2009年06月27日

『レンタル・フルムーン 第一訓 恋愛は読みものです』

絵買いですが何か? ということで 瀬那和章 先生の新作 『レンタル・フルムーン』 を
読ませて頂いております。(イラストは すまき俊悟 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new12


人生の攻略本となることを望んで「教訓メモ」を記し続ける読書好きの高校生 “新太”。
姉の恋愛ジャンキーぶりを反面教師として「恋愛は読むものだ、するものじゃない」とまで
言い切る彼がいかにして「恋のTKO」をくらうか。その過程を楽しませてもらいました。

「雪の女王」と称されるほど貸本屋の存続にしか興味の無い変わり者の “ツクモ” と
世界の存続を賭した仕事を手伝うにつれ、いつの間にか互いの凹凸を補うパートナーと
なっていた “新太”。

そんな二人をなぞらえて 「rental_full_moon」 と名付けられたのかと思うと「なるほど」
と言うべきところでしょう。話もそうですけど「教訓」というツールを通して “新太” の
機微をよくまとめたものだ、と思いました。シリーズの滑り出しとしては好感触かと。


・・・それにしても、あらすじにある「残念なキャラクターたち」ってどういうことだろう?
と思いながら読み進めていったら “ラクア” や “サイード”、“代行者” の挿絵が
それを雄弁に語ってくれていました。納得です。(w

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『学園キノ(3)』

“アンディ・シグ”・・・・もとい 時雨沢恵一 先生と 黒星紅白 先生が送り出してしまった
『キノの旅』 とは似て非なる本作もシリーズ3冊目の刊行となります。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new1


「まだ終わってないぞぉ!」 は色んな意味で驚かされました。ナイス・ギミックです。

#「〜不自然な湯気〜」もそうか。(w


今巻の「今、目の前に広がるあとがき」にある鉄砲話が結構、実生活にも応用の利く
考え方だなぁ、と思いました。

それは例えば、自動車教習所で習う「かもしれない運転」であったり、図工の授業で
ハサミの刃を向けずに友達に渡す行為であったり、mixi で日記を書いている最中に
アンカー(リンク)をクリックしないようにすることであったり。

・・・いや、最後のはテキストファイルに書いてからコピペすれば不要ですが。(^^ヾ
銃器を扱う作品の「基本的な考証が出来ているか」というポイントにもなるので
今後、機会があれば参考にさせてもらいます。


って、本編について全然触れてませんでしたが、今巻も対魔物戦に紛れた “キノ” と
“ワンワン刑事” との共闘 ── 対 “サモエド仮面” 戦であったり、「すぐやる部」の
活動の数々であったり、メタな文章の数々であったりには楽しませてもらいました。

・・・本編以上に銃器の数とその説明がハンパないのも「らしい」ところです。


で、4巻はいけそうなんでしょうか。これはまた文庫化の神様に祈るしかないですね。(w

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『ロウきゅーぶ!(2)』

蒼山サグ 先生の第15回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作品である『ロウきゅーぶ!』。
その第2巻が刊行されております。イラスト担当はもちろん「てぃんくる」のお二人、
はるかぜせつな 先生と ベル 先生であります。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new9


フリフリの可愛い服を着た女の子を描かせたら太刀打ちできる方もそうそう居ないと
思われる てぃんくる さんのイラストですが、その挿絵があるページを電車の中で
開くのは中々勇気が要ります。・・・まぁ、家でじっくりと堪能しているのですが。

#流石に見開きはヤバイ。(w


そんな可愛い小学生の女の子たちがバスケに汗を流す最中、“昴” がコーチに復帰して
今回目指すのはクラス対抗戦のバスケ試合での勝利。しかし、前巻で試合をした男バスの
“竹中” がチームに入ることとなり、“真帆” との諍いで流れはビミョ〜な方向に。

しかしながらそこは人生の先達でもある “昴” があれこれと策を打って互いの胸の内を
明らかにすることで、まだ素直になりきれないところはあるものの認め合う対等な存在に
引き上げることができるのですが、その過程はまさしく青い春そのもの。

・・・もちろん、彼女たちがそれを謳歌する中にも “昴” のロリ疑惑を助長するかのような
イベントが発生してしまったりするワケで。「幸運の女神様」とか言っちゃってますが、
もう戻れないんじゃないんですかね “昴” クンは。“葵” の想いは報われるのか否か。(w


そんな彼女も所属する、というか “昴” の本業(?)なハズの「非公式バスケ同好会」にも
焦点を当ててあげないともったいない気がしますので、その辺りを続刊に期待しておきたい
ところかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『乃木坂春香の秘密(10)』

五十嵐雄策 先生、しゃあ 先生でお送りするシークレット・ラブコメもついに10巻目。
TVアニメ第二期放送も決まって、その勢いは衰える暇もありません。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new2


