コミックの連載も順調に進行中。川原礫 先生の次世代青春エンタテインメント。
予定通りの刊行ペースで順調に第6巻の刊行を迎えております。
(イラスト/HIMA 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1010.php#new3 】
“楓子” さんがキャラクターとして一気にはっちゃけた気がしなくもない。(w
そこがまた可愛らしくてイイのですが。“謡” との親密な繋がりとか特に。
“ハルユキ” と “黒雪姫” との関係はもう言いようも無く良好ですな。
ということで今巻から登場した “謡” が、“ハルユキ” の 《シルバークロウ》 を
浄化する鍵となり、それと同時に旧 《ネガ・ネビュラス》 メンバーの想いの残滓を
今いる “ハルユキ” たちに繋げるキー・ウーマンとなる展開はやはり魅せ方が上手い。
「レベル9」 に到達したバーストリンカーにも強さの違いがあることが分かったのと
同時にエネミーにも桁違いなヤツらがいることが判明してどうするんだ? と思ったら
またとんでもない方向に話が進んで引かれてるし。なので身悶えしつつ、次巻待ちです。
2010年10月23日
『電撃文庫公式海賊本「電撃“にせ”ん!!」』
先日、9/26(日) に行われた 「電撃文庫 秋の祭典2010」。物販でコレだけを買うために
長い列に並んだのですから一筆入れておこうと思った次第であります。
【 http://db2010fes.dengeki.com/store/index.php 】
元ネタになっている原作を全部読んでいるワケでは無いので平等な評価、というのは
とても出来ないのですが、逆にそういった観点からすると
「キノの旅 -the Beautiful Nisemono-」
(時雨沢恵一)
「高浦さんちの家族計画 偽執事あらわる」
(竹宮ゆゆこ&ヤス)
「ニセきゅーぶ!?」
(蒼山サグ&てぃんくる)
「さくら荘のペットな彼氏」
(鴨志田一&溝口ケージ)
「シイきゅーぶ!」
(水瀬葉月&さそりがため)
「惨憺ガールズトーク
ルナティック・ムーン&レジンキャストミルク&アカイロ/ロマンス合同企画」
(藤原祐&椋本夏夜)
「血吸われ村へようこそ!」
(阿智太郎&あらきかなお)
「竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私 風紀委員桜井アンジュは可愛げがない」
(志村一矢&ぎん太)
「神様のメモ帳 ニート探偵のどうせ働かない一日」
(杉井光&岸田メル)
以上敬称略、な各タイトルについては特に楽しく読ませて頂きました、ということで。
佐藤ケイ 先生 & 渡瀬草一郎 先生による 「素敵な女の子になりたい! 海賊本出張版」
とか 「電撃新聞」 みたいなネタも好きなので同様に。思わずクスッとする感じがもうねw。
機会があれば入手して一通りご覧の上、「にせ」具合を確かめて頂ければと思います。
========================================================
あと、会場で 「電撃文庫 総合目録 2010」 も頂戴してきました。・・・行きつけの本屋に
全然置いてなくて困ってたんですよ。「でんげきったー」も読めて満足してます。
「シリーズガイド」 で紹介されている作品は、『デュラララ!!』 『バッカーノ!』
『電波女と青春男』 『ヴァルプルギスの後悔』 を除いたものについては目を通して
いることになりますね。・・・「みーまー」 は途中までなんですけど。
「作品カタログ」は絶版になっているものを含めなくても読んでないタイトルのほうが
多いのは変わりませんけど、作家買いしたもの、絵買いしたもの、作品買いしたもの、
数多の想いが想起されて感慨深いところもまた相変わらず、というところで。
そうした中から自分が良いと思ったものを、宣伝するのは大手サイトにお任せするとして
作り手側に伝える手段としてこれからも自分の言葉で綴っていきたいと思い直した次第。
別に「電撃文庫」・・・というかライトノベルに限った話ではないのですがね。(^^ヾ
長い列に並んだのですから一筆入れておこうと思った次第であります。
【 http://db2010fes.dengeki.com/store/index.php 】
