原作/支倉凍砂 先生
キャラクターデザイン/文倉十 先生
漫画/小梅けいと 先生
で構成されている『狼と香辛料』コミカライズ作品も第3巻の刊行を迎えております。
【 http://maoh.dengeki.com/comic.html 】
・・・一見ベタに見える「花魁」というネタも、絵に起こしてもらうと中々のモノ。(w
“ホロ” と “ロレンス”、『狼と香辛料』 の由縁たる二人の運命が決まるエピソード。
緊迫感に溢れたシーンの連続。人間の欲深さと業の深さ。そして「契約」という絆──。
見せ場の多いシーンを今巻でも存分に魅せつけています。
「賢狼」 と 「人間」 という奇妙な組み合わせ。そんな二人の微笑ましいやり取りを
描けるだけでなく、こういったシリアスな場面も描写できる 小梅けいと 先生の実力には
ただただ感嘆する他にありません。
次巻は 支倉凍砂 先生、文倉十 先生も期待を寄せる “ノーラ” のお話がメインとなる
ワケで、もちろん一読者としても楽しみの度合いは増すばかりであります。
2009年08月22日
『とある魔術の禁書目録(18)』
鎌池和馬 先生、灰村キヨタカ 先生の大人気シリーズ。通算20冊目に突入。
『とある科学の超電磁砲(レールガン)』 のTVアニメ放映も近付いており
勢いはまだまだ衰えを知らないところ、と言えるでしょう。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/archive_bunko/bunko0907.php#new1 】
・・・何か「やっと読み終えたなぁ」という感じの英国王室編でしたが、ここにきて
突然 “インデックス” さんに焦点が向かうトラブル発生ということで、最初の頃の
雰囲気が戻ってきそうな、そんな感じのする引き具合でした。
まぁ、あんな感じで「人を選ぶ」というのはそれはそれで興味深い試行だと思います。
暴れすぎて国を焦土と化すよりはよっぽどマシな力の使い方ではないかと。
それにしても
・大精霊チラメイド
・堕天使メイド
・堕天使エロメイド
・ハイパー堕天使ドエロメイド
・小悪魔ベタメイド
・女神様ゴスメイド
・・・とバリエーション豊かになりましたなぁ、メイド・コスチューム。(w
“建宮” を始めとする「新生天草式十字凄教」男衆の執念に敬意を表したいところです。
『とある科学の超電磁砲(レールガン)』 のTVアニメ放映も近付いており
勢いはまだまだ衰えを知らないところ、と言えるでしょう。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/archive_bunko/bunko0907.php#new1 】
・・・何か「やっと読み終えたなぁ」という感じの英国王室編でしたが、ここにきて
突然 “インデックス” さんに焦点が向かうトラブル発生ということで、最初の頃の
雰囲気が戻ってきそうな、そんな感じのする引き具合でした。
まぁ、あんな感じで「人を選ぶ」というのはそれはそれで興味深い試行だと思います。
暴れすぎて国を焦土と化すよりはよっぽどマシな力の使い方ではないかと。
それにしても
・大精霊チラメイド
・堕天使メイド
・堕天使エロメイド
・ハイパー堕天使ドエロメイド
・小悪魔ベタメイド
・女神様ゴスメイド
・・・とバリエーション豊かになりましたなぁ、メイド・コスチューム。(w
“建宮” を始めとする「新生天草式十字凄教」男衆の執念に敬意を表したいところです。
『アカイロ/ロマンス(5) 枯れて舞え、小夜の椿』
先月からの連続刊行となります、藤原祐 先生とイラスト・原案協力の 椋本夏夜 先生とで
お送りする伝奇ファンタジー。風雲急を告げる第5巻を読ませて頂きました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new8 】
「 強 い て 言 え ば 、 あ な た の せ い ね 」
その身を抉るように深い、その身に背負う業のように深い、その身が堕ちた闇のように深い。
・・・その一言がどれだけの意味を持つのか、読了してそれを垣間見た時の衝撃ったらもう。
「愛って後悔しないことなのね」とはよく言ったものですが、まさかそういった形で
心に繋ぎとめようとするとは・・・。あまりに壮絶すぎて言葉になりません。
他にも明らかになったことが多すぎて、またその内容のインパクトが強すぎて何と
申し上げたら良いか当惑しておりますが、ひとまず言えることは今冬刊行見込みの続刊が
待ち遠しすぎることと、是非この衝撃を読んで感じてほしいということ。これに尽きます。
#・・・これはやってくれましたね、藤原祐 先生。最終巻、期待してますヨ!
お送りする伝奇ファンタジー。風雲急を告げる第5巻を読ませて頂きました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new8 】
「 強 い て 言 え ば 、 あ な た の せ い ね 」
その身を抉るように深い、その身に背負う業のように深い、その身が堕ちた闇のように深い。
・・・その一言がどれだけの意味を持つのか、読了してそれを垣間見た時の衝撃ったらもう。
「愛って後悔しないことなのね」とはよく言ったものですが、まさかそういった形で
心に繋ぎとめようとするとは・・・。あまりに壮絶すぎて言葉になりません。
他にも明らかになったことが多すぎて、またその内容のインパクトが強すぎて何と
申し上げたら良いか当惑しておりますが、ひとまず言えることは今冬刊行見込みの続刊が
待ち遠しすぎることと、是非この衝撃を読んで感じてほしいということ。これに尽きます。
#・・・これはやってくれましたね、藤原祐 先生。最終巻、期待してますヨ!
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4)』
今や大人気シリーズへとのし上がった 伏見つかさ 先生、かんざきひろ 先生による
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第4巻。“桐乃” の最後の人生相談の内容とは?
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new2 】
・・・まさかオビに 黒咲練導 先生の『放課後プレイ』をもってくるなんて。(w
それにしても「最後」の理由はそういうワケだったんですね。まぁ、確かに話としては
触れられてたかもな、と後で思い返してみたりもしましたが。
今巻に付いている愛読者カードが 『俺の妹〜(4)』 専用仕様になっていて、その設問の
一つに今後の展開への希望を答えるものがあるのですが・・・仮にそうなったとしてタイトルが
不整合を起こしますよねぇ。『俺の妹の友達が〜』とかにしてスピンオフっぽくするとか?
“麻奈実” がナニゲに理解のあるというか懐が深いというか・・・。“京介” は繋ぎとめて
おかないと絶対に後悔すると思う。・・・例え「おにいちゃん」と呼ばれたとしても。(^^ヾ
・・・とりあえずウチもハガキを出して意見を述べてみるとしますか。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第4巻。“桐乃” の最後の人生相談の内容とは?
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new2 】
・・・まさかオビに 黒咲練導 先生の『放課後プレイ』をもってくるなんて。(w
それにしても「最後」の理由はそういうワケだったんですね。まぁ、確かに話としては
触れられてたかもな、と後で思い返してみたりもしましたが。
今巻に付いている愛読者カードが 『俺の妹〜(4)』 専用仕様になっていて、その設問の
一つに今後の展開への希望を答えるものがあるのですが・・・仮にそうなったとしてタイトルが
不整合を起こしますよねぇ。『俺の妹の友達が〜』とかにしてスピンオフっぽくするとか?
“麻奈実” がナニゲに理解のあるというか懐が深いというか・・・。“京介” は繋ぎとめて
おかないと絶対に後悔すると思う。・・・例え「おにいちゃん」と呼ばれたとしても。(^^ヾ
・・・とりあえずウチもハガキを出して意見を述べてみるとしますか。
『ソードアート・オンライン(2) アインクラッド』
abec 先生のイラストと共にお送りする 川原礫 先生の『ソードアート・オンライン』。
第2巻はいきなり本編を離れてのサイド・ストーリー集となっております。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new3 】
・・・前巻の感想を書いた後に知ったんですよね、「別名義」 ということを。(^^ヾ
それはさておき。(w
「MMORPG」 というのは 「Massively Multiplayer Online Role Playing Game」、
言い換えれば「多人数同時参加型オンラインRPG」 とも呼ばれる往年のRPGとは性質の
異なるゲームですが、それへの造詣が深い 川原礫 先生だからこそ描けるお話でした。
限定ユーザによるβテストを経て正式稼働を迎える 「MMORPG」 は、作中にもある通り
ゲーム開始時点でユーザのスタート位置が異なるワケですが、そうした 「レベル制MMOの
理不尽さ」 を逆手にライトユーザ視点を挟むことで “キリト” たちがより活きてきたかな、と。
“サチ” や “ユイ” のように切ない話も良いですが、やはり “シリカ” や “リズベット” の
ように前向きに生きる娘たちの話を読むほうが好きですね。自分にも元気を分けて
もらえるような、そんな気がして。
ということで次巻、『〜フェアリィ・ダンス』 はいよいよ舞台を現実世界に移した物語を
魅せてくれるそうですので期待せずにはいられません、というところでしょう、まさに。
第2巻はいきなり本編を離れてのサイド・ストーリー集となっております。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new3 】
・・・前巻の感想を書いた後に知ったんですよね、「別名義」 ということを。(^^ヾ
それはさておき。(w
「MMORPG」 というのは 「Massively Multiplayer Online Role Playing Game」、
言い換えれば「多人数同時参加型オンラインRPG」 とも呼ばれる往年のRPGとは性質の
異なるゲームですが、それへの造詣が深い 川原礫 先生だからこそ描けるお話でした。
限定ユーザによるβテストを経て正式稼働を迎える 「MMORPG」 は、作中にもある通り
ゲーム開始時点でユーザのスタート位置が異なるワケですが、そうした 「レベル制MMOの
理不尽さ」 を逆手にライトユーザ視点を挟むことで “キリト” たちがより活きてきたかな、と。
“サチ” や “ユイ” のように切ない話も良いですが、やはり “シリカ” や “リズベット” の
ように前向きに生きる娘たちの話を読むほうが好きですね。自分にも元気を分けて
もらえるような、そんな気がして。
ということで次巻、『〜フェアリィ・ダンス』 はいよいよ舞台を現実世界に移した物語を
魅せてくれるそうですので期待せずにはいられません、というところでしょう、まさに。