2010年07月31日

『僕は友達が少ない(4)』

時を同じくして いたち 先生によるコミックス第1巻も発売となっている 平坂読 先生、
ブリキ 先生の大人気シリーズ 「はがない」 最新巻、逃すことなく確保&読了です。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=25619


“理科” の妄想(暴走)ぶりが心地良い。「ユニバァァァス!!」 にはガチで笑わせて
もらいました。家で読んでいて正解だと思いました。国語の回答もね、ホントにもう。
しかもネタの切り返しで 「ホモゲ部」 をそのまま持ち出してくるし。(w

前巻から引っ張ってきた “夜空” のタネ明かしはワリとあっさり流しつつもフラグは
依然踏襲したまま、というかヤキモチ全開で何よりでございました。しかしもう一つの
ほうは順当に、いよいよ大きく鎌首をもたげる形になってこれまた楽しみな展開です。

叙述トリック、というワケではないのですが、今巻登場の新キャラクター “ケイト” が
どうしても 「そんな歳」 に見えない残念な言動っぷりで、これまた安心できました。
これぞ 「はがない」 ってことで。何はともあれ続きが楽しみで仕方がありません。


#もしドラマCDとかアニメになったら “星奈” のあのセリフはどうなるんでしょう。
#・・・まぁ、『こえでおしごと!』 もアニメ化するような時代だから特に問題ないか。(ぇ

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『まよチキ!(4)』

あさのハジメ 先生、菊池政治 先生による学園執事ラブコメも勢いに乗って第4巻の
刊行を迎えております。フライング・ゲットの勢いに乗せて読み倒しております。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=25621


肌露出の多い挿絵指定ばかりで・・・・というかモロ裸(湯煙仕様)もあったか。眼福、眼福。


今巻はメガネジャンキーこと “ナクル” がことあるごとにネタを振り撒いていった
感じで、序盤にあった “マサムネ” とのやりとりとか印象が薄くなったような気も
しなくはない今日この頃です。

とは言いながら主題はあくまでも駆け落ちネタということで、「何で?」 という疑問が
解決された時にはまた一歩 “近次郎” と “スバル” の心の距離は縮まっているワケで。
・・・父である “流” がホント不憫でならない話の流れでもあるのですが。

そんな “スバル” の心の奥底に積もり積もった想いが、悲壮とも見て取れる顔付きと共に
いよいよ明るみに出ることとなりました。・・・インパクトのある紙の使い方で綺麗な引き際を
魅せてくれた本作の続きに大きな期待を寄せておきたいと思います。


#「とらチキ!」 も読ませていただきました。・・・犬耳執事、(*^ー゚)b グッジョブ!!

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『101番目(ハンドレッドワン)の百物語』

『あかね色に染まる坂』((c) feng) の サイトウケンジ 先生、涼香 先生で綴る
オカルティックアクションラブコメディ都市伝説、読ませて頂いております。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=25614


・・・これはウチも言わせてもらうしかない。「みずみず愛してる!」 と。(w


短編集みたいな形式で章立てされているので話の切れ目が分かりやすく、かなり
サクサクと読めました。涼香 先生のイラストもポイントを押さえていて感情移入
しやすかったです。確かに仕様どおり、してなかったですね・・・・パンチラ。

“理亜” の挿絵指定が無かったのが心残りではありますが、当面は “ヤシロ” や
“詩穂” に対する伏線がどう使われるのか注目しておきたいところかと思います。
・・・“モンジ” が 「ロア」 たちにどう弄られるのか、についても。

「メディファク☆モバイル!」をマイメニュー登録していないので、番外編となる
「終わらない千夜一夜(シャラザード)」には目を通していないのですが、特典の
「都市伝説(ロア)達の休息日」は拝読しました。・・・やっぱり、みずみず愛してる!(ぇ

posted by 秋野ソラ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『白夢[スノーミスト](4) 雲壁の彼方へ』

瀬尾つかさ 先生が送る学園ミスティック・ファンタジーも第4巻にして終幕の時。
“榮一”、“神楽”、そして “雪姫” の物語の結末を見届けさせてもらいました。
(イラスト:るろお 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200912000112


まず思うのは “榮一” は最後まで締まらない主人公だったなぁ、というところでしょうか。
いや、戦闘でもキメるところはキメてましたし、精神的にも追い詰められながらその逆境を
乗り越えてきたりもしてるんですけどね。

あと、今巻は “かすみ” のモノローグとかダイアローグが多かったので “雪姫” の
存在感がだいぶ薄れてましたが、最後はしっかりと彼女なりにアピールしていたかと。
・・・いや、“かすみ” みたいなキャラは好きなので私的には全然アリな流れでしたけど。

“神楽” もアイデンティティが確立してめでたし、めでたし、と言えるでしょう。
“桜子” のせめてもの歓迎の言葉が、たったひとつの復讐を成し遂げたであろう
ことが物語っていると思います。ということで無事完結を心よりお祝い申し上げます。

posted by 秋野ソラ at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ハイスクールD×D(7) 放課後のラグナロク』

「富士見ファンタジア文庫」 のエロコメ枠を担う 石踏一榮 先生が送る本作も
エロさと熱い展開を増し増しにして7巻目の刊行と相成ります。
(イラスト:みやま零 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200912000634


“乳神” さまって、これまたジョーカーみたいなとんでもないのが出てきました。(w
・・・何か困ったことがあったらとりあえず “乳神” さまが出てきそうな感じですな。

今巻では “朱乃” さんの身の上話を引きずっていますが、それも “イッセー” の
気持ちと態度でようやく山を乗り越えたようで。みやま零 先生のイラストが絶妙な
タイミングで入ってきてこれまた相乗効果が・・・って一般作なのにめがっさエロい。

二天龍の共闘とかバトルの熱い部分も忘れずに見せ場が用意されていますが、今巻も
ナニゲに “匙” の存在が良いアクセントになっていたように思います。パワーアップも
しているみたいですし、こちらの成長度合いも気になるところです。


次巻は修学旅行編と銘打った短編集になる、とのことでコメディ色が強くなりそう。
“イッセー” もフラグをあちこち立てまくっているのでどうなるのか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル