「とら」に行ったら初回限定版が置いてあったので迷わずそちらを手に取りました。
「コミック百合姫」掲載分に加え、「コミックZERO-SUM増刊WARD」に掲載されていた
藤枝雅 先生の商業デビュー作、そして描き下ろしも合わせて収録されております。
【 http://www.shop.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75807046 】
表紙が特殊装幀で綺麗ですよね。・・・お値段がちょっと高く付きそうですけど。(^^;
忘れもしない、「〜first flash」が掲載された時の表紙絵もこの本に収められている
のですが、「藤枝雅 先生もついに商業デビュー! これはめでたい!」と思ったあの日から
ここまで辿り着くまでどれだけの時間が経ったのかと思うと感慨深いものがあります。
藤枝雅 先生が描く百合話って好きなんですよね〜。『ことのは〜』 を読んだ時もひしひしと
感じたものです。読了後のふわっと気持ちが優しくなれる感覚というのか、その辺りが。
“さらさ” と “芹穂” さん、五十年後も変わらず一緒にいてくれるといいな、と願う次第。
「〜first flash」と「第7話」くらいの絵を比べてみると、髪の線が物理法則を加味した
より自然な流線型になっているのが素人目にも見て取れます。余白にもそこはかとなく
意味が感じられるコマの割り方、パースの取り方は相変わらず流石の一言。
巻末の描き下ろし「Special Blend」では『アリカル』とのコラボが実現。元々 藤枝雅 先生
の作品は世界観をシェアしているところがあるのでこういった企画もお手の物というところ。
“芹穂” さんは「清(saya)」でバッチリ、という感じですが「La Croix de Lune」を
“さらさ” に着せるとなると確かに「飴色紅茶館」のイメージからズレるかも、ですね。
「AQUA DROP」のほうがまだ今の制服と近いからアリかも。
・・・と、坂本真綾 さんの 『紅茶』 などを聴きながら読んだ感想をまとめてみました。
読んだ後、もう一度読み返してみることをオススメしておきます。
初回限定版に付属のドラマCD「White engage」も拝聴しておりますよ。
写真だと文字が潰れて読めないと思うのでキャストくらいは転記しておこうかと。
(敬称略)
“琴織さらさ” : 水樹奈々
“犬飼芹穂” : ゆかな
“獅子尾ハル” : 浅川悠
“白鳥日乃夏” : こやまきみこ
“早乙女愛華” : 田村ゆかり
“南城詩子” : 堀江由衣
・・・確かにドキドキポイントがいっぱいあるよなぁ(w。こそばゆいセリフが満載です。
ダメ絶対音感がある方なら上記のお名前を見ただけでも脳内補完できるのでは、
と思います。ちなみに、収録内容(内訳)は以下の通りです。
[ドラマ・パート]
・Track 1 : 10:33
・Track 2 : 7:25
・Track 3 : 9:48
・Track 4 : 13:39
・Track 5 : 6:53
(Total : 48:18)
[キャスト・トーク]
・Track 6 : 7:32
・・・随分とボリュームありますよね、今更思いましたけど。ドラマCDが付いて 1,980 円なら
それなりにお買い得価格なんじゃないかと思ったりしますが、どうでしょうかね?
“さらさ” と “芹穂” さんとはまた趣の違った “愛華” と “詩子” さん、二人の心の繋がり、
想いの深さを確かめてみてはいかがでしょうか。・・・って、何このセールス・トーク。(^^ヾ
#キャスト・トークがまた面白い。とりあえず ゆかな さんがめっさ可愛いかったです。(w
2009年07月26日
『咲-Saki-(6)』
アニメ化され、8月9日に開催される「ヤングガンガンFes.」にも参加が決定している
小林立 先生の異色作 『咲-Saki-』 第6巻です。
【 http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/saki/ 】
・・・自分も足が伸ばせないのでフットレストは使わない派ですが。(ぇ
加槓してから嶺上牌で連続暗槓、さらに嶺上開花で和了して倍満まで押し上げるなんて
ありえねぇー!(笑) でもそれが熱い! 流石ですね、小林立 先生。
“和” の胸は相変わらずけしからんワケですが、“優希” にも足袋ソックスで
何させてんですか、って感じですね(笑)。何気なくエロ描写を混ぜてくるところも流石です。
背景、効果線の描き込みなども高いレベルを維持したままですし。
とか言いながら、各人のエピソードを挟んだりしているので話が全然進んでいないのも
変わらず、というところ。オーラスに突入してどんな波乱な展開が待ち受けているのか、
楽しみなところです。
小林立 先生の異色作 『咲-Saki-』 第6巻です。
【 http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/saki/ 】
・・・自分も足が伸ばせないのでフットレストは使わない派ですが。(ぇ
加槓してから嶺上牌で連続暗槓、さらに嶺上開花で和了して倍満まで押し上げるなんて
ありえねぇー!(笑) でもそれが熱い! 流石ですね、小林立 先生。
“和” の胸は相変わらずけしからんワケですが、“優希” にも足袋ソックスで
何させてんですか、って感じですね(笑)。何気なくエロ描写を混ぜてくるところも流石です。
背景、効果線の描き込みなども高いレベルを維持したままですし。
とか言いながら、各人のエピソードを挟んだりしているので話が全然進んでいないのも
変わらず、というところ。オーラスに突入してどんな波乱な展開が待ち受けているのか、
楽しみなところです。
2009年07月25日
『紫色のクオリア』
「電撃文庫MAGAZINE11月号増刊」で実現した 綱島志朗 先生とのコラボレーション小説が
うえお久光 先生の書き下ろし、綱島志朗 先生の描き下ろし4コマとキャラ設定イラストを
付与した1冊として上梓されました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new14 】
・・・読んでいる間に「YU-NO」を思い出してしまったのは私だけですかね?(ぇ
人間がロボットに見える、という以外にも目を見張る能力を有する “ゆかり”。
そんな奇異な能力を目に、身に受けても忌避することなく友人として接する “マナブ”。
彼女の能力に目をつけた組織「ジョウント」からの使者とも言うべき立場の “アリス”。
たった一言、本心を、心から願う想いを伝えるために掛かった時間と労力、そして能力。
そしてその結論に辿り着くまで気づけなかった一人の少女の過ちとそれに至るまでの過程。
その描写の数々こそが、先ほど申し上げた「YU-NO」を我が身に彷彿とさせるに足る由縁。
これは中々の良作と言うべき内容かと。もし手を伸ばす余裕があるなら是非手にとって
読んでみることをオススメしておきたいと思います。
うえお久光 先生の書き下ろし、綱島志朗 先生の描き下ろし4コマとキャラ設定イラストを
付与した1冊として上梓されました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new14 】
・・・読んでいる間に「YU-NO」を思い出してしまったのは私だけですかね?(ぇ
人間がロボットに見える、という以外にも目を見張る能力を有する “ゆかり”。
そんな奇異な能力を目に、身に受けても忌避することなく友人として接する “マナブ”。
彼女の能力に目をつけた組織「ジョウント」からの使者とも言うべき立場の “アリス”。
たった一言、本心を、心から願う想いを伝えるために掛かった時間と労力、そして能力。
そしてその結論に辿り着くまで気づけなかった一人の少女の過ちとそれに至るまでの過程。
その描写の数々こそが、先ほど申し上げた「YU-NO」を我が身に彷彿とさせるに足る由縁。
これは中々の良作と言うべき内容かと。もし手を伸ばす余裕があるなら是非手にとって
読んでみることをオススメしておきたいと思います。
『神様のメモ帳(4)』
ドラマCDも出ました、ということで「出ないかも」と囁かれていた 杉井光 先生の
『神様のメモ帳』 が、続刊となる第4巻を刊行するに至っております。
(イラストは 岸田メル 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new8 】
まさかキャラクター以外の設定も「スター・システム」に準拠するとは思いも寄らず。
杉井光 先生の他作品を読んだことがある方なら、このシェアード・ワールドとは
ちょっと違った要素の数々に思わず「ニヤリ」とすること必定でしょう。(w
・・・それにしても “アリス” は “ナルミ” に対して無防備すぎ。(w
自分も “ナルミ” と一緒に(心の中で)ツッコミを入れてたくらいです。
他にもいろいろと可愛らしい面が垣間見える二人のやりとりはやはり面白いの一言。
岸田メル 先生のイラストもまたキャラクターの機微を的確に表しております。ステキです。
そんな “ナルミ” の、不器用ながらも熱い思いを胸に挑み続けたもう一組の義兄弟、
平坂組のもう一人の創設者である “平坂” と “四代目” の確執、そして過去。
ひた隠しにされてきた真実が “アリス” によって明らかになった瞬間、そしてその後
を見届けた上で思ったのはただ一つ。「やはり 杉井 先生は出来る人だ」と。
「ぼくは今、探偵の禁を犯す。」、そう冷たく言い放った彼女の想い、またそこに至る
過程や背景に触れる機会がくればいいな、と一読者として心密かに願うのでありました。
『神様のメモ帳』 が、続刊となる第4巻を刊行するに至っております。
(イラストは 岸田メル 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new8 】
まさかキャラクター以外の設定も「スター・システム」に準拠するとは思いも寄らず。
杉井光 先生の他作品を読んだことがある方なら、このシェアード・ワールドとは
ちょっと違った要素の数々に思わず「ニヤリ」とすること必定でしょう。(w
・・・それにしても “アリス” は “ナルミ” に対して無防備すぎ。(w
自分も “ナルミ” と一緒に(心の中で)ツッコミを入れてたくらいです。
他にもいろいろと可愛らしい面が垣間見える二人のやりとりはやはり面白いの一言。
岸田メル 先生のイラストもまたキャラクターの機微を的確に表しております。ステキです。
そんな “ナルミ” の、不器用ながらも熱い思いを胸に挑み続けたもう一組の義兄弟、
平坂組のもう一人の創設者である “平坂” と “四代目” の確執、そして過去。
ひた隠しにされてきた真実が “アリス” によって明らかになった瞬間、そしてその後
を見届けた上で思ったのはただ一つ。「やはり 杉井 先生は出来る人だ」と。
「ぼくは今、探偵の禁を犯す。」、そう冷たく言い放った彼女の想い、またそこに至る
過程や背景に触れる機会がくればいいな、と一読者として心密かに願うのでありました。
『イスカリオテ(3)』
三田誠 先生、岸和田ロビン 先生でお送りするアイロニック・アクション第3巻。
購入して早速読ませて頂きました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new11 】
・・・ここにきて “九瀬諌也” という聖戦の英雄が何だったのか。いや、現在進行形で
何なのか、と言ったほうが正しいのかも知れませんが、それが新たな謎、というか疑問点
として浮かび上がってきました。
#まさか、高次の精神生命体として昇華してる?
それも、“九瀬イザヤ” が「断罪衣(イスカリオテ)」の使い手として一段、とは言わず
二段、三段と大きく成長を遂げるための何かを掴みかけた時の出来事、ということで
〈獣(ベスティア)〉との関係も含めてまたまた先が気になるところです。
・・・それにしても “ノウェム” の言動が端々にいじらしさを感じさせてくれて
何とも愛らしい限り。彼女の想いがどこに繋がるかも注視したいところです。
購入して早速読ませて頂きました。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0907.php#new11 】
・・・ここにきて “九瀬諌也” という聖戦の英雄が何だったのか。いや、現在進行形で
何なのか、と言ったほうが正しいのかも知れませんが、それが新たな謎、というか疑問点
として浮かび上がってきました。
#まさか、高次の精神生命体として昇華してる?
それも、“九瀬イザヤ” が「断罪衣(イスカリオテ)」の使い手として一段、とは言わず
二段、三段と大きく成長を遂げるための何かを掴みかけた時の出来事、ということで
〈獣(ベスティア)〉との関係も含めてまたまた先が気になるところです。
・・・それにしても “ノウェム” の言動が端々にいじらしさを感じさせてくれて
何とも愛らしい限り。彼女の想いがどこに繋がるかも注視したいところです。