2008年09月12日

『デモンパラサイト・リプレイ 剣神[ブレードデモンズ](5) 創世者』

今野隼史 先生によるビジュアライズ、そして 北沢慶 先生による監修の下、

力造 先生/グループSNE がお送りする『デモンパラサイト・リプレイ』もついに

最終巻へと辿り着いてしまいました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000445


日本の古代神話をふんだんに取り入れた、まるで古代日本史に対する「もう一つの解」を

提示するかのようなしっかりとした世界観が全編を通して構築されていて、これこそ

力造 先生の腕っぷし、力量によるものと読了してからも痛感しております。

グループSNE のリプレイ作品としては珍しくプレイヤーが見えていた、ということも

PCへの感情移入に対してプラスに作用していたのではないか、とも思います。

明坂聡美 さん、田中天 先生、河村有木生 さん、藤澤さなえ 先生の好演に敬意を。

精神的にも辛い敵の配役と激しいバトルをくぐり抜け、「奇跡の力」から示された

「無限の可能性」を追い求める “凪” をはじめとした “御剣” 一家に幸あらんことを

ということで、力造 先生の次回作がどのような形で登場するか、楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月11日

『召喚士マリア(6) 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。』

イラストに 四季童子 先生を迎え、原案を 安田均 先生が担う、北沢慶 先生の

「六門世界」を舞台にした『召喚士マリア』シリーズもいよいよラスト第6巻の

刊行となりました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200805000131


いつの間にか “マリア” も立派な、というか立派過ぎる「召喚士」になったよなぁ、

という想いでいっぱいです。いや、“レッドソニア” などの言からすれば「召喚」という

堅苦しい言葉ではなくもっと純粋に「呼び入れる(招き入れる)者」といった表現が適切か?

これまでに登場してきたキャラクターが一堂に会する様子は、さながらリプレイの

キャンペーンにおける最後のセッションような感覚も覚えました。・・・そんなことを

思うのはリプレイ読むの大好きな私くらいなモンかも知れませんが。(w

憎まれ口を叩き合いながらも “マリア” と “フレイム” の関係はこれからもずっと

続いていくのだろう、と思うと胸の奥がほのかに暖かくなるようなそんな気がする

ラストを迎えたことも良かったと感じました。


ということで 北沢慶 先生、長期間に渡る執筆、お疲れさまでございました。

この作品を読了できた幸せを心に留めつつ、次回作に期待する次第であります。

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月09日

『リアルバウトハイスクール〈アーリー・デイズ〉(3) 雛は舞い降りた!』

雑賀礼史 先生と いのうえ空 先生とでお送りする、〈アーリー・デイズ〉編の

最終巻ということになります。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000450


前巻から3年と4ヶ月が経過しているんですね・・・。シリーズが出始めてから

読んでいるワケではないのでそのへんは特に意識していなかったのですが。

「Fate/Zero」じゃないですけど、定められた始まりを目指す物語、ということで

“涼子” が “静馬” にどう勝負を挑んで、どう勝つか、という点がポイントに

なってくるワケですが・・・・まぁ、よく考えましたねぇ、あれだけの対戦を。(w

でも、何かと恐るるべきは “大作” のしたたかさではないかと。女装までして

敵・味方構わず騙しまくるあたりはまた違った「強さ」と言ってもよいのでは

ないかと思ったりしています。


さてさて、本編がクライマックスを迎えるところでの一服の清涼剤みたいな

流れでしたが、本編もKファイトでガツンと決めてくれるのか。注目です。

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月08日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ(1) 戦乱のプリンセス』

『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』シリーズから再びイラスト担当として

佐々木あかね 先生を起用しての、菊池たけし 先生/F.E.A.R. がお送りする壮大なる

規模のクロスオーバー戦記リプレイがいよいよ幕を開けました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200806000045


通称「声優TRPG部」の部長で、「アーツビジョン」所属の声優 大竹みゆ さんを

プレイヤーに迎えての、戦乱の世界「アルディオン」を舞台にした新シリーズ。

・・・まず何よりも 大竹みゆ さんが「アリアンロッド」に精通しすぎて驚き。(w

反面、「ロールプレイ」という点ではまだ慣れないところもあったようですが、そこは

きくたけ 先生をはじめとする F.E.A.R. の猛者とやりあっていくうちに何とかなった

みたいで。

  「・・・・・・今日から、あたしの騎士になりなさいっ!!」

の一声は 矢野俊策 先生を含めて大ウケでしたし。もちろん読者にとっても。(w


PCにあの “ベネット” が(途中、いろいろありましたが(w )再登場していたり、

“コネリー” をはじめとする妙にキャラ立ったNPCの面々と、面白い要素が盛りだくさんで

早くも続きが気になるキャンペーンになりました。

他に 久保田悠羅 先生、鈴吹太郎 先生のリプレイ、さらには 矢野俊策 先生のノベルと

リンクしていくワケですから、キャンペーンの進行管理には並々ならぬ苦労をされることは

明白ですが、そこは無責任に置いときつつ(ぇ、「サガ」シリーズ全体に期待してます。

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年09月07日

『ちぇり×ちぇり CHERRY×CHERRY(1)』

横浜の「とらのあな」に寄ったとき、「なんか見たことのあるお名前ねぇ〜」と

ついつい手に取ってみた そりむらようじ(反村幼児)先生のコミックスです。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200804000057


先生の描くおんにゃのこの可愛らしさについて今更ここで述べる必要はないかと

思いますが、それにしてもヘタに直球でエロいシーン描かれるよりよっぽどえちぃ

シーンが満載ですな。

これを一般誌で連載してもOKというのだから日本という国はある意味、恐ろしい。

果たしてこのままでいいのだろうか。いや、イイ!(w

こういうとき日本人で良かったなぁ、とつくづくそう思います。(ぉ

上のリンク先へ飛んであらすじを読んで、何かピンとくるものがあったなら

お手に取って見てみたらいいじゃない、的な感じで一つ。(w

posted by 秋野ソラ at 19:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス