2010年12月31日

「コミックマーケット79(3日目)」

──大晦日に見上げる有明の空は、澄み渡るほどに蒼く晴れ上がっていた。


ということで、笑って年が越せるよう挑みましたる最終日は果敢に東館からの進攻。
「Passing Rim」 が控えておりますので。行ってみたらいきなり 「1限」 でした。
30分くらいの待ち時間で回収。開場からの待ち時間を入れても11時前であったかと。

以降、東3→2→1と順当に歩を進めきるまでが12時。対面に移って東4→5→6と
挨拶回りと買い物を済ませるまでで13時。BUNBUN さんの新刊・既刊が回収できたのは
大きかった。もう、黒猫さんがかわいくて。そして abec 先生の逸話がまさかのイラスト化w。

そのあとは戦果の報告とか物々交換とかやったりして満足しちゃったので西は放棄。
いや、疲れてたのもありますし。電車の中で爆睡して乗った駅に戻ってくるという
恥ずかしいポカもやらかしちゃったくらいに。(^_^ヾ


そんなワケで程ほどに出費を抑えつつミッションはこなせたので御の字な1日でした。
スタッフの皆様、サークル参加の皆様、ほか諸々ひっくるめてお疲れ様でございました。
毎度のことで今年も残りわずかとなりましたが良いお年を迎えられますことを祈念して。

posted by 秋野ソラ at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年12月30日

「コミックマーケット79(2日目)」

・・・と思ったら雨が降るかもしれない曇天ぶりでしたが、泣き出さなくて助かりました。


本日は西から東の 「HEART WORK」 へ突貫する感じで。えぇ、2時間コースでしたよ。
その後は西へ戻してラノベ関係のサークルを物色。夏に行こうとして行けなかった
まどま さんの 「まどまなまどま」 へ足を運べたのが何気に今回大きかったり。


更にコミケ内のイベントに参加するのは久しぶりなのですが、初日に完売してしまった
Ryu☆ 氏の冬コミ限定マキシシングル 「plan B」 の握手&サイン会に参加してきました。

 ・Ryu☆ 氏
 ・Starving Trancer 氏
 ・Mayumimorinaga さん

に加えて急遽呼び出された 「HHH」 のスーパービューティフルVJ、Halka さんと
握手してきましたよ。ホントめっちゃ緊張しましたって! 照れくさかったですって!!
自分に言える精一杯の応援メッセージを伝えつつサインを頂戴してきました。やっほう!

http://twitpic.com/3l7ju3


2日目終了後は都内某所で行われた 「ライトノベル管理人連合」 主催のオフ会に参加。
凄い人数でした。「これ何てライトノベルフェスティバル?」って言えるくらいには。(^^;


・・・さて、明日はいよいよ本番(?)。最後の力を振り絞って頑張ります。

posted by 秋野ソラ at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年12月29日

「コミックマーケット79(1日目)」

3日間とも天気には恵まれそうで今日も清々しいほどの冬晴れ。午後少し陰りましたが。
それほど寒いという印象もなく過ごしやすかったと思います。装備は万端でしたので。


・・・まぁ、初日から帰りの電車で爆睡するくらい疲れました。「ビジュアルアーツ」 の列に
並んでしまったからですね、理由としては。3時間かかりましたよ。「オーガスト」 なんて
スロープ下の列形成なのに30分程で済んだので相変わらず神懸かりな列捌きでしたのに。

他のブースも基本的に1時間待ちなんてザラでどこから手をつけたら良いか迷いました。
とか何とか言いながら予定していた買い物は全て押さえることが出来てましたけどね。
ということで早速、Ryu☆ 氏の 『plan B』 をBGMにコレを書いてます。おぉ〜BPM速ぇ。


同人関係は 「非電源系ゲーム」 で

  ・「BOLERO」(佐々木あかね さん)
  ・「すがの屋」(すがのたすく さん)

の新刊をサクッと査収してホクホク。どちらも妄想あふれる内容で大変満足しております。
“ステラ” さんは確かにぽんこつになっちゃいましたけどw。『コンチェルト』 も楽しみです。
PC全員南町関係者なキャンペーンのリプレイも見てみたい。「JIVE」 さんどうですか?w


そんな具合で初日に頑張ったので2日目はまったりできそうです。(^^;

posted by 秋野ソラ at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年12月25日

『深山さんちのベルテイン』

そんな 「ニャル子さん」 で一角の作家として足場を固めた 逢空万太 先生が送る、
女の子よりも可愛い男の娘が主人公の新シリーズが同時刊行で登場しております。
(イラスト:七 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/miyama/


「GA文庫」 における様々な施策を行ってきた結果を取り込んできてるな、というのが
まず一つ。ゆるふわ日常ショート・ストーリーという位置付けで確かに気負わず読める
というのがもう一つ。“ベル” さんの口癖で字数稼げるな〜と感じたのがまた一つ。

総じてライトノベルの強みであるキャラクター同士のやりとりが前面に押し出された
連作短編作品だな、というのが実感としてあります。“琥太郎” と “ベル” さんの
言動も微笑ましいです。“不良リーダー” や “局長” もイイ味出してます。

男の娘であることを押し通す “琥太郎” に付き合う幼なじみの “耕平” や “理々” が
マトモに見えて実は思考に一部難があるのも興味深いところで。続きに注目を寄せてみる
のも悪くないと思う今日この頃でありました。・・・出しますよね、「GA文庫」 編集部さん?

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『這いよれ!ニャル子さん(6)』

TVアニメも絶賛放映中&ニコニコ動画にて配信中、ということで勢いに乗り続ける
逢空万太 先生のラブ(クラフト)コメディ、最新第6巻の登場です。
(イラスト:狐印 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/nyaruko/


いつも何かとおちゃらけた感じで “真尋” を翻弄しつつも撃退される “ニャル子” さんが
今回はかなり真面目に、ガチで本心を吐露したのが印象的でした。狐印 先生の挿絵も
そのインパクトに拍車を掛けていたように思います。

“クー子” の姉のモノマニアックぶりに一族郎党で困った人たちだな、と傍らから
微笑ましく見守ると共に何気なく見逃せないのが “シャンタッ君” の出番の多さ。
あるいは “ハス太” を負かすほどの活躍ぶりにも注目、と言ったところでしょうか。

章立てのタイトル然り、各所に織り交ぜられたネタの数々は相変わらず面白く、今巻も
安定した娯楽作品として仕上げてきています。「クトゥルフ神話」 ネタを扱う作品との
横の繋がりも見所の一つかと。作品を応援し続ける立ち位置は未だ変わること無し、です。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえはいすくーる』

いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、こと “ニャル子” さんもご推薦の
内山靖二郎 先生が送るリプレイ集が人気に応えてシリーズ化。続巻の登場です。
(イラスト:狐印 先生)

http://ebten.jp/eb-store/p/9784047269071/


ということで、まずは続刊に関してお祝い申し上げます。まさか 逢空万太 先生から
キャラクターを通じて推薦コメントを頂いてくるとは思いもよらず。(w


さて、「るるあん」 にてNPCと化した “京” の代わりに登場するのは “さやか” の
同級生 “睦”。殺人的な空手キックを放つ “さやか” をも上回る STR(筋力) の
持ち主であり、機械いじりや経理に強い女の子です。どんな女子高生だ、って話ですがw。

タイトルにもある通り、今回は “さやか” たちが通うことになった 「私立御津門学園」
にまつわる場所が主な舞台。今回も3話構成です。何気に “京” が色々といい味を出して
おいしい所をもっていったような気がします。私も第3話のまとまり具合が好きです。

その他に言いたいことについては、実は作中の 「反省会」 で散々言われているので
是非そちらも気に掛けてお読み頂けたらと思います。“蘭弗” 叔父さんに会いに行く
キャンペーンを所望したいので、さりげなく次巻が出ることを期待しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえあんてぃーく』

何の因果か這いよるイラストレーターとタッグを組んで送る 内山靖二郎 先生の
リプレイ集。骨董店 「るるいえ堂」 に訪れる奇妙な客が怪事件の幕を開けます。
(イラスト:狐印 先生)

http://ebten.jp/eb-store/p/9784047262393/


「クトゥルフ神話TRPG」のリプレイを読むのはこれが初めてですが、能力値や技能、
成長のさせ方とか、何よりも 「正気度」 ロールの仕組みというか意味というか、
そのあたりが世界観を再現するために独特な雰囲気を持っているのが興味深い。

また、シナリオ自体も戦闘したりするよりは、遭遇した宇宙的恐怖をどうやったら
回避できるか、逃れられるかを考えていくシティ・アドベンチャー的な要素が強い
印象を感じさせてくれているのが特徴的かな、と思います。


探索者として挑むこととなった “さやか” “辰巳” “京” “佐々原” の4人が
いい感じにキャラが立っていたので、様々なやりとりの中に見えるロールプレイの妙
が端々に見えていたと思います。

キャラクター的、プレイヤー的にも一番苦労していたのは “辰巳” 先生でしたね。
前者だけで見るなら “京” も、ですが。「正気度」 ロールを全て失敗するのは
余程のこと・・・・というかそもそも能力値に問題があったとも言えますけど。

じっくり読ませてもらったこともあって読了するまでには結構な時間を要しましたが
それに見合う面白さはあったと感じています。お値段がやや高めなので気軽に薦める
のも何なのですが、導入としては申し分ない作品として挙げておきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『名門校の女子生徒会長がアブドゥル=アルハザードのネクロノミコンを読んだら』

『白鷺このはにその気はない!』 の 早矢塚かつや 先生が次に送るのはどこぞの
啓発本を思わせるタイトルが否応無しに目を引く学園ラブ(クラフト)コメディです。
(絵 : 下弦ひらぎ 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804197


・・・まぁ、確かに ゆでそば 先生とは似て非なるイラストではありますが、攻める
方向性は共に抜かりがないと言うか。ある意味、ジュブナイルポルノにも負けない
エロコメ色が強い感はあります。まさに東京都青少年健全育成条例改正案も何のその。

例えば 『魔海少女ルルイエ・ルル』 とは違ったアプローチで 「クトゥルフ神話」 を
下敷きにしつつもお色気あふれる学園モノに仕上げてきたな、という話で。主人公である
“敏文” がとんでもないものを対象にモテ期に突入するところがポイントでしょうか。

話はとりあえず一段落されていますが、色々と使い切っていない設定はあるようですし
売上げや編集部のヤル気いかんによっては続きも書けそうなまとめ方でしたのでここは
一つ応援しておくのもやぶさかではない、と申し上げておくことに致します。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『うちのメイドは不定形』

  著: 静川龍宗
  原案: 森瀬繚
  イラスト: 文倉十

以上敬称略、によるクトゥルフ神話の設定を元にしたハートフルなお話と聞いて
遅蒔きながら読ませていただいております。

http://www.php.co.jp/comics/smash/


まず結論から言わせていただくと 「確かに面白かった」 というところでしょうか。
突然に場面展開したりするなど編集レベルで目に付くところはあるのですが、それを
微笑ましいほどの “テケリ” さんの可愛らしさが払拭してくれたように思います。

もちろんその可愛らしさを裏打ちしたのは 「スマッシュ文庫」 お得意のイラスト攻勢
であり、文倉十 先生の絵心に寄るところが大きいワケですが。お話の落としどころも
ひとまず丸く収められているので中々に楽しませてもらいました。

それにしても、「クトゥルフ神話」 の設定すら萌えの力に変えて昇華させてしまう
日本人の凄さというか、恐ろしさというか、そんな感情が胸をよぎる今日この頃。
本作はシリーズ化も決定しているそうなので続刊を気に掛けておこうかと思います。

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2010年12月18日

『ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット』

川原礫 先生の大人気シリーズ最新巻はついに 「ファントム・バレット」 編完結へ。
仮想世界から現実世界に死をもたらす “死銃” の謎が、いま明かされます。
(イラスト/abec 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new2


・・・あ〜、もう凄いとしか言いようがない。この読了後の充足感と言ったら。


400ページを超す紙幅の中に仮想世界での手に汗握るアクションの連続が、あるいは
現実世界での喜怒哀楽あふれるドラマティックな出来事の数々が、abec 先生の印象的な
イラストと共に散りばめられています。

特に仮想世界での出来事と現実世界で起こったことの絡み合いで 「死銃」 事件の
真相に迫っていく展開や、死そのものに直面した ≪シノン≫、そして “詩乃” が
もがき苦しみ、悩みぬいた末に一つの確信を抱くまでの過程などはまさに秀逸かと。

“死銃” の謎、そしてその犯行動機がいかにも 「VRMMO」 の世界観を活かした
ものになっていて素晴らしかった。最後の纏め方も “桐人” たちには油断ならない
話ではありましたが “詩乃” にとって救いのある内容なのがまた良かったです。


毎度のことですが 「ぜひ実際に読んでご確認を!」 と声を大にして申し上げる次第です。

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『さくら荘のペットな彼女(4)』

「電撃G'sマガジン」にて 草野ほうき 先生による漫画化が決定した、鴨志田一 先生の
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ。勢いに乗る最新第4巻の登場です。
(イラスト/溝口ケージ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new4


まずは 「電撃の缶詰」 の表紙も飾ることが出来た 溝口ケージ 先生にご祝辞を。
そして 草野ほうき 先生のチョイスはグッジョブ! と担当者に言わせて頂きます。
「電撃文庫MAGAZINE」 のラフとカラーも拝見しましたが雰囲気は問題なしです。


さて、本編はいよいよ文化祭で 「銀河猫にゃぼろん」 をゲリラ的に大披露する
ワケですが。まぁ、結果は言わずもがなですけど本当に実物が出来たら見てみたい
ものですね。こういう一体感を味わえるのは好きです。

文化祭が終わった後は “ましろ” の言動に見える変化が顕著になってきます。
そんな彼女のことを分かっているつもりで理解出来ていない “空太” との関係が
「企画オーディション」 での落ち込み具合も相まってギクシャクしだしたり。

あるいは “仁” の大阪にある大学を受験する、という事実が最悪のタイミングで
“美咲” にバレたことから 「ラブアタック大作戦」 が発動。“仁” も彼女の
想いを持て余すかのような態度をとってこちらも上手くいかない感じで。

そんな状態の中、“七海” も含めてそれぞれが思い思いのクリスマスを過ごした結果が
次にどう繋がるのか、気になって仕方が無いと言う他ありません。春が待ち遠しい限り。
・・・それにしても、これで年末年始に帰省したら妹さん、どうなるんだろうなぁ。(^^ヾ

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『イスカリオテ(6)』

『レンタルマギカ』 でおなじみ、三田誠 先生が送るアイロニック・アクション。
第6巻は次々に明かされる真実に壮絶なバトル、と物語の最高潮を迎えます。
(イラスト/岸和田ロビン 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new9


捕らえられた “ノウェム” が直面した、“イコン” が “玻璃” に告げたある事実。
更には予想だにしていなかった人物の登場に彼女でなくとも思わざるをえないでしょう。
──「彼」 は、彼はいったい誰なのだろう、と。

そして “レア” が視た “カルロ” の秘め事、“イザヤ” に関する衝撃の事実。
自分が何者かを知った後でも、それでも 「英雄」 を目指すことを止めない断罪衣の
使い手 “イザヤ” が胸に抱く熱い心には惹かれるものがありました。

そんな精神状態でいられたのも、彼自身が開き直って認めたように、「彼」 を思慕する
“ノウェム” の存在があったからこそでしょう。想いの通じ合わせることのできた彼女の
可愛らしさといったらもう、胸をときめかせるより他にないというもので。


今巻で素晴らしい展開を魅せてもらったかと思いきや、まだまだ気になる引き具合を
見せており、一体どこまで楽しませてもらったら気が済むのかと言わざるを得ません。
最終巻となる第7巻の刊行、三田 先生には大いに期待させてもらうことと致します。

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『ラッキーチャンス!(8)』

最強の“ごえん”使いと福の神が織り成す物語を綴る 有沢まみず 先生のハッピー
ラブコメはいよいよ天草家の次期当主を巡る大バトル大会へと突入します。
(イラスト/QP:flapper)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new5


・・・うわぁ、今回のラストもえげつねぇ〜。いろんな意味で。(w


ということでいよいよ始まりました 「奉り」。といってもまだまだ序の口。
“ザ・レディー” の思惑によっていきなりピンチに直面したり、犬神の一族に
助けられたり、そして新たな窮地に・・・・と序盤から波乱の連続ではありますが。

“沙代” がこれまで歩んできた道のりと、それゆえに抱かざるをえなかった信条。
“良子” が受け入れたがゆえに具わった心の広さ、外見からは想像もつかない胆力。
“キチ” が気付き始めた自分の気持ちと、そこから湧き上がる反省と羞恥の所作。

三者三様の想いに “トト” や 『いぬかみっ!』 からのゲストも絡んでどうなる
“雅人”! ・・・・という場面であの引き具合ですからね。どんだけヘンタイな方向に
突っ走ってしまうんだと気が気でない 有沢 先生が紡ぎ出す物語の続きに注目です。

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『乃木坂春香の秘密(13)』

五十嵐雄策 先生が送るシークレット・ラブコメ最新巻はいよいよ距離の近付く
“裕人” と “春香” の二人に気が気でない “美夏” に焦点が当たります。
(イラスト/しゃあ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1012.php#new3


互いの意識するが故に距離感が掴みにくくなっている状況を打破しようと暗躍・・・
もとい、デートプランまで入念に仕込んで応援するのが “美夏” ではありますが
その胸に湧き上がる想いにようやく気付き、強く認識する形となりました。

あまりにもスケールの大きい “裕人” と “春香” の初々しいデートに対して
これでもか、と羨ましく思わざるを得ないのと共に、“美夏” の繊細な機微と
小さな体にあふれる行動力が導き出す一つの結論に注目、といったところで。

そんな幸せそうな二人を微笑ましく見つめながらつぶやいた “秋穂” と “玄冬” の
「大人への扉を開く」 ということが何を意味するのか。気になる引き具合が明かされる
であろう次巻の刊行を楽しみにしておこうかと思います。

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『パパのいうことを聞きなさい!(5)』

松智洋 先生の大人気ドタバタアットホームラブコメ、最新第5巻は小鳥遊家に
老犬 “ジュウベエ” がやってきて・・・と後々に波乱含みの幕開けです。
(イラスト/なかじまゆか 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/_papa/#b05


動物園に行った幼い “ひな” が動物と戯れる様子は何とも微笑ましい限りですが
その後で犬を一時預かりなんてしたら別離の時に一体どうなることやら・・・。そんな
ふと訪れる悲劇を上手く切り返して彼女の心の成長を描く話運びはやはり流石の一言。

そんなハートフルな展開の裏で “空” と “美羽” が抱くお兄さんへの想いは
緩やかに競り合いを見せ、“莱香” さんや “栞” も何やら気になるそぶりを見せ
と 「“祐太” 爆発しろ!」 的なラブ要素も高揚を感じさせており、注目です。

巻末のあとがきマンガや 「とらのあな」 でもらってきたおまけ小冊子などを
眺めているとまた二度おいしい感じで。なかじま 先生も良い味を出してきています。
安定した展開ぶりに対して引き続き期待を寄せるのも自然な行為と言えるでしょう。

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2010年12月11日

『笑わない科学者と咲く花の魔法使い』

物理と魔法の化学反応ファンタジー。内堀優一 先生が送るシリーズ第3巻は
最後の儀式と最高の実験が交わる、物語の最高潮を描きます。
(イラスト/百円ライター 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1012.php#novel101205


魔法とも違う、妖術とも違う、幻術の力が見え隠れする中、「リニエッジ機関」 とは
別なる 「時詠みの追難」 などの知識に詳しい組織 「クラン」 の暗躍が顕現し、更に
“磐長” が隔界から姿を消すという異常事態へと突入──。

“沖島” 教授にも掴めない組織の動向、“耕介” に訪れる最大の窮地と直面した
“咲耶” の決断、そして思いも寄らぬ思惑との対峙・・・・と今回も小気味の良い展開で
楽しませてもらいました。最後のまとめ具合も良かったと思います。

・・・それにしても、あとがきにもある通り、とりあえず一区切りついたという感じ
ではありますが、一読者の思惑としてはぜひ続きを書いていただきたいところです。
作品の雰囲気とか好きなんですよ。ということでお願い致します。>「HJ文庫」編集部 様

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『カンピオーネ!(8) 受難の魔王たち』

丈月城 先生が綴る神殺したちの物語。前巻の死闘を明けて、今巻はその幕間とも
言える数々のエピソードを集めた挿話集の位置付けとして登場です。
(イラスト/シコルスキー 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/-campione/#b08


・・・“護堂” ってそんなに背が高いイメージがなかったのでちょっと驚き。(ぇ


とある魔王と姫の逸話であるとか、二人の騎士が神童とも呼ばれた頃の浅からぬ縁
についてなどキャラクターの厚みを足す物語もなかなかのモノでしたが、やはり
“護堂” さんの天下無双とも言える女さばきを見ているとどこか安心します。

栴檀は双葉より芳し、とはよく言ったものですが、今回登場した彼のはとこである
“さくら” から窺える昔話と現状を見るに “リリアナ” の指摘は全く理に敵った
コメントであったかと。確かに 「普通」 という言葉が信用なりません。(w

他にも “護堂” がアルバイトに精を出す彼らしい理由のこととか、彼も忌避する
母 “真世” の精神的特徴であるとか色々と見えてくるところがあって面白いです。
そんな挿話を踏まえた本編の続きが刊行されるのを引き続き楽しみにしています。

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『サクラダリセット(4) GOODBYE is not EASY WORD to SAY』

“相麻菫” の死後、“春埼美空” に起こる変調や “浅井ケイ” の複雑な機微を
描く表題作などを含む短編集。雑誌掲載分と 河野裕 先生の書き下ろしを収録です。
(イラスト:椎名優 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200911000546


まずは 「月刊少年エース」 にて 吉原雅彦 先生によるコミック連載がスタートする
ということでおめでとうございます。ところによるとコミカライズはアニメ化する
ための必須要件とも言われておりますし、喜ばしい限りです。

突然 “ケイ” の口調で喋る “春埼” とか、あまりにも冷静沈着な “ケイ” の
思考回路であるとかも特異ではあるのですが、“野ノ尾” さんも随分と変わった
性格だな、ということが改めて明示されたような短編の数々でした。読みやすいです。

デビュー作となる 「ホワイトパズル」 は未来や過去の自分と入れ替わってしまう
少女と向き合う少年の物語、ということで 「入れ替わりの終わり」 が意味する所は
そうあってほしい、という場所に見事落ち着けてくれる綺麗なお話で好きですね。


“ケイ” に対する “春埼” の繊細にして掴みにくい機微の描写が微笑ましく感じる
ところを堪能したあとは本編の続刊とコミカライズがどんな感じに展開していくのか
注目しておきたいと思います。

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『空色パンデミック Short Stories』

ドラマCD化が決定し、2011年2月に発売を予定している 本田誠 先生の 「空パン」。
「ボーイ・ミーツ・空想少女」 初の短編集が堂々の登場です。
(イラスト:庭 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05


劇中劇、というよりは作中作と言うべきでしょうがどこかで見たことがあるような、
読んだことがあるような設定のお話に便乗して “結衣” が空想病の発作を起こす
というなんともはた迷惑な喜劇。元ネタを知っていると感情移入しやすいかも。

物語に巻き込んでいるのは “結衣” なんですが、振り回しているように見えるのが
“青井” の言動。いや、お話だけでなくて、“景” の人間関係を揺さぶっている
様子に注目しておきたいところです。どこまで本気かな、というところを。

本編とは違い、気軽に読める悲劇・喜劇の数々に新鮮な気持ちで楽しませてもらった
と言える気がします。気になるのは本筋がどういうふうに展開していくか、という点
ですが、そこは素直に続巻の刊行を待つしかありませんな、ということで一つ。

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『ff(2) ―フェアリー・ファイル―』

作家デビュー20周年を迎える 冴木忍 先生が送るゴシック・ファンタジー第2巻。
1巻発売から様子を見させていただいたところで感想を書いてみようかと思います。
(イラスト:天乃咲哉 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201008000124


・・・何で様子を見ていたのか、と言えば、挿絵が 天乃咲哉 先生ということもあって
『GOSICK―ゴシック―』(著:桜庭一樹 先生) のイメージが頭をちらついていたから
というのがあったためで。

ただ、今巻に入って “ハンター” と “ミルドレッド” の関係や氏素性、あるいは
“パール” が持つ特異能力の強さや彼女の家族にまつわる驚くべき事実が垣間見えた
ことでようやく独自のファンタジー色が出てきて面白くなってきた感があります。

今巻の騒動で首を突っ込んだ出来事が次に続く要素になるという思いもよらない引き具合
も期待が抱けるというもので。まだ明らかになっていない謎も含めてどう展開していくのか
楽しみにしておきたいと思います。

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