2009年06月06日

『女帝・龍凰院麟音の初恋(3)』

「一迅社文庫」の大人気タイトルに上り詰めた 風見周 先生、水月悠 先生による
記憶喪失ラブコメ、お待たせの第3巻です。

http://www.shop.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804069


フォントの大きさを変えてくる、というのは しう 先生が運営している Blog のテイストが
出ている感じですね。本文中にも自の文章が現れているような気もしなくはないです。
・・・ある意味、デザイナーさん泣かせなのかも。(^^;

恋のライバル何するものぞ、ということで “悠太”、“麟音”、そして自分の気持ちに
素直になってきた “美麗” を加えてのトライアングラーな関係が固まった感じです。
・・・と思ったらこれはまた・・・・・・どんだけ「おっぱい」って言わせるつもりですか、先生。(w

他レーベルの作品も含めてラブコメ、そしてエロコメに手を出すようになってから一気に
勢いづいてきた感のある しう 先生の動向が、本作を含めて非常に気になるところです。
・・・上月司 先生と肩を並べるのか、はたまた遥か彼方に抜き去ってしまうのか。(^^ヾ

posted by 秋野ソラ at 01:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ミニスカ宇宙海賊[パイレーツ](2) 黄金の幽霊船』

「朝日ソノラマ」無き今、「朝日ノベルズ」よりお送りする 笹本祐一 先生、松本規之 先生
によるスペース・オペラの真骨頂。アニメ化の報せを引っ提げつつ第2巻のお目見えです。

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=10352


今は昔、大航海時代に「私掠船免状」に纏わるシステムが存在していたことは
初耳でしたが、それを 笹本 先生が料理するとこんなに味のあるスペオペに仕上がるのか
と感心しきりでございます。


巻き込まれ型でなし崩し的に船長に収まるのかと思いきや、乗り気で就任した “茉莉香”、
何かと損な役回りが多い “チアキ”、練習帆船で偽装船にケンカを売りにいくヨット部の面々
蛇の道は蛇、の如く真っ当じゃないエキスパート揃いの「宇宙海賊船 弁天丸」の面々──。

個性豊かなキャラクターが数多く出てくるので把握するのが大変かな、と思いきや
それぞれの言動や立場といった設定がしっかり区分けされているのでその点、
さほど苦にはなりませんでした。『ARIEL』 の読後と似た感覚なのかな、と。

艦隊戦で派手にドンパチするよりも電子戦などのからめ手に描写の比重があるのも
いかにも 笹本 先生の作品らしいなぁ、と再認識。対偽装船の決着のつけ方は特に。


「弁天丸」の船長が世襲制、ということはこの先 “茉莉香” も後継者を作る必要が出てくる、
つまりはロマンスのお相手が不可欠になるワケで。その辺、次巻あたりで何か匂わせて
くれるのではないかと予想してみたり。何はともあれ、新刊を楽しみにしておきます。


#何度も買い直した文庫版とは別の新書版『ARIEL』も読み直したいところで。(^^ヾ

posted by 秋野ソラ at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『Kaguya(4)〜月のウサギの銀の箱舟〜』

鴨志田一 先生、葵久美子 先生が描く “アルテミスコード” に翻弄される少年少女たちの
物語も新種の “アルテミスコード” が生まれたことで新たな局面を迎えることになる、
そんな第4巻の登場です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0905.php#new13


“宗太” と “ひなた”、いよいよ恋人同士となったとはいえまだまだ健全、かつベタベタで
甘々な関係が続いております。不測の事態にも動じず対処していく “宗太” と、
思わぬ好敵手の出現にあたふた、ヤキモキする “ひなた” の対比が何とも面白いところ。

などと楽しんでいるだけではいられなくて、状況は転じて内憂外患の様相を呈してきます。
新しい時代の流れに対して想いが「右」と「左」に分かれるのは古来、歴史が指し示している
とおりで、今回の敵もまさにそこが原動力となる存在です。

現状で出来る総力戦の結果、“宗太” の死をも覚悟しなくてはならない終章への繋ぎ、
さらに手放しでハッピーエンドと喜ぶことの出来ない引き具合に思わず続きが気になって
しょうがない読了感に襲われます。これは参った、ということで5巻、お待ちしております。

posted by 秋野ソラ at 01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル