「電撃G'sマガジン」にて 草野ほうき 先生による漫画化が決定した、鴨志田一 先生の
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ。勢いに乗る最新第4巻の登場です。
(イラスト/溝口ケージ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new4 】
まずは 「電撃の缶詰」 の表紙も飾ることが出来た 溝口ケージ 先生にご祝辞を。
そして 草野ほうき 先生のチョイスはグッジョブ! と担当者に言わせて頂きます。
「電撃文庫MAGAZINE」 のラフとカラーも拝見しましたが雰囲気は問題なしです。
さて、本編はいよいよ文化祭で 「銀河猫にゃぼろん」 をゲリラ的に大披露する
ワケですが。まぁ、結果は言わずもがなですけど本当に実物が出来たら見てみたい
ものですね。こういう一体感を味わえるのは好きです。
文化祭が終わった後は “ましろ” の言動に見える変化が顕著になってきます。
そんな彼女のことを分かっているつもりで理解出来ていない “空太” との関係が
「企画オーディション」 での落ち込み具合も相まってギクシャクしだしたり。
あるいは “仁” の大阪にある大学を受験する、という事実が最悪のタイミングで
“美咲” にバレたことから 「ラブアタック大作戦」 が発動。“仁” も彼女の
想いを持て余すかのような態度をとってこちらも上手くいかない感じで。
そんな状態の中、“七海” も含めてそれぞれが思い思いのクリスマスを過ごした結果が
次にどう繋がるのか、気になって仕方が無いと言う他ありません。春が待ち遠しい限り。
・・・それにしても、これで年末年始に帰省したら妹さん、どうなるんだろうなぁ。(^^ヾ
2010年12月18日
『イスカリオテ(6)』
『レンタルマギカ』 でおなじみ、三田誠 先生が送るアイロニック・アクション。
第6巻は次々に明かされる真実に壮絶なバトル、と物語の最高潮を迎えます。
(イラスト/岸和田ロビン 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new9 】
捕らえられた “ノウェム” が直面した、“イコン” が “玻璃” に告げたある事実。
更には予想だにしていなかった人物の登場に彼女でなくとも思わざるをえないでしょう。
──「彼」 は、彼はいったい誰なのだろう、と。
そして “レア” が視た “カルロ” の秘め事、“イザヤ” に関する衝撃の事実。
自分が何者かを知った後でも、それでも 「英雄」 を目指すことを止めない断罪衣の
使い手 “イザヤ” が胸に抱く熱い心には惹かれるものがありました。
そんな精神状態でいられたのも、彼自身が開き直って認めたように、「彼」 を思慕する
“ノウェム” の存在があったからこそでしょう。想いの通じ合わせることのできた彼女の
可愛らしさといったらもう、胸をときめかせるより他にないというもので。
今巻で素晴らしい展開を魅せてもらったかと思いきや、まだまだ気になる引き具合を
見せており、一体どこまで楽しませてもらったら気が済むのかと言わざるを得ません。
最終巻となる第7巻の刊行、三田 先生には大いに期待させてもらうことと致します。
第6巻は次々に明かされる真実に壮絶なバトル、と物語の最高潮を迎えます。
(イラスト/岸和田ロビン 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new9 】
捕らえられた “ノウェム” が直面した、“イコン” が “玻璃” に告げたある事実。
更には予想だにしていなかった人物の登場に彼女でなくとも思わざるをえないでしょう。
──「彼」 は、彼はいったい誰なのだろう、と。
そして “レア” が視た “カルロ” の秘め事、“イザヤ” に関する衝撃の事実。
自分が何者かを知った後でも、それでも 「英雄」 を目指すことを止めない断罪衣の
使い手 “イザヤ” が胸に抱く熱い心には惹かれるものがありました。
そんな精神状態でいられたのも、彼自身が開き直って認めたように、「彼」 を思慕する
“ノウェム” の存在があったからこそでしょう。想いの通じ合わせることのできた彼女の
可愛らしさといったらもう、胸をときめかせるより他にないというもので。
今巻で素晴らしい展開を魅せてもらったかと思いきや、まだまだ気になる引き具合を
見せており、一体どこまで楽しませてもらったら気が済むのかと言わざるを得ません。
最終巻となる第7巻の刊行、三田 先生には大いに期待させてもらうことと致します。
『ラッキーチャンス!(8)』
最強の“ごえん”使いと福の神が織り成す物語を綴る 有沢まみず 先生のハッピー
ラブコメはいよいよ天草家の次期当主を巡る大バトル大会へと突入します。
(イラスト/QP:flapper)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new5 】
・・・うわぁ、今回のラストもえげつねぇ〜。いろんな意味で。(w
ということでいよいよ始まりました 「奉り」。といってもまだまだ序の口。
“ザ・レディー” の思惑によっていきなりピンチに直面したり、犬神の一族に
助けられたり、そして新たな窮地に・・・・と序盤から波乱の連続ではありますが。
“沙代” がこれまで歩んできた道のりと、それゆえに抱かざるをえなかった信条。
“良子” が受け入れたがゆえに具わった心の広さ、外見からは想像もつかない胆力。
“キチ” が気付き始めた自分の気持ちと、そこから湧き上がる反省と羞恥の所作。
三者三様の想いに “トト” や 『いぬかみっ!』 からのゲストも絡んでどうなる
“雅人”! ・・・・という場面であの引き具合ですからね。どんだけヘンタイな方向に
突っ走ってしまうんだと気が気でない 有沢 先生が紡ぎ出す物語の続きに注目です。
ラブコメはいよいよ天草家の次期当主を巡る大バトル大会へと突入します。
(イラスト/QP:flapper)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new5 】
・・・うわぁ、今回のラストもえげつねぇ〜。いろんな意味で。(w
ということでいよいよ始まりました 「奉り」。といってもまだまだ序の口。
“ザ・レディー” の思惑によっていきなりピンチに直面したり、犬神の一族に
助けられたり、そして新たな窮地に・・・・と序盤から波乱の連続ではありますが。
“沙代” がこれまで歩んできた道のりと、それゆえに抱かざるをえなかった信条。
“良子” が受け入れたがゆえに具わった心の広さ、外見からは想像もつかない胆力。
“キチ” が気付き始めた自分の気持ちと、そこから湧き上がる反省と羞恥の所作。
三者三様の想いに “トト” や 『いぬかみっ!』 からのゲストも絡んでどうなる
“雅人”! ・・・・という場面であの引き具合ですからね。どんだけヘンタイな方向に
突っ走ってしまうんだと気が気でない 有沢 先生が紡ぎ出す物語の続きに注目です。
『乃木坂春香の秘密(13)』
五十嵐雄策 先生が送るシークレット・ラブコメ最新巻はいよいよ距離の近付く
“裕人” と “春香” の二人に気が気でない “美夏” に焦点が当たります。
(イラスト/しゃあ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new3 】
互いの意識するが故に距離感が掴みにくくなっている状況を打破しようと暗躍・・・
もとい、デートプランまで入念に仕込んで応援するのが “美夏” ではありますが
その胸に湧き上がる想いにようやく気付き、強く認識する形となりました。
あまりにもスケールの大きい “裕人” と “春香” の初々しいデートに対して
これでもか、と羨ましく思わざるを得ないのと共に、“美夏” の繊細な機微と
小さな体にあふれる行動力が導き出す一つの結論に注目、といったところで。
そんな幸せそうな二人を微笑ましく見つめながらつぶやいた “秋穂” と “玄冬” の
「大人への扉を開く」 ということが何を意味するのか。気になる引き具合が明かされる
であろう次巻の刊行を楽しみにしておこうかと思います。
“裕人” と “春香” の二人に気が気でない “美夏” に焦点が当たります。
(イラスト/しゃあ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new3 】
互いの意識するが故に距離感が掴みにくくなっている状況を打破しようと暗躍・・・
もとい、デートプランまで入念に仕込んで応援するのが “美夏” ではありますが
その胸に湧き上がる想いにようやく気付き、強く認識する形となりました。
あまりにもスケールの大きい “裕人” と “春香” の初々しいデートに対して
これでもか、と羨ましく思わざるを得ないのと共に、“美夏” の繊細な機微と
小さな体にあふれる行動力が導き出す一つの結論に注目、といったところで。
そんな幸せそうな二人を微笑ましく見つめながらつぶやいた “秋穂” と “玄冬” の
「大人への扉を開く」 ということが何を意味するのか。気になる引き具合が明かされる
であろう次巻の刊行を楽しみにしておこうかと思います。
『パパのいうことを聞きなさい!(5)』
松智洋 先生の大人気ドタバタアットホームラブコメ、最新第5巻は小鳥遊家に
老犬 “ジュウベエ” がやってきて・・・と後々に波乱含みの幕開けです。
(イラスト/なかじまゆか 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/_papa/#b05 】
動物園に行った幼い “ひな” が動物と戯れる様子は何とも微笑ましい限りですが
その後で犬を一時預かりなんてしたら別離の時に一体どうなることやら・・・。そんな
ふと訪れる悲劇を上手く切り返して彼女の心の成長を描く話運びはやはり流石の一言。
そんなハートフルな展開の裏で “空” と “美羽” が抱くお兄さんへの想いは
緩やかに競り合いを見せ、“莱香” さんや “栞” も何やら気になるそぶりを見せ
と 「“祐太” 爆発しろ!」 的なラブ要素も高揚を感じさせており、注目です。
巻末のあとがきマンガや 「とらのあな」 でもらってきたおまけ小冊子などを
眺めているとまた二度おいしい感じで。なかじま 先生も良い味を出してきています。
安定した展開ぶりに対して引き続き期待を寄せるのも自然な行為と言えるでしょう。
老犬 “ジュウベエ” がやってきて・・・と後々に波乱含みの幕開けです。
(イラスト/なかじまゆか 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/_papa/#b05 】
動物園に行った幼い “ひな” が動物と戯れる様子は何とも微笑ましい限りですが
その後で犬を一時預かりなんてしたら別離の時に一体どうなることやら・・・。そんな
ふと訪れる悲劇を上手く切り返して彼女の心の成長を描く話運びはやはり流石の一言。
そんなハートフルな展開の裏で “空” と “美羽” が抱くお兄さんへの想いは
緩やかに競り合いを見せ、“莱香” さんや “栞” も何やら気になるそぶりを見せ
と 「“祐太” 爆発しろ!」 的なラブ要素も高揚を感じさせており、注目です。
巻末のあとがきマンガや 「とらのあな」 でもらってきたおまけ小冊子などを
眺めているとまた二度おいしい感じで。なかじま 先生も良い味を出してきています。
安定した展開ぶりに対して引き続き期待を寄せるのも自然な行為と言えるでしょう。