今野隼史 先生によるビジュアライズ、そして 北沢慶 先生による監修の下、
力造 先生/グループSNE がお送りする『デモンパラサイト・リプレイ』もついに
最終巻へと辿り着いてしまいました。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000445 】
日本の古代神話をふんだんに取り入れた、まるで古代日本史に対する「もう一つの解」を
提示するかのようなしっかりとした世界観が全編を通して構築されていて、これこそ
力造 先生の腕っぷし、力量によるものと読了してからも痛感しております。
グループSNE のリプレイ作品としては珍しくプレイヤーが見えていた、ということも
PCへの感情移入に対してプラスに作用していたのではないか、とも思います。
明坂聡美 さん、田中天 先生、河村有木生 さん、藤澤さなえ 先生の好演に敬意を。
精神的にも辛い敵の配役と激しいバトルをくぐり抜け、「奇跡の力」から示された
「無限の可能性」を追い求める “凪” をはじめとした “御剣” 一家に幸あらんことを
ということで、力造 先生の次回作がどのような形で登場するか、楽しみです。