2009年03月14日

『迷い猫オーバーラン!(3) ・・・・・・拾う?』

ぺこ 先生のイラストと共にお送りする 松智洋 先生の『迷い猫オーバーラン!』。
「スーパーダッシュ文庫」イチオシの作品が第3巻を刊行するに至っております。

http://dash.shueisha.co.jp/-mayoineko/#b03


3巻まで読んでようやく感想を書いてみようかと思うに至ったワケですが・・・、まぁ
「スパッツ vs ブルマ」 とかまたどうしようもない争いを繰り広げている “文乃” と
“千世”。二人を見て困惑する “希” の理由と背景がようやく見えたのが大きいな、と。

「何でも出来る」という点についてはまだ良く分からんところはありますが、
ひとまず「ストレイキャッツ」で家族の一員として存在していることを認識し、
吹っ切れた “希” が何とも可愛らしかったです。

・・・いや、「無口キャラ」ってのも個人的にはツボなんですよ。(ぇ


と、そんな感じでむやみにハイテンションな軽小説として気楽に読ませて頂いてます。
続きも楽しみにしておりますですよ。

posted by 秋野ソラ at 03:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『半熟てんちょ!(1)』

同人誌業界の裏のウラを、ロリッ娘の伝道師 あかざわRED 先生が描く本作。
満を持しての店頭平積み登場です。

http://astore.amazon.co.jp/dengekicomic-22/detail/404867627X


「とら」で買ったんですけど、「あれ、メロンブックス?」とか思った人、約一名。(w


店内の描写とかモロに「メロンブックス 横浜店」を参考にされてますね。ウチも
お世話になってますから何となく分かります。・・・あんな場面に遭遇する機会は
流石にありませんが。

“逸川” が語る同人誌への熱い想いも、“華鏡院” の持論とも言えるシビアな思考も
それぞれ分かるなぁ、と感じる部分があります。ウチはオンライン専門です、というか
でしたので。

背景描写もそこそこにいきなり話が進んでいく展開のさせ方はえちぃところからの
ご出身であることが起因しているのでしょうかね。全体を通して読んでみた時に
そんなことを思ったりしました。


まぁ、成人指定くらってないだけでシチュエーションとかは十分えちぃですよね。(

posted by 秋野ソラ at 03:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

『C3 -シーキューブ-(6)』

水瀬葉月 先生と さそりがため 先生でお送りする「呪われた道具たち」を巡る
エロさとグロさを兼ね備えた物語も6巻目を迎えております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0903.php#new4


今巻も表紙、口絵、挿絵、巻末・・・・ことあるごとにフェティシズム全開な
イラストの数々。さそりがため 先生、相変わらずの仕事ぶり。グッジョブです。(w


「騎士領」からの差し金 “フォーティーン” に追われる “切子” を助けんと動く
“春亮” たちと、過去に「呪われた道具たち」に関わる事件に遭遇し心に暗い影を落とす
副担任 “忌” との絡みから引き起こされる騒動の数々──。

“フォーティーン” や “切子”、“忌” が見せる外面的、もしくは内面的な
フェイクが織り成す因果、そして “フィア” たちが一層「人間」に近付くための
肉体的、精神的な成長を見せる顛末に注目です。


・・・それにしても、「デレ」要素を見せ始めた「いんちょーさん」こと “錐霞” が
可愛くてしかたないですね。おわびイラストも含めてツボを突かれまくりです。(w

posted by 秋野ソラ at 03:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『快盗天使ツインエンジェル(1)(2)』

「Sammy」原作のパチスロ『快盗天使ツインエンジェル』を 瀬菜モナコ 先生が
「コンプエース」にてコミカライズ。しかも1巻、2巻同時発売で颯爽と登場です。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200811000059
http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200811000070


・・・最近のお子様は発育が良いよね、という話はさておき。(w

まぁ、パチスロはおろかデジパチやCR機といったパチンコすらやったことがない
身としては昨今のパチスロ萌え化は伝え聞くほどにしか知らないのですが、
往年の少女漫画を髣髴とさせるキャラクター設定、話の展開具合が見事ですね。

これは上手い付加価値の付け方だと思います。


昔、『セーラームーン』とか好きだった人なら受け入れやすいんじゃないですかね。
あのお約束の数々は。かく言う私はコミックスをリアルタイムで買って読んでた
クチですけど。(w

とりあえず「2冊でキュンキュンキャンペーン」には応募済みなワケでして、
当方としては引き続いての刊行が楽しみなコミカライズ作品だと捉えております。


#何となくですけど、“葵” のほうが好みかなぁ。(w

posted by 秋野ソラ at 03:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2009年03月07日

『さくらファミリア!(3)』

「一迅社文庫」における大人気タイトルの一つにまでのし上がってしまった、各方面からの
苦情殺到中(笑)と名高い 杉井光 先生& ゆでそば 先生で送る 『さくらファミリア!』
3巻目が押せ押せ、押し押しの勢いで登場です。

http://www.shop.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804055


モテカワスリムなDカップモデル体型版 “るーしー” の挿絵が無いのは 杉井 先生の
嗜好によるものでしょうか? それとも編集さんの意向でしょうか?(w

ガブリエルが天界に連行されてどうなるかと思ったら、“ペトロ” はニート全開だし
“ミカエル” は姉一筋すぎだし、新しく登場した “ヨハネ” や “メタトロン”
“サンダルフォン” はどれも一癖も二癖もあるキャラクターだし。

・・・正直、「地獄変」 を読んだ時は「大丈夫か、コレ?」と思いました。(w


信用取引みたいな話が出てきたときは 『狼と香辛料』 を彷彿とさせられましたが、
その話が出てくるに至るまでの言い回しは 『ばけらの!』 を垣間見るようでしたし、
キャラが喋るテンポやノリは 『さよならピアノソナタ』 を思い起こすかのようでしたし。

・・・ある意味、杉井光 先生の作品らしさを一番色濃く受ける内容でした。


1回ここで切って様子を見てみよう、という思惑をほのかに感じる終わり方でしたが
果たして「一迅社文庫」編集部の真意は如何に。色んな意味でまだ頑張れるのならば
ぜひ続刊を希望。“祐太” が守った家族のドタバタする様子をもう少し見守りたい所です。

posted by 秋野ソラ at 01:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル