2009年08月29日

『時空のデーモン めもらるクーク(3)〜悪魔は貢ぐよどこまでも〜』

シナリオライターの 丸戸史明 氏、そしてイラストレーターの かんなぎれい 氏が
タッグを組んで同人作品として制作しているオリジナルライトノベル。その第3巻を
早速ですが、読ませて頂きました。

http://www.n-010.com/


・・・ホント、「現地」で入手できなかったときはどうしようかと思いましたが
思わぬタイミングで「とら」に救われたのは僥倖でした。

商業作品では絶対に使うことの出来ない直接的なネタの引用、よりメタな描写の数々。
普段読んでいるライトノベルでは味わえない感覚の数々が何とも新鮮でした。
北側寒囲 氏の告発状(笑)も添え物にしては随分とパンチが効いていて中々。(w

とは言え、『ホワルバ2』に注力していくであろうことから “俊介” と “空子” の微笑ましくも
綱渡りな関係の続きが読めるのはまた暫く先になりそうな予感ですが、何よりもこの作品が
好きなことには変わりがないので、いつまでも待ち続けることでありましょうな。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人誌

『偽りのドラグーン』

前作『モーフィアスの教室』と同じ 三上延 先生 & 椎名優 先生のコンビネーションで
迎える新シリーズ。少し間が空いてしまいましたが読了しております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new14


椎名優 先生のイラストは相変わらず美麗でいらっしゃる。そんな先生方が描き出す
竜の皇女 “ティアナ” の秘密がこの物語における筋の一つであり、目下最大の謎。
最後でその片鱗は見えましたが、未だ真意は見えず。中々に先が楽しみな展開です。

そしてもう一つの筋。運命の出会いに導かれ、「竜騎士(ドラグーン)」契約対象として
彼女に認められるも、偽装入学した騎士学院で成果を上げることができない “ジャン”。
彼にもまだ見えぬ秘密があり、それが筋として思わぬ絡みを見せそうなのも気になるところ。

他にも 「意外な素顔」 を持つキャラクターがいて、それを上手く小出しに明かして
いく過程が、読んでいく上で良いリズムを生み出していて読みやすかったように思います。
シリーズの滑り出しとしては好感触かと。期待しております。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『蒼海ガールズ!』

「GA文庫」デビュー作家である 白鳥士郎 先生の新シリーズ。帆船を舞台にした
ファンタジーな「ボーイ・ミーツ・ガールズ」ストーリーの開幕ぶりを覗いてみました。
(イラストは やすゆき 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/soukai/index.html


・・・まさか口絵でお宝マークとは(w。いや、マークは違うけど。流石に。


「GA文庫」の他作品のみならず、昨今増えてきております「オトコの娘」が主人公の物語。
ただ、こちらの作品の主人公 “シュー” は見かけによらず剣の腕は立つということで
「男らしさ」 をも併せ持つ羨ましいことこの上ないキャラクターであります。

それを可愛らしさの合間に見せることで、「少女艦隊(ガールズ・フリート)」にいる
男性に免疫の無いクルーたちを人知れず魅了し続けていく過程も、まぁ、見ものと言えば
見ものですが、やはり艦隊戦の描写にも注目すべきところでしょう。

・・・こういうとき、「エムブリオマシンRPG」じゃないですけど俯瞰図が欲しいなぁ、とも
思いますが、緊迫感あるシーンを言葉だけでどれだけ上手く伝えることが出来るか。
白鳥 先生におかれましてはその点を特に追求していってほしいと願う次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』

葵東 先生の「第一回GA文庫大賞」奨励賞受賞作。イラストに 蔓木鋼音 先生を迎えて
改めて世に送り出されたこの作品、しかと拝読させてもらいました。

http://ga.sbcr.jp/novel/mahou/index.html


「三代目」 こと “シャルト” の生き様にとても好感が持てました。いつもはグータラ
しているのに、いざとなるとキメるところはキメて、筋はきちんと通そうとする。
・・・どことなく 『美味しんぼ』 の “山岡士郎” を彷彿とさせてくれます。(ぇ

過去に縛られているところなどもその起因の一つと言えるのかも知れません。“彼女” と
どういう関係だったのか、何があったのか。“シャルト” の昔話など、機会があればぜひ
読んでみたいと思いますがどうでしょうか?>GA文庫編集部 様

いつの日か、どこまでも続く空の下を当て所なく旅することになるかもしれない「駆け出し」の
魔法使い。そんな彼が羽を休める魔法材店で起こる騒動とちょっとした冒険譚。手を伸ばす
余裕のある方にはオススメしたい1冊と言って良いかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『みすぷり!』

学習研究社「メガミ文庫」の「第一回メガミノベル大賞」金賞と駒都えーじ賞を
ダブル受賞した SOW 先生の作品を読ませて頂いております。
(イラストは 駒都えーじ 先生)

http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1390353700


まぁ、話としては半ば超展開のような形でまとまりますが、疑惑の “ソアラ” は
結局のところ性別不明なまま。・・・ 駒都えーじ 先生のイラストも相まって言動が
可愛いからとりあえずどうでもいいか、という気にはなります。

そこに至るまでの、“ソアラ” に振り回される “元譲” の様子であったりとか
結局のところ “元譲” に振り回されてしまっている “ソアラ” の機微の変化を
楽しむのがよろしいかと。

「メガミ文庫」編集部の思惑次第ですが、いろいろハッキリさせるためにも続刊を
書いてみるのもそれほど悪くない話だと思います。・・・どうでしょうかね?

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2009年08月22日

『狼と香辛料(3)』

  原作/支倉凍砂 先生
  キャラクターデザイン/文倉十 先生
  漫画/小梅けいと 先生

で構成されている『狼と香辛料』コミカライズ作品も第3巻の刊行を迎えております。

http://maoh.dengeki.com/comic.html


・・・一見ベタに見える「花魁」というネタも、絵に起こしてもらうと中々のモノ。(w


“ホロ” と “ロレンス”、『狼と香辛料』 の由縁たる二人の運命が決まるエピソード。
緊迫感に溢れたシーンの連続。人間の欲深さと業の深さ。そして「契約」という絆──。
見せ場の多いシーンを今巻でも存分に魅せつけています。

「賢狼」 と 「人間」 という奇妙な組み合わせ。そんな二人の微笑ましいやり取りを
描けるだけでなく、こういったシリアスな場面も描写できる 小梅けいと 先生の実力には
ただただ感嘆する他にありません。

次巻は 支倉凍砂 先生、文倉十 先生も期待を寄せる “ノーラ” のお話がメインとなる
ワケで、もちろん一読者としても楽しみの度合いは増すばかりであります。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

『とある魔術の禁書目録(18)』

鎌池和馬 先生、灰村キヨタカ 先生の大人気シリーズ。通算20冊目に突入。
『とある科学の超電磁砲(レールガン)』 のTVアニメ放映も近付いており
勢いはまだまだ衰えを知らないところ、と言えるでしょう。

http://dengekibunko.dengeki.com/archive_bunko/bunko0907.php#new1


・・・何か「やっと読み終えたなぁ」という感じの英国王室編でしたが、ここにきて
突然 “インデックス” さんに焦点が向かうトラブル発生ということで、最初の頃の
雰囲気が戻ってきそうな、そんな感じのする引き具合でした。

まぁ、あんな感じで「人を選ぶ」というのはそれはそれで興味深い試行だと思います。
暴れすぎて国を焦土と化すよりはよっぽどマシな力の使い方ではないかと。

それにしても

  ・大精霊チラメイド
  ・堕天使メイド
  ・堕天使エロメイド
  ・ハイパー堕天使ドエロメイド
  ・小悪魔ベタメイド
  ・女神様ゴスメイド

・・・とバリエーション豊かになりましたなぁ、メイド・コスチューム。(w
“建宮” を始めとする「新生天草式十字凄教」男衆の執念に敬意を表したいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『アカイロ/ロマンス(5) 枯れて舞え、小夜の椿』

先月からの連続刊行となります、藤原祐 先生とイラスト・原案協力の 椋本夏夜 先生とで
お送りする伝奇ファンタジー。風雲急を告げる第5巻を読ませて頂きました。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new8



       「 強 い て 言 え ば 、 あ な た の せ い ね 」


その身を抉るように深い、その身に背負う業のように深い、その身が堕ちた闇のように深い。
・・・その一言がどれだけの意味を持つのか、読了してそれを垣間見た時の衝撃ったらもう。

「愛って後悔しないことなのね」とはよく言ったものですが、まさかそういった形で
心に繋ぎとめようとするとは・・・。あまりに壮絶すぎて言葉になりません。

他にも明らかになったことが多すぎて、またその内容のインパクトが強すぎて何と
申し上げたら良いか当惑しておりますが、ひとまず言えることは今冬刊行見込みの続刊が
待ち遠しすぎることと、是非この衝撃を読んで感じてほしいということ。これに尽きます。


#・・・これはやってくれましたね、藤原祐 先生。最終巻、期待してますヨ!

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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4)』

今や大人気シリーズへとのし上がった 伏見つかさ 先生、かんざきひろ 先生による
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第4巻。“桐乃” の最後の人生相談の内容とは?

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new2


・・・まさかオビに 黒咲練導 先生の『放課後プレイ』をもってくるなんて。(w


それにしても「最後」の理由はそういうワケだったんですね。まぁ、確かに話としては
触れられてたかもな、と後で思い返してみたりもしましたが。

今巻に付いている愛読者カードが 『俺の妹〜(4)』 専用仕様になっていて、その設問の
一つに今後の展開への希望を答えるものがあるのですが・・・仮にそうなったとしてタイトルが
不整合を起こしますよねぇ。『俺の妹の友達が〜』とかにしてスピンオフっぽくするとか?

“麻奈実” がナニゲに理解のあるというか懐が深いというか・・・。“京介” は繋ぎとめて
おかないと絶対に後悔すると思う。・・・例え「おにいちゃん」と呼ばれたとしても。(^^ヾ


・・・とりあえずウチもハガキを出して意見を述べてみるとしますか。

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『ソードアート・オンライン(2) アインクラッド』

abec 先生のイラストと共にお送りする 川原礫 先生の『ソードアート・オンライン』。
第2巻はいきなり本編を離れてのサイド・ストーリー集となっております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new3


・・・前巻の感想を書いた後に知ったんですよね、「別名義」 ということを。(^^ヾ


それはさておき。(w

「MMORPG」 というのは 「Massively Multiplayer Online Role Playing Game」、
言い換えれば「多人数同時参加型オンラインRPG」 とも呼ばれる往年のRPGとは性質の
異なるゲームですが、それへの造詣が深い 川原礫 先生だからこそ描けるお話でした。

限定ユーザによるβテストを経て正式稼働を迎える 「MMORPG」 は、作中にもある通り
ゲーム開始時点でユーザのスタート位置が異なるワケですが、そうした 「レベル制MMOの
理不尽さ」 を逆手にライトユーザ視点を挟むことで “キリト” たちがより活きてきたかな、と。

“サチ” や “ユイ” のように切ない話も良いですが、やはり “シリカ” や “リズベット” の
ように前向きに生きる娘たちの話を読むほうが好きですね。自分にも元気を分けて
もらえるような、そんな気がして。

ということで次巻、『〜フェアリィ・ダンス』 はいよいよ舞台を現実世界に移した物語を
魅せてくれるそうですので期待せずにはいられません、というところでしょう、まさに。

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2009年08月15日

『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ジェネシス(1) 放課後のアルテミス』

伊藤和幸 先生/F.E.A.R. による 「ダブルクロス The 3rd Edition」 を元にした初の
リプレイシリーズが満を持しての登場となります。
(イラストは 亜沙美 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200903000229


矢野俊策 先生、鈴吹太郎 先生、藤井忍 先生といったベテラン・メンバーに加え
『タクティカル・ジャッジメント』 や 『火の国、風の国物語』 を執筆されている
師走トオル 先生をプレイヤーに迎えてのセッションがスタート。

──「レネゲイド」が関わる事件に突如巻き込まれることになった女子高生 “あやめ”。
──「俺が正義だ!」と叫ぶ、疎ましいほどの(笑)正義感に溢れた弁護士 “神崎”。
──「オーヴァード」として機械の様に非日常から日常を守り続けてきた高校生 “コウ”。
──「社長また非人間系キャラですか!(笑)」ということで猫と感覚を共有する “瞳”。

今巻は導入、ということで “あやめ” が「レネゲイド」とどう向き合っていくのか。
“コウ” たちとの出会いやNPCたちとの関係を踏まえて1つの結論に辿り着くまでの過程を
丁寧に描くようにロールプレイしていく諸氏の様子を楽しく拝見させてもらいました。


#「普段はのほほんとしてるのに、戦闘時はプロ!」って設定は社長でなくとも燃えます。(w


中でも初心者と思えない程はっちゃけたロールプレイに加え、弁護士という設定を活かした
活躍の数々が光る 師走トオル 先生の言動にも目が離せません。(w

ラストで 「ファルスハーツ」 との絡みを匂わせるマスターシーンでの引きも気になる所で、
次巻の刊行が楽しみなシリーズの顕現を素直に歓迎したいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『アイゼンフリューゲル』

── 虚淵玄 先生、そして 中央東口 先生。

往年のニトロプラス作品を知る方なら思わず目に止まる組み合わせではないでしょうか。
「ガガガ文庫」から刊行されました、もう一つの空を飛ぶ者たちの物語。読ませて頂いて
おります。

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094511468


  「ついつい勢い余って一冊では終わりませんでした」


完全新作でやって魅せてくれました、虚淵玄 先生。昨今、女性が前に出る作品が多い中で
ここまで無骨に「漢」と称すべき男性たちが空を飛ぶこと、それもとびきり早く、天翔ける龍
よりも早く飛ぶことに執念を燃やす姿を生々しく描いておられます。

特に “カール” の空を飛ぶ姿を今と昔、各々掘り下げて見せることで彼のもつ人間性が
単に設定という枠を超えてより現実味を帯びたものになっていると、また、早く飛ぶことに
対して一筋縄ではいかない道程、絡みつくしがらみが物語に深みを与えていると感じました。

『とある飛空士への恋歌』(著:犬村小六 先生)とはまた一味違って硬派な、ガツンとくる
お話が読んでみたい方に推奨します。少なくとも私は続きが楽しみで仕方がありません。

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『学校の階段(10)』

長らく走り続けてきた青春の無駄足もついにラスト。「筋肉・・・・どうですか?」と告げられた
甘福あまね 先生が描く渾身の絵と共に 櫂末高彰 先生が紡ぎ出す物語の結末は如何に。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_01


・・・確かにあんな筋肉ムキムキの子がいたらビックリする、というか正直引くわ。(w


階段レースにおいて “刈谷” と自分にしか垣間見えない「先」を追い求める衝動。
それを受け入れる「茨の道」を選んだことである種、狂気にも似た想いが “神庭幸宏” という
少年の心に宿り始めたのがこれまでのお話。

「他人は結局、自分ではないからこの気持ちを分かってもらえるはずがない」 のは事実。
でもそれは、様子を心配に思う相手の気持ち、差し伸べようとする仲間の手を振り払う理由
にはならない──。

・・・それを「階段部包囲網」のいざござの中で見出したとき、その身と共に物語自体にも
纏い始めていた闇を打ち払って「青春グラフィティ」の只中に舞い戻ってきてくれました。
櫂末高彰 先生、甘福あまね 先生、そして関係者の皆様、完結おめでとうございます。


「FB Online」 に掲載された 「完結メッセージ」 「担当カワサキ 氏との対談」 そして
「特別エンドレスフォー」も楽しませてもらいました。これで『学校の階段』シリーズも
終わるのかと思うと寂しいところではありますが、次回作の発表を楽しみにしておきます。

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『マブラヴ(7) ALTERNATIVE 決戦』

アージュ の原作、そして Bou 先生のイラストと共に綴ってきた 北側寒囲 先生の
マブラヴ・オルタが終幕の時を迎えております。

http://dash.shueisha.co.jp/-muvluv/index.html#b07


実際、ゲームだと7冊の分量にはとてもじゃないけど収まらないほどのテキストが
使われているはずで、それをこの冊数に落とし込んで、なおかつ「読める」作品にまで
昇華させた 北側寒囲 先生の功績に敬意を表したいと思います。

  「あいとゆうきの、おとぎばなし。」

一言で表現するのは簡単ですが、その中に含まれる絶望や悲しみ、抗う気持ち、そして
想うという気持ち。“白銀武” たちの垣間見た世界に触れてみたことでその一言が
どれだけ重いか、ということを痛感させられました。

最終巻はかなりページ数を超過してはおりますが、それでも 「北側オルタ」 を最後まで
見届けられて良かったと、心より感じております。北側寒囲 先生、アージュの皆様、そして
スーパーダッシュ文庫編集部の皆様へ、この作品を上梓して下さったことに感謝致します。

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『がんばれ!消えるな! 色素薄子さん 〜同人誌総集編〜』

先日、「REX COMICS」から第1巻が刊行された 水月とーこ 先生の『薄子さん』。
その同人誌版(総集編)も紹介しておきましょう。・・・時期が時期なだけに。(w

http://smile.poosan.net/mizukitoko/


・・・自分も自動ドアが開かない、というケースは何度か体験しています。(^^ヾ


同人誌で描かれている “薄子” さんは「コミックREX」で連載されているのと比べると
より色素薄めで表されています。加えて幸が薄い感じも強いような気もします。

そんな “薄子” さんを通じて伝えたかった「誰にも幸せになることができる」という
先生の想いに触れて 『薄子さん』 という作品が更に好きになれたと思います。


・・・それにしても、“助手” さんもキャラが強いですねぇ。ステキです。(ぇ

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2009年08月08日

『とある飛空士への恋歌(2)』

犬村小六 先生と 森沢晴行 先生でお送りする新たな飛空士たちの数奇な運命を辿る物語。
今巻での空戦はまだ抑えながら、新キャラも迎えつつキャッキャウフフな展開が続きます。

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094511499


1巻を読み終えた後に話をどう進めていくのかな、と様子を見ていたのですがまさか
ここまで手札を切ってくるとは思っていませんでした。読んで頂ければ分かると思いますが。

“クレア”、そして “カルエル”。二人の筆舌に尽くし難い過去とその先で手に入れた
新しい世界、新しい自分。そんな二人が出会い、身を寄せる様子は読み手にとって何とも
複雑な思いが去来することは間違いないかと。

いつか二人が互いに真実へと辿り着いた時、先立つ気持ちは愛なのか、それとも──。
空戦の描写を前に一気にテンションが上がってきた感じです。新シリーズに場を移しても
期待を裏切らない内容になりそうで、早くも良作の気配がします。次巻も楽しみです。


#“カルエル” はいくら血が繋がっていないとは言え、色々と分別はつけましょう。(w

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『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク(2) フレイムレギオン』

鈴吹太郎 先生/F.E.A.R.、四季童子 先生でお送りする大人気リプレイ第2巻。
今巻も「ファントムレイダーズ」の暗躍する姿が所狭しと描かれております。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200902000259


例えばダイスの神様が居るとして、その微笑む瞳の先に在るのは誰だろうと想像したときに
まず思い浮かべなくてはいけないのではないかと思います、小暮英麻 様という名を。(w
もうどんだけ「ここぞ!」と言う時にイイ目を出してきたのかと。

もちろん 英麻 様の凄いところはそれだけではなくて、GMから逆質問されて困ったように
“ナーシア” の立場に垣間見える矛盾と現実を見つめなおしながら、最終的には見事な
ヒューマンドラマの主人公を演じきっていたと思います。


対して笑いの神様が降りていると思われる(笑) きくたけ 先生ですが、薔薇的な演出を
したりといった場面もありますが “ナーシア” に改めて「仲間」であることを諭す役割を
果たすなど決めるところは決めてきます。

他にも防衛の要となる “ゼパ” 様の活躍ぶりや、「バルムンク」と度重なる対峙の中で
「カッコいいとは、こういうことさ」と言わんばかりの好演が光る “カテナ” の心意気にも
注目しておきたいところです。


シナリオも焔硝石を巡るスパイ活動、「フリーバレット」の暗殺阻止と一筋縄ではいかない
ミッションが続きます。中でも「フリーバレット」のギミックとGMの出目の良さも含めた
最終決戦はまさに手に汗握る展開で楽しませてもらいました。

最後に忘れてはいけないのがラストのあの引き具合。当初描いていた青写真がついに
現実のものとなると聞いてしまっては次巻の刊行が待ち遠しくて仕方がありません。

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『ラノベ部(3)』

平坂読 先生と よう太 先生でお送りする「ラノベ」溢るる日常系スクールライフ。
今巻をもって終幕という、何とも惜しい流れを迎えております。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=22352


「児ポ法」改悪の件をテーマの一つとして取り上げた 平坂読 先生にまずは敬意を。
流石に実名や実在する団体名は伏せて・・・ますが、本当は名指しで批判しても良かったと
個人的には思っています。

実際にあの案が通ったときの影響は計り知れません。単に18禁作品に限らない映像作品や
出版物、もちろんライトノベルも含めてですがありとあらゆるものに対して拡大解釈して
言論弾圧へと繋げていくであろうことは誰が見ても明らかです。

あの話が出たときにユーザーだけではなく、出版業界のみならず各種企業が率先して
声を荒げてでも反対の意を表明すべきだったのではないでしょうか? 私はそう考えます。


・・・話を戻して。

私もこうして思ったことを文章に起こす際、日本語の誤用が無いようにと辞書ソフトを
起動させて時折言葉の意味を確認しながら書いています。その時に「勘違いしてた」と
気付くことがままあります。長年使い続けていながら「日本語って難しい」と常々思います。

物語自体は明確な終わりを示さずに紙幅を使い切りましたが、これはこれで『ラノベ部』
らしい結果かな、と。あの人たちはこの先どうなっていくんだろう、と想像してみるのも
楽しみの一つではないかな、と。ひとまず “竹田” クンあたりの話とか。(^^ヾ

ライトノベルという「縛り」の強さを省みて生み出される次回作 『僕は友達が少ない』 も
気になるところですが、一迅社文庫さんで何やら 「超ラノベ部(仮)とか準備中」 という
企画が進行中なようで。・・・これだからライトノベルからは目が離せません。(w

http://ameblo.jp/ipocketedition/entry-10305276536.html

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『カンピオーネ!(4) 英雄と王』

丈月城 先生、シコルスキー 先生でお送りする「神」と「神殺し」の物語。
今巻の始まりは極楽(笑)からの逃亡を図るところからスタートします。

http://dash.shueisha.co.jp/new/index.html#b03


ひょんなことから戦女神 “アテナ” とイタリアはナポリへと逃げおおせた “護堂”。
そこで出会ったまつろわぬ神 “ペルセウス” との避けうることの出来ない争い。
苦戦を強いられる中、手立てとなるのは同じ場に居合わせた “リリアナ” だけだが──。

ということで前例が前例だけに思わず躊躇してしまう二人に思わずやきもきさせられますが
そこはそれ。追い詰められればその選択肢を選ばざるをえなくなるワケで、その行為に耽る
二人に対する描写はこれまた何とも艶めかしいモノがあります。

そんな感じで “エリカ” や “万里谷” を放ったらかしながらずっと“リリアナ” のターン
だったりしますが、その予想しうる代償は「終章」にある通りです(w。こんな三竦み状態で
学校に戻ったらまた大変なことになりそうで、想像するだけでも楽しみで仕方ありません。

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『おと×まほ(8)』

白瀬修 先生、ヤス 先生でお送りする “オトコの娘” 魔法少女コメディ。
今巻は短編集第2弾となっております。

http://ga.sbcr.jp/novel/otomaho/


・・・やっぱり “こなたん” が出てくるとオイシイとこ全部持ってかれますね。(w


ということで 白瀬 先生の空想具現化によって “彼方” の恥ずかしい姿、あられもない姿が
ヤス 先生のイラストも含めて顕現しております。特に巻末のイラストは特筆すべきものが。
流石は 白瀬 先生、良く分かっていらっしゃいます。

というか、下がスパッツで恥ずかしいからTシャツを着るのはまぁ良しとして。その後の
“いいんちょ” さんや “エフェクト” に対するリアクションの取り方は全くもって
女の子のそれそのもの。


・・・いやぁ、いいモノ見させていただきました。ありがとうございます。(w
次巻も期待しております。(何

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