2010年06月26日

『トリニティ×ヴィーナス(4)』

ぜくやん こと 是空とおる 先生の原作を 合鴨ひろゆき 先生がコミックで綴る本作も
いよいよ大詰め。今巻、第4巻でクライマックスを迎えます。

http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861767708.html


・・・「俺、顔出ししてないけど実は十仮面やねん」って、友野詳 先生ステキです。(w


  ・ “アルファ” たちが 「ビッグ3」 たる由縁
  ・ “トオル” が思いを託した能力
  ・ “藤原素子” の行動理由
  ・ “ウーシエンダー” の正体
  ・ “ノエル” との激闘
  ・ “リン” 自身の能力への信心
  ・ “シン” が語る 「トリニティ」 の存在意義

・・・そして見せつけた 「人類の力」 といろいろ見えてきて驚かされること、切ないこと。
何よりも熱いアクションの連続で、文字通り手に汗握るような感覚のまま最後まで
読了した感じです。

作中、「煉獄の炎」「銀の雨」・・・・と何とも気になる、思わず「ニヤリ」とさせられる
単語なんかも盛り込まれていて、様々な角度から楽しませてもらった作品である、と
申し上げることに何ら躊躇いもありません。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2010年06月19日

『イラストレーター セッション 常夏の島に刃が踊る Replay:ゲヘナ 〜アナスタシス〜』

  著: 友野詳/グループSNE
  ビジュアライズ: 相田裕・FBC・緒方剛志・槻城ゆう子・平尾リョウ

以上敬称略、でお送りするのは新紀元社より刊行されている 「Roll&Roll」 誌で
おなじみのイラストレーターさんを迎えた特別セッション。雑誌掲載分に書き下ろし
2本を加えた読んで楽しく、目で見て楽しい1冊となっております。

http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861767173.html


・・・自分もこういうときには女性キャラをやりたがるような、そんな気がします。(w


── 第一話「背徳の港は妖酒の杯」:

キャラクターを作っていくワイワイとした雰囲気や出来たキャラ同士が少しずつ関係を
育んでいく過程であるとか、プレイに必要な説明・手ほどきを 友野 GMや有識者が丁寧に
説明していく様子を余すところ無く収録していてTRPGを知らない人にも優しい構成です。

・・・初心者相手に邪霊が如き微笑と共に堕落を誘うところまで、それはもう事細かに。(w

第一話では 〈頽廃の果実酒(ザクムのエキス)〉 に似た依存性の強い薬酒 「ハオマ」 の
密売組織を追うまでの流れを押さえています。ここでの戦闘において “チチェック” の
【反業】 による博打人生が決まった、と言っても過言ではありますまい。


── 第二話「常夏の島は暗闇の園」:

第二話は組織の謎を追ってファファール海のリゾート島 「バハーミーン」 に舞台を移動。
真面目に聞き込みをしたり、リゾートでのんびりしたり、とキャラによって色の分かれた
様相を呈しています。“ヴィーダ” と “チチェック” ダイス目の差もそうですが。(^^ヾ

そう言えば “ヴィーダ” に 「姐さん」 というイメージが固着したのもこの頃でしょうか。
敵に首領級邪霊が出てきたり、「ゲヘナ」 の特徴である 「連撃」 のコツを掴み始めた
キャラによる攻撃の応酬などいろいろとレベルアップが見られる展開が見られます。


── 第三話「凍てつく風に姉弟が迷う」:

この頃には “イーサー” の実質的なリーダーとして、すっかりキャラがブレまくっている
“ポーリィ” をサブリーダーとしてすっかり気の合う仲間となった面々ですが、彼らに
組織の要人殺害容疑が掛けられます。もちろん、容疑を晴らすために各々動き出します。

プレイヤーが申し訳なく思うくらいのショートカット、“バスィール” と “エフテラーム”
の支援や堕落ポイントを駆使してシティ・アドベンチャーや手に汗握るバトルに対応していく
様子はもうすっかりTRPGプレイヤーの顔ではないかと、想像するに難くはありません。



「大変です! 事件がっ!」 ── その呼び声にそれぞれがどんな顔をしているのか。また
どんな騒動にまきこまれたのかを想像してみるのも面白いのではないかと思います。
「ゲヘナ」 のみならずTRPGの楽しさを伝えること紛う方なき本作、楽しませて頂きました。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『妖異暗躍譚(2) 紅梅の残月 Replay:天下繚乱RPG』

  原作: 小太刀右京
  著: 三輪清宗
  ビジュアライズ: すがのたすく

以上敬称略でお送りする「天下繚乱RPG」リプレイ。連続刊行となる第2巻も引き続き
すがのたすく 先生、小太刀右京 先生、井上純弌 先生、鋼屋ジン 先生を迎えての
セッションとなります。

http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861767661.html


  ホームズ : (とうとうと話す茜に感銘して)なんて滑らかな! まるで
          話す内容を、あらかじめ考えていたような・・・・・・!(一同爆笑)
  茜 : ちょっ!? やめてっ、そこ言っちゃ駄目よ!
      ホームズさん、ホームズさん、しーー(笑)。
  金銀 : ホームズの名推理が冴えてしまったようじゃな(笑)。


いやぁ、すがのたすく 先生が机の下にもぐり込む姿など、ぜひ拝見したかったです。
プレイヤーが自分の行動宣言するとか、どんだけ “鳥居” さん萌えなのかと。(w


  「よし、今日はシャーロック・ホームズで聖徳太子を倒しに行く日だな」


江戸の町に増える妖異、黒部の里が滅んだ本当の理由、そして “梓姫” とすべてが
繋がっていく中で見えた道筋、それが 鋼屋ジン 先生の口にしたこの一言に集約される
ワケです。読んでいない方には 「なんのこっちゃ?」 という話ですが。(^^ヾ

熱いバトルだけではなく、NPC (特に “鳥居” ) を言いくるめる交渉術が必要と
されるシーンやタイム・アタックで今後の成否が左右されるアドベンチャー・パート
など設定をフルに活用したギミックの数々は流石だなぁ、と驚かざるをえません。

・・・それにしても、“ホームズ” の 「メタ視点モード」 にあんな設定があったとは。
鋼屋ジン 先生がつぶやいた裏設定も加味すると 「異邦人」 というクラス設定が
鮮明に映えるというものです。


巻末には 井上純弌 先生がプレイ中に描いていたイラスト付きのメモ書きも収録。
代々木の全理連ビルで行われた 「D&Dリプレイ3巻発売記念」 トークショーを
思い出します。こういうのは雰囲気が伝わってきてイイですね。

#「大勘解由使」とか「アルティメットフォーム」とか、何でもアリでステキです。(w

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(8)』

秋田みやび 先生/グループSNE がお届けする 「ソード・ワールド2.0リプレイ」 も
いつの間にやら8巻目、という長きに渡るキャンペーンを続けております。
(イラスト:中島鯛 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200908000095


  ジーク : 何だそうか。すごいなベル。
  GM : 「ボ、ボクの才覚からすれば、それくらい簡単だよっ」と
       ちょっと声が上ずったり。
  ニゲラ : や、ちょっと、この子可愛いですぅ(笑)。
  ジーク : 全くだ。こいつと血が繋がっていることが、残念だ。
  ニゲラ : ・・・・・・えっ。


一瞬、時が止まったのもムリはないと言いますか・・・。どんだけ間口が広いのかと。
でも、“ルー” と結婚する気マンマンなのは変わらないみたいですけれども。(w
“ジーク” は新たな血縁関係が分かって流石に身の振り方を・・・改めないか。(^^ヾ

そんな彼の言動を密かに喜ぶ “ニゲラ” には肉親がもたらす騒動を身をもって、体を
張って阻止する過程の中で人として一段階成長できたようです。・・・大人になるって
ある意味、悲しいものですね。(w

肉親、と言えばパーティから離脱していた “ソラ” がついに合流。“エア” の説教も
心なしか毒が抜けた感じでしょうか。それにしても “メッシュ” が記憶喪失になった
ことがココまで影響するとは思いも寄りませんでした。


さてさて、これでようやく “ソラ” が前線に戻ってくるのかと思った矢先に次回予告
めいた今巻の引き具合。しかもこのタイミングで当事者が・・・という展開に次巻の刊行も
目が離せない状況です。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・クロニクル 彷徨のグングニル』

「1st Edition」 「2nd Edition」 時代のリプレイも収録した、まさに 『ダブルクロス』
の歴史を紐解くような本作。綴るのは 矢野俊策 先生/F.E.A.R. となります。
(イラスト:しのとうこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200912000661


  史朗 : いやあ、天さんの口からそんなまともな言葉が出るとは・・・・・・。
  桜 : あー、びっくりした(笑)。
  十字 : キミたち、失礼ですよ!? 俺だって、いろいろ考えてますよ!?
        ただ、考えてることを全部口に出すだけで!(笑)
  GM : そこを抑えないから誤解されるんだろが!(笑)
  ハルカ : はいはい、もどすもどす!(笑)


田中天 先生がセッションに加わるだけでここまで話が逸れまくるのか、という好例。(w
そんな大惨事に巻き込まれた大畑顕 先生、小浜智 先生、田中信二 先生たちの様子は
収録2本目のリプレイ 「Contrast Side」 でお楽しみいただけます。

個人的には 「そこまで13歳にこだわるのかっ!」 と言わざるをえない 小浜智 先生の
ロールプレイぶりに注目してほしいところです。(w


そして今巻の注目どころと言えば、やはり 「ドゥームズデイの魔獣」 で “加賀十也”
と衝突していた 「UGN」 時代が懐かしい、今や 「FH」 の 「マスターレイス」 となった
“黒須左京” の背景を描く収録3本目のリプレイ 「Rabid Dog Crying」 であるかと。

首に主人公スイッチのある男、田中信二 先生が明らかにした設定を元に起こしたシナリオ。
更にキャラメイクで変貌を遂げた彼を 田中信二 先生が演じることで明らかになる「欲望」。
「FH」 の検体として連れられた “沙由理” を巡って見せる彼の機微も見逃せませんよ。


「1st Edition」「2nd Edition」、そして 「3rd Edition」 と時を積み上げてきて設定の
仕方やリプレイの書きっぷりにも変化が見られます。そのあたりの雰囲気を感じ取れるのも
本作の特徴ではないでしょうか。ということで楽しませてもらった要素の多い1冊です。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル