宮下未紀 先生ご自身による 「ジャンプSQ.」 でのコミカライズも好調な、桜坂洋 先生の
『よくわかる現代魔法』 シリーズ。長らく間を空けておりましたが、アニメ化決定の報
と共に再始動となる第6巻が刊行されております。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-mahou/#b07 】
まずはアニメ化について改めてお喜びを申し上げる次第です。おめでとうございます。
・・・ “こより” の髪の色彩設計がビミョ〜に気になりますが、アニメーション放映が
成功に繋がることを切に願う次第です。
さて本編ですが、正直第5巻を読み終えたのが数年前、かつ既刊をすでに処分してしまった
という状況でしたので、いろいろと思い出しながら読んでおりましたよ。キャラの設定は
覚えてましたけど、前巻の内容とかおぼろげでしたし。
でも、読み進めていくうちに章立ての仕方だとか、キャラ同士の会話が馴染んでくると
読了までは早かったですね。次巻以降、どういった展開を見せてくれるのか、
桜坂洋 先生のお手並み拝見、というところかと思います。期待しております。
2009年04月11日
『カンピオーネ!(3) はじまりの物語』
丈月城 先生、シコルスキー 先生でお送りする「神殺し(カンピオーネ)」の物語。
主人公 “草薙護堂” が「神殺し」に至るエピソードを回想する第3巻が満を持しての
登場と相成りました。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-campione/#b03 】
「スーパーダッシュ文庫」3月の特集がちょうど本作で、そちらで掲載されている
書き下ろし小説も拝読したのですが・・・・まぁ、尻に敷かれまくってますね、
“護堂” 少年は。(w
【 http://dash.shueisha.co.jp/feature/0903/index.html 】
彼が「神殺し(カンピオーネ)」になる前に “エリカ” と出会い、そして今も昔も
振り回されている様子が今巻において克明に描かれているワケで、いろんな意味で
気苦労の絶えない少年だな、と思います。
とは言え、“エリカ” に詰め寄られつつも “祐理” とは以心伝心の仲、妹からは
ヤキモチを焼かれ、あまつさえ「現地妻」と称する “ルクレチア” も居たりして
これは “高木” らが羨むのもムリは無いな、とも思ったり。
英雄としての神ではなく、『まつろわぬ神』 に人の世が蹂躙されることを頑なに拒み、
抗い、ついにはその存在をも殺めるに至る「強情ぶり」が彼の家庭環境にあったことも
興味深い。・・・というか「女殺し」は血統でしたか。(w
とにかく、リゾート地で束の間の休息を楽しんだ “護堂” 少年たちに新たな戦いの
火蓋が切って落とされるのもそう遠くない、ということで引き続き刊行を楽しみに
しておこうと思います。
主人公 “草薙護堂” が「神殺し」に至るエピソードを回想する第3巻が満を持しての
登場と相成りました。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-campione/#b03 】
「スーパーダッシュ文庫」3月の特集がちょうど本作で、そちらで掲載されている
書き下ろし小説も拝読したのですが・・・・まぁ、尻に敷かれまくってますね、
“護堂” 少年は。(w
【 http://dash.shueisha.co.jp/feature/0903/index.html 】
彼が「神殺し(カンピオーネ)」になる前に “エリカ” と出会い、そして今も昔も
振り回されている様子が今巻において克明に描かれているワケで、いろんな意味で
気苦労の絶えない少年だな、と思います。
とは言え、“エリカ” に詰め寄られつつも “祐理” とは以心伝心の仲、妹からは
ヤキモチを焼かれ、あまつさえ「現地妻」と称する “ルクレチア” も居たりして
これは “高木” らが羨むのもムリは無いな、とも思ったり。
英雄としての神ではなく、『まつろわぬ神』 に人の世が蹂躙されることを頑なに拒み、
抗い、ついにはその存在をも殺めるに至る「強情ぶり」が彼の家庭環境にあったことも
興味深い。・・・というか「女殺し」は血統でしたか。(w
とにかく、リゾート地で束の間の休息を楽しんだ “護堂” 少年たちに新たな戦いの
火蓋が切って落とされるのもそう遠くない、ということで引き続き刊行を楽しみに
しておこうと思います。
『恋する乙女と守護の楯 -The shield of AIGIS-(上)(下)』
原作:AXL
イラスト:瀬之本久史
著:和泉フセヤ
以上敬称略によるコンシューマにも移植されたPCゲーム原作のノベライズ。
上・下巻構成となる本作を楽しく読ませて頂きました。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-tate/#b01 】
【 http://dash.shueisha.co.jp/-tate/#b02 】
・・・本当はねぇ、ゲームをプレイしておくのが筋なんですけどねぇ。
しがないヤクザな会社員としてはこうしてノベライズで概略を読ませていただいて
作品の世界観を垣間見させてもらうに留めなくてはならないこともあるワケで。
あとがきにある通り 「オリジナル展開にしつつも」 という構成だったそうですけど、まずは
瀬之本久史 先生のイラストと共に喚起される「男の娘」の世界観を存分に楽しませて
もらったと思っています。・・・下巻のあとがきイラストなんてもう、サイコーですね。(w
実際にゲームをプレイされた方が読んだ場合の感想が気になったりするところですが、
ノベライズのほかに「月刊コンプエース」でコミカライズが連載されているようで。
初夏にはコミックスが出るそうなのでそちらもチェックさせてもらいましょうか。
イラスト:瀬之本久史
著:和泉フセヤ
以上敬称略によるコンシューマにも移植されたPCゲーム原作のノベライズ。
上・下巻構成となる本作を楽しく読ませて頂きました。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-tate/#b01 】
【 http://dash.shueisha.co.jp/-tate/#b02 】
・・・本当はねぇ、ゲームをプレイしておくのが筋なんですけどねぇ。
しがないヤクザな会社員としてはこうしてノベライズで概略を読ませていただいて
作品の世界観を垣間見させてもらうに留めなくてはならないこともあるワケで。
あとがきにある通り 「オリジナル展開にしつつも」 という構成だったそうですけど、まずは
瀬之本久史 先生のイラストと共に喚起される「男の娘」の世界観を存分に楽しませて
もらったと思っています。・・・下巻のあとがきイラストなんてもう、サイコーですね。(w
実際にゲームをプレイされた方が読んだ場合の感想が気になったりするところですが、
ノベライズのほかに「月刊コンプエース」でコミカライズが連載されているようで。
初夏にはコミックスが出るそうなのでそちらもチェックさせてもらいましょうか。
『ドラゴンクライシス!(8) 最強メンバー集結!!』
亜方逸樹 先生の描く可愛いキャラクターたちが見る者の目を惹く、城崎火也 先生の
『ドラゴンクライシス!』 シリーズ。前巻で倒れた “ローズ” を救うべく手を取る
ドラゴンたちの挙動が気になる第8巻がお目見えです。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-dc/#b08 】
・・・もう引っ張りだこですなぁ、釘宮理恵 さん。(w
ブルー・ドラゴンの “サフィ” にそそのかされて “竜司” と 「成竜の儀」 を交わした
“ローズ” が直後に “オニキス” にも同じ儀式をされ突然倒れるという騒ぎに──。
というのが前巻までの引きだったワケですが、今回はその “ローズ” を救うため
“マルガ” も含めた共闘作戦が始まってみると “マルガ” と “オニキス” の関係が
見えてくるという副産物も生まれて難儀なところを印象付けられます。
今回の功労者は間違いなく “マルガ” ということになると思いますが、彼女もついに
決心して「ライバル」に挑戦状を叩きつけるまでに至ります。・・・これは確かに「強敵」
でしょうけれども、“竜司” に尽くす健気な “ローズ” の想いが敗れるとも思えず。
ひとまずはトラブルの種が増えた、という感じですが次巻ではどうなることやら。
「ドラマCD化」というメディアミックスを果たした本作の更なる盛り上がりに期待です。
『ドラゴンクライシス!』 シリーズ。前巻で倒れた “ローズ” を救うべく手を取る
ドラゴンたちの挙動が気になる第8巻がお目見えです。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-dc/#b08 】
・・・もう引っ張りだこですなぁ、釘宮理恵 さん。(w
ブルー・ドラゴンの “サフィ” にそそのかされて “竜司” と 「成竜の儀」 を交わした
“ローズ” が直後に “オニキス” にも同じ儀式をされ突然倒れるという騒ぎに──。
というのが前巻までの引きだったワケですが、今回はその “ローズ” を救うため
“マルガ” も含めた共闘作戦が始まってみると “マルガ” と “オニキス” の関係が
見えてくるという副産物も生まれて難儀なところを印象付けられます。
今回の功労者は間違いなく “マルガ” ということになると思いますが、彼女もついに
決心して「ライバル」に挑戦状を叩きつけるまでに至ります。・・・これは確かに「強敵」
でしょうけれども、“竜司” に尽くす健気な “ローズ” の想いが敗れるとも思えず。
ひとまずはトラブルの種が増えた、という感じですが次巻ではどうなることやら。
「ドラマCD化」というメディアミックスを果たした本作の更なる盛り上がりに期待です。
『とある魔術の禁書目録(4)』
原作:鎌池和馬
キャラクター原案:灰村キヨタカ
作画:近木野中哉
以上敬称略、でお送りする 『とある魔術の禁書目録』 本編ベースのコミカライズ。
御坂妹達(シスターズ)にまつわる物語、欠陥電気(レディオノイズ)編の終局に向かう
第4巻の登場です。
【 http://gangan.square-enix.co.jp/comics/ 】
「歯を食いしばれよ最強(さいじゃく)───」
「俺の最弱(さいきょう)はちっとばっか響くぞ」
・・・うぉぅ、めっちゃカッコイィ〜。再現度バッチリじゃないですか、近木野 先生。
“一方通行(アクセラレータ)” とのバトルはモノがびゅんびゅん飛び交って
スピード感もありますし、血が流れまくって臨場感も出てますし。
もちろんその前段となる、“上条当麻” が “御坂美琴” を止めるシーンも
彼女自身の想いの葛藤と彼自身の想いの強さがひしひしと伝わってくるようでした。
・・・これで “超電子砲(レールガン)” のツンデレぶりにも拍車が掛かるワケで。(w
まぁ、今巻の “インデックス” さんの出番はアレだけですが、ああいった病室の一幕
のようなコミカルな部分も合わせての 『とある魔術の禁書目録』 をしっかりと描けている
本作は間違いなくコミカライズとしての成功例と高く評価するに足る物と思います。
次巻は夏予定ですか。楽しみにしておくことに致しましょう。
キャラクター原案:灰村キヨタカ
作画:近木野中哉
以上敬称略、でお送りする 『とある魔術の禁書目録』 本編ベースのコミカライズ。
御坂妹達(シスターズ)にまつわる物語、欠陥電気(レディオノイズ)編の終局に向かう
第4巻の登場です。
【 http://gangan.square-enix.co.jp/comics/ 】
「歯を食いしばれよ最強(さいじゃく)───」
「俺の最弱(さいきょう)はちっとばっか響くぞ」
・・・うぉぅ、めっちゃカッコイィ〜。再現度バッチリじゃないですか、近木野 先生。
“一方通行(アクセラレータ)” とのバトルはモノがびゅんびゅん飛び交って
スピード感もありますし、血が流れまくって臨場感も出てますし。
もちろんその前段となる、“上条当麻” が “御坂美琴” を止めるシーンも
彼女自身の想いの葛藤と彼自身の想いの強さがひしひしと伝わってくるようでした。
・・・これで “超電子砲(レールガン)” のツンデレぶりにも拍車が掛かるワケで。(w
まぁ、今巻の “インデックス” さんの出番はアレだけですが、ああいった病室の一幕
のようなコミカルな部分も合わせての 『とある魔術の禁書目録』 をしっかりと描けている
本作は間違いなくコミカライズとしての成功例と高く評価するに足る物と思います。
次巻は夏予定ですか。楽しみにしておくことに致しましょう。