「第8回 ライトノベル・フェスティバル」 にゲスト出演されたのを思い出します。
あれから約1年。よう太 先生のイラストと共に 竹岡葉月 先生が拓いた新境地、
その結末をしかと見届けてさせてもらいました。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200912000114 】
『ざ・ちぇんじ!』(原作:氷室冴子 先生、画:山内直実 先生) は学生時代、自分も
何度も読み返してました。「コバルト文庫」 の原作も読んで、とどっぷりハマっていた
ことを思い出します。
個人的にインタビューの時にも気に掛けていた “芝目” との関係ですが、そういう風に
収めてくれたということでひとまずはホッと胸をなでおろしています。彼の高校生活からの
様子がどのようになっていたのか、非常に気になるところではありますが。(w
坂本真綾 さんが唄う 『ユッカ』 という歌の歌詞に、こんなフレーズがあります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
誰も一人で死んでゆくけど
一人で生きてゆけない
いつか誰かと僕も愛しあうだろう
___________________
今回、「SEC」 が行った 「おせっかい」 について 「SEC」 のメンバー自身がその是非を
問いかけております。積極的に他者と関わることを是とする見方もあれば、非とする見方も
あるでしょう。でもその良し悪しなんて結局の所、振り返ってみなければ分からないワケで。
その葛藤の中で一度は活動を止めた彼らがそれでもまた一歩、少しでも前に進んでいこう
と決意したその心意気と結末を見てそんなフレーズを思い出したりしていました。名誉兄貴も
含めた 「SEC」 メンバーたちに惜しみない拍手を送りたい気分です。
そして最後まで本編そっちのけでギミック満載のネタを仕込んできた 竹岡葉月 先生と
よう太 先生にも心よりの御礼を。シリーズ完結、お疲れさまでございました。本作に
出会えて本当に良かったです。嘘偽り無い気持ちとして、ここに述べておきたいと思います。
2010年05月29日
『東京レイヴンズ(1) SHAMAN*CLAN』
前作 『BLACK BLOOD BROTHERS』 の完結からおよそ1年の時を経て あざの耕平 先生
が打ち出すのは陰×陽ファンタジー、ということで早速読ませて頂いております。
(イラスト:すみ兵 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201003000123 】
“北斗” が “春虎” に対してしきりに 「陰陽師を目指せ」 と言及していた理由が
分かると一気に 「一途な、可愛いところがあるじゃないですか」 と見え方がガラリと
変わるあたりはやってくれますね、というところでしょうか。誰の事とは申しませんが。
ナニゲに “冬児” の立ち位置が、“春虎” たちの物語を進めていく上での潤滑油に
なるのではないかと期待しています。総論としてはシリーズものとして良い出だしでは
ないかと感じました。
「月刊少年エース」 にて 鈴見敦 先生によるコミック連載がスタートしている本作。
今後の展開に期待しつつ、次巻の刊行を待たせていただくことに致します。
が打ち出すのは陰×陽ファンタジー、ということで早速読ませて頂いております。
(イラスト:すみ兵 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201003000123 】
“北斗” が “春虎” に対してしきりに 「陰陽師を目指せ」 と言及していた理由が
分かると一気に 「一途な、可愛いところがあるじゃないですか」 と見え方がガラリと
変わるあたりはやってくれますね、というところでしょうか。誰の事とは申しませんが。
ナニゲに “冬児” の立ち位置が、“春虎” たちの物語を進めていく上での潤滑油に
なるのではないかと期待しています。総論としてはシリーズものとして良い出だしでは
ないかと感じました。
「月刊少年エース」 にて 鈴見敦 先生によるコミック連載がスタートしている本作。
今後の展開に期待しつつ、次巻の刊行を待たせていただくことに致します。
『ゆうれいなんか見えない!』
幽霊が見えることで散々な目に合ってきた少年がその過去を払拭すべく高校デビューする!?
むらさきゆきや 先生の 「第1回GA文庫大賞 奨励賞」 受賞作。読ませて頂いております。
(イラスト:むにゅう 先生)
【 http://ga.sbcr.jp/novel/yuurei/ 】
『朝まで授業Chu!』 にしても 『れでぃ×ばと!』 にしてもそうですが、おっきい娘も
ちっちゃい子も魅せてきますねぇ、むにゅう 先生のイラストは。そして 「GA文庫」 も
懐が深いというか、えちぃことに関して緩いですねぇ、ホントに。(ぇ
言葉が事象に影響する、という 「言霊」 は古来より日本で信じられている言い伝えです。
幽霊が見えても何も得することは無い、として心に誓った “敦志” 少年の決意が巡り巡って
そんなところに影響を与えていたのか、と 「言霊」 を活かした展開は興味深かったです。
祝詞などをそのまま書籍などに載せるのは忌避すべき、と考慮されている作品は以前にも
何度か見かけたことがあります。そういった配慮を気に掛けてみるのも本作を楽しむ上での
要素になると思います。すでに続刊の刊行が決まっている、とのことなので楽しみです。
むらさきゆきや 先生の 「第1回GA文庫大賞 奨励賞」 受賞作。読ませて頂いております。
(イラスト:むにゅう 先生)
【 http://ga.sbcr.jp/novel/yuurei/ 】
『朝まで授業Chu!』 にしても 『れでぃ×ばと!』 にしてもそうですが、おっきい娘も
ちっちゃい子も魅せてきますねぇ、むにゅう 先生のイラストは。そして 「GA文庫」 も
懐が深いというか、えちぃことに関して緩いですねぇ、ホントに。(ぇ
言葉が事象に影響する、という 「言霊」 は古来より日本で信じられている言い伝えです。
幽霊が見えても何も得することは無い、として心に誓った “敦志” 少年の決意が巡り巡って
そんなところに影響を与えていたのか、と 「言霊」 を活かした展開は興味深かったです。
祝詞などをそのまま書籍などに載せるのは忌避すべき、と考慮されている作品は以前にも
何度か見かけたことがあります。そういった配慮を気に掛けてみるのも本作を楽しむ上での
要素になると思います。すでに続刊の刊行が決まっている、とのことなので楽しみです。
『ミニスカ宇宙海賊[パイレーツ](4) 漆黒の難破船』
2011年のアニメ放映に向けて
監督・シリーズ構成 : 佐藤竜雄
プロデューサー : 大月俊倫
アニメーション制作 : サテライト
以上敬称略のメンバーで制作進行中の作品。松本規之 先生の美麗なイラストと共に
笹本祐一 先生が執筆する 『ミニスカ宇宙海賊』 も4巻目の刊行を迎えております。
【 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11565 】
海賊船の船長、という肩書きを持つ “茉莉香” が人並みに見えるほど周囲のメンバーが
個性豊か、というか “グリューエル” が巻を重ねるごとにしたたかな振る舞いを見せる
ところが特筆されているような気がします。そこがまた良いのですけど、個人的には。
基本的にドンパチするのは最終手段なので、その前哨となる電子戦が今回も白熱してます。
“リン” 部長も出し抜くような敵の出現にラストまでやられっぱなしなのか、と気を揉み
ましたが残りわずかなページで何とかリターンマッチを成功させたのでまずは一安心です。
太陽帆船 「オデットII世」 を狙う相手の実像が見切れていない中、後半戦の模様は次巻で
描かれることとなりますが、「オデットII世」 の新船長は決まるのか、そもそも亜光速船を
超光速で移動させる算段は、と問題は山積しております。
全ての謎を解く鍵となる巨星 「ガーネットA」 で 「弁天丸」 クルーたちが何を見るのか、
第5巻の刊行に十二分な期待を寄せておくことに致します。
監督・シリーズ構成 : 佐藤竜雄
プロデューサー : 大月俊倫
アニメーション制作 : サテライト
以上敬称略のメンバーで制作進行中の作品。松本規之 先生の美麗なイラストと共に
笹本祐一 先生が執筆する 『ミニスカ宇宙海賊』 も4巻目の刊行を迎えております。
【 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11565 】
海賊船の船長、という肩書きを持つ “茉莉香” が人並みに見えるほど周囲のメンバーが
個性豊か、というか “グリューエル” が巻を重ねるごとにしたたかな振る舞いを見せる
ところが特筆されているような気がします。そこがまた良いのですけど、個人的には。
基本的にドンパチするのは最終手段なので、その前哨となる電子戦が今回も白熱してます。
“リン” 部長も出し抜くような敵の出現にラストまでやられっぱなしなのか、と気を揉み
ましたが残りわずかなページで何とかリターンマッチを成功させたのでまずは一安心です。
太陽帆船 「オデットII世」 を狙う相手の実像が見切れていない中、後半戦の模様は次巻で
描かれることとなりますが、「オデットII世」 の新船長は決まるのか、そもそも亜光速船を
超光速で移動させる算段は、と問題は山積しております。
全ての謎を解く鍵となる巨星 「ガーネットA」 で 「弁天丸」 クルーたちが何を見るのか、
第5巻の刊行に十二分な期待を寄せておくことに致します。
『Baby Princess(4)』
著者 / 公野櫻子
イラスト / みぶなつき
口絵・本文イラスト / 若月さな
以上敬称略、でお届けする、先日より 巫女街 先生によるコミカライズもスタートした
「電撃G'sマガジン」 屈指の大人気企画 『Baby Princess』。そのオリジナル小説も
好調に巻を重ねて4巻目の刊行を迎えております。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1005.php#new11 】
今巻も 公野櫻子 先生の 「あとがき」 があるので驚きを隠せなかったのと同時に
この 『Baby Princess』 という作品を紡ぐ上での先生の想いが直に伝わってきて
大変良い試みであったと思います。編集部もナイス・オーダー! ということで。
話を変えて今巻の内容としては、“ヒカル” や “立夏” が体育祭でそれぞれの
想いを胸に健闘する最中で兎角、気苦労を背負いがちな “氷柱” が辿り着いて
しまった事実とその行方が、“マリア” の言動と共に気になる展開を見せています。
そんな緊迫した流れを一旦留め置いて、“麗” のプール開きに纏わるエピソードが
スタートしておりますが・・・・“陽太郎” クンは彼女に何してくれちゃってますかね
と個人的に敵愾心をむき出しにしつつ、こちらもどうなるのか先が気になる所です。
・・・大丈夫ですよ 公野 先生。全国の「べびプリ」ファンが先生の支えになります。
イラスト / みぶなつき
口絵・本文イラスト / 若月さな
以上敬称略、でお届けする、先日より 巫女街 先生によるコミカライズもスタートした
「電撃G'sマガジン」 屈指の大人気企画 『Baby Princess』。そのオリジナル小説も
好調に巻を重ねて4巻目の刊行を迎えております。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1005.php#new11 】
今巻も 公野櫻子 先生の 「あとがき」 があるので驚きを隠せなかったのと同時に
この 『Baby Princess』 という作品を紡ぐ上での先生の想いが直に伝わってきて
大変良い試みであったと思います。編集部もナイス・オーダー! ということで。
話を変えて今巻の内容としては、“ヒカル” や “立夏” が体育祭でそれぞれの
想いを胸に健闘する最中で兎角、気苦労を背負いがちな “氷柱” が辿り着いて
しまった事実とその行方が、“マリア” の言動と共に気になる展開を見せています。
そんな緊迫した流れを一旦留め置いて、“麗” のプール開きに纏わるエピソードが
スタートしておりますが・・・・“陽太郎” クンは彼女に何してくれちゃってますかね
と個人的に敵愾心をむき出しにしつつ、こちらもどうなるのか先が気になる所です。
・・・大丈夫ですよ 公野 先生。全国の「べびプリ」ファンが先生の支えになります。