元ネタになっている原作を全部読んでいるワケでは無いので平等な評価、というのは
とても出来ないのですが、逆にそういった観点からすると
「キノの旅 -the Beautiful Nisemono-」
(時雨沢恵一)
「高浦さんちの家族計画 偽執事あらわる」
(竹宮ゆゆこ&ヤス)
「ニセきゅーぶ!?」
(蒼山サグ&てぃんくる)
「さくら荘のペットな彼氏」
(鴨志田一&溝口ケージ)
「シイきゅーぶ!」
(水瀬葉月&さそりがため)
「惨憺ガールズトーク
ルナティック・ムーン&レジンキャストミルク&アカイロ/ロマンス合同企画」
(藤原祐&椋本夏夜)
「血吸われ村へようこそ!」
(阿智太郎&あらきかなお)
「竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私 風紀委員桜井アンジュは可愛げがない」
(志村一矢&ぎん太)
「神様のメモ帳 ニート探偵のどうせ働かない一日」
(杉井光&岸田メル)
以上敬称略、な各タイトルについては特に楽しく読ませて頂きました、ということで。
佐藤ケイ 先生 & 渡瀬草一郎 先生による 「素敵な女の子になりたい! 海賊本出張版」
とか 「電撃新聞」 みたいなネタも好きなので同様に。思わずクスッとする感じがもうねw。
機会があれば入手して一通りご覧の上、「にせ」具合を確かめて頂ければと思います。
========================================================
あと、会場で 「電撃文庫 総合目録 2010」 も頂戴してきました。・・・行きつけの本屋に
全然置いてなくて困ってたんですよ。「でんげきったー」も読めて満足してます。
「シリーズガイド」 で紹介されている作品は、『デュラララ!!』 『バッカーノ!』
『電波女と青春男』 『ヴァルプルギスの後悔』 を除いたものについては目を通して
いることになりますね。・・・「みーまー」 は途中までなんですけど。
「作品カタログ」は絶版になっているものを含めなくても読んでないタイトルのほうが
多いのは変わりませんけど、作家買いしたもの、絵買いしたもの、作品買いしたもの、
数多の想いが想起されて感慨深いところもまた相変わらず、というところで。
そうした中から自分が良いと思ったものを、宣伝するのは大手サイトにお任せするとして
作り手側に伝える手段としてこれからも自分の言葉で綴っていきたいと思い直した次第。
別に「電撃文庫」・・・というかライトノベルに限った話ではないのですがね。(^^ヾ
2010年10月16日
『ココロコネクト』シリーズ
10月22日より 「ファミ通コミッククリア」 にて CUTEG(カム) 先生による漫画連載が
スタートする 庵田定夏 先生のデビュー作を3巻まで一気に読ませてもらいました。
(イラスト:白身魚 先生)
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047262904/ 】
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047265370/ 】
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047267756/ 】
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/1010a_kokoro/ 】
【 http://www.famitsu.com/comic_clear/se_kokoro/ 】
まずは 「〜ヒトランダム」。最初、それぞれのキャラクターを掴みきっていないところで
「人格入れ替わり現象」 が始まったので何が何やら、という感じでした。ただ、その現象が
あったからこそ 「文研部」 5人それぞれの悩みや問題が顕在化できることが分かってきて。
そして 「決して人には見せたくないもの」 まで晒されることに恐れをなすヤツもいれば
受け入れるヤツも、向き合っていくヤツもいる。上手くいかないかもしれない。でも気持ちを
ぶつけ合うからこそ本当の友だちになれる。それに気付いたからこそ5人の絆は強く、輝く。
現象を引き起こした 〈ふうせんかずら〉 が最後に提示した宣告と5人の決断、そして結末。
なかなかやってくれますなぁ、という読了感でした。存分に青春を謳歌している5人の物語に
惹き付けられたのは否めない事実です。
「〜キズランダム」 では 〈ふうせんかずら〉 が引き起こした 「欲望解放現象」 に5人が
巻き込まれることで、「知られたくない気持ち」 まで露呈してしまうのが最大のポイント。
引き篭もれば回避はできますが、それは学生という立場では生活に支障をきたす選択肢。
前巻よりも更に激しい衝突があって、これは本当に5人がバラバラになってもおかしくない
という状況にまで陥りますが、それでも 「皆といっしょに居たい」 という想いを強くした
“太一” の行動力が再び全員の心を動かし、大団円へと繋いでいく展開は天晴れの一言。
前巻は “伊織” を、今巻は “姫子” をピックアップしていたような感じでしょうか。
その中でも各キャラクターの心情を掘り下げるところはしっかりと押さえていて、これまた
読了感としてはかなりプラスに印象づけられた1冊でした。
で、最新巻となる 「〜カコランダム」 では過去の自分が露呈するという事態に。しかも
“太一” だけ例外で 〈ふうせんかずら〉 もちょっと様子が違う・・・・という捻りが加わって
おります。話としては “唯” と “青木” の関係を掘り下げるのにピッタリな現象でした。
最後は “伊織” にも焦点を当てつつ今度こそ収拾がつかないところまでいってしまうのかと
ヒヤヒヤさせられましたが、残り数十ページというところでこれまた切り替えしてくるあたり
三度 「してやられた」 という心地良い読了感を残す形となりました。
前巻で決意した “姫子” のその後は特集ページに掲載されている 「稲葉姫子の孤軍奮闘」
で補完させて頂きました。再掲載の 「スクープ写真の正しい使い方」「桐山 唯の初体験」 も
合わせて読んでますがこれもまた面白いですね。未読な方は読んでおいて損はないかと。
・・・それにしても、全巻通して “藤島” さんの実力者ぶりが凄い。「文研部」 の5人が
この異常な現象に巻き込まれながらも乗り切ってきた影には “藤島” さんの目に見えたり
見えなかったりする助力も少なからずあることは忘れてはいけないと思います。
ということで “伊織” にまた少し気持ちの変化が訪れたことで5人の関係にどういった
違いが現れてくるのか、次巻の展開に期待したいと思います。
スタートする 庵田定夏 先生のデビュー作を3巻まで一気に読ませてもらいました。
(イラスト:白身魚 先生)
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047262904/ 】
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047265370/ 】
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047267756/ 】
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/1010a_kokoro/ 】
【 http://www.famitsu.com/comic_clear/se_kokoro/ 】
まずは 「〜ヒトランダム」。最初、それぞれのキャラクターを掴みきっていないところで
「人格入れ替わり現象」 が始まったので何が何やら、という感じでした。ただ、その現象が
あったからこそ 「文研部」 5人それぞれの悩みや問題が顕在化できることが分かってきて。
そして 「決して人には見せたくないもの」 まで晒されることに恐れをなすヤツもいれば
受け入れるヤツも、向き合っていくヤツもいる。上手くいかないかもしれない。でも気持ちを
ぶつけ合うからこそ本当の友だちになれる。それに気付いたからこそ5人の絆は強く、輝く。
現象を引き起こした 〈ふうせんかずら〉 が最後に提示した宣告と5人の決断、そして結末。
なかなかやってくれますなぁ、という読了感でした。存分に青春を謳歌している5人の物語に
惹き付けられたのは否めない事実です。
「〜キズランダム」 では 〈ふうせんかずら〉 が引き起こした 「欲望解放現象」 に5人が
巻き込まれることで、「知られたくない気持ち」 まで露呈してしまうのが最大のポイント。
引き篭もれば回避はできますが、それは学生という立場では生活に支障をきたす選択肢。
前巻よりも更に激しい衝突があって、これは本当に5人がバラバラになってもおかしくない
という状況にまで陥りますが、それでも 「皆といっしょに居たい」 という想いを強くした
“太一” の行動力が再び全員の心を動かし、大団円へと繋いでいく展開は天晴れの一言。
前巻は “伊織” を、今巻は “姫子” をピックアップしていたような感じでしょうか。
その中でも各キャラクターの心情を掘り下げるところはしっかりと押さえていて、これまた
読了感としてはかなりプラスに印象づけられた1冊でした。
で、最新巻となる 「〜カコランダム」 では過去の自分が露呈するという事態に。しかも
“太一” だけ例外で 〈ふうせんかずら〉 もちょっと様子が違う・・・・という捻りが加わって
おります。話としては “唯” と “青木” の関係を掘り下げるのにピッタリな現象でした。
最後は “伊織” にも焦点を当てつつ今度こそ収拾がつかないところまでいってしまうのかと
ヒヤヒヤさせられましたが、残り数十ページというところでこれまた切り替えしてくるあたり
三度 「してやられた」 という心地良い読了感を残す形となりました。
前巻で決意した “姫子” のその後は特集ページに掲載されている 「稲葉姫子の孤軍奮闘」
で補完させて頂きました。再掲載の 「スクープ写真の正しい使い方」「桐山 唯の初体験」 も
合わせて読んでますがこれもまた面白いですね。未読な方は読んでおいて損はないかと。
・・・それにしても、全巻通して “藤島” さんの実力者ぶりが凄い。「文研部」 の5人が
この異常な現象に巻き込まれながらも乗り切ってきた影には “藤島” さんの目に見えたり
見えなかったりする助力も少なからずあることは忘れてはいけないと思います。
ということで “伊織” にまた少し気持ちの変化が訪れたことで5人の関係にどういった
違いが現れてくるのか、次巻の展開に期待したいと思います。
『なれる!SE(2) 基礎から学ぶ?運用構築』
SE(システムエンジニア)の就業経験がある 夏海公司 先生だからこそ綴ることが
できるワリと嘘偽り無い業界の一端・・・・が覗けるかも知れないシリーズの第2巻です。
(イラスト/Ixy 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1010.php#new9 】
とある記事によると最近、平均給与額が過去最高の下落幅を見せる 「給与破壊」 とも
言える厳しい現実が日本という国には到来しているそうです。・・・そのやり玉として
真っ先に上げられてる業種だと思いますけどね、私個人としては。
そんな厳しい世界に飛び込んだ “工兵” も少しずつSEの仕事が見えてきたところで
直面するシステムを 「作る」 側と 「維持する」 側の思惑。“室見” さんの言い分も
“梢” さんの言い分も良く分かるだけに我が心中も複雑な思いが去来するワケで。
両極に位置する二人が互いを敵視するまで泥沼化した関係をなだめすかして WIN-WIN な
結果にプロジェクトを動かしていった彼の分析力、説得力はなかなかどうして立派なもの
だと思ったりしました。・・・最後は実にうらやまけしからん関係に陥っておりますが。
#現実にはまず有り得ないからね!(^^ヾ
また、「酒は飲んでも飲まれるな」 とか、「ドキュメンテーションの大切さ」 とか、
「文章だけでやりとりすることの限界」 であるとか、「報・連・相」であるとか、SEに
限らず仕事をする上での大切な教訓を、物語という実例をもって学べるかも知れません。
ということで読んだお子さんが父親、母親との意思疎通にも役立てられるかもしれない
本作を、私は引き続きオススメしておきたいと思います。同業種の方との話のタネにも
出来そうですし(w。番外編も溜まったら是非1冊にまとめてほしいところです。
#よろしくお願いしま〜す。 → 「週刊アスキー編集部」様 &「電撃文庫編集部」様
できるワリと嘘偽り無い業界の一端・・・・が覗けるかも知れないシリーズの第2巻です。
(イラスト/Ixy 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1010.php#new9 】
とある記事によると最近、平均給与額が過去最高の下落幅を見せる 「給与破壊」 とも
言える厳しい現実が日本という国には到来しているそうです。・・・そのやり玉として
真っ先に上げられてる業種だと思いますけどね、私個人としては。
そんな厳しい世界に飛び込んだ “工兵” も少しずつSEの仕事が見えてきたところで
直面するシステムを 「作る」 側と 「維持する」 側の思惑。“室見” さんの言い分も
“梢” さんの言い分も良く分かるだけに我が心中も複雑な思いが去来するワケで。
両極に位置する二人が互いを敵視するまで泥沼化した関係をなだめすかして WIN-WIN な
結果にプロジェクトを動かしていった彼の分析力、説得力はなかなかどうして立派なもの
だと思ったりしました。・・・最後は実にうらやまけしからん関係に陥っておりますが。
#現実にはまず有り得ないからね!(^^ヾ
また、「酒は飲んでも飲まれるな」 とか、「ドキュメンテーションの大切さ」 とか、
「文章だけでやりとりすることの限界」 であるとか、「報・連・相」であるとか、SEに
限らず仕事をする上での大切な教訓を、物語という実例をもって学べるかも知れません。
ということで読んだお子さんが父親、母親との意思疎通にも役立てられるかもしれない
本作を、私は引き続きオススメしておきたいと思います。同業種の方との話のタネにも
出来そうですし(w。番外編も溜まったら是非1冊にまとめてほしいところです。
#よろしくお願いしま〜す。 → 「週刊アスキー編集部」様 &「電撃文庫編集部」様
『MiX! お姉様と呼ばないで』
昨今、一定の認知度を得てきた 「オトコの娘」 が主役となる 岩佐まもる 先生の
新シリーズ第2巻も、イラストと共に可愛らしさ満載でお送りしております。
(イラスト:CARNELIAN 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200912000599 】
なし崩し的に “須賀蘭” として新体操を続けることとなった “諏訪蘭丸”。
物腰といい、言動といい、相変わらず女の子にしか見えませんね。絵的にも。(w
新体操部に新たな部員が入部して団体戦にも出場できる見込みが立ったところで
“涼子” は大会には出る意思が無いこと。それもこれまでずっと出場していない
という事実が判明し、“蘭” はその理由を探るべく動き出す──。
いつしか見えてきた思いも寄らぬ過去、そして予想だにしなかった衝突。それでも
自分はどうしたいのか、という悩みを突き詰めた結果として表出した本当の想い。
ちゃんと男の子として青春してるじゃないですか〜、と申し上げる他ないでしょう。
部の活動もそうですが、部内の人間関係もなかなか面白い様相を呈しているので
このまま続きを出してもいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょうかね。
よろしくお願いしてもよろしいでしょうか、「角川スニーカー文庫」 編集部様?
新シリーズ第2巻も、イラストと共に可愛らしさ満載でお送りしております。
(イラスト:CARNELIAN 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200912000599 】
なし崩し的に “須賀蘭” として新体操を続けることとなった “諏訪蘭丸”。
物腰といい、言動といい、相変わらず女の子にしか見えませんね。絵的にも。(w
新体操部に新たな部員が入部して団体戦にも出場できる見込みが立ったところで
“涼子” は大会には出る意思が無いこと。それもこれまでずっと出場していない
という事実が判明し、“蘭” はその理由を探るべく動き出す──。
いつしか見えてきた思いも寄らぬ過去、そして予想だにしなかった衝突。それでも
自分はどうしたいのか、という悩みを突き詰めた結果として表出した本当の想い。
ちゃんと男の子として青春してるじゃないですか〜、と申し上げる他ないでしょう。
部の活動もそうですが、部内の人間関係もなかなか面白い様相を呈しているので
このまま続きを出してもいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょうかね。
よろしくお願いしてもよろしいでしょうか、「角川スニーカー文庫」 編集部様?