2008年09月02日

『さよならピアノソナタ(3)』

杉井光 先生と 植田亮 先生でお送りする恋と革命と音楽の物語、第3巻の登場です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0808.php#new9


5段階の星で評価して、と言われたら迷わず5つ星をあげたくなるほどによく出来た

作品だと思います。何度も、何度も読み返してしまいました。あまりの良さに。

ここに至っても未だに素直になれず「ツン」な様子が抜け切らない “真冬”、

そんな彼女よりかはそれなりに自身の素直な想いを伝えているはずの “千晶”、

そういった想いがどうにも届かない朴念仁ぶりを如何なく発揮し続ける “ナオ”、

彼、そして彼女らを翻弄し続ける民俗音楽部の部長にして熱き革命の士 “神楽坂” 先輩。

合唱コンクールが、「エビチリ」こと “蛯沢千里” のコンサートが、

ライブハウスでの一幕が、スタジオでのリズムセクションが、体育祭が、

そして文化祭が、と過ぎていくイベントの中で見せるやり取りの数々がまた面白くて。


今巻で登場した “真冬” と共に演奏旅行をした仲である “ユーリ” から

          『 ナ オ ミ は 、 真 冬 の 、 な ん な の ? 』

と問われた「超」が付くほど鈍感な “ナオ” が出した一つの結論。それは読んで

頂ければ分かることなのですが、何とも甘酸っぱいほどに青春していてご馳走様って

感じです(w。植田亮 先生の描くイラストがその情景を一段と映えさせています。


・・・間違いなく今年における私のMVP候補にノミネートです、杉井光 先生。マジメな話。

今後とも期待しております。

posted by 秋野ソラ at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル