大風呂敷を広げた 林トモアキ 先生が描く、『お・り・が・み』から続く世界に現れた
史上、類を見ないニート・ティーンの活劇。461 ページの大ボリュームをもってついに
その敷物を畳む時がやってきてしまいました。(イラストは 上田夢人 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200805000193 】
「CONTENTS」の本文デザインがこの巻だけ違うのは何でなんでしょうね?
まぁ、それは置いといて。
こう、読んでいくうちに次々と繋がっていく物語の構成要素が、キャラクターたちの
一喜一憂する姿が、そして何よりも4巻のあの引きからどん底の精神状態まで追い込まれ
ながらもついには「魔眼王」を超える存在にまで辿り着いた “ヒデオ” の言動──。
一筋縄ではいかない展開も含め、『お・り・が・み』 に続き良作を読ませて頂いたこと、
林トモアキ 先生には感謝の言葉を贈りたいです。本当に、心からの「ありがとう」を。
“ウィル子” が神になるため「そのくびきを外す」シーンあたりはまさに胸の奥から
こみ上げてくるものを押さえるのに必死でしたよ、電車の中で読んでましたから。(^^;
そして「聖魔杯」を巡る物語もこれで終わりを迎え、“鈴蘭” たちが織り成す世界の
お話もこれで終わりかと思いきや、外伝の企画を通してしまった 林トモアキ 先生。
これはまさしく「あっぱれ!」な展開。・・・もちろん、十二分に期待してますよ、先生。(w
2009年01月24日
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(2)』
「TYPE-MOON」原作の作品からスピンオフした、ひろやまひろし 先生の描く
とある魔法少女の物語。決着の最終巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200712000306 】
ひろやまひろし 先生の虹彩の入れ方って独特だな、とか思いながらギリギリ原作を
プレイしている身としまして「おっ、ちゃんと設定活かしてるなぁ〜、すごいや」と
感心しながら楽しく読了させてもらいました。
時にハジけやすい “イリヤ” のノリと、時に冷静沈着な “ミユ” の雰囲気が
時にスラップスティックに、時にシリアスに、と小気味良いストーリーを導きだして
くれていたかな、と思います。
・・・「魔法少女」姿の “リン” も見れて良かったです。(w
誰も祝わないのであれば私も一言申し上げておくことに致しましょう。
ひろやまひろし 先生、連載完結おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
いずれまた、別の物語をお見かけできる日を願っております。
#西脇だっと 先生のコミックスと合わせて「オールアラウンドフェア」に申込み〜。
とある魔法少女の物語。決着の最終巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200712000306 】
ひろやまひろし 先生の虹彩の入れ方って独特だな、とか思いながらギリギリ原作を
プレイしている身としまして「おっ、ちゃんと設定活かしてるなぁ〜、すごいや」と
感心しながら楽しく読了させてもらいました。
時にハジけやすい “イリヤ” のノリと、時に冷静沈着な “ミユ” の雰囲気が
時にスラップスティックに、時にシリアスに、と小気味良いストーリーを導きだして
くれていたかな、と思います。
・・・「魔法少女」姿の “リン” も見れて良かったです。(w
誰も祝わないのであれば私も一言申し上げておくことに致しましょう。
ひろやまひろし 先生、連載完結おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
いずれまた、別の物語をお見かけできる日を願っております。
#西脇だっと 先生のコミックスと合わせて「オールアラウンドフェア」に申込み〜。
『マリア様がみてる ハロー グッバイ』
今野緒雪 先生、ひびき玲音 先生でお送りする「コバルト文庫」の大人気シリーズ
『マリア様がみてる』もいよいよ一区切りつくことになりました。
【 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-601244-7&mode=1 】
巻末の案内を見たらシリーズ通算で34冊も出してる、って凄い数字ですね。
それをずっと読み続けてるウチらもウチら、って感じですが。今更ながら。
さすがに「コバルト文庫」はペースが速い、と改めて実感させられます。
3代に渡る薔薇さまたちの物語も、“祥子” が答辞でリベンジできて、“由乃” にも
ようやく「妹」ができて、落ち着くところに落ち着いたという感じがします。
・・・長かった。読み手からしても回り、巡って辿り着いた結末だったと思います。
あとがきにて、形を変えてリリアン女学園の物語にお付き合い頂く機会について
触れているようですし、一旦小休止を入れてその時が訪れるのを待つのもアリかな
と、ほのかに期待を寄せてみたりしています。
『マリア様がみてる』もいよいよ一区切りつくことになりました。
【 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-601244-7&mode=1 】
巻末の案内を見たらシリーズ通算で34冊も出してる、って凄い数字ですね。
それをずっと読み続けてるウチらもウチら、って感じですが。今更ながら。
さすがに「コバルト文庫」はペースが速い、と改めて実感させられます。
3代に渡る薔薇さまたちの物語も、“祥子” が答辞でリベンジできて、“由乃” にも
ようやく「妹」ができて、落ち着くところに落ち着いたという感じがします。
・・・長かった。読み手からしても回り、巡って辿り着いた結末だったと思います。
あとがきにて、形を変えてリリアン女学園の物語にお付き合い頂く機会について
触れているようですし、一旦小休止を入れてその時が訪れるのを待つのもアリかな
と、ほのかに期待を寄せてみたりしています。
『魂☆姫(3)』
剣康之 先生が描く、「月刊COMIC RUSH」にて連載中の痛快ラブコメディ。
最新の第3巻がすでに刊行されております。
【 http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861766152.html 】
「TAMA☆HIME からーぶっく☆」は冬コミで購入してきたモノですが、今なら
「とらのあな」にも置いてあるハズです。・・・ちょっと複雑な気持ちですが。(^^ヾ
カラーだとこんな感じで印刷されてたんですね、ってのが分かったので良しとします。
今巻の展開としては、思わぬ抜け駆けを見せる “マナ”、精神退行させられた
“アリス” による看病、“ヒメ” の「実家に帰らせていただきます」宣言といった
ドタバタを通じてまた少しずつ心通わせていく流れが続いております。
それ以外にも、とある特異体質をもつ “アマネ” を救おうとして “小鞠” も驚きの
「神足」を身につけた “トモノリ” の成長ぶりも窺うことができます。
そして、フラグは立ちつつもまだ一歩引いて冷静に状況を判断している “サクラコ” との
デート騒ぎで起こった、風雲急を告げる「敵」との遭遇でお話は一気に少年漫画的な
ノリへとシフトしていきます。まだまだ楽しませてもらえそうです。
・・・それにしても “タカミ” はホントに出番なかったですね、ほぼ。
カバーに隠れてやさぐれる姿が哀愁を誘います。(w
#斎藤千和 さんか・・・・。買うか、「コミックRUSH」3月号。(^^;
最新の第3巻がすでに刊行されております。
【 http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861766152.html 】
「TAMA☆HIME からーぶっく☆」は冬コミで購入してきたモノですが、今なら
「とらのあな」にも置いてあるハズです。・・・ちょっと複雑な気持ちですが。(^^ヾ
カラーだとこんな感じで印刷されてたんですね、ってのが分かったので良しとします。
今巻の展開としては、思わぬ抜け駆けを見せる “マナ”、精神退行させられた
“アリス” による看病、“ヒメ” の「実家に帰らせていただきます」宣言といった
ドタバタを通じてまた少しずつ心通わせていく流れが続いております。
それ以外にも、とある特異体質をもつ “アマネ” を救おうとして “小鞠” も驚きの
「神足」を身につけた “トモノリ” の成長ぶりも窺うことができます。
そして、フラグは立ちつつもまだ一歩引いて冷静に状況を判断している “サクラコ” との
デート騒ぎで起こった、風雲急を告げる「敵」との遭遇でお話は一気に少年漫画的な
ノリへとシフトしていきます。まだまだ楽しませてもらえそうです。
・・・それにしても “タカミ” はホントに出番なかったですね、ほぼ。
カバーに隠れてやさぐれる姿が哀愁を誘います。(w
#斎藤千和 さんか・・・・。買うか、「コミックRUSH」3月号。(^^;
『神曲奏界ポリフォニカ リベレーション・ブラック』
大迫純一 先生、BUNBUN 先生のコンビでお送りする「ポリ黒」もいよいよ2ケタ、
10冊目の刊行を迎えました。米村孝一郎 先生によるコミックス化もスタートして
勢いの止まらないシリーズです。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/p-black/index.html 】
・・・「すごい」の一言。読み終わったあと鳥肌が立つほどの熱量を感じました。
“マティア” の中に渦巻いた、抑えきることのできなかった「怒り」という感情。
彼女の脳裏に浮かんだ、かすかに覚えのある、それにしては戸惑いの残る記憶の瞬き。
人との繋がり、精霊との繋がり。もう一人の “ユーティーニ”。辿った結末の違い。
そして繋がった過去を目の当たりにした “マティア” の激情。彼女の過去の一端と
繋がる事件を通じて伝わる彼女の機微を、ぜひ読んで体感してほしいと思います。
キネティックノベル版とはさらに違った、“マティア” と “マナガ” の過去に触れる
3部作、次巻は “マナガ” の物語が中心になるとのことでついにいろいろと明かされる
のかと思うと今から刊行が楽しみで仕方がありません。
#まぁ、それは K村 編集長でなくても突っ込むなぁ。「裸エプロン」は。(w
10冊目の刊行を迎えました。米村孝一郎 先生によるコミックス化もスタートして
勢いの止まらないシリーズです。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/p-black/index.html 】
・・・「すごい」の一言。読み終わったあと鳥肌が立つほどの熱量を感じました。
“マティア” の中に渦巻いた、抑えきることのできなかった「怒り」という感情。
彼女の脳裏に浮かんだ、かすかに覚えのある、それにしては戸惑いの残る記憶の瞬き。
人との繋がり、精霊との繋がり。もう一人の “ユーティーニ”。辿った結末の違い。
そして繋がった過去を目の当たりにした “マティア” の激情。彼女の過去の一端と
繋がる事件を通じて伝わる彼女の機微を、ぜひ読んで体感してほしいと思います。
キネティックノベル版とはさらに違った、“マティア” と “マナガ” の過去に触れる
3部作、次巻は “マナガ” の物語が中心になるとのことでついにいろいろと明かされる
のかと思うと今から刊行が楽しみで仕方がありません。
#まぁ、それは K村 編集長でなくても突っ込むなぁ。「裸エプロン」は。(w