2010年01月23日

『創立!? 三ツ星生徒会(4) そうして恋3は辿りつく』

大場陽炎 先生の挿絵と共にお送りしてきた 佐々原史緒 先生の多重三角関係ラブコメ。
“向坂水穂” の正体が知られた先に辿り着く物語の結末が気になる最終巻となります。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_06


・・・大場陽炎 先生が苦労された様子が何となく窺える感じで始まった最終巻ですけど、
前巻のラストからどんなふうにもっていくつもりだったのか、というのがプロローグの
時点でおおよそ読めつつ、最終的に順当なところに落ち着いてくれてよかったです。

具体的には “葛城まどか” という少女が気持ちを振り切ってくれたこと、胸の内を
あらわにしてくれたことによって導かれた1つの結果に、ということになりますが。
・・・いや、BL展開とかされたら困りますからね、流石に。何事も順当が一番です。

次回作の活動も見越されているようですので楽しみにさせていただきますが、ひとまずは
シリーズ完結お疲れさまでございました。次回作の構想に注力のほどを、ということで。

posted by 秋野ソラ at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『バカとテストと召喚獣(7)』

今年からTVアニメの放送も始まり絶好調極まりない 井上堅二 先生、葉賀ユイ 先生の
『バカテス』第7巻。「このライトノベルがすごい! 2010」 作品部門にて堂々1位の支持が
その勢いを裏付けております。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_03
http://www.bakatest.com/


  ・作品部門:
     第1位

  ・キャラクター部門(男性):
     第1位(木下秀吉)、第10位(吉井明久)、第19位(土屋康太)

  ・キャラクター部門(女性):
     第7位(木下秀吉)

  ・イラストレーター部門:
     第4位


以上 「このライトノベルがすごい! 2010」 の結果ですが、改めてお喜び申し上げます。
しかも “木下秀吉” に至ってはダントツの勢いで2連覇達成の偉業を成し遂げるほど。
・・・だから 「男の娘」 部門の新設か殿堂入りを過去、提言しておりますのに。(^^ヾ

これも以前言及しておりますが、「このライトノベルがすごい! 2010」 に掲載されている
井上堅二 先生のインタビュー記事はファンならば必読です。あの下地があるからこその
面白さなんだ、ということがお分かりいただけることうけあいです。

#というか「ムッツリーニ」と表記しないといよいよ分かってもらえないのでしょうか。(w


さて、本編についてですが、今回は召喚獣による野球大会にF組が闘志を燃やす展開。
目的が持ち物検査で没収された「聖典」の数々というのだから色々と仕方が無い。(w

わざわざ規則までデザインして書いてもらったのだから何かあるよなぁ、というのは
本編を読んで確認していただくとして、今回はそれを利用して “雄二” が男を魅せる番
でもありました。・・・何だかんだ言っても結局は、といったところでしょうか。

・・・それにしても、“秀吉” があそこで手を出したのは友情関係としてでの「ヤキモチ」
ということでいいんですよね? いくら女性部門で7位にまで名乗りを挙げているから
といってそういうことじゃないですよね? ホントにお願い致しますよ、先生。(w

posted by 秋野ソラ at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2010年01月17日

『DVD付特装版 "文学少女" 見習いの、傷心。』

ゴールデンウィークに上映予定の 「劇場版 "文学少女"」 に先駆けてオリジナルアニメ
「"文学少女" 今日のおやつ 〜はつ恋〜」 を収録したDVD付属の外伝第2巻です。
(著:野村美月 先生、イラスト:竹岡美穂 先生)

http://www.bungakushoujo.jp/
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_01
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_02


・・・だから 「・・・・・・邪魔よ」 って、ちょっとアナタ何してんの〜!?(w


と、いろいろタイヘンな “心葉” クンではありますが、「大嫌いだ」 と宣言した
“菜乃” に何度もアタックを、アプローチを掛けられて結局は腹黒陰険仮面という
演技を取り払うことになるようで。

それにしても “ななせ” が不憫というか、健気というか。本編最終巻で見せた
あの前向きな姿勢が形成されるきっかけをここで見せられることになるワケですが
惚れた腫れたというのは一筋縄ではいきませんね。

改めて読み返してみたとき、符丁のようにはまっていく物語の構成要素を確認していく
こともまた本作を楽しむ手段の一つではないかと思う今日この頃。次は挿話集の続き
ということらしいので楽しみにしておこうと思います。



で、限定DVDも拝見しました。劇場版の予告映像と「今日のおやつ 〜はつ恋〜」の
オリジナルアニメーションを収録した約17分の1枚ということで。


背景協力に 「スタジオ美蜂」 が入っているので映像全体から見受けられる世界観の
統一性みたいなものが感じられます。何となくですが演出勝負というか、“遠子” 先輩の
妄想ぶりをどう再現するか、現実とどう対比・調和させるかが重要な点になるかも。

それと “遠子” 先輩のセリフはいちいち長いので、役を担当される 花澤香菜 さんは
さぞかしセリフを覚えるのに苦労されるのではないかと思います。大変かとは思いますが
そこは一つ、是非とも頑張っていただきたいところです。

今回収録のアニメは「バンク」も見受けられましたし、本編をどんなシナリオにして
いくのかもまだ見えておりませんのでまだ何とも言えませんが、完成されるのを一読者の
立場から期待はさせていただきましょうか、といったところです。


#さて、早速「"文学少女" の美味しい贈り物キャンペーン」に応募してきますかね。

posted by 秋野ソラ at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『明るい家族砲計画っ!(4)』

新木伸 先生、さそりがため 先生でお送りするラブコメディ第4巻は神カップルに
破局の危機が訪れる波乱必至の展開を見せております。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05


・・・そうですよね〜、言ってなかったですよね〜、その一言を。言われてみればね〜。(w


“美奈” に対するもやもやした感情に気もそぞろな “拓真” が放ってしまった一言から
まるまる1冊使ってウジウジした姿を見せつけられることになるとは。痛々しくも壮絶な
夫婦喧嘩でございました、ということで。

そんな中にあった明るい要素の一つが “「時空通販白ウサギ便」のおねえさん” の
初ビジュアライズ。ナニゲに表紙と口絵で描き分けているところが、パンツを描くことに
情熱を注ぐという世間一般からしての困難にくじけない さそりがため 先生らしさかと。(w

作中でも展開されていましたが、二人の仲睦まじい関係を快しとしない存在が少しずつ
表立った活動をしてきていて、それが今後、二人のみならず周囲の人間にどう影響して
くるのか、というのが気になるところではあります。その点は次巻以降で確認、ですかね。

posted by 秋野ソラ at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2010年01月16日

『H+P(5)―ひめぱら―』

「ちょっとえっちなコラボレーション・キャンペーン」 対象タイトルの1つ、
風見周 先生、ひなた睦月 先生がお送りする嬉し恥ずかしなエロコメ第5巻です。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200901000101


今巻でいよいよ “メルル” まで話が回って5人の美姫それぞれに焦点が当たった
ワケですが・・・・大丈夫なのかなぁ、ここまでエロくて。特に口絵とか、挿絵とか。
ひなた睦月 先生も頑張りすぎだと思います。(w

そしてここにきて “ガイルーン” という男の存在、というか立ち位置に対して
謎が深まるシーンが挿入されていたりと “恭太郎” が心頭滅却しようとして
プッツンしてたりする間に見えないところで話が進んでいるのも気になるところ。

今巻ラストで最大級のピンチに陥る 「トレクワーズ王国」 の明日はどっちだ、
ということで次巻の刊行を待たせていただくことに致しましょう。


#キャンペーンの応募ハガキ、出しておきましょうかね。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル