『飾れ、「富士ミス」最後の花!』 ということで 上月雨音 先生と 東条さかな 先生の
イラストとでお送りしてきた “僕” と “志乃” ちゃんの物語もいよいよ今巻で
ラストを迎えることとなりました。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200808000008 】
前巻のどん底に突き落とされる衝撃的なラストを受け、発生した犠牲を気遣う暇も無く
今巻ではいよいよ様々な点が線に、そしてさらに狂気の終焉へと繋がっていきます。
代議士 “扶桑莞璽” とその関係者、殺人犯 “綾瀬シン”、そして “支倉志乃”。
“扶桑莞璽” の罪が明るみになり解決したかのように見えた事件も “僕” が認識した
違和感、警察関係者の説明、そして一発の《弾丸》 を元に深部へと堀下がり──。
という “綾瀬シン” を巡る事件の終焉については一読の上ご確認頂ければと思いますが
“志乃” 自身が 『あちら側』 と 『こちら側』 を本当の意味で認識し、それを陳腐な
言葉で置換できることを許容し、「記憶力の良い少女」に落とし込むまでの過程も見所です。
その本質の変化が「終幕」で描写されていた制服の色の違いに現れているかのようでした。
・・・ちゃんとカラーで見たかったですねぇ、“志乃” のブレザー服姿を、正面から。
そんなこんなで都合10冊。上月雨音 先生、執筆お疲れさまでございました。
新作がどういった形で出てくるか、楽しみにしておきたいと思います。
2009年04月04日
『ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん(2)』
笛吹りな 先生のイラストと共にお送りする 藤澤さなえ 先生/グループSNEのリプレイ。
前巻の蛮族戦で敗れた “チロル” たちのその後が気になる第2巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200811000016 】
シャーリィ: 「はーい、シャーリィはキャミソールでーす」
チロル: 「はーい、チロルはかぼちゃぱんつでーす」
GM: 「はいはい、好きにしたまえ(笑)」
・・・ミッション失敗で経験点も半減され、囚われの身となって気落ちするかと思いきや
負けた後のシチュエーションをノリノリで描写してますし。しかも口絵のカラーイラストに
指定されていたりしますし。今巻も 藤澤 先生の妄想大爆発でお送りしております。
・・・すぐに「裸族」を思い浮かべるあたりも「らしい」というか、流石というか。(w
安心力を売りとする “レクサス” を演じる うー先輩。プレイヤー本人はセッション中でも
否定されていますが、巻末の 秋田みやび 先生にも「ドS」認定されておりました。
まぁ、“レクサス” の言動に戸惑う “シャーリィ” を見るのも楽しみの一つですし。(w
そんな うー先輩 よりもSだと評判(?)のGM 田中 先生が用意したセッションは
洞窟の脱出劇から「はぐれルーンフォーク」の持ち主を探すミッション。合間に犯罪組織の
影がちらついたり、“チロル” の過去が垣間見えたりします。
・・・“ポポ” がルーンフォークを仲間として勧誘したいのも分かります。グラップラー4レベル
であれだけ「投げ」が決まれば戦力として申し分ないですし、後衛陣も助かるでしょうし。
戦力と言えば “チロル” のダイス目も炸裂して大ダメージ量産でしたね。凄かったです。
次巻もGM 田中 先生がメンバーを「あっ」と言わせるシナリオを用意しているそうなので
楽しみです。今巻では ヒヨコ君 のインタビューがありましたけど、次は うー先輩 にも
ご登場頂いて、散々言われていることへの思いの丈を語って欲しいところです。(^^;
#キネティックノベル版も発売を楽しみにしておりますですよ♪
前巻の蛮族戦で敗れた “チロル” たちのその後が気になる第2巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200811000016 】
シャーリィ: 「はーい、シャーリィはキャミソールでーす」
チロル: 「はーい、チロルはかぼちゃぱんつでーす」
GM: 「はいはい、好きにしたまえ(笑)」
・・・ミッション失敗で経験点も半減され、囚われの身となって気落ちするかと思いきや
負けた後のシチュエーションをノリノリで描写してますし。しかも口絵のカラーイラストに
指定されていたりしますし。今巻も 藤澤 先生の妄想大爆発でお送りしております。
・・・すぐに「裸族」を思い浮かべるあたりも「らしい」というか、流石というか。(w
安心力を売りとする “レクサス” を演じる うー先輩。プレイヤー本人はセッション中でも
否定されていますが、巻末の 秋田みやび 先生にも「ドS」認定されておりました。
まぁ、“レクサス” の言動に戸惑う “シャーリィ” を見るのも楽しみの一つですし。(w
そんな うー先輩 よりもSだと評判(?)のGM 田中 先生が用意したセッションは
洞窟の脱出劇から「はぐれルーンフォーク」の持ち主を探すミッション。合間に犯罪組織の
影がちらついたり、“チロル” の過去が垣間見えたりします。
・・・“ポポ” がルーンフォークを仲間として勧誘したいのも分かります。グラップラー4レベル
であれだけ「投げ」が決まれば戦力として申し分ないですし、後衛陣も助かるでしょうし。
戦力と言えば “チロル” のダイス目も炸裂して大ダメージ量産でしたね。凄かったです。
次巻もGM 田中 先生がメンバーを「あっ」と言わせるシナリオを用意しているそうなので
楽しみです。今巻では ヒヨコ君 のインタビューがありましたけど、次は うー先輩 にも
ご登場頂いて、散々言われていることへの思いの丈を語って欲しいところです。(^^;
#キネティックノベル版も発売を楽しみにしておりますですよ♪
『SH@PPLE ─しゃっぷる─(5)』
竹岡葉月 先生と よう太 先生のコンビでお送りする♂♀入れ替わりラブコメ。
第5巻は短編集でございます。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000044 】
・・・頑張れ、“芝目” 会長。(w
まぁ、実際に画像分析と認識に係るソフトの導入となればそれこそ結構な額が必要に
なったりもしますが、そんなことは気にするだけ野暮ということで。
だんだん女心、というか女の子の気持ちが分かる「男の娘」として成長しつつある
自称非モテな “雪国” と性別問わずモテモテなのにそういった機微に疎い “舞姫” に
まつわる面白おかしいエピソード&後日談付きが満載で、今巻も楽しませてもらいました。
次巻からは2学期編、ということでどちらかと言うと “雪国” を巡る攻防(笑)が
激化するのかな、と睨んでおるところですが、はてさて。
#オチは無くても世界は回る、ということで。(ぇ
第5巻は短編集でございます。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000044 】
・・・頑張れ、“芝目” 会長。(w
まぁ、実際に画像分析と認識に係るソフトの導入となればそれこそ結構な額が必要に
なったりもしますが、そんなことは気にするだけ野暮ということで。
だんだん女心、というか女の子の気持ちが分かる「男の娘」として成長しつつある
自称非モテな “雪国” と性別問わずモテモテなのにそういった機微に疎い “舞姫” に
まつわる面白おかしいエピソード&後日談付きが満載で、今巻も楽しませてもらいました。
次巻からは2学期編、ということでどちらかと言うと “雪国” を巡る攻防(笑)が
激化するのかな、と睨んでおるところですが、はてさて。
#オチは無くても世界は回る、ということで。(ぇ
『アリアンロッド・サガ・リプレイ(2) 最強のフィアンセ』
佐々木あかね 先生のイラストと共にお送りする 菊池たけし 先生/F.E.A.R.の
一大叙事詩『アリアンロッド・サガ』。巡り巡って「無印」リプレイ第2巻が
刊行されております。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000052 】
いつもの如く移動中に読み進めていたワケですが、あまりに皆さんのロールプレイと
プレイヤー発言のやりとりが面白くて何度吹き出しそうになったことか。ついつい顔も
ニヤついてしまって傍から見れば怪しい人ですよ。どうしてくれますか、きくたけ 先生。(w
私も生来のツッコミ体質ですので、例えシリアスな場面であっても何かにしろオチを
つけずにはいられない きくたけ 先生のマスタリングに、思わず心の中で 矢野俊策 先生と
同じく突っ込まざるを得ない場面の連続。この楽しさは是非読んで確かめて頂きたい所。
アーツビジョン所属の声優にして「TRPG部 ルティナス」部長である 大竹みゆ さんの
ゲーマーぶりが、演じる「フェリタニア」の姫 “ピアニィ” の可愛らしさに殺意の高さ(笑)
を植えつける様子を今巻でそこかしこに垣間見ることができます。
【 http://www.artsvision.co.jp/data.php?id=1020 】
【 http://lutinus.jugem.jp/ 】
今巻のセッションでは「ケセドの杖」が勝負の鍵を握っていたと言っても過言ではないかと。
パーティの総資産をほぼ注ぎ込むことになることに躊躇することもなく “ナヴァール” に
持たせることを英断した 大竹みゆ さんの采配が功を奏した形です。
あと、「リプレイ」という読み物としての評価ですが、各種技能の補足説明をGMの独白と
並べて書くようにしたことでルールをあまり熟知していない方にも単純に話の展開が
掴みやすくなって「リプレイを読む楽しさ」が一層感じられるようになったと思います。
お話としては “レイウォール” が “バルムンク” と繋がっているらしい、ということが
判明し、アルディオン大陸の各地で立て続けに起こり始めた戦乱と合わせて
「フェリタニア」も否応無しにその渦中へと巻き込まれていく──。
そんな一大戦記キャンペーンとしての下地が整い益々先が楽しみな内容となっています。
まさに「ブレイク」必至なリプレイ作品として推薦することに何ら異議はありません。
一大叙事詩『アリアンロッド・サガ』。巡り巡って「無印」リプレイ第2巻が
刊行されております。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200812000052 】
いつもの如く移動中に読み進めていたワケですが、あまりに皆さんのロールプレイと
プレイヤー発言のやりとりが面白くて何度吹き出しそうになったことか。ついつい顔も
ニヤついてしまって傍から見れば怪しい人ですよ。どうしてくれますか、きくたけ 先生。(w
私も生来のツッコミ体質ですので、例えシリアスな場面であっても何かにしろオチを
つけずにはいられない きくたけ 先生のマスタリングに、思わず心の中で 矢野俊策 先生と
同じく突っ込まざるを得ない場面の連続。この楽しさは是非読んで確かめて頂きたい所。
アーツビジョン所属の声優にして「TRPG部 ルティナス」部長である 大竹みゆ さんの
ゲーマーぶりが、演じる「フェリタニア」の姫 “ピアニィ” の可愛らしさに殺意の高さ(笑)
を植えつける様子を今巻でそこかしこに垣間見ることができます。
【 http://www.artsvision.co.jp/data.php?id=1020 】
【 http://lutinus.jugem.jp/ 】
今巻のセッションでは「ケセドの杖」が勝負の鍵を握っていたと言っても過言ではないかと。
パーティの総資産をほぼ注ぎ込むことになることに躊躇することもなく “ナヴァール” に
持たせることを英断した 大竹みゆ さんの采配が功を奏した形です。
あと、「リプレイ」という読み物としての評価ですが、各種技能の補足説明をGMの独白と
並べて書くようにしたことでルールをあまり熟知していない方にも単純に話の展開が
掴みやすくなって「リプレイを読む楽しさ」が一層感じられるようになったと思います。
お話としては “レイウォール” が “バルムンク” と繋がっているらしい、ということが
判明し、アルディオン大陸の各地で立て続けに起こり始めた戦乱と合わせて
「フェリタニア」も否応無しにその渦中へと巻き込まれていく──。
そんな一大戦記キャンペーンとしての下地が整い益々先が楽しみな内容となっています。
まさに「ブレイク」必至なリプレイ作品として推薦することに何ら異議はありません。
『ROOM NO.1301(11) 彼女はファンタスティック!』
『飾れ、「富士ミス」最後の花!』 ということで 新井輝 先生と さっち 先生の
イラストとでお送りしてきた 『ROOM NO.1301』 シリーズもいよいよ最終巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200805000132 】
「 僕 に は 恋 愛 は 向 い て な い ── 」
そうつぶやく “健一” は最後の最後まで彼らしい言動を見せてくれました。
恋愛のカタチは一つじゃない、とは言いますが・・・・まぁ、こういうのもアリでしょう。
“千夜子” ともお幸せに、ということで。(^^;
最後まで、と言えば今巻のあとがきも「Tell a Lie」ぶりが冴え渡っていました。
ウチも “鈴璃” と同じツッコミを入れましたもの。(w
「13階」が存在していた謎については言及されませんでしたが、「13階」住人との
関係の終焉と “冴子” という少女の存在が少なからず関係しているのでは、と
今思い返してみるとそんな気がしたりしています。
何はともあれシリーズ完結、ということでお疲れ様でした。>新井 先生、さっち 先生。
新井 先生の作品はゲームのお仕事もあってここしばらくご無沙汰でしたので、
新作が発表されることを楽しみにしたいと思っている次第であります。
イラストとでお送りしてきた 『ROOM NO.1301』 シリーズもいよいよ最終巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200805000132 】
「 僕 に は 恋 愛 は 向 い て な い ── 」
そうつぶやく “健一” は最後の最後まで彼らしい言動を見せてくれました。
恋愛のカタチは一つじゃない、とは言いますが・・・・まぁ、こういうのもアリでしょう。
“千夜子” ともお幸せに、ということで。(^^;
最後まで、と言えば今巻のあとがきも「Tell a Lie」ぶりが冴え渡っていました。
ウチも “鈴璃” と同じツッコミを入れましたもの。(w
「13階」が存在していた謎については言及されませんでしたが、「13階」住人との
関係の終焉と “冴子” という少女の存在が少なからず関係しているのでは、と
今思い返してみるとそんな気がしたりしています。
何はともあれシリーズ完結、ということでお疲れ様でした。>新井 先生、さっち 先生。
新井 先生の作品はゲームのお仕事もあってここしばらくご無沙汰でしたので、
新作が発表されることを楽しみにしたいと思っている次第であります。