2008年08月29日

『戦闘城塞マスラヲ(4) 戦場にかかる橋』

林トモアキ 先生 & 上田夢人 先生による無差別級バトルロイヤルな物語の第4巻。

お話も佳境に入ってまいりました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200707000060


ここまで奇跡的に勝利を収め続けてきた “ヒデオ” と “ウィル子” ですが、やはり

前作『お・り・が・み』の人外、“鈴蘭” 以下「魔殺商会」の面々と対峙しなければ

ならないという局面を迎え──。

その結果がどうなったかについては読んで頂ければ分かるところではありますが、

そう易々と勝たせちゃくれないあたり、林トモアキ 先生の大風呂敷は最後の第5巻まで

広がり続けるみたいです。

後に「魔眼王」「電神」と呼ばれるに至った過程はどうなっているのか、今巻のラストを

見る限りでは「聖魔杯」そのものにも何か大きなウラがありそう、ということで

『ミスマルカ興国物語』共々、次巻の刊行が待ち遠しくて仕方が無い今日この頃であります。

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2008年08月28日

『AKUMAで少女 〜悪魔の国のお姫様〜』

わかつきひかる 先生の一般向けライトノベル1作目となるこのシリーズも

最終巻を迎えるに至りました。(イラストは 高階@聖人 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup0808.php#novel080802


“ゆり絵” が “デビルベア” に対していろいろと手出し出来ていた理由が

今巻で明らかになり、それによって符丁の合うところも出ましたのでお話としては

よろしかったかと。何よりハッピーエンドですからね、“僚” と “ゆり絵” にとって。

そんな “僚” はここに至っても羨ましいくらいの百合体験をしているワケですが、

というかどんだけ迫られてるのかと。・・・まぁ、それがまたイイんですけど(w。

シリーズは完結しましたが、「キャラの!」での番外短編『AKUMAでメイド』や、

舞台が同じな別シリーズ『AKUMAで少年(仮)』も控えているということで

HJ文庫の作品群における人気の高さがうかがえる、そんな流れに乗っているかと。

そんな感じで引き続き期待、ということで一つ。

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2008年08月27日

『School Heart’s 月と花火と約束と』

  著:伏見つかさ・みかづき紅月・内田竜宮丞・魁

  絵:みけおう・樋上いたる・有子瑶一・的良みらん

以上敬称略、どこかで見たことのあるお歴々が名を連ねる mana 原作のドラマCD

『School Heart's』 から半年前の情景を描いたアンソロジーノベルです。

http://www.shop.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804023&TITLE=School+Heart%27s&WRITER=&ISBN=&CATEGORY=&SALEY=&SALEM=&WORD=&TYPE=like

http://mana.product.co.jp/


それぞれの作家さんが書く作品の中で登場人物がスライドして登場してきますので

リレー小説、と言っても差し支えない構成です。

読んでいて思ったのですが、ライトノベルとして幾つか本を刊行されている

伏見つかさ 先生と みかづき紅月 先生、そしてシナリオライターとしての仕事が

メインの 内田竜宮丞 先生と 魁 先生とで文章から受ける印象が違うんですよね。

直感で感じているのでそのへんを上手く説明できないのがもどかしいところですが、

何百冊とライトノベルを読んできた身としては前者の方が感覚的には合ってる

気がします。・・・ “千紗” カワイイよ “千紗”。“鈴音” もね。(w


mana では別のドラマCD企画があるとかないとか、という話なので出てくれば

また一迅社から今回と同じようなアンソロジーノベルが刊行されるかも知れませんね。

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2008年08月26日

『H+P―ひめぱら―(1)』

風見周 先生が挑むエロコメに ひなた睦月 先生のイラストが華を添える、

そんな一冊が富士見ファンタジア文庫から登場です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000362


異世界に召喚されて「王仕さま」となった “恭太郎” に5人の王女が迫ったり

迫らなかったりとエロゲ的展開が目白押しです。それを ひなた睦月 先生が描く

イラストで具現化するものですからカワイイったらないワケで。

・・・R指定とかくらわない? 大丈夫? 富士見ファンタジア文庫編集部。(w

ラストの八方塞な展開をどう崩すか、読み手の予測としてちょっと悩ましいところ

ではありましたが順当なところに落ち着いていると思いましたし、“ユフィナ” との

関係への楔としても自然と繋がったように思います。

あとは “ガイルーン” という男の人物像と敵国の女帝 “カリギュラ” の出方、

カタブツな “恭太郎” は恋をして結ばれるに至るのか。そのあたりに焦点を集めつつ

今後の展開に期待、というところでしょうか。・・・主にエロいほうで。(w

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2008年08月25日

『レンタルマギカ 魔法使いの妹』

三田誠 先生と pako 先生による、スニーカー文庫屈指の人気シリーズ。

過去編からまた現代へと話題を移しての短編集となります。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200710000527


ついに “伊庭いつき” の義妹 “伊庭勇花” の登場ということで、これでまた一つ

さざ波が立った感じですが、やっぱり心を惹き付けて止まないキャラでもありました。

pako 先生のイラストもイメージにピッタリ。ついつい何度も読み返してしまいました。

#オビで見えてませんが、中央で髪を結われているのは “オルト” ?(w

“伊庭いつき”、そして 〈アストラル〉 が前に進んでいく様子を見て、さらに

“猫屋敷” の話を受けて自分の未来を見つめなおす “穂波” のエピソードも

良かったですね。“アディリシア” もすっかり「ツンデレ」が板に付いてきました。(w

“伊庭いつき” が持つ 「妖精眼(グラムサイト)」 にも予測不可能な変化が

見え始めたところで次巻はいよいよ第2部のクライマックスになるとのことですので

早くも刊行予定となる年始が待ち遠しいところです。

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2008年08月24日

『R21』

同人サークル「てつ×ねこ」の夏コミ新作、ということで聴かせて頂いてます。


『エアーマン〜』『こいつはホントに〜』といったシングルで出ている分については

今更論評するまでもないのでここでは割愛しますが、それ以外で「良いな」と思った

のは『ナンバーファイブの片思い』ですかね。詩の繰り返し+ひねりとか特に。

そして『Can't Beat Air Man』、これも外せないですね。何と言うか、やはりロックも

好きだなぁ私、としみじみ思います。コーラスパート唄うの大好きっ子な私としては

「I can't beat Air Man...」の部分は直感でそっちのほう口ずさんでました。(w


オマケデータの制作秘話などもしっかりと拝聴しました。トラックが内容の時系列順に

並んでいることとか、「ドラクエ」話とかなかなか面白かったです。

『受かるまでは眠らない!』の歌詞がひねりだせるところは素晴らしいと思いました。

『クリアまでは眠らない!』も「よくやるなぁ〜(w」と思ってはいましたが。

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2008年08月23日

『Memory’s vol.1』

公式FCから送られてきた特典DVD、ということになりますが今まで観てなかった。(^^;

先ほど気分転換に拝見しましたがメジャーデビューしてからすでに4年ですか。

早いものですねぇ。

I'veの歌姫として登場した頃からすれば、こうしてPVが出されたり、ライヴなどの

イベントが行われるようになるなんて夢のような話だったんですがね。それらの供給も

大いなる需要あってこそ、ということで凄いことだと、素直にそう思います。


内容としては『地に還る』『羽』『being』『硝子の靡風』あたりに収録されていた

PVの撮影地を改めて巡って、秘話や思い出話などをしながらこれまでを振り返ってみよう

というもの。・・・確かに、寒いところで撮影してるのって『地に還る』しかないかも。

それにしても「KOTOKOの木」って自力で見つけられるモンなの? えらいエネルギーのある

ファンの方ですね、見つけた方。スタッフですら1回ロケハンしたのに間違えてるらしいし。

機会があればまた北海道には行ってみたいものです。今度は「雪まつり」の頃とか。

寒さにやられそうな感じがしなくもないですが。(w

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2008年08月22日

『神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 時を越えた子守歌』

  原作:榊 一郎(HP:http://www.ugougo.net/

  著者:加納正顕/F.E.A.R.(HP:http://www.fear.co.jp/index.htm

  イラスト:みかきみかこ

以上敬称略でお送りする、『神曲奏界ポリフォニカRPG 基本ルールブック』と

同時刊行のリプレイ集です。

http://ga.sbcr.jp/novel/p-rpg_r/index.html


プレイヤーに 三田誠 先生、榊一郎 先生、矢野俊策 先生、鈴吹太郎 先生を迎えての

セッションということで申し分ないほどの豪華メンバー。しかもプレイ中に原作者自ら

設定等のフォローもしていただけるという、GMにも親切設計な構成。(w

「フォーカスシステム」や「絆効果」といった独自ルールを用いてのプレイ、特に

前者と戦闘シーンの組み合わせは「ただ戦うだけでは先に進めない」という適度な

緊張感を与えてくれる、なかなか面白そうなシステムだと感じました。


お話としては1柱の上級精霊 “レイファス” と、結構何でもアリな「シンカゲ流」の

因縁、そして「奏始曲」。様々な要素が交錯しながらPCが成長していく過程が描かれています。

・・・それにしても「お見合い」話からあそこまで持っていくとは。

NPCとして「ポリ赤」や「ポリ黒」のメンバーが出てくるなど、原作を読んでいる方への

サービスも忘れない、加納正顕 先生のマスタリングにも好感がもてました。

“ティアン” のエンディング・フェーズへ至る過程も綺麗にまとまっていたと思います。


・・・どんどん広がる「ポリフォニカ」の世界にますます目が離せない、そんな感覚を

ひしひしと感じています。読了感の良いリプレイでした。

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2008年08月21日

『吉永さん家のガーゴイル(15)』

振り返ってみればコミック化もされましたし、アニメ化もされました。

田口仙年堂 先生と 日向悠二 先生のベストコンビによる『吉永さん家のガーゴイル』も

ついに最終巻を迎えています。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/08shinkan/08shinkan.html#_04


前巻でボロボロの窮地に立たされた “ガーゴイル” と吉永一家の陣営。特に

“ガーゴイル” が破壊されてしまってさあ大変、という状況からどうひっくり返すか

が焦点の的でした。読んで頂ければお分かりかと思いますが。

当初の狭義的な意味から広義的な意味へと拡がった「門番」としての想い。読み手にも

しっかりと伝わってきました。・・・電車の中で読んでいたんですけど、思わずウルッと

きてしまいましたよ。なんだかんだ言っても15巻という積み重ねは大きかったみたいです。

そう言えば、ママさんが大声で泣き喚いたのも確かに珍しいことだったと思いますが

結局のところ最後まで喋ってなかったような気がします。今更読み返して確認する気力も

無いんですが・・・・どうだったんでしょうねぇ。


ということで、無事に作品の幕を下ろすことが出来た 田口仙年堂 先生、日向悠二 先生に

お疲れ様な気持ちと、良作を読ませて頂いたことへの感謝の意を表したいと思います。

ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。次回作に期待しております。

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2008年08月20日

『D&Dリプレイ(3) 若獅子の戦賦─雷鳴山編』

HJ文庫Gのラインナップである 柳田真坂樹 先生 & 井上純弌 先生による

D&Dリプレイ集もいよいよ最終巻を迎えることとなりました。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup0808g.php#novelg080801


オビに書いてある「完結記念トークショー」については先日私も拝聴してきましたし

あまり詳しくは書けなかったのですが簡易レポートも用意してあります。

http://www7.plala.or.jp/akibeya/D/2008_08.html#2008-08-03_DandD_Replay_TalkShow


・・・最後の最後まで「グリース」なんですもんねぇ。まぁ、“ノトス” を演じた

石川雄一郎 さんの戦略勝ち、ということになるのでしょうけど。(w

あれだけのオプションの数々、プレイしながら管理するのも一苦労かと。

そんな 石川雄一郎 さんが、このキャンペーンは基本的に「言い張ったら勝ち」と

言っていたように、次世代エルフのスタンダード “スリンガー” を始めとした

各キャラクターの数々の妄言が徐々に具現化していく展開も面白かったです。

田中天 先生が演じた 「いずれ地獄の戦場で」 とかもそうですが、そういった

セリフや状況の数々を目に見えるイメージとして固着して下さった 井上純弌 先生の

功績も大きかったと思います。ラストの演じっぷりも見事でした。


これだけ終わるのが惜しいキャンペーンも中々無いと思うんですが、瀬尾亜沙子 女史を

はじめとするプレイヤーの面々、ならびにDM 柳田真坂樹 先生に敬意を表しつつ

改めてキャンペーンの無事終了を祝いたいと思います。お疲れさまでございました。

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2008年08月15日

『ナイトウィザード ヴァリアブルウィッチ(2)』

原作は 菊池たけし 先生/F.E.A.R.、作画は 猫猫猫(ねこびょう ねこ)先生 による

『ナイトウィザード ヴァリアブルウィッチ』も無事に完結巻を迎えました。

http://ebten.jp/eb-store/p/9784757743908/


『NW2』ベースで様々な事象や設定がデータ化されて、この『ヴァリアブルウィッチ』

という作品が成り立っているんだなぁ、と思うとちょっとした話の流れにもダイスで

判定がなされている(と見なす)情景が浮かぶような気がします。

話の展開としても、こうしてくれると嬉しい、というか「NW」らしい感じのところを

突いてくれていて良かったと思います。“ベル” も色々と布石を打ちながらも事は

上手く進まず、ということで。

余白のおまけマンガやあとがき、石田ヒロユキ 先生の寄稿といった付加要素でも

楽しませてもらいました。「NW」の世界に触れたことがある方であれば読んでみるのも

一興かと思います。

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2008年08月14日

『ダブルクロス・リプレイ・ゆにばーさる 果て無きカーニバル』

  著:矢野俊策、伊藤和幸、藤井忍/F.E.A.R.

  絵:佐々木あかね、陸原一樹、安達洋介

以上敬称略、のメンバーでお送りする、「アキハバラ」をメインステージとした

「ダブルクロス The 2nd Edition」のリプレイ集となります。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000442


・・・まぁ、正直言うと「ダブルクロス」シリーズのリプレイはまだ全部読み終えてない

のですよね。新刊の波に押されて(w。なのでキャラの背景とかを完全に理解しないまま

読み終えてしまったのは少しもったいないことをしたなぁ、とは思っています。

とは言え、それを抜きにしてもアクの強いキャラクターばかりですので

特徴を掴むのは容易でしたし、何よりシナリオがお祭り感覚の内容ということで

読み手としてもついついツッコミを入れたくなるネタ満載。とても楽しかったです。

8月20日には「アリアンロッド」の新展開『アリアンロッド・サガ・リプレイ』も

刊行されますし、「ますますウチに既刊を読ませないつもりか!(w」と思いながら

F.E.A.R.社の今後の展開に期待が高まる今日この頃です。

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2008年08月13日

『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(2)』

秋田みやび 先生と グループSNE(イラスト:中島鯛 先生)でお送りする

『ソード・ワールド2.0』 初のリプレイ集、早くも第2巻の登場です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000440


〈ラクシア〉における「神」の定義が明確になって “エア” のアイデンティティが

崩れかける、というのも中々に首肯できるシーンでした。なぜ「眠り姫」だったのか

という種明かしに繋がる道程も趣向としては良く出来ていると感じました。

“ソラ” の「コイバナ」が切ない、というかセンチメンタルなセッションである

「消えた剣を探す方法」が今巻では一番良いロールプレイだったと思います。

・・・それにしても筋力22のソーサラーって。育て方を間違えてるよ、“エア”。(w

#発言も黒いし、ひたすらに。(w

リルトカゲン・・・じゃなくて 「リルドラケン」 の “ムーテス” をパーティに迎えて

戦略的に幅が広がったにも関わらず、秋田 GMのダイス目がすこぶる絶好調で

毎回の戦闘がプレイヤー諸氏には緊張の連続だったのではないかと拝察します。

さてさて、お話としては国家レベルの陰謀に巻き込まれた “ジーク” たち一行が

織り成す物語の規模もどんどん拡大していくワケですが、まずは女神さまを救えるのか。

その一点に注目しながら次巻以降のリプレイ刊行に期待したいと思っております。

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2008年08月12日

『SHI-NO ─シノ─ 空色の未来図』

コミック版も先日発売されました、上月雨音 先生と 東条さかな 先生による

『SHI-NO ─シノ─』 シリーズも気付けば第8巻目の刊行となります。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000415


今回は「過去」が「未来」をなぞらえる物語、ということで “志乃” が “僕” の

元カノである “詩葉” からの「予言」にどれだけ抗えるかが注目の的でした。

もちろんそれだけではなくて、帰省先から帰らないと告げられた “志乃” が “僕” の

田舎にまで乗り込んでしまう、という想いの強さと、それを源とする行動力にも焦点を

当てねばなりますまい。“志乃” が徐々に変化してきている、という証でもあるのですから。

それにしても、ついに “僕” も他人の精神的な息の根を止める手段をとるまでに至るとは

思ってもみませんでした。とはいえ、結果的に手放しでハッピーエンドというワケには

いきませんでしたが、「妹」にはどうか幸せな道を、と思わずにはいられない結末でした。


それにしても、「絵描き後書き」の浴衣“志乃” といい、口絵でさりげなく

ネコミミになっている “志乃” といい、 東条さかな 先生、中々分かっていらっしゃる。

良い仕事されてますよ、ホント。

さて、次巻は最初に触れられただけでずっと語られることの無かった「四月の事件」が

題材になる、ということで量も多そうですし、刊行を待ち望みたいと思っております。

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2008年08月11日

『生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3』

「月刊ドラゴンマガジン」を見ている限りでは意外に(?)上り調子なご様子の

葵せきな 先生 & 狗神煌 先生による『生徒会の一存』シリーズ、第3巻です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200804000358


・・・ “深夏” の挿絵は確かにビックリしました。“鍵” が驚くのも無理はないかと。

それにしても、特に「ヤマ」のない話の連続なのに、こうもムダに突き抜けるような勢いが

続けられるのはある意味スゴいことだと思いますし、何よりどこにも引けを取らないものが

あるとつくづく思います。

多分、各キャラクターの特性が確立して「こういうときはこうするだろう」という展開が

読み手としても掴みやすくなったからなんじゃないかと思います。掛け合いが面白く

感じられる、と言った方が近いのかもしれませんが。


今巻ラストの「後日談」は何やら意味深な、風雲急を告げる展開を見せる感じに

見えますが、11ページにも及ぶあとがきを読んだところではどうやらそうでもないらしい

ということで、引き続きユルい展開が楽しめそうです。十二分に期待しています。

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2008年08月08日

『ストライクウィッチーズ 天空の乙女たち(1)』

原作は 島田フミカネ 先生とProjekt Kagonish。TVアニメも絶好調放映中となる

本作は たなか友基 先生によるコミカライズ版。その第1巻になります。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200804000023


銃や刀を手にとって戦うだけが戦争じゃない、という位置付けに立つヒロイン

“宮藤芳佳” を巡る物語、ということでとても親しみやすく、思わず何度も

読み返したくなる余韻がある第1巻だったかな、と。

巻末には応援イラストとして 島田フミカネ 先生、野上武志 先生、松田未来 先生

のコメントつきイラストが寄稿されています。「メカ少女」にこうも惹かれて

しまうのは一体全体どうしたものか、と。

とりあえず関連書籍をいくつか購入していますので、応募券2枚を集めて

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!キャンペーン」には応募済みです。

まぁ、宝くじと同じで手を出さなければ確率は「0」のままですので、ね。

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2008年08月07日

『花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕』&『戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕』

3巻の感想を書いておこうと思っていたら、いつの間にか2ヶ月連続刊行されて

しまっていた 八薙玉造 先生と 瀬之本久史 先生の『鉄球姫エミリー』シリーズ。

第4巻とまとめてご紹介することに致します。

http://dash.shueisha.co.jp/-emily/#b03


“グレン” と “アン” の「姫教育」といったコミカルなシーンであったり

“エミリー” と “ガスパール” の思いもしなかった寄りを戻すハートフルな

シーンであったりとようやく明るい話題のオンパレードとなるかと思いきや・・・・。

後半からは死者続出で、またしても絶望の淵に落とされる “エミリー”。

そんな “エミリー” を支えることが出来ないと力の無さを痛感する “グレン” が

とった行動に対して “エミリー” はさらに精神的な痛みを被ることに。

土壇場で得られた “グレン” の強さも、振り返ってみれば多くの犠牲を伴う

茨の道の道すがらによるもの。“エミリー” の悲運な生き様はいつまで続くのか。

舞台背景、構成のしっかりした本作のこれからの展開に注目したいと思っております。

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2008年08月06日

『ドラゴンクライシス! ドイツ恋占い騒動』

城崎火也 先生と 亜方逸樹 先生でお送りする、「遺物」を巡る少年少女の物語。

今巻はちょっと番外編、ということでドイツ旅行にまつわるお話です。

http://dash.shueisha.co.jp/-dc/#b06


ドイツにいた、とある「遺物使い(ブレイカー)」の過去と “竜司” への予言とが

交錯するとき、“実咲”の、“アイ”の、そして “ローズ” の想いが一層強くなる──。

例えばこれはそんなお話。

とりあえず “アイ” の、いじらしいほどのヤキモチ焼きぶりと、その背景にある

彼女自身の弱さを示す機微の情景に注目して欲しいかな、と思ったりしています。

やっぱり可愛らしいですよ。どんなに強い少女であったとしても。

そんなキャラクターの魅力を描き出す 亜方逸樹 先生のラフイラストが巻末に

掲載されています。ラフだけでも十分にキャラの印象が伝わってきますね。

その?もあるそうなので次巻以降の展開と共に期待しておきたいところです。

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2008年08月05日

『てるてる天神通り(2)』&『FORTUNE ARTERIAL(1)』

「てるてる×FORTUNE キャンペーン」対象コミックスである、児玉樹 先生の

オリジナル作品『てるてる天神通り(2)』と、オーガスト原作のコミカライズ

『FORTUNE ARTERIAL(1)』をまとめて一挙ご紹介です。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200802000741

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200802000740


『FORTUNE ARTERIAL』 については正直言うと、連載分を一通り読んでいるので

その素晴らしさについては今更語るまでもないのですが・・・・とりあえずオビに

それを書いてしまうのはどうなんだろう、と思うこと然り。

・・・せっかく1巻のラストまで溜めに溜める構成にしていたハズですのに。

キャンペーンのハガキはすでに投函済み。感想にはもちろん「Canvas2」に続いての

傑作コミカライズを大絶賛する内容でお送りしました。2巻以降の刊行が早くも

待ち遠しい限りです。


『てるてる天神通り』 については “天志” の昔話に繋がる人物の登場で

話の流れとしても、想う相手のことにしても、面白みが出てきて「続きが気になる度」が

上がってきた感があります。

・・・というか、“御菓子” がどんだけ鈍いのかと。(w

カバー裏の「おまけまんが」もお忘れなく。ちょっとした隙間を使ってキャラを

掘り下げるのも良いところですね。・・・ “草輔” の想いはいつか報われる日が

来るのでしょうか、などと思いながら3巻の刊行を待ち侘びることに致します。

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2008年08月01日

『オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫』

沖田雅 先生と うなじ 先生による 『オオカミさん』 シリーズも6巻目。

今回は「燃え」をテーマに熱い物語が展開される・・・・かも知れない、そんなお話です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0807.php#new5


人の視線に恐怖を感じてしまうヘタレな “亮士” くんが、今後の展開を睨んで

また一歩成長する様子が見られる、そんな巻と言っても良いのではないかと。

そして今回も “おおかみ” さんのツンデレぶりが十分に堪能できることに加えて

“アリス” さんの、今までに見ることのできなかった意外な側面を覗くことが

できる点にも注目です。・・・サラッと明かされる “頭取” さんの性癖とかもね。(w

「鬼ヶ島高校」 のいざござと思惑に巻き込まれつつ御伽銀行の面々ですが、

いつかそんな流れを撥ね退ける戦いの兆しを前に、多分まだまだ 沖田雅 先生の

真骨頂(?)であるコメディ話が続くものと期待しております。


#メタな会話とかも、ね。(w

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