2009年10月17日

『くじびき勇者様 11番札 誰が真くじびき聖女よ!?』

「HJ文庫」 の長命タイトルとなっていた 清水文化 先生と 牛木義隆 先生の
『くじびき勇者様』 シリーズも、ついに幕を下ろす形となりました。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup0910.php#novel091005


・・・牛木 先生、塗りが変わった? というか線にも変化が感じられますが。


まぁ、それはそれとして。“メイベル” と “ナバル” の関係にもこれでようやく
一区切りついた、というのが何よりも喜ばしい。“ナバル” 自身にも想いはあった
ワケですが「実績が無い」ということにやはり引け目があったようで。

そうは言ってもスターが光り輝くのにはやはり裏方も必要ですよ、という話。
“ナバル” もそれに気付いたからこそ神儀を受けることを決意したワケですし。
・・・まさかコングロマリットみたいなものまでこしらえるとは思いませんでしたけど。


さて、ここで気になるのが「清水文化 先生の次回作がどこから出てくるか」という点。
『気象精霊記』 からこのかた何処に営業を掛けたのか、というのが常々気になっている
ところでもありますし。そこはアナウンスを待つか情報収集していくしかありませんが。

何はともあれ 清水 先生、ひとまずはお疲れ様でございましたということで一つ。

posted by 秋野ソラ at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ニコニコ動画せれくちょん 〜才能の無駄遣い〜』

今度は予習しよう、と思って購入した 『ニコニコ動画せれくちょん』 CD第2弾。
忘れた頃に一言添えておきたいと思います。

http://ichiba.nicovideo.jp/item/azB0028WX3PM


1回通して聴いてみて印象に残った、というか心に沁みたのは以下の3曲です。


  『はじめてのともだち〜the answer』 (ヒャダイン)
  『ブラック★ロックシューター』 (supercell)
  『ニコニコ動画流星娘』 (しも)
                                ※敬称略


『はじめてのともだち〜the answer』 はホントに泣きそうになりましたよ。
「だから 泣かないで お願い」・・・・って聴いてるウチが泣きそうやって。(^^;
想いの込められた、とてもいい歌でした。

『ブラック★ロックシューター』 は「初音ミクで Rock か〜」と単純に感心しました。
ドラムパターンが個人的に好きです。叩けたら気持ちいいだろうな〜、というところが。
あとは一瞬スローになってから「忘れそうになったら〜♪」に入って落とすところも。

『ニコニコ動画流星娘』 はツボが多い。音源もそうだし、『思い出はおっくせんまん!』
の裏で 『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』 を流すような譜面構成もそうだし、
最後の余韻の持たせ方もそう。ニコ動に詳しくない自分でも分かる曲が多かったのも◎。


そしてボーナストラックの 『思い出はおっくせんまん!(JAM Project version)』 を
忘れてはいけませんね。てっきり 「アニメロサマーライブ」 の音源を使ってくるのかと
思いきや完全新録でしたので驚かされました。

前にも言いましたが 「グラフィティ〜〜〜♪」 が強烈な印象を放っていると思います。(w

posted by 秋野ソラ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | CD

2009年10月11日

2009年度「ライトノベルBESTランキング」選考委員会(第2回)

・・・一応「第1回」と銘打ったのでせめてもう1度、書いておこうかと。(^^ヾ


前回は個人的ノミネートまで済ませた、という話をさせて頂きました。
今回は 『このライトノベルがすごい!2010』 のウェブ・アンケートへ実際に
どのように回答したのかを以下に示しておこうと思います。

それぞれの項目についてはしっかりと一言コメントも添えて投票しています。



先に申し上げました通り 杉井光 先生を推すカタチの内容となっておりますけれども
気がついたら 「電撃文庫」 と 「GA文庫」 からの推挙ばかりになっていました。
自分でもちょっと驚きの纏め具合です。

まぁ、個人的に「待ち遠しかった」「印象的だった」とかいう点を優先した結果ですので。


昨今、「男の娘(オトコのコ)」 という設定のキャラクターが増えてきたので
別枠を設けてアンケートをとってみるのも面白いかもしれないと思った今日この頃。
・・・もちろん “木下秀吉” は殿堂入りということにして。(^^;

イラストレーターさんは所属の mixi コミュニティを元に推薦することにしました。



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【 宝島社 『このライトノベルがすごい!2010』 ウェブ・アンケート回答内容 】

※ 以下敬称略 ※


 (1)あなたの好きなライトノベル作品・シリーズを5作品まで挙げてください。

  1位: 『さよならピアノソナタ』
      ・・・・・・ 杉井光 (電撃文庫)

  2位: 『ばけらの!』
      ・・・・・・ 杉井光 (GA文庫)

  3位: 『アクセル・ワールド』
      ・・・・・・ 川原礫 (電撃文庫)

  4位: 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
      ・・・・・・ 伏見つかさ (電撃文庫)

  5位: 『這いよれ! ニャル子さん』
      ・・・・・・ 逢空万太 (GA文庫)


 (2)あなたの好きな(もしくは印象的な)女性キャラクターを3名挙げてください。

  1位: 葉隠イヅナ
      ・・・・・・ 『ばけらの!』 杉井光 (GA文庫)

  2位: ニャル子
      ・・・・・・ 『這いよれ! ニャル子さん』 逢空万太 (GA文庫)

  3位: 高坂桐乃
      ・・・・・・ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 伏見つかさ (電撃文庫)


 (3)あなたの好きな(もしくは印象的な)男性キャラクターを3名挙げてください。

  1位: 杉井ヒカル
      ・・・・・・ 『ばけらの!』 杉井光 (GA文庫)

  2位: 木下秀吉
      ・・・・・・ 『バカとテストと召喚獣』 井上堅ニ (ファミ通文庫)

  3位: 黒川丈
      ・・・・・・ 『ゾアハンター』 大迫純一 (GA文庫)


 (4)あなたの好きなイラストレーターを3名挙げてください。

  1位: 駒都え〜じ
      ・・・・・・ 『みすぷり!』 SOW (メガミ文庫)

  2位: 椋本夏夜
      ・・・・・・ 『アカイロ/ロマンス』 藤原祐 (電撃文庫)

  3位: てぃんくる
      ・・・・・・ 『ロウきゅーぶ!』 蒼山サグ (電撃文庫)

posted by 秋野ソラ at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

「オータムリーフ管弦楽団 第5回定期演奏会」

東京23区を端から端まで移動したような感覚を抱きながら出席してきました


  「オータムリーフ管弦楽団 第5回定期演奏会」
                  @江戸川区総合文化センター 小ホール


の簡易レポートを纏めましたのでご報告しておきます。

http://srnd.skr.jp/pc/

posted by 秋野ソラ at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

『さよならピアノソナタ encore pieces』

“直巳”、“真冬”、“千晶”、“響子”──。

もう一度 「フェケテリコ」 の面々に会える日をどんなに待ち望んだことか。
杉井光 先生、植田亮 先生による 『さよならピアノソナタ』 がアンコールに
応えて本当に最後の、最高のラスト・パフォーマンスを魅せてくれます。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0910.php#new10


「Sonate pour deux」。“直巳” と “真冬” たちとの会話のやりとりを一言一句
読んでいく過程が、例えるのに困るほど楽しいことを再認識させられました。
ついつい微笑ましい笑みが何度もこぼれてしまうくらいに。・・・電車の中で。(w

『神様のメモ帳』 とリンクするような雰囲気の中、個人的には非常に共感できる
「結婚て・・・・・・しなきゃだめなのかな」 と思っていた “直巳” がプロポーズする
までのエピソードがやはり一番印象に残りました。何度も読み返しました。

  『toujours ensemble』

・・・良い言葉です。どうか二人、共に行く先に幸あらんことを願って。


「フェケテリコ」 のその後がどうなっていたかを綴った 「翼に名前がないなら」。
同情を禁じえない難儀な恋をした “ユーリ” を描く 「ステレオフォニックの恋」。
“直巳” が 「恋する革命家」 たる行動理念のルーツに迫る 「最後のインタビュー」。
「Sonate pour deux」 を踏まえた “哲朗” の言動に注目の 「だれも寝てはならぬ」。

・・・どれも珠玉の短編集でした。改めてこの作品を世に送り出した 杉井光 先生に
敬意を表しますと共に、今後益々のご活躍を祈念しておくことに致します。


#『このライトノベルがすごい!2010』 アンケートで本作を推挙させて頂きました。

posted by 秋野ソラ at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル