2008年09月05日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

「世界一ネコミミ描くの上手い人連れてくるよ!」と担当編集が豪語して

連れ出してきたイラストレーター かんざきひろ 先生を迎えつつ、伏見つかさ 先生

渾身の新シリーズがスタートです。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0808.php#new14


「・・・何でオビに『乃木坂春香』が?」 と思ったらそういうことなのね。(w

というか 『乃木坂春香』 よりもコア、というかR指定、X指定レベルのネタが

絡んでくるあたりは別ベクトルのアキバ系ストーリーかと。

・・・そんな人生相談されたら、まぁ、普通に驚くよなぁ〜。

私はどちらかというと虚構の住人でオフらないものですから、そういった場の

雰囲気ですとかを経験したことは無いのでアレですが、「共有できる」という

感覚で救われることを知ってはいるので十分に理解のできる範疇内でありました。

・・・って、まだ人生相談あるのか? 次に何が来るのか気になるじゃないですか。(w

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月04日

『アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刃』

『レジンキャストミルク』 と同じ 藤原祐 先生 & 椋本夏夜 先生のコンビでお送りする

新シリーズ 『アカイロ/ロマンス』 がいよいよその姿を現しました。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0808.php#new11


一度読み終えてから改めて表紙を見たとき、そして口絵のショートコミックで

“吉乃” “歩摘” そして “枯葉” の上着が同じだったことに気付いたときに

「なるほど〜」 と思わず感心してしまいました。・・・計算されてますねぇ。

見た目の関係でのほほんとさせておいて、いざ実際の関係を目の当たりにすると

実は殺伐としていて 「あんたが敵か!」 という意外性に溢れたお話の展開に

なっていたりするあたりは 藤原祐 先生らしいな、と感じずにはいられません。

「姉の失踪」の意味を理解した主人公 “景介” が辿り着く結末、そして

急転直下の流れの先に現れた第三勢力との火種の行方──。これは新シリーズも

目が離せない感じになりそうな気がします。

posted by 秋野ソラ at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月03日

『C3 ─シーキューブ─(4)』

水瀬葉月 先生 & さそりがため 先生が切り開く 「エロ・グロ」 の新境地。

『C3 ─シーキューブ─』 第4巻が満を持しての登場です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0808.php#new5


・・・いやぁ、もうどんだけパンツに情熱を注いでるんですか さそりがため 先生!

ってことで、口絵にも挿絵にもえちぃ要素満載です。(w

そのへんは巻末のラフイラスト集でもお楽しみいただけるものと思います。


今巻は “春亮” が「告解」を受けて、当事者でありながら “当事者ではない”

モノの見方を強要され、周りのキャラクターたちが改めて “春亮” という存在の

大事さ、そして大切さを再認識するお話。

・・・まぁ、普通に見ればタラシみたいなもんだよなぁ(w。>“春亮”

ラストはちょっぴり切なく、物悲しい締めくくりでしたがそれもまた一つの道標

ということで見届ける他にありません。次は一体どこから攻めてくるのか、続きを

楽しみにしておきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月02日

『さよならピアノソナタ(3)』

杉井光 先生と 植田亮 先生でお送りする恋と革命と音楽の物語、第3巻の登場です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0808.php#new9


5段階の星で評価して、と言われたら迷わず5つ星をあげたくなるほどによく出来た

作品だと思います。何度も、何度も読み返してしまいました。あまりの良さに。

ここに至っても未だに素直になれず「ツン」な様子が抜け切らない “真冬”、

そんな彼女よりかはそれなりに自身の素直な想いを伝えているはずの “千晶”、

そういった想いがどうにも届かない朴念仁ぶりを如何なく発揮し続ける “ナオ”、

彼、そして彼女らを翻弄し続ける民俗音楽部の部長にして熱き革命の士 “神楽坂” 先輩。

合唱コンクールが、「エビチリ」こと “蛯沢千里” のコンサートが、

ライブハウスでの一幕が、スタジオでのリズムセクションが、体育祭が、

そして文化祭が、と過ぎていくイベントの中で見せるやり取りの数々がまた面白くて。


今巻で登場した “真冬” と共に演奏旅行をした仲である “ユーリ” から

          『 ナ オ ミ は 、 真 冬 の 、 な ん な の ? 』

と問われた「超」が付くほど鈍感な “ナオ” が出した一つの結論。それは読んで

頂ければ分かることなのですが、何とも甘酸っぱいほどに青春していてご馳走様って

感じです(w。植田亮 先生の描くイラストがその情景を一段と映えさせています。


・・・間違いなく今年における私のMVP候補にノミネートです、杉井光 先生。マジメな話。

今後とも期待しております。

posted by 秋野ソラ at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル