2009年06月20日

『アクセル・ワールド(2) ─紅の暴風姫─』

ライトノベル業界に現れた超大型新人、川原礫 先生の第15回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作
『アクセル・ワールド』。その続刊が満を持して刊行されております。
(イラスト担当は HIMA 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0906.php#new3


“ハルユキ” の妹と名乗る “トモコ” という少女がどんな存在なのかは口絵からすぐに
感付けるかと思いますが、あの 「アバター」 の姿は容易に想像がつかなかったですね。

そんな彼女のアプローチ(?)に対して普段気丈な “黒雪姫” がヤキモキする姿も見もの
ではありますけど、≪災禍の鎧≫ と対峙するにあたって容易に整理することのできない
過去の影を垣間見せつつもなお先を、「レベル10」を目指す姿も刮目に値すると思います。

《加速世界》 で過ごす精神的な時間と 《現実世界》 で過ごす肉体的な時間の乖離、曰く
「ウラシマ効果」のような現象が自身の体の中で起こるエピソードについて作中でも
触れておりますが、これが「ネトゲ」を題材として扱う上での肝になるのかな、と感じました。


“ハルユキ” が「強くなりたい」と願う気持ちはどこへ向かうのか、辿り着く場所は、
“黒雪姫” 先輩との関係はどうなっていくのだろうか、《ネガ・ネビュラス》の行方は、
とまだまだ気になるところが満載で続刊の刊行が待ち遠しいところであります。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『サムライエイジ 恋せよ戦乙女たちっ!』

「徳間デュアル文庫」より刊行の、みかづき紅月 先生と さとみ 先生とでお送りする
乙女ちっく侍の物語も今巻でいよいよ最後となりました。

http://www.tokuma.jp/bunko/dual-bunko/30b530e030e930a430a830a4-2


・・・オビで遊び心満載ですなぁ、確かに。(w


“弥” と “千”、二人で追い求めるべき理想が定まったところで穏やかな夏休み、かと
思いきや “弥” にべったりの “千” がここにきてより一層の積極的なアプローチを
仕掛けてきたり、“耶麻” とちょっとイイ感じになったりと別な意味で大変なことに。(^^;

そんな平穏な日々も “耶麻” と “帝国寺” に訪れた転機が形となって見えてきた頃に
急転直下の勢いで動乱の渦に巻き込まれ、再び危機的状況に追い込まれます。
その渦中で二人が見出した、そして「蘇芳学園」生徒の選んだ道とは──。

ということで「百合」成分が濃くなった第3巻ですが、全員が全員、丁度良いところに
着地できたかな、というまとまり方だったと思います。何はともあれ、 みかづき 先生
お疲れさまでございました、ということで既シリーズの続刊、新作共に楽しみにしてま〜す。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』

某PCゲーム会社(Aの付く会社?)で監督・企画・シナリオを担当されていた、という
弓弦イズル 先生がラノベ作家兼シナリオライターとして初めて世に送り出したタイトル。
「MF文庫J」より颯爽と登場です。(イラストは okiura 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=22085


主要なショップでは軒並み在庫が無くなるほどの売れ行きだったそうで。ウチも何店か
回って確認してみましたが確かにそんな感じでした。・・・インスピレーションで買うから
そういうの全然気付かへんかった。すでに増刷が掛かってるそうで、大変喜ばしいことです。


まず読了後の感想としては「めっさ読みやすい」ということ。頭の中にスルッとKANSAI・・・
じゃなくて自然と文章が入ってくるような感じでした。話としてはあんなに急展開でしたのに。
ウチが「MS少女」とか好きだから、というのもあるかも知れませんけど。(^^;

今巻で登場したヒロインが全員ツンデレ・・・というか気の強い少女、というのは世相を
反映しているような気もしなくはないですが、やはりデレた時のインパクトは大きい
ですからねぇ。

そんなヒロインに囲まれる “一夏” のハーレム状態を打ち破るべく、ヒロインの一人
“箒” が挑む「学年別個人トーナメント」の結果とその後の行方がとりあえず気になる
ということで続刊を楽しみに待たせていただくことに致しましょう。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ハイスクールD×D(3) 月光校庭のエクスカリバー 』

石踏一榮 先生による天使と悪魔が交錯する学園ラブコメバトルファンタジー第3巻、
みやま零 先生による美麗イラストと共に登場です。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200901000096


・・・3巻目まで読み進めてようやく感想を書く気になった、というところで。(^^;

今巻は 「エクスカリバー」 にまつわる実験の被験者、かつ事件の被害者として
暗く炎のような「復讐」という想いをその身に宿す “木場” に焦点があたります。

突如現れた 「エクスカリバー」 を扱う関係者が集うことで最終的に彼の想いが
一つの高い極みへと昇華できたときのエピソードはちょっと涙腺にくるものがありました。
「報われて良かったねぇ」的な気持ちがこみ上げてきて、つい。


そんなシリアスな話ばかりではなくて、この作品の売りの一つであるエロエロな描写も
加速度的に熱が入っております。“一誠” を巡る “アーシア” と “リアス” 部長の
恋の駆け引きに加え、今回は “朱乃” 副部長の官能的な技巧が彼に迫ります。(w

そんな初稿で編集さんにリテイクをくらう表現を堪能するのも楽しみですが、“一誠” の
左手に宿る神器 『赤龍帝の籠手』 の謎も垣間見えてきて興がのってきた物語も面白く
なりそうで期待が持てる、と言えましょう。


#しう 先生、みかづき紅月 先生と同じ編集さん、ということなんですかね。(^^ヾ

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ソード・ワールド2.0 リトル・ソーサラー ミュクス』

グループSNE の原作を ねこ村シンノ 先生のストーリーと ねこ村モトキ 先生の
コミックでお送りする「ソード・ワールド2.0」をベースとした物語です。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200903000779


・・・「ウェストランド親衛執事隊」のデータは無いだろなぁ、イベント処理だよなぁ。(w


読了後の感想は「惜しいな・・・」の一言。キャラ立ても出来てこれから面白くなりそう
というところで終わっていますし、設定も活かしきれてないところがありますし。

“ミュクス” たちのキャラクター・データもあることですから、リプレイ・シリーズとして
一本起こしてもらうか、「ソード・ワールド2.0ノベル」として短編、ないし長編タイトルの
ネタとして繋げてもらいたい、というのが正直な想いです。

・・・っていうのを「剣をつぐものキャンペーン」のハガキを出すついでに書いておきますか。
それで「富士見ドラゴンブック」編集部か「富士見ファンタジア文庫」編集部にこの想いが
伝われば御の字、ということで。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス