2010年06月05日

『剣の女王と烙印の仔(5)』

担当編集の交代を迎えて気持ちを新たにする制作チーム 「コケッコ団」 が送り出す
『剣の女王と烙印の仔』 の第5巻。もちろん物語を綴るのは 杉井光 先生、世界観を
描き出すのは 夕仁 先生です。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=25261


「万に一つ」「一縷の望み」 ── そんな奇跡を何度も何度も手繰り寄せ、ありふれた
結末を否定し続けて望むべき未来を繋ぎとめる瞬間の描写に思わず心躍らされました。

例えて言うなら 「スパロボ」 で命中率の低い敵の攻撃を避け続けて生き残る結果を
気が滅入るほどにソフトリセットし続けて実現するとか、能力値からして明らかに回避
できない敵の攻撃を6ゾロを出して避けるとか、そんな感じで。(ぇ

“クリス” と “ミネルヴァ” の繋がりに物悲しさが漂い始め、「刻印」にますます
振り回されていく中で世の情勢も騒乱に溢れてきて、と続きが気になる要素が満載です。
第6巻の刊行を、気が早いですけれども今や遅しと待ちわびておく次第であります。

posted by 秋野ソラ at 09:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『パパのいうことを聞きなさい!(3)』

迷い猫オーバーラン!』 のTVアニメ放映もスタートして俄然勢いに乗る 松智洋 先生の
もう一つの注目作 『パパのいうことを聞きなさい!』、その第3巻が登場しております。
(イラスト/なかじまゆか 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/_papa/#b03


なかじまゆか 先生が描く巻末の4コマ×3がコミカルで面白い。流石! といったところ。
刊行ペースに驚いているのは先生だけじゃないッス。(w


“祐理” 姉さんが “ひな” の成長を願って気を配っていたんだなぁ、というエピソードに
触れた瞬間にとても心が温まる思いがしました。クリスマス・プレゼントの仕上げとしてその
伏線を回収してくるか、と思うと感慨もひとしおです。

ハートフルな感覚であれば “美羽” が最後に流した嬉し涙とその姿もなかなかのものです。
普段、周囲のフォローに回ってあまり表に出ない彼女であるがゆえにああいったご褒美が
あってもいいじゃないか、と思うことしきりです。

・・・ナニゲに “栞” にもスイッチが入ってしまったのが気になるところですね。思い込みの
強さで突進してこないかと、またトラブルのネタに繋がるのかな、と思ったり思わなかったり。
まぁ、何はともあれ続きをどうもっていくのか楽しみであります。



「スーパーダッシュ文庫」公式サイト、2010年5月分の特集で本作が対象となっています。
丸宝 編集長、松智洋 先生、なかじまゆか 先生による奇跡の刊行などを振り返る対談を
読んでおくのも良いかと思います。

http://dash.shueisha.co.jp/feature/1005/index.html


ちなみに、公式小冊子は早速申し込んでおきました。こちらも楽しみにしております。

posted by 秋野ソラ at 09:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『こいびと以上、ともだち未満 はぶてる彼女』

同郷らしい、というのは編集担当者の言ですがそんなお二方、みかづき紅月 先生と
双龍 先生が世に送り出すのは田舎の隠れオタがいかに大変か、ということを描いた
田舎ラブコメです。

http://dash.shueisha.co.jp/new/1005.html#b03


・・・“あおゐ” さんみたいに開けっ広げな店員さんがいる本屋なら通ってもいいな。(w


私自身、生まれ育ったのは田舎と言っても関東の人間なので方言というのは特に無くて。
ですから地方出身の方と会話していると、方言で喋ってもらったほうがどことなく温かみが
あるというか、そんなふうに感じるので羨ましく思うことが多々あります。

・・・とはいえガチで方言入ると何言ってるか分からなくなるケースもあるのですけど。(^^ヾ
本作はそのへんも考慮して少し噛み砕いた使い方をしているので方言で読みにくくなる様な
ことはありません。ご安心下さい。

カミングアウトする、というのは何であれ躊躇するものです。みかづき紅月 先生の心情も
とてもよく分かりますし。「相互理解」ということの難しさ、「相容れる」ということの嬉しさを
感じ取ることができれば、と思いながら本作をオススメする次第です。


「スーパーダッシュ文庫」公式サイトに みかづき紅月 先生のインタビュー記事が
掲載されておりますのでそちらも読んでおくと、先生の作品に対する想いなどが
伝わってきて新たな側面を垣間見ることが出来ると思います。

http://dash.shueisha.co.jp/interview/

posted by 秋野ソラ at 09:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『生徒会ばーさす!(3) 〜爆走お嬢様の初恋〜』

新作を含めての3ヶ月連続刊行を決行する 番棚葵 先生の1本目、学園ギャグコメディ
『生徒会ばーさす!』 第3巻を読ませて頂いております。
(イラスト/宮坂みゆ 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/-vs/#b03


・・・口絵とか見ている分にはそんなに 「無い」 ようには感じないんですが。(何


制服は前回変更したままで話は進んでいきますが、今巻は “水樹” へ新たに接近する
“ひなた” が騒動の種になります。・・・実際に彼女のような女の子が近くに居たとして
彼のようなあしらいができるかというと正直、自身はありません。(^^ヾ

そんな彼女をダシに “神菜” の精神面を鍛えようとする “広大” 翁の狡猾さは流石
と言うべきところで。翁の言うことも至極最もなんですよね。どちらが熱を上げてるか
と言えばそれは自明の理なワケで。想いの天秤も傾いているようにしか見えないワケで。

翁が望む理想の「暴君」像というのも気になるところですが、目下の注目点は夏休みも
“神菜” の勝負事に巻き込まれるであろう “水樹” の行く末でしょう。来月刊行予定
の第4巻でどうなるか、展開を楽しみにしておくことに致します。

posted by 秋野ソラ at 09:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ドラゴンクライシス!(11) マジックタイム』

詳細は不明ながらもメディアミックス企画が進行中の 城崎火也 先生、亜方逸樹 先生
による 『ドラゴンクライシス!』 の第11巻が刊行されております。

http://dash.shueisha.co.jp/-dc/#b11


“実咲” がまごまごしている間に今度は “マルガ” が一歩前進させてきた、という
感じです。さすがに “竜司” も彼女のアピールの意味が分からないワケでもない
でしょう。鼓動の早まりがその先へと続くかどうかはまだ分かりませんが。

そんな彼の鼓動を止めるかのような出来事が引き際に発生しています。今巻初登場の
“貴生” と “マリア” の強敵ぶりをまざまざと見せつけられた結果ですが、
望まざる所に敵を呼び寄せてしまうのはその力ゆえか、あるいは周りの存在ゆえか。

あらすじが示すとおりの急展開で続きをどうもっていくのか、城崎 先生のお手並みを
拝見させていただこう、と思う次第です。

posted by 秋野ソラ at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル