、その存在自身をも蔑ろに
する “閻羅王” への義憤と日本という国を守る心の強さを示してくれました。
「大勘解由使」 の力には只々恐れ入るところです。
“茜” との関係も気になるところでしたが、何よりも弟 “新九郎” との忌避できぬ
衝突に思い悩む “小十郎” を 小太刀右京 先生が見事に演じきっておられました。
何であんなにカッコイイ台詞がポンポン出てくるのか、と感心せざるを得ません。
最後の大団円での締めくくりを確かめさせて頂いた後は嬉しくもあり、そしてまた
名残惜しいところではあります。三輪 先生、ならびにプレイヤー諸氏の皆様、
4巻に亘るキャンペーンお疲れ様でした。存分に楽しませてもらいました。