前巻のラストで突如 “裕人” の家に姿を現した “椎菜”。色々な状況が重なって
やむなくお泊りすることになった彼女は “ルコ” や “由香里”、そして “裕人” と
同じときを過ごすうちに、いよいよ胸に秘めてきた想いを確固たるものに。

ところ変わって “美夏” サイド。運動神経抜群で何をやらせても達人級な “春香” が
ラクロス部の指南役を、そのサポートを “裕人” が担うことになる中、責任感の強い
“エリ” の理解者となることで彼女の「気の置けない人」たる地位を確立することに。

さらに場を移して突如行われた “春香” たちとの一泊二日の京都旅行。茶目っ気溢れる
乃木坂家のメイドさんである “那波” が旅行中に見せた違和感、そしてお家騒動。
今の彼女に大切なことは何かを改めて説くことで彼女の中の “裕人” 株は一気に急上昇。


・・・と、裕人の「スケコマシ」具合に拍車が掛かるお話の数々、今巻も楽しませて頂きました。
10巻目に突入しても変わらず楽しめる “春香” たちのラブコメぶりには感心させられます。
次巻は意を決した “椎菜” が “春香” と直接対決を見せてくれそうでこれまた楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ラッキーチャンス!(5)』

「QP:flapper」 のお二人、小原トメ太 先生と さくら小春 先生のイラストでお馴染み、
有沢まみず 先生の 『ラッキーチャンス!』 第5巻が刊行されております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new5


・・・ストッキングの描写が妙に艶かしいイラストがたまりません。流石は「QP:flapper」。(w


プロローグで煽りに煽ってその「怪物」か! という感じでしたが今巻も 「ごえん使い」
“外神雅人” と 「幸運の女神(ラッキーチャンス)」“キチ”、「特命霊的捜査官」
“天草沙代”、そして “二之宮良子” によるラブコメぶりを堪能しました。

今巻のポイントはやはり 「ニノミー」 こと “二之宮良子” が、兄 “二之宮速彦” の
度重なる襲撃を見るに見かねて(笑)「目覚めた」ところでしょうか。まだ全貌が
明らかになったワケではないにしろ 「高天の血」 を継ぐ者としての片鱗に注目です。

読者をやきもきとさせる一週間の結末、その続きを待望すると共に 『スイート☆ライン』
そして 『神のみぞ知るセカイ』 と今年、精力的に執筆活動を続ける 有沢まみず 先生を
応援していきたいと思う次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『とぅ うぃっち せる!』

ひづき夜宵 先生のイラストと共にお送りする 一色銀河 先生の新作、
『とぅ うぃっち せる!』 を拝読しました。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0905.php#new9


普段は何気ない日々を過ごす少年 “遼平” が、いざという時に見せる気概の強さ。
私個人の感覚としては 一色銀河 先生らしいな、と感じたキャラクター設定でした。

それにしても、ここまでネガティブ思考なヒロインもそうそういないんじゃないか、と
“エステル” に関して思いました。ただ、それは彼女の生まれ育った家の事情による
ものなので、それはそれで「なるほど」と納得できる設定だったりするワケですけど。

“エステル” が “さくら” や “静久” たちとのやりとりの中で少しずつ “遼平” に
心開いていく過程であるとか、土壇場でもウジウジしているところを諭されてようやく
本領発揮で大団円かと思いきや? といった切り返しも描写として良かったかと。

総じて上手くまとまっていたので読みやすい作品、ということで予想以上の収穫でした。
ちょっと手を広げてみたい、という余力のある方にオススメの一冊かと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『らでぃかる☆ぷりんせす! せかんど』

赤人 先生のイラストに導かれて読ませて頂いております、周防ツカサ 先生の
新シリーズ 『らでぃかる☆ぷりんせす!』 第2巻です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0905.php#new12


なんか、こう、フェティシズム溢れる挿絵指定に編集さんの嗜好が含まれているのか
はたまた商品価値を高めるための戦略なのか、読みきれないところはありますが。(w

「ヴォルフの血」、そして「マナフの遺伝子」を巡るコメディ全開なストーリーは
“モニカ”、そして “淳” だけではなく彼女を目の敵にする発明少女 “アリサ”、
更に彼の兄 “恭平” が仕掛けた試練も絡んで益々拍車がかかっています。

そのドタバタの中で “淳” に寄せる想いの強さ故、力を暴走させたり、強めたりと
体も心も成長を見せる “モニカ” の姿に隠れて “オリヴィア” がイイとこ持ってった
って感じですが。・・・頑張れ、“灰谷” 先輩。(^^;


#とりあえず神出鬼没な “朝霧” さんが好みですが何か。(ぇ

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル