デビュー作 『黄昏色の詠使い』 が好評な内に幕を引いたのも束の間。
細音啓 先生がお送りする新シリーズ『氷結鏡界のエデン』が早くも登場です。
(イラスト:カスカベアキラ 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200905000104 】
──いつかまた、あの高みへ──そしてまた、キミの隣へ。
その身ゆえに、その隣から離れることを余儀なくされた “シェルティス”。
その身ゆえに、離れ離れになっても巫女としての修行を続けた “ユミィ”。
・・・2年の時を経て再び合間見えたシーンは自分のことのように嬉しかったです。
一度は諦めかけた “シェルティス” がきっかけを元に決意し直すまでの過程であるとか
口では何でもないそぶりでもやはり胸の内はそうだよね、といういじらしい言動を見せた
“ユミィ” の機微であるとか、そのあたりも大変よろしかったかと思います。
新シリーズ、中々に良い滑り出しを切ったのではないかという印象を受けました。
『黄昏色の詠使い』 に引き続いて刊行が楽しみなシリーズの登場を喜ばしく思います。
細音啓 先生のご活躍に期待しております。
2009年10月10日
『1×10(ワンバイテン) 藤宮十貴子は懐かない』
ラーメン作りにかけて右に出る者は 杉井光 先生くらいなものでしょう、という感じの
大明神こと 鈴木大輔 先生が 『ご愁傷さま二ノ宮くん』 の後に満を持してお送りする
新シリーズが刊行されております。(イラストは PANDA 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200906000422 】
──「魔法」という名の「呪い(制約)」を背負い、目指すは〈世界一の魔法使い〉。
とりあえず「犬」うんぬんは置いといて、“十貴子” が色んな意味で「一途」である
ことに気付かされた後から一気に彼女の魅力が増した感じでした。何ともいじらしい、
その言動の数々が。
今後の展望としては、普段はツンケンしていても〈世界一の魔法使い〉を目指すために
彼、“天馬” の体を求めずにはいられない、という絡みでのラブコメを目指すということに
なるのでしょうか。・・・“沢木” との絡みは一歩間違えばBLの格好のネタですが。(^^;
“天馬” 自身の過去とか、“山田” さんの存在であるとか、どんな風に掘り下げていって
くれるのか、という点に期待しつつ続刊を楽しみにしておこうかと思います。
#そう言えば最近、タイトルにキャラクター名を冠する作品が増えましたなぁ。
大明神こと 鈴木大輔 先生が 『ご愁傷さま二ノ宮くん』 の後に満を持してお送りする
新シリーズが刊行されております。(イラストは PANDA 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200906000422 】
──「魔法」という名の「呪い(制約)」を背負い、目指すは〈世界一の魔法使い〉。
とりあえず「犬」うんぬんは置いといて、“十貴子” が色んな意味で「一途」である
ことに気付かされた後から一気に彼女の魅力が増した感じでした。何ともいじらしい、
その言動の数々が。
今後の展望としては、普段はツンケンしていても〈世界一の魔法使い〉を目指すために
彼、“天馬” の体を求めずにはいられない、という絡みでのラブコメを目指すということに
なるのでしょうか。・・・“沢木” との絡みは一歩間違えばBLの格好のネタですが。(^^;
“天馬” 自身の過去とか、“山田” さんの存在であるとか、どんな風に掘り下げていって
くれるのか、という点に期待しつつ続刊を楽しみにしておこうかと思います。
#そう言えば最近、タイトルにキャラクター名を冠する作品が増えましたなぁ。
『ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(1)』
「SW2.0」リプレイに新たな顔が。システムデザイナーの 田中公侍 先生/グループSNE
がマスタリングするシリーズ 『マージナル・ライダー』 の登場です。
(イラスト:楡 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200906000433 】
「(憮然と)このサドGM、私たちにどうしろと言うのですか。」
「ワタシはGMが変態でも気にしませんよー。」
「それ以上は訴えられても文句は言えないぜ?(笑)」
・・・等々、散々な言われようの 田中公侍 先生が今回のシリーズで設けてみた施策
「セッションごとにプレイヤーの数を変える」というのも過去に例の無いギミック
のような気がします。毎回どんなゲストキャラが登場するか、楽しみです。
「馬フェチ」という、別の3次元に愛を求める困った少年(苦笑) “ラファル”。
その意味も知らず勢いで名乗り続けている 「竜の守り人」 の “メルティー”。
傍にいるのか否か、夢のご主人様を求め続けて金策に余念が無い “ナハト”。
駆け出しの冒険者として走り出した “ラファル” たちに待ち受ける艱難辛苦の果てに
ドラゴンライダーとして大成するのか、淡い恋心の行方は・・・というかその前に
人と恋することが出来るのか(笑)、など含めまして期待しておこうと思います。
#・・・というか、秋田みやび 先生の裏オビのコメントがまた何とも。(w
がマスタリングするシリーズ 『マージナル・ライダー』 の登場です。
(イラスト:楡 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200906000433 】
「(憮然と)このサドGM、私たちにどうしろと言うのですか。」
「ワタシはGMが変態でも気にしませんよー。」
「それ以上は訴えられても文句は言えないぜ?(笑)」
・・・等々、散々な言われようの 田中公侍 先生が今回のシリーズで設けてみた施策
「セッションごとにプレイヤーの数を変える」というのも過去に例の無いギミック
のような気がします。毎回どんなゲストキャラが登場するか、楽しみです。
「馬フェチ」という、別の3次元に愛を求める困った少年(苦笑) “ラファル”。
その意味も知らず勢いで名乗り続けている 「竜の守り人」 の “メルティー”。
傍にいるのか否か、夢のご主人様を求め続けて金策に余念が無い “ナハト”。
駆け出しの冒険者として走り出した “ラファル” たちに待ち受ける艱難辛苦の果てに
ドラゴンライダーとして大成するのか、淡い恋心の行方は・・・というかその前に
人と恋することが出来るのか(笑)、など含めまして期待しておこうと思います。
#・・・というか、秋田みやび 先生の裏オビのコメントがまた何とも。(w
『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(6)』
秋田みやび 先生/グループSNE、中島鯛 先生でお送りする「ぞんざい勇者団」を
襲った最大のピンチ。その後の顛末と起死回生を狙う一行の行方を綴る第6巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200811000023 】
「(ころころ)・・・・・・僕の財産はキミのために費やすことを今決めたよ!(笑)」
もう笑っちゃうしかないあの最悪の展開に最大級の苦戦を強いられることになるのかと
思いきや、“フィルゲン” の虜囚たる身を解消すべく暗躍した結果としてプレイヤー諸氏が
見落としていた要素を反映した 秋田 GMの綿密なマスタリングでそれ以上の大乱戦。
あれも読んでいてどうなることかと思いましたが、心配になって駆けつけた “ルー” の
「コール・ゴッド」 を待たずしてケリが着けられたことは僥倖と言っても良いかと。
これでまた「ぞんざい勇者団」としての地位が復活したのでまずは一安心です。
胸の嗜好に関してカミングアウトした “ジーク”、おだての独壇場を見せた “メッシュ”、
蛮族の生活に余りにも順応しすぎな “ソラ”、パーティ唯一の良心にして今回もツッコミと
苦労が絶えない “エア”、「ベガー」1レベルをいつの間にか習得していた “ムーテス”。
今巻でも様々なエピソードを生み出した彼ら「ぞんざい勇者団」の魅力について、巻末で
諸星崇 先生が的確に表現されています。あれは良い例えであり、良い文章でした。
“ルー” たちと合流して今度はどんな冒険譚を紡ぎだしてくれるのか、楽しみなところです。
襲った最大のピンチ。その後の顛末と起死回生を狙う一行の行方を綴る第6巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200811000023 】
「(ころころ)・・・・・・僕の財産はキミのために費やすことを今決めたよ!(笑)」
もう笑っちゃうしかないあの最悪の展開に最大級の苦戦を強いられることになるのかと
思いきや、“フィルゲン” の虜囚たる身を解消すべく暗躍した結果としてプレイヤー諸氏が
見落としていた要素を反映した 秋田 GMの綿密なマスタリングでそれ以上の大乱戦。
あれも読んでいてどうなることかと思いましたが、心配になって駆けつけた “ルー” の
「コール・ゴッド」 を待たずしてケリが着けられたことは僥倖と言っても良いかと。
これでまた「ぞんざい勇者団」としての地位が復活したのでまずは一安心です。
胸の嗜好に関してカミングアウトした “ジーク”、おだての独壇場を見せた “メッシュ”、
蛮族の生活に余りにも順応しすぎな “ソラ”、パーティ唯一の良心にして今回もツッコミと
苦労が絶えない “エア”、「ベガー」1レベルをいつの間にか習得していた “ムーテス”。
今巻でも様々なエピソードを生み出した彼ら「ぞんざい勇者団」の魅力について、巻末で
諸星崇 先生が的確に表現されています。あれは良い例えであり、良い文章でした。
“ルー” たちと合流して今度はどんな冒険譚を紡ぎだしてくれるのか、楽しみなところです。
『アリアンロッド・サガ・リプレイ(3) 殺意のエトワール』
菊池たけし 先生/F.E.A.R. にイラストの 佐々木あかね 先生とでお送りする一大叙事詩
『アリアンロッド・サガ』 のリプレイが最初の山場を迎えております。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000053 】
まず始めに言っておくと、『アリアンロッド・サガ・リプレイ』 の中で過去最大級に
面白いです。何度も思わず笑みが零れてしまう面白さです。大切なので2回言いました。
なんと言っても今巻でいよいよ “ピアニィ” たちフェリタニア陣営と “ナーシア”
率いる「ファントムレイダーズ」とのPvP、ガチンコ対決が見られるワケで。
┌──────────────────┐
【フェリタニア陣営】
・“ピアニィ” [大竹みゆ]
・“アル” [クレバー矢野]
・“ナヴァール” [鈴吹太郎]
・新生“ベネット”(笑) [Oはた]
【ファントムレイダーズ】
・“ナーシア” [小暮英麻]
・“ゼパ” [長田崇]
・“カテナ” [久保田悠羅]
・“アンソン” [きくたけ]
※GM 兼 審判役 [かわたな]
└──────────────────┘
以上敬称略、ってこれだけの人数を一つの卓に集めてセッション管理するのもそうですが
それをリプレイに起こす、なんて考えたくも無い大変さであることは想像に難くないワケで。
ナーシア : ふふ・・・・・・死んで?
ピアニィ : 小暮さんっ、殺意高いですよぉ!?
ナーシア : 小暮さんじゃないから! ナーシアだから!(笑)
・・・まぁ、それは置いといて、とりあえず殺意の高い、メタな会話溢れる抱腹絶倒必至の
一大決戦とその結果は見届けるに値するものと思います。これをオススメしないで何を
オススメすれば良いのかと。
ぜひぜひ、ご一読あれ!
=============================================================
余談その1〜。
先日の 「電撃キャラクターフェスティバル2009」 を見に行って嬉しかったことの一つが
「電撃G's Festival! COMIC」 で現在 『アリアンロッド・サガ・コンチェルト』 を
連載されている 佐々木あかね 先生の色紙があったこと&それを見ることができたこと。
・・・コミックス化されたら間違いなく購入することをここでお約束します。(^^
【 http://njmy.2-d.jp/img/mirror/20091003/slides/20091003_50.html 】
=============================================================
余談その2〜。
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51409274.html 】
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51417706.html 】
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51418280.html 】
「山本弘効果」 は実に言い得て妙、と言うべき新語だと大変感心致しました。
次世代エルフのスタンダード、“スリンガー” さんも似たような感じですかね?(w
わざわざ “ゼパ” 様のイラストを起こし直す 井上純弌 先生がまたステキすぎです。
#てか「殺意様」って。(w
『アリアンロッド・サガ』 のリプレイが最初の山場を迎えております。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000053 】
まず始めに言っておくと、『アリアンロッド・サガ・リプレイ』 の中で過去最大級に
面白いです。何度も思わず笑みが零れてしまう面白さです。大切なので2回言いました。
なんと言っても今巻でいよいよ “ピアニィ” たちフェリタニア陣営と “ナーシア”
率いる「ファントムレイダーズ」とのPvP、ガチンコ対決が見られるワケで。
┌──────────────────┐
【フェリタニア陣営】
・“ピアニィ” [大竹みゆ]
・“アル” [クレバー矢野]
・“ナヴァール” [鈴吹太郎]
・新生“ベネット”(笑) [Oはた]
【ファントムレイダーズ】
・“ナーシア” [小暮英麻]
・“ゼパ” [長田崇]
・“カテナ” [久保田悠羅]
・“アンソン” [きくたけ]
※GM 兼 審判役 [かわたな]
└──────────────────┘
以上敬称略、ってこれだけの人数を一つの卓に集めてセッション管理するのもそうですが
それをリプレイに起こす、なんて考えたくも無い大変さであることは想像に難くないワケで。
ナーシア : ふふ・・・・・・死んで?
ピアニィ : 小暮さんっ、殺意高いですよぉ!?
ナーシア : 小暮さんじゃないから! ナーシアだから!(笑)
・・・まぁ、それは置いといて、とりあえず殺意の高い、メタな会話溢れる抱腹絶倒必至の
一大決戦とその結果は見届けるに値するものと思います。これをオススメしないで何を
オススメすれば良いのかと。
ぜひぜひ、ご一読あれ!
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余談その1〜。
先日の 「電撃キャラクターフェスティバル2009」 を見に行って嬉しかったことの一つが
「電撃G's Festival! COMIC」 で現在 『アリアンロッド・サガ・コンチェルト』 を
連載されている 佐々木あかね 先生の色紙があったこと&それを見ることができたこと。
・・・コミックス化されたら間違いなく購入することをここでお約束します。(^^
【 http://njmy.2-d.jp/img/mirror/20091003/slides/20091003_50.html 】
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余談その2〜。
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51409274.html 】
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51417706.html 】
【 http://blog.livedoor.jp/keumaya/archives/51418280.html 】
「山本弘効果」 は実に言い得て妙、と言うべき新語だと大変感心致しました。
次世代エルフのスタンダード、“スリンガー” さんも似たような感じですかね?(w
わざわざ “ゼパ” 様のイラストを起こし直す 井上純弌 先生がまたステキすぎです。
#てか「殺意様」って。(w