2009年05月31日

『Kiss×sis(4)【DVD付き初回限定版】』

「ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の、ぢたま某 先生が描く禁断の三角関係。
第4巻にもDVDが付いてましたのでそちらを購入してきました。

http://kc.kodansha.co.jp/kiss_sis/


・・・ということでようやく第1話が世に送り出されたワケですが、これで先日
応援ミニイベントに行った感想の一つとして

  『少なくとも巨大なスクリーンに映してみんなで観る作品じゃないと思います(w』

と申し上げた意味がお分かりいただけるのではないかと。ここから更に話を進めるごとに
レベルアップさせていく、と監督さんもおっしゃられてましたが・・・・大丈夫ですかね。
成人指定とかくらわないですかね。そこだけが目下の心配事です。(^^;

#とは言いつつも、ひと思いに突き抜けてください、って感じで一つ。(w


で、本編第4巻のほうに視点を移しますと、まぁ、まずはおめでとさんなワケですが
相変わらず流されやすい弟さんのことですので誓いも何も無いというか、同じ学校なので
抑えがきかないというか。・・・やりたい放題というかやられたい放題というか。

とりあえず抑止力が新任教師しかいない中、新キャラクターも登場してますます混迷の度を
深める “圭太” 争奪戦がどうなっていくのか、引き続きその行方を見届けさせて
もらうことに致しましょう。

posted by 秋野ソラ at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2009年05月30日

『スイート☆ライン』

『いぬかみっ!』 アニメ化をきっかけに 有沢まみず 先生が構想を練り続けてきた
「声優」をテーマとする新シリーズ。如月水 先生のイラストと共に登場です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0905.php#new6


読中、読後の感想としてまず挙げたいのは「とても読みやすい」ということ。
綴られている文字、それらが織り成す物語が自然と体に馴染むところが
まず素晴らしい点だと思いました。

加えて良いと思ったのが “正午” が “永遠” を応援するのに下心がないこと。
初対面の印象からは垣間見ることの出来なかった彼女の実力に気付いた彼が、純粋にその
桁外れな能力を発揮して欲しいと、ただそれだけを願って手助けする姿勢に惹かれました。

・・・続刊を書く意思が見られるのにタイトルに巻数が入っていないのは、編集部として
売れ行きが読めない印象をお持ちだからなんですかね。十分に良作だと思いますのに。
何なら「愛読者カード」に熱い想いをしたためてお送り致しますよ。>電撃文庫編集部 様

posted by 秋野ソラ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『猫神やおよろず(2)』

「チャンピオンREDいちご」にて連載が続いております「FLIPFLOPs」のお二方、
ぎんこ 先生と 高畑ゆき 先生によるご町内神さまコメディ第2巻です。

http://www.akitashoten.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?key=search&isbn=233627


まずはドラマCD化、おめでとうございま〜す♪
6月5日売りの「チャンピオンREDいちご」vol.14 に第1話を収録したドラマCDが
付いてくる、ということで楽しみにしておこうと思います。

  “繭” : 釘宮理恵
  “柚子” : 中原麻衣
  “芳乃” : 斎藤千和
  “壺の精” : 水橋かおり

以上、敬称略の配役とのことですし。(w


今巻は「タレ目が見せる温和さ」と「ツリ目が見せる粗暴さ」のギャップが面白い
ところだったかな、と思います。使い分けるだけでキャラの印象がこうも変わるのかと。
例えば「怒る」というシーンだけでも随分とそれを感じ取ることが出来ました。

ちなみに、お気に入りのエピソードは「お花見ゴーストバスターズ」。喜怒哀楽の機微が
バランスよく混ざっていて落としどころも綺麗でしたし。単なるコメディでまとまって
いたら何度も読み返すことも無かったでしょう。

“ツクヨミ” 様が何やら思惑を秘めながら画策し続けているのが気になるところですが、
いつかこのほのぼのとした雰囲気を打破するまでに至るのか、引き続きゆるゆると
確認させていただくことに致します。

posted by 秋野ソラ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

『ミスマルカ興国物語(4)』

林トモアキ 先生、そしてイラストの ともぞ 先生でお送りする「スニーカー文庫」の
急進株、『ミスマルカ興国物語』の最新第4巻が刊行されております。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200807000086


まさか本当に有言実行してくるとはッ・・・。しかも燃える展開で。ステキです。(w


今巻は “マヒロ” にも一筋縄ではいかない、一枚上手な相手がいるということを
知らしめる内容だったかな、と思います。もちろんそれは彼が叶えたい願いが容易では
ないことを比喩することにもなるかと思いますが。

新しいキャラクターもまたまた登場しました。印象深いのはやはり勇者 “ランデルディー”
と言わざるをえないように思います。あの無敵超人ぶりはいつか超展開で話を進めることの
できる要員として重宝することでしょう、多分。

『創聖のアクエリオン 〜虚空の天翅〜』(Flex Comix) を連載されている 浅川圭司 先生が
「月刊少年エース」7月号からコミカライズをスタートする、ということで益々勢いに乗る
本作に引き続き注目の眼差しを向けておきたいと思います。


#とりあえずアニメ化を目指して突き進んでみるのも一興ではないかと。(w

posted by 秋野ソラ at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『夢喰いメリー(2)』

牛木義隆 先生が 「まんがタイムきららフォワード」(芳文社) にて連載中の
ヒロインファンタジー『夢喰いメリー』、最新刊が刊行されております。

http://www.dokidokivisual.com/comics/book/index.php?cid=298


  「男なら一度はやってみたいシチュエーション・・・二位」

“夢路” が漢を魅せた辺りのシーンが今巻のお気に入り。思わず何度も読み返して
しまいました。その後で強がる場面も良いですね。等身大の少年らしさが出ていて
読み手としても “夢路” の株が上がる内容だったと思います。

一方、計り知れない能力をもつ “メリー” という存在の 「脆さ」 が露呈した
話の流れでもあったかと。それを支えようとする “夢路” の言動が、一挙一動が
好感度アップ的な、コンビの仲を深めていくことになるワケで。

そのへんの一切合切を引き起こすことになった “エンギ” の登場で少し見えてきた
「幻界(ユメ)」 という世界の現状、そして現実世界へと迷い込んできた夢魔たちとが
どう絡んでくるか、まだまだ予断を許さない内容に注目しておきたいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス