2010年09月26日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク(3) キングダム・フォールズ』

ここしばらく 「無印」 メンバーを主体で見ていたようでお久しぶりな感じの、
鈴吹太郎 先生/F.E.A.R. が送る 「サガB」 も話が大きく動き出しています。
(イラスト:四季童子 先生、猫猫猫 先生ほか)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=201005000575


「グラスウェルズ」 の要職方が抱く “アンソン” と “カテナ” に対する評価が
天と地ほどに分かれているのが面白い。・・・「ファントムレイダーズ」 内でもワリと
似たような評価があるような。特に 小暮 さん・・・じゃなくて “ナーシア” 辺りが。(w


“ゴーダ” 伯が表舞台から身を引くことになって 「グラスウェルズ」 内部でも
不穏な動きが見え隠れ。敵か味方か、と揺れ動くNPCたちとの関係にハラハラし、
最終的に見えてきた 「バルムンク」 との繋がりに驚かされ、とまさに激動の展開。

国のことを思い続けてきた “ゴーダ” 伯が 「ファントムレイダーズ」 を結成した
真の意図を打ち明けたところは特に印象的でした。彼の株が思いっきり上がる感じで。
“ナーシア” のデレ具合は是非とも見て、聞いて、確かめさせてもらいたかったです。

バトルもPCのレベルアップに合わせてかなりえげつない能力を持つ敵がバンバン登場
してきて一筋縄ではいかないものばかりですが、それ故に勝利を収める過程と結果は
熱が上がるものがあります。・・・やはり “ゼパ” 様の堅さは尋常じゃないです。


「バルムンク」 に衝撃的な真実を告げられ、そして今まさに危急存亡の秋(とき)を
迎える 「グラスウェルズ」 王国軍師が取った秘策がどんな未来を呼び寄せるのか、
蘇る兆候を見せた “ゼパ” 様の記憶と共に注目しておきたいところです。

posted by 秋野ソラ at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ソードワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(9)』

「アイヤール」 王家のお家騒動にあのプレイヤーの影がちらつく・・・そんな始まりを
見せる 秋田みやび 先生/グループSNE のリプレイシリーズ、最新の第9巻です。
(イラスト:中島鯛 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=201005000577


自分のモノローグと 中島 先生の気合の入った口絵が台無しですよ、“ムーテス”。(w
まずは復帰おめでとうございます、と。“ソラ” はまだNPCのままなんですね・・・。

それにしても “メッシュ”の記憶喪失はどこまでも尾を引きますね、ホント。
そんな彼は今巻でMVP級の働きを見せたり、あるいは50点の経験点を笑いの神が降りた
かの如きタイミングでもらいまくったり、と色んな意味で目を引きつけたカタチに。


シナリオに目を向けてみると、皇女 “ジャスティ” をかどわかした “シフェナ” 側が
めぐらせた策謀が1枚上をいくものの、ぞんざいズの行動力と作戦の妙で何とか切り抜けて
というか、秋田 GMが裏をかかれて悔しがる様子が相変わらず面白い。

厳格な 「アイヤール」 王家の女帝 “セラフィナ” に対してもぞんざいな姿勢を崩さない
“ジーク” たち (ダメンズと呼称) を説教し続ける “エア” の気苦労がピークを迎えて
いたのも注目でしょうか。・・・嫁発言が今巻もとんでもない場面で出てきますし。(w

お家騒動もひとまずの決着を見せ、「アイヤール」 王家がツンデレの血筋であることが
そこはかとなく判明したところで告げられる “ミスティン” の予言。その内容は次巻で
明らかになるとのことで、それが 「ぞんざい勇者団」 とどう関わってくるのか。楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2010年09月25日

『おと×まほ(11)』

白瀬修 先生が綴りに綴った魔法少女物語も11巻目。“此方” が中学2年生へと
進級し、ストーリーも新たな気持ちでスタートしております。
(イラスト:ヤス 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/otomaho/index.html


出会ったその時からスカートたくし上げ・・・って何て不埒な、と思ったらこれまた
とんでもない設定で斬り返されたし。まともな・・・まともな人はおらぬのか。(w

そんな感じで “深未” 初登場の回でしたが、話のメインは “瀬乃”。それも
“瀬乃” と “白姫” に纏わる因縁めいた繋がりが鍵となっています。なんか
“此方” さんの異常なハイ・スペックぶりがさらに浮き彫りとなってます。

そしてその因縁にまきこまれた “彼方” は新たに登場した “瀬乃” の力に
一度は叩き潰されますが、「魔法少女たる理由」 を窮地の中で見つめ直した時
彼らしい起死回生の一手で押し返し、と相変わらずのゴリ押しぶりに一安心です。


変態度が増した “いいんちょ” や “丈”、そこに “みさら” と未だ底知れぬ
可能性を秘めた “深未” が同じクラスメイトとして過ごすことでどんな物語が
生まれてくるのか。引き続き楽しみにしておきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『魔王はあまねく愛をまく!』

前作 『シャムロック』 シリーズに続いて 沢上水也 先生が送るセクハラ・ラブコメ。
「GAマガジン Vol.4」 に掲載の短編を読ませていただいた上で手に取りました。
(イラスト:ひづき夜宵 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/maoh/index.html


ひょんなことから無意識に好意な女の子へセクハラしまくる魔王子となって、しかも
相手からも運良くまんざらではない感情を向けられるという、うらやまけしからん少年
“桜山流星” に嫉妬せざるを得ない、そんなお話。

“つぼみ” や “真里亜” が “流星” に好意を抱く過程はだいぶ無理してますが
そこは勢いで補いながら読むのが吉でしょう。テンション高めなラブコメですし。
ねちっこい描写はあまり無いので「エロい」というよりは「えちぃ」感じです。

とりあえず短編で見せた3人の関係がこれで裏付けされたので、セクハラ対象が更に
増えていくのであろう、ということと 「魔王」 の存在がどんな風に明らかになるのかを
注視すべく、冬の2巻刊行を待ちたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『月光』

「第16回電撃小説大賞」 最終選考作にてデビューとなる 間宮夏生 先生の本作。
紙切れに綴られた 「殺しのレシピ」 から始まる一つの愛の形を見届けてきました。
(イラスト/白味噌 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new16


── 浮き世離れした魅力がありつつもどこかミステリアスな少女、“月森”。
── 彼女が持つノートに挟まれた、稚拙とも言える殺人計画のメモ書き。
── “野々宮” 少年がそれを手にした途端起こる、彼女の父親と母親の死。


第三者からすればただの交通事故、ただの失踪事件にしか見えない2つの出来事から
「殺しのレシピ」 という存在を知ってしまった彼が 「“月森” 殺人犯説」 を胸に
秘めつつ、彼女の真意を探ろうと近付いていく──。

片や 「殺しのレシピ」 のことなど全く知らないかのようなそぶりを見せる彼女は
親の死をも関知しないかのような面持ちで彼に好意を寄せていると宣言し、やがては
体をも預けるほどに接近し、翻弄していく──。

真実に辿り着くまでの二人の駆け引きや、その過程において気付く自分の想い、互いの
本心といった流れは 『“菜々子さん”の戯曲(シナリオ)』(高木敦史・著) がイケる
クチな方ならまず問題なく読めることでしょう。中々に楽しませてもらった良作でした。

posted by 秋野ソラ at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『小春原日和の育成日記(2)』

『乃木坂春香の秘密』 の著者である 五十嵐雄策 先生が送るラブコメ育成日記、第2巻。
お嬢様学校への入学を果たした “日和” の次なるステップを確かめさせてもらいました。
(イラスト/西又葵 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new7


前巻では丸ごと1冊使ってプロローグを、みたいな雰囲気でしたので今巻で改めて話の
進め方を確認させて頂きましたが 「クエスト提示」→「ミッションクリア」 な流れで
“日和” の成長と “ゆーおにーちゃん” への恋慕が募る過程を描いていくのですな。

“日和” さんの後先考えない自分へのムチャ振り具合に焦ったり、ハードルを上げた
目標を何とか乗り越えたときにホッと胸を撫で下ろす感覚は正に “祐介” が抱くそれと
近似するかのようで。姫乃宮版 「ぴよの団」 が出来た時は正に嬉しさも感じましたし。

“唯香” に思わず “美夏” の影がちらついたりだとか、“雀ヶ原” お嬢様の辛い過去を
見せつけられて驚いたりだとか、アブノーマルな人物が出てくるのは 有沢まみず 先生の
影響ですかね? とか色々気になりますが、輝ける未来に向かっての邁進を望む次第です。

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『よめせんっ!(3)』

「嫁さん千人できるかな?」 と “ねこがみさま” が “広人” の幸せを願って
奮起する様子を描く マサト真希 先生のハートフルライフ&ラブコメディ第3巻です。
(イラスト/ごまさとし 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new8


幼き日に抱いた淡い恋心を胸に “広人” を婿に取らんとする金狐一族の姫 “あやの” が
今回の嫁候補。しかし彼女の婿になる、ということは 「鰹屋」 の性を捨てる、ということ。
当然彼としても、“ねこがみさま” としても承服できる話ではありません。

そこにお目付役の “甚右衛門” と金狐メイド隊部隊が何としても姫の婿に、と介入して
嫁候補たる妖怪たちと徹底抗戦。その中で見えてくる金狐一族の、“あやの” 自身の事情が
“広人” に一つの決断をさせることとなります。

そしてその結果として自分の力の更なる発露と、“広人” 自身にとっての 「幸せ」 を
改めて認識することとなりました。男として株を上げたなぁ、と思います。今巻も中々に
ハートフルな内容でした。次なる嫁候補として何が出てくるのか、期待しておきます。

#イラスト的にも。(w

 
 

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2010年09月18日

『小さな魔女と空飛ぶ狐』

前作 『ピクシー・ワークス』 を刊行して注目を集めたあの日から一年。南井大介 先生が
世に送り出すちょっと変わった戦闘機乗りと天才科学者の物語、読ませていただきました。
(イラスト/大槍葦人 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new15


泥沼の様相を呈してきた 「サピア共和国」 の内紛状態を打破すべく登場した二人。

  片や 「レヴェトリア」 に現れた美少女にして天才科学者、“アンナリーサ”。
  片や 「ヴェストニア」 に現れた老獪にして狂気の科学者、“アジャンクール”。

彼女に夜間戦闘のトップでありながら予備役を志願する “クラウゼ” が付いたこと、
そして彼に “クラウゼ” を仇敵と狙う “エマ” がとある理由で涙を見せたことから
物語は少しずつ動き出します。


まず、各々の動向を対比させながら “アンナリーサ” と “アジャンクール” が戦争を
舞台に壮大なケンカをしまくりつつ、“クラウゼ” と “エマ” が二人の舞台裏で苦労
させられるというコミカルさが小気味良くて面白い。

更に面白半分で挑んだ戦争というものの現実を心から思い知らされた “アンナリーサ” と
“アジャンクール” が選んだ人としての道、科学者としての道が対照的で、かつどちらも
理に適っていると感じられるシリアスな展開は見事と言うほかに無く。

  「人類という種が高貴で素晴らしい性質を備えていること」

“クラウゼ” が “アンナリーサ” を諭すべく吐露した彼自身の本心が、彼女の改心を促し
世界大戦への突入を阻止すべく動き出すラストまでの話運び。そして導いた一つの結末。

「シュナウファーッ!」 と叫ぶ彼女の声音が少しずつ柔らみを帯びていくのを感じたとき、
このお話を読めて良かった、と心からそう思えることができて何とも幸せでした。


“イングリッド(リード姉様)” や “メリエル” も魅力的なキャラクターですし、何よりも
大槍葦人 先生のイラストがその魅力を更に押し上げる形になっていて、まさに絶妙でした。
9月の新作、オススメの一冊と申し上げて差し支えないかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『狼と香辛料(15) 太陽の金貨〈上〉』

「ヨイツ」 を目前にする “ホロ” と “ロレンス”。巻も重ねて15巻目、佳境を
迎えつつある雰囲気をひしひしと感じる 支倉凍砂 先生の新刊を読了しております。
(イラスト/文倉十 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new2


「デバウ商会」 の動向を探るべく 「レスコ」 の町へと入った “ロレンス” たちが
まず訪れたのは 「ミューリ傭兵団」 の団長。その彼から受け取った何十年、何百年の
時を経た遺物と言伝。思わず感極まる “ホロ” の姿が何とも印象的でした。

気の沈む彼女を慮り、視察も兼ねて繰り出した町の様子は活気があって心なしかそれに
引きずられて気持ちも高揚する最中に見つけた、“ロレンス” のその身を、未来をも
揺るがすかのような一つの契機。

「デバウ商会」 に戦意が見えない中、職人を規制するものが何も無く、市壁も税金も
無い理想的な町に想いを募らせつつも一人の両替商がもたらした話から抱きはじめた
疑念がやがてとある結論を導き出す。その過程と “ホロ” とのやりとりがまた絶妙で。

更にはこの先どういう風に話が進んでいくんだろう? と思わずにはいられない引き具合。
これは下巻の登場が早くも楽しみで仕方が無い、という状況です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『血吸村へようこそ(5)』

阿智太郎 先生が送るイヤウレ系コメディ第5弾。今巻も2章立て、「吸血鬼の眠り病」
「牛乳が出ない!? 血吸村の大ピンチ!」 を収録しております。
(イラスト/あらきかなお 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new12


巨星落つ、ということでフォントを弄ってくるあたりが彼女の想いの強さを物語っている
かと思います。しかも 「心さえモノに出来れば」 という吸血鬼として軸のブレた結論に
至ってしまったあたりはかなり強敵と言わざるを得ません。・・・どうする “直樹”。(w

そして、あわや変態共(友?)の慰みものになるかもしれない “季代実” の窮地を
救ったのは今さら誰と言うこともありませんが、「どういう理由付けでくるかな〜」 と
思ったら 「そうきましたか」 という感じで。・・・鈍感にもほどがあるよ “直樹”。(^^;

さて、“直樹” を取り巻く女性陣の思惑が決まったところで次巻がいよいよ最終巻。
村の住民に疑念を抱かれつつも、やはりこの距離感を維持する(=誰とも結ばれない)
のでは? という展開を予想しつつラストを見届けたいと思う次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『C3 -シーキューブ-(10)』

祝! 二桁到達、ということで人気の高さに裏打ちされた結果を目の当たりにしつつ
水瀬葉月 先生が送る呪われない少年と呪具たちの物語、第10巻です。
(イラスト/さそりがため 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new4


新たな敵 “エルシー” の登場と、とある一人の少女を連れて戻ってきた “日村”。
“フィア” たちをも凌駕する “エルシー” の強敵ぶりと口絵に示された過激な妄想が
どう結びつくのかと思っていたらそれがどんでん返しに繋がってまさに驚きの展開に。

さらに “日村” の想いと “錐霞” の過去が顕在することで予想もしていなかった
流れに突き進んでいく今巻は殊更に読みごたえがありました。“錐霞” もようやく
吹っ切れてくれて何よりでしたし。

また、“エルシー” との対峙で見せた、“春亮” は未だ知る由も無い “フィア” と
“このは” の心に現れた本当の気持ちが今後どう関わってくるのか、“春亮” 争奪戦の
行方と共に気になるところです。引き続き期待しつつ、見守っていく次第であります。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『花×華(2)』

岩田洋季 先生が送る二人の「はな」の物語 ── だぶるはな・ラブコメディの第2巻。
“園端夕” の2作目として美桜町の夏を映像に収めるべく、今度は撮影合宿に挑みます。
(イラスト/涼香 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new6


岩田 先生が惚れ込むのもムリはない、と言いますか 涼香 先生のイラストが二人の
「はな」、“花” と “華” の魅力をより一層引き立てております。海水浴の他に
露天風呂にも入りますし。挿絵指定にも抜け目はありませんことよ。(w

“夕” に対する “花” と “華” の時に大胆で、時に繊細なアプローチの数々は
相変わらず見ていて楽しいところ。加えて 「演じる」 ということに関する “花” の
変化、それに対する “華” が感じた想いの吐露、と繊細な機微の描写が何とも素敵で。


“華” の演技を知るが故に「どうして、ダブル主演なの?」問いかけた “蘭子” も
クランクアップを迎えた二人の熱の入れ様に 「だぶるはな」 の必要性を認識したこと
でしょう。“夕” 自身もそれを改めて強く思い直したことと思います。

そんな彼が次に挑むのは・・・・ということでカメラマンとして、監督として胸に抱いた
一つの願いがどういった実を結ぶことになるのか、続きを楽しみにしておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『Baby Princess(5)』

  著者/公野櫻子
  カバーイラスト/みぶなつき
  口絵・本文イラスト/若月さな

以上敬称略、ということで 「電撃G'sマガジン」 でも連載企画が好評進行中となる
『Baby Princess』 ノベライズも巻を重ねて5巻目の刊行を迎えております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1009.php#new14


海へ泳ぎに行って、温泉につかって・・・・と読者ならびに “陽太郎” にとってみれば
至福の時、と言いますか眼福の時というイベント尽くしではありますが、それと同じ
くらい深刻かつ重大なトラブルに見舞われてもいるところで。

“麗” の水着騒動であったり、“綿雪” が心許しているのを見て嫉妬する “氷柱”
との一幕であったり、“螢” との距離の縮み具合であったりと姉妹たちとの仲も更に
良好なものとなってきているところで

  「オマエと──私は家族じゃない」

・・・と深く、静かに言い切った “ヒカル” の一言。内に秘めた決意の吐露が、彼女の
思いもよらぬ事態へと波及して、“陽太郎” が19人の姉妹と共に在ることへの改めての
問いかけに繋がりつつの引き具合。どちらに話が倒れるのか、続刊が待ち遠しい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2010年09月12日

『「六畳間の侵略者!?」プロモーションMOVIE』

PROJECT 『六畳間の侵略者!?』 から、同作品のプロモーションMOVIEを収録した
応募者全員サービスDVDが届きました。プロモーションMOVIEのほか、「HJ文庫」
公式サイトで公開されていた動画2本の高解像度版も収録されています。

・・・で、そのアニメーションを見させていただいたワケですが 「おぉ〜動いてる」
って感じで。「陸戦協定」って原作だと一言も触れてないんですが、ちゃんと認識
されてるんだなぁ、とか思ったり。ババ抜きだけでこの騒動、流石の面々です。

クレジットには載っていませんでしたが、「声優さんのキャスティングはこうしたい」
という宣言も含まれていたのかもしれません。ともあれ『いちばんうしろの大魔王』
の後続としてぜひアニメ化を果たして欲しいと願う次第です。


#ダメ絶対音感、とか無いからね・・・自分には判別できないですけどね・・・。

posted by 秋野ソラ at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2010年09月11日

『サクラダリセット(3) MEMORY in CHILDREN』

乙一 先生の推薦文に後押しされつつ登場してから1年と3ヶ月。能力者の集う街
「咲良田」 を舞台とする 河野裕 先生の物語も3巻目の刊行を迎えております。
(イラスト:椎名優 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200911000545
http://www.kadokawa.co.jp/fair/200908-01/


「──アンドロイドは、誰?」

“浅井ケイ”、そして “春埼美空” と浅からぬ縁を持つ “相麻菫” が彼と彼女に
投げかけた意図。抗いようのない現実に対する想い、その表れの一つであったのかと
今にして思います。“ケイ” の回答内容も興味深いところでした。


「──僕は、未来の記憶を持っている。」

“ケイ” が 「咲良田」 に留まるきっかけ、そして “美空” という少女が特別な
存在になった瞬間。「記憶保持」と「リセット」が共に在る理由が現実へのあきらめ、
悲しみ、そして涙に抗うためというのが利己的なのにも関わらずとても綺麗でした。


「──浅井ケイは、間違えない。」

“マリ” という少女を救うために選んだ選択肢、そしてその結果。“美空” 自身が
定めたルールを打ち破ってまで彼を信頼することに決めた要因がこの事件の顛末に
隠されていることを知った時、“美空” の笑顔がより一層印象的に映りました。


“菫” との邂逅がもたらした新たなる展開の予感に胸躍るのは致し方の無いこと。
「月刊少年エース」 でのコミック化も決定し、ますます勢いに乗る本作の行方に
引き続き期待しております。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『"文学少女"見習いの、卒業。』

もう一つの "文学少女" を巡る物語もついに締めくくりの時。お送りするのは
もちろん 野村美月 先生、竹岡美穂 先生のお二方です。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_02


“菜乃” という少女に対する想いを示した “心葉” の 「行動」 に心から
敬意を表したい。“遠子” と離れてからまた一歩、一人の男として、人として
精神的に成長したところを見れたことが何よりも喜ばしい限りです。

ページ数もさることながら、その内容にもただただ圧巻されるばかりでした。
突然 “菜乃” に対する態度を豹変させた “瞳” の心に重くのしかかっていた
一人の少年を巡る過去、それに絡んでくる文学作品と文学小説のエピソード──。

過程はもの悲しいけれど、それでも先へ歩んでいこうと思える話の結び方はもう
実際に読んで体感してもらうしかないです。そして次に刊行予定の「挿話集」、
更に先に来る2011年刊行のタイトルが凄く気になって仕方が無い今日この頃です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『空色パンデミック(3)』

コミック化が決定した 本田誠 先生の 「ボーイ、ミーツ、空想少女」 第3巻。
加速度を増して、「空想病」 によって幾重にも変遷し続けるセカイに注目です。
(イラスト:庭 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05


たまに耳にする 「セカイ系」 と呼ばれる作品を読んだりなどしたことはあまり
ないのですが、特に今巻に関して言えば全体を通してかなり印象的な内容だった
と言わざるを得ません。「一八六ページ」 とかビックリでしたよ、ホントに。

12月で猛暑、というのっけからいかにもな話を振られながら、いつの間にやら
あれよあれよとセカイが上書きされまくって 「ドコ行くね〜ん!?」 と言わず
にはいられないジェットコースターぶりはまさにシリーズ最大級。

意欲作、という見解ですので 「セカイ系」 とか 「中二病」 といった単語に
嫌悪感がなければ力強くオススメしておきたいところです。次巻からまた違った
話の流れになるそうなので、どういった変化を見せるのか注視しておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『バカとテストと召喚獣(8)』

井上堅二 先生と 葉賀ユイ 先生の絶妙なコンビネーションで送るバカコメ・・・って
ジャンルは初めて聞いたな。ということで本編第8巻、通算11冊目となる新刊の
お目見えです。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_01


久しぶりに “葉月” ちゃん登場、って書くと「美幼女」という単語が頭に浮かびますが。(何


“瑞希” も含めて常識の範囲外に達する人たちばかりとなりましたが・・・というか
彼女は仮にもヒロインのはずですけど。“玉野” さんに迫られる “アキ” ちゃんや
“秀吉” のほうが余程ヒロインっぽく見えますけど!(w

それでも彼女たちは好きな人に好きになってもらいたいから、と今回もあの手この手で
突貫してます。“瑞希” もようやくそれらしい意思表示が出来た、というか “明久” に
対して伝わったかな、というところがやはり見どころでしょうか。

今巻からまた新たに始まった 「試召戦争」 も、謀略と勘違いを起点とするこれまでと
一風変わった展開、そして帰結の仕方で楽しませてもらいました。恋の駆け引きにも
注目が高まる続きに期待したいと思います。


#“玉野” さんカワイイよ “玉野” さん。(w

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ナイトウィザード The 2nd Edition リプレイ エターナルブレイヴ』

かわたな こと 田中信二 先生/F.E.A.R. がマスタリングを務めた、スタンダードな
「世界の危機」 への没入と回復を描く物語が1冊にまとまりました。
(イラスト:石田ヒロユキ 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_07


  “勇士郎”   : たのあきら 先生
  “はるみ”   : 藤井忍 先生
  “真魅”    : 鈴吹太郎 先生
  “伊右衛門” : 菊池たけし 先生

配役はこんなところで。第一話 「幼年期の終わり」、第二話 「地球の長い午後」 を
収録していますが共に 「仮想人格」 がシナリオに大きく影響してくるところが特徴とも
言えるでしょう。・・・「ハルミシリーズ」 は確かにビックリしました。絵的にも。

ロールプレイとして見ると 藤井 先生の感情移入ぶりや たの 先生の勝ちロールプレイ、
ヤケクソで「どりぃむ」を合言葉と宣言する 鈴吹 先生、ついついGMのような描写を
挟んでしまう きくたけ 先生とコメディとシリアスの切替が毎度の事ながら素晴らしい。

・・・田中 GMの出目の悪さとか、“はるみ” の「ここぞ!」というときの勝負強さも
注目でしょうか。第一話も第二話もエンディングの落とし所が綺麗にまとまっていたので
そういった意味でも読了感が良かったです。楽しませてもらいました。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2010年09月05日

「2010年上半期ライトノベルサイト杯」投票

2010年上半期ライトノベルサイト杯へ投票します。


[ 新規作品部門 ]

【10上期ラノベ投票/新規/9784086305549】はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ
【10上期ラノベ投票/新規/9784048682800】さくら荘のペットな彼女
【10上期ラノベ投票/新規/9784829135198】東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN
【10上期ラノベ投票/新規/9784798600338】笑わない科学者と時詠みの魔法使い


[ 既存作品部門 ]

【10上期ラノベ投票/既存/9784044743024】サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
【10上期ラノベ投票/既存/9784048685436】神様のメモ帳5
【10上期ラノベ投票/既存/9784086305396】カンピオーネ! VI 神山飛鳳
【10上期ラノベ投票/既存/9784829135129】氷結鏡界のエデン3 黄金境界
【10上期ラノベ投票/既存/9784797358650】魔法の材料ございます3 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚
【10上期ラノベ投票/既存/9784798600673】六畳間の侵略者!?5



・・・あってるカナ、カナ?(2回言うな)

少しだけ奇をてらうようなラインナップにしてみました。
杉井光 先生の作品大好きっ子として1つねじ込みましたが。

いずれのタイトルも感想を書いていましたので参考までにリンクを
張っておきます。


===================================================================

≪感想文リンク≫


『はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ』
http://njmy.sblo.jp/article/39546817.html

『さくら荘のペットな彼女』
http://njmy.sblo.jp/article/35147903.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/37334624.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/40282854.html

『東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN』
http://njmy.sblo.jp/article/38640749.html

『笑わない科学者と時詠みの魔法使い』
http://njmy.sblo.jp/article/37174083.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/40146836.html


『サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL』
http://njmy.sblo.jp/article/36525840.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/32418719.html

『神様のメモ帳5』
http://njmy.sblo.jp/article/38436497.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/30799086.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/23984092.html

『カンピオーネ! VI 神山飛鳳』
http://njmy.sblo.jp/article/37174067.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/40021318.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/34275327.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/31144809.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/28392007.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/25579553.html

『氷結鏡界のエデン3 黄金境界』
http://njmy.sblo.jp/article/37470281.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/40519407.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/34490282.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/32801070.html

『魔法の材料ございます3 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』
http://njmy.sblo.jp/article/36708165.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/39684266.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/34016510.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/31687665.html

『六畳間の侵略者!?5』
http://njmy.sblo.jp/article/38885234.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/36284701.html
( ⇒ http://njmy.sblo.jp/article/33762652.html
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posted by 秋野ソラ at 13:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | ライトノベル