「第1回 メガミノベル大賞」金賞 & 駒都えーじ賞を受賞した SOW 先生の
『みすぷり』 続刊が再び 駒都えーじ 先生のイラストを引っ提げて登場です。
【 http://hon.gakken.jp/book/1390354400 】
・・・「ちちくらべ3D」 はこれまた斬新な表現方法。こつえー 先生、流石です。(w
普段の言動すら取り繕うことに長けた “ソアラ” が対抗意識、というか苦手意識というか
そんな感情を露にする “アルティス” の登場に心中掻き乱される様相が今巻のポイント
でしょう。そこから気持ちが空回りして惨事一歩手前まで踏み込むことになりますし。
“アルティス” も単純に当て馬として出てきたワケではなく、その言動、立ち居振る舞い
によって敵味方問わず話を揺り動かしてくれました。一筋縄ではいかないキャラクター
というところを如実に表してくれたと感じます。
何やかやと “元譲” も 「男の娘でもイイ」 と傾き始めているようなフシが見られる
ので何とも危ない、というかその続きが怖いもの見たさに応援したくなるというか。(w
「メガミ文庫」 編集部には是非、SOW 先生に続きを書いて頂くよう祈念する次第です。
2010年04月10日
『ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(3)』
「グループSNE」 のサイトにて外伝のリプレイも紡がれる 『SW2.0』 のシステムデザイナー
田中公侍 先生/グループSNE の 『マージナル・ライダー』 が3巻目に突入しております。
(イラスト:楡 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200912000638 】
【 http://www.groupsne.co.jp/user/replay/sw2_0/index.html 】
GM : 「やーん。メル久しぶり〜☆ 元気だった?」
一同 : (一斉に椅子を動かし、GMと距離を取る)
ラファル : (汚いものを見るように)GMキモいわー。ないわー。
と兎角シーン作りへの努力が報われない 田中 GMですが、プレイヤー諸氏から睨まれる
ことも厭わないサディスティックなマスタリングは変わらず、といったところでしょうか。
#総勢20体の蛮族をダイスで決めるところとか。しかもその出目のバランスがまた。(^^ヾ
“キャンパス” の呪歌による効果など、戦闘における見せ場もありますが、やはり今巻の
注目すべきポイントは “メル” と “ナハト” がそれぞれに抱えた秘密をパーティの面々
に対して打ち明けるところでしょう。・・・“ラファル” もカミングアウトしてますが。(w
“ラファル” と言えば、ついに馬フェチなのにも関わらず騎乗する対象が変わるという
ようやく狙いを定めた 「ライダー」 としての道に一歩足を踏み入れたカタチに。竜騎士
への道のりは幾ばくか、続きが楽しみなキャンペーンです。
田中公侍 先生/グループSNE の 『マージナル・ライダー』 が3巻目に突入しております。
(イラスト:楡 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200912000638 】
【 http://www.groupsne.co.jp/user/replay/sw2_0/index.html 】
GM : 「やーん。メル久しぶり〜☆ 元気だった?」
一同 : (一斉に椅子を動かし、GMと距離を取る)
ラファル : (汚いものを見るように)GMキモいわー。ないわー。
と兎角シーン作りへの努力が報われない 田中 GMですが、プレイヤー諸氏から睨まれる
ことも厭わないサディスティックなマスタリングは変わらず、といったところでしょうか。
#総勢20体の蛮族をダイスで決めるところとか。しかもその出目のバランスがまた。(^^ヾ
“キャンパス” の呪歌による効果など、戦闘における見せ場もありますが、やはり今巻の
注目すべきポイントは “メル” と “ナハト” がそれぞれに抱えた秘密をパーティの面々
に対して打ち明けるところでしょう。・・・“ラファル” もカミングアウトしてますが。(w
“ラファル” と言えば、ついに馬フェチなのにも関わらず騎乗する対象が変わるという
ようやく狙いを定めた 「ライダー」 としての道に一歩足を踏み入れたカタチに。竜騎士
への道のりは幾ばくか、続きが楽しみなキャンペーンです。
『迷い猫オーバーラン!(8) I'll let you adopt me!』
矢吹健太朗 先生によるコミカライズも好評な中、いよいよTVアニメもスタートする
松智洋 先生、ぺこ 先生の大人気シリーズ 『迷い猫オーバーラン!』。驚異的な執筆
ペースでもって第8巻の刊行を迎えております。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-mayoineko/#b08 】
【 http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/mayoineko_overrun/ 】
【 http://www.patisserie-straycats.com/ 】
「あとがき」 にて 松 先生が 「劇場版」 と例えているように、今巻は “都築乙女” という
一人の女性を軸としたワールドワイドにオールスターと言える共演の数々で、このシリーズを
読み続けてきたファンを魅了してくれております。
いつもと同じように不意に人助けの旅に出かけた “乙女” が、いつもと違いなかなか
「ストレイキャッツ」 に戻ってこないという状況下、「迷い猫同好会」 の面々がとった行動、
それに潜む想いの数々、といったところにぜひ注目してほしいところです。
口絵にもありますとおり、“巧” と女性陣の関係に少々の変化が生まれたのもそうですが
騒動の中にあって何かと気になる言動が目立つ “仁” に新たな展開を予感させるところも
あり、ますます目が離せないタイトルと言っても何ら過言ではないでしょう。
松智洋 先生、ぺこ 先生の大人気シリーズ 『迷い猫オーバーラン!』。驚異的な執筆
ペースでもって第8巻の刊行を迎えております。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-mayoineko/#b08 】
【 http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/mayoineko_overrun/ 】
【 http://www.patisserie-straycats.com/ 】
「あとがき」 にて 松 先生が 「劇場版」 と例えているように、今巻は “都築乙女” という
一人の女性を軸としたワールドワイドにオールスターと言える共演の数々で、このシリーズを
読み続けてきたファンを魅了してくれております。
いつもと同じように不意に人助けの旅に出かけた “乙女” が、いつもと違いなかなか
「ストレイキャッツ」 に戻ってこないという状況下、「迷い猫同好会」 の面々がとった行動、
それに潜む想いの数々、といったところにぜひ注目してほしいところです。
口絵にもありますとおり、“巧” と女性陣の関係に少々の変化が生まれたのもそうですが
騒動の中にあって何かと気になる言動が目立つ “仁” に新たな展開を予感させるところも
あり、ますます目が離せないタイトルと言っても何ら過言ではないでしょう。
『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイジェネシス(3) 断罪のジャスティス』
伊藤和幸 先生/F.E.A.R. が綴る 『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイジェネシス』
第3巻はキャラクターたちの過去が見え隠れする注目のセッションとなっております。
(イラスト:亜沙美 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200909000565 】
・・・確かに 「ヤギ」 か 「トラ」 かと迷うかも、ですね。最初は意識してなかったのに。(w
今巻は 師走トオル 先生演じる “神月正義” がオーナーシェフ 兼 弁護士、更に支部長と
なってロールプレイもますます絶好調。「Episode05」 のエンディングでは作家としての
本領を如何なく発揮するまとめ具合に、思わず尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
また、前巻のラストを受けて “あやめ” と “コウ” の脳裏に今までに思い出せなかった
記憶の数々がフラッシュバックするのと時を同じくして発生する事件と新たなる敵、「UGN」
でも 「FH」 でもない第3の立場にある 「オーヴァード」 たちの存在。
相対する中で少しずつ関係が変化していく二人の様子を 藤井忍 先生と 矢野俊策 先生が
丁寧に演じられています。ラストにつぶやいた “コウ” の一言がそれを如実に表していると
思います。次巻でどういった落とし所を用意してくるか。伊藤 先生の手腕に期待します。
第3巻はキャラクターたちの過去が見え隠れする注目のセッションとなっております。
(イラスト:亜沙美 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200909000565 】
・・・確かに 「ヤギ」 か 「トラ」 かと迷うかも、ですね。最初は意識してなかったのに。(w
今巻は 師走トオル 先生演じる “神月正義” がオーナーシェフ 兼 弁護士、更に支部長と
なってロールプレイもますます絶好調。「Episode05」 のエンディングでは作家としての
本領を如何なく発揮するまとめ具合に、思わず尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
また、前巻のラストを受けて “あやめ” と “コウ” の脳裏に今までに思い出せなかった
記憶の数々がフラッシュバックするのと時を同じくして発生する事件と新たなる敵、「UGN」
でも 「FH」 でもない第3の立場にある 「オーヴァード」 たちの存在。
相対する中で少しずつ関係が変化していく二人の様子を 藤井忍 先生と 矢野俊策 先生が
丁寧に演じられています。ラストにつぶやいた “コウ” の一言がそれを如実に表していると
思います。次巻でどういった落とし所を用意してくるか。伊藤 先生の手腕に期待します。
『僕は友達が少ない(3)』
「月刊コミックアライブ」 でのコミカライズが決定した 平坂読 先生の 「はがない」
こと 『僕は友達が少ない』 最新巻は 「隣人部」 の夏の一幕が綴られております。
(イラスト:ブリキ 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=24738 】
フォント弄りによるギミックだけではなく、挿絵による相乗効果も狙ってくるあたりが
平坂 先生と ブリキ 先生のコンビネーションでないとできない、至高の芸当のような
気がしてなりません。というか、単純にギリギリセーフ的な ブリキ 先生の絵がもう。(w
夏休み、という学生ならではの特殊な時の流れにおいても 「隣人部」 の面々は相変わらず
残念ぶりをこれでもか! というほどに面白く見せつけてくれます。そんな中、 “星奈” が
ラブい展開として “夜空” を一歩先んじるような場面も用意されているのが抜かりない所。
そんなラブコメ全開の話に釘を刺すかの如く用意されたラストの引き。それを飾るイラスト。
一体全体どうなるんじゃ!? と続きが気になって仕方が無い仕掛けに 平坂 先生の本気を
見たような感じがします。続刊、期待しております。
こと 『僕は友達が少ない』 最新巻は 「隣人部」 の夏の一幕が綴られております。
(イラスト:ブリキ 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=24738 】
フォント弄りによるギミックだけではなく、挿絵による相乗効果も狙ってくるあたりが
平坂 先生と ブリキ 先生のコンビネーションでないとできない、至高の芸当のような
気がしてなりません。というか、単純にギリギリセーフ的な ブリキ 先生の絵がもう。(w
夏休み、という学生ならではの特殊な時の流れにおいても 「隣人部」 の面々は相変わらず
残念ぶりをこれでもか! というほどに面白く見せつけてくれます。そんな中、 “星奈” が
ラブい展開として “夜空” を一歩先んじるような場面も用意されているのが抜かりない所。
そんなラブコメ全開の話に釘を刺すかの如く用意されたラストの引き。それを飾るイラスト。
一体全体どうなるんじゃ!? と続きが気になって仕方が無い仕掛けに 平坂 先生の本気を
見たような感じがします。続刊、期待しております。