2008年07月09日

『シルバーレインRPGリプレイ 白き女王の夜』

 ≪監修≫

  友野 詳、上村 大

 ≪著≫

  篠谷志乃&グループSNE

 ≪イラスト・カバーイラスト≫

  合鴨ひろゆき

以上敬称略でお送りする、トミーウォーカー&グループSNEのTRPGプロジェクト

「シルバーレインプロジェクト」より、その書き下ろしリプレイ集が刊行となりました。

http://ebten.jp/eb-store/p/9784757743083/


いやぁ、ついにファミ通文庫でも「F.E.A.R.」と「グループSNE」が肩を並べる日が

来るとは思っていませんでした。しかも「プレイ・バイ・ウェブ(PBW)」という当方初耳の

ゲームスタイルが元になったTRPGということで注意深く読ませてもらいました。

#・・・「メールゲーム」という存在自体は知ってましたけどね。

◆プレイバイウェブ - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96


「グループSNE」にしては珍しくプレイヤー名を公表しながらのリプレイ収録

ということで、今風に書くと

  “千城 宰” starring 力造 先生

  “園枝蜜貴” starring 合鴨ひろゆき 先生 

  “ルチカ・サエグサ” starring 諸星崇 先生

  “時宮 戒” starring 上村大 代表

・・・こんな感じでしょうか。(w

ちょうど 諸星崇 先生や 力造 先生のリプレイを読んでいるところですので

GMの場合とはまた違ったロールプレイぶりも楽しませてもらいました。

「アクトワード」や「決め台詞」といったものを取り入れてロールプレイの一助としたり

「カード」を使ってのランダムさを確保するなど、何となく現代っ子が馴染みやすそうな

システムになっているみたいですね。ルールもワリと簡素化されている感じがします。

そんな各プレイヤーの皆さんが熱い演技を見せる中、忘れちゃいけないのが 篠谷GM の

マスタリング。・・・特にラストの「あいまい」ぶりはなかなか面白かったです。(w


巻末の座談会でも触れていましたが、「死と隣り合わせ」のシリアスな部分以外にも

篠谷GM らしいラブくて青い春な展開に期待したいところです。

続刊の刊行をお待ち申し上げる次第です。

posted by 秋野ソラ at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル