2010年01月23日

『パパのいうことを聞きなさい!』

同人サークル 「Digital Lover」 と言えばこの業界で知らぬ者もそうそういない
と思われる なかじまゆか 先生を商業デビューへと導いた、松智洋 先生の
完全新作ドタバタアットホームラブコメ。もちろん読ませていただいております。

http://dash.shueisha.co.jp/feature/0912/index.html
http://dash.shueisha.co.jp/new/0912.html#b07


・・・だって、それぞれのキャラにピッタリとハマる なかじまゆか 先生のイラストが
同人誌じゃなくて(文庫ですが)商業誌で見られるとあって期待しないほうがどうか
している、という感じでしたし。

「スーパーダッシュ文庫」 の特集ページにあるインタビューなども参考にされると
よろしいのではないかと思いますが、『迷い猫オーバーラン!』 とはまた一味違った
家族愛溢れるラブコメで、オススメしないわけにはいかない一作かと。是非ご一読あれ。

#読み手の期待に対して全く裏切らない内容に仕上げた 松 先生も流石! の一言。


それにしても、Web小説 「コインランドリーの受難」 でもそうですが、いちいち
タイミングの悪い “祐太” がウラヤマけしからんというかなんと言うか。(w
“祐太” と新しい3人の家族が繰り広げるドラマに期待大、です。応援してます。

posted by 秋野ソラ at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ドラゴンクライシス!(10) ヒロインは誰!?』

奇しくも 『幻月のパンドオラ』(Q-X) と同時リリースを実現することになった
城崎火也 先生、亜方逸樹 先生の 『ドラゴンクライシス!』 最新刊は巻数を2桁の
大台にのせつつ、いつもと変わらぬ “竜司” の取り合いを続けております。(w

http://dash.shueisha.co.jp/-dc/#b10


まずは 亜方 先生、いろいろとお疲れさまでございました。お忙しいと思われる中
今巻も “ローズ” たちの可愛らしさは眼福と言うべき描写具合でございます。


さて、本編は並み居るヒロインたちがそれぞれの立場ゆえ、あるいは立ち位置ゆえに
動きを見せられないところで前巻からの登場となります “沙織” と “ローズ” の
一騎打ちが如き様相を呈しております。

“ローズ” がいなくなるかもしれない、という可能性に不安を募らせていたハズの
“竜司” がミスコンの代表選出に頭を悩ませてしまう、というのも優しさゆえか、
はたまた優柔不断さゆえか。

そんな中、ラストで見せた “颯子” のあの一面は読み手にとっても虚を突く形と
なった感じがします。どこまでフラグを立てるつもりなのか、“竜司” 少年は。(w
“ビアンカ” も戻ってきて次巻ではどんな騒動を繰り広げてくれるのか。楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『パーフェクト・ブラッド(8) 壊れゆく世界と、天使の恋歌(セレナータ)』

赤井紅介 先生、椋本夏夜 先生で綴られてきた、高校生魔法士 “裕樹” と “透華” の
関係も最終局面を迎える 『パーフェクト・ブラッド』 第8巻も激闘の連続です。

http://dash.shueisha.co.jp/-perfect/#b09


・・・確かに “アズサ” みたいなリアクションとられると会話しにくいなぁ。(^^ヾ


“裕樹” もいなくなって、“透華” も絶望のどん底に叩き落されるような出来事に
(表面上は)見舞われたりしてかわいそうなほどでしたのに、結局はくっついたり、
また離れたりと今巻の中だけでも今まで以上に忙しない関係を続けておりました。

しかし、どうしようもないくらいにヤキモチ焼きで素直じゃない “透華” に対して
“裕樹” が本気で、それこそ狂戦士のようにキレたことによって、ついに心を折って
くれました。・・・ホント、長かったですねぇ、ここまでくるのに。

壊滅的な状況下にある世界の中に見えた一筋の光明が如き展開ですが、ラストの引き
具合を見ている限りでは犠牲を伴う結果に繋がりそうな雰囲気をかもし出しており、
最終巻に向けて予断を許さないストーリーに緩むことなく注視を続けたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『創立!? 三ツ星生徒会(4) そうして恋3は辿りつく』

大場陽炎 先生の挿絵と共にお送りしてきた 佐々原史緒 先生の多重三角関係ラブコメ。
“向坂水穂” の正体が知られた先に辿り着く物語の結末が気になる最終巻となります。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_06


・・・大場陽炎 先生が苦労された様子が何となく窺える感じで始まった最終巻ですけど、
前巻のラストからどんなふうにもっていくつもりだったのか、というのがプロローグの
時点でおおよそ読めつつ、最終的に順当なところに落ち着いてくれてよかったです。

具体的には “葛城まどか” という少女が気持ちを振り切ってくれたこと、胸の内を
あらわにしてくれたことによって導かれた1つの結果に、ということになりますが。
・・・いや、BL展開とかされたら困りますからね、流石に。何事も順当が一番です。

次回作の活動も見越されているようですので楽しみにさせていただきますが、ひとまずは
シリーズ完結お疲れさまでございました。次回作の構想に注力のほどを、ということで。

posted by 秋野ソラ at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『バカとテストと召喚獣(7)』

今年からTVアニメの放送も始まり絶好調極まりない 井上堅二 先生、葉賀ユイ 先生の
『バカテス』第7巻。「このライトノベルがすごい! 2010」 作品部門にて堂々1位の支持が
その勢いを裏付けております。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_03
http://www.bakatest.com/


  ・作品部門:
     第1位

  ・キャラクター部門(男性):
     第1位(木下秀吉)、第10位(吉井明久)、第19位(土屋康太)

  ・キャラクター部門(女性):
     第7位(木下秀吉)

  ・イラストレーター部門:
     第4位


以上 「このライトノベルがすごい! 2010」 の結果ですが、改めてお喜び申し上げます。
しかも “木下秀吉” に至ってはダントツの勢いで2連覇達成の偉業を成し遂げるほど。
・・・だから 「男の娘」 部門の新設か殿堂入りを過去、提言しておりますのに。(^^ヾ

これも以前言及しておりますが、「このライトノベルがすごい! 2010」 に掲載されている
井上堅二 先生のインタビュー記事はファンならば必読です。あの下地があるからこその
面白さなんだ、ということがお分かりいただけることうけあいです。

#というか「ムッツリーニ」と表記しないといよいよ分かってもらえないのでしょうか。(w


さて、本編についてですが、今回は召喚獣による野球大会にF組が闘志を燃やす展開。
目的が持ち物検査で没収された「聖典」の数々というのだから色々と仕方が無い。(w

わざわざ規則までデザインして書いてもらったのだから何かあるよなぁ、というのは
本編を読んで確認していただくとして、今回はそれを利用して “雄二” が男を魅せる番
でもありました。・・・何だかんだ言っても結局は、といったところでしょうか。

・・・それにしても、“秀吉” があそこで手を出したのは友情関係としてでの「ヤキモチ」
ということでいいんですよね? いくら女性部門で7位にまで名乗りを挙げているから
といってそういうことじゃないですよね? ホントにお願い致しますよ、先生。(w

posted by 秋野ソラ at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル