2008年07月15日

『サムライエイジ』

  「 強 す ぎ る 女 の 子 は ダ メ で す か ? 」


伏見つかさ 先生ご推薦の、みかづき紅月 先生と さとみ 先生とでお送りする

乙女チック×剣劇アクションが「徳間デュアル文庫」より刊行されています。

http://www.tokuma.jp/bunko/dual-bunko/30b530e030e930a430a830a4

http://www.tokuma.co.jp/edge/05images/0806_samurai_age_flash/samurai_age_480x360.html

http://fusi.blog10.fc2.com/blog-entry-428.html


・・・「徳間デュアル文庫」は他のレーベルと判型が若干違って大きめなのが

いやらしいところなんですがね。それ用にブックカバーを用意しないといけないので

微妙に手間だったりします。

まぁ、それは置いといて。

力こそ全て、という「蘇芳学園」に意図せず入学してしまったサムライ・ガール

“三月弥(みつき やよ)” の、フツーの生活を夢見つつも結局は生きるため、そして

活かすために腕に覚えのある剣の道を選ぶ覚悟を決めるまでの道程が描かれています。

個人的には 「キリング・マシーン」 のように生きてきた “千” の、心情の移りゆく

様子、というか最終的に「“弥” 無しでは・・・」というところまで行き着くところが

好きかもしれません。続刊が出るなら押さえておきたいと思っています。


#自分も『三匹が斬る!』は大好きでよく見てましたから気持ちは何となく分かります。(w

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2008年07月14日

『SH@PPLE ─しゃっぷる─(2)』

竹岡葉月 先生 & よう太 先生でお送りする「双子入れ替わりラブコメ」も

2巻目、湯煙旅情編に突入です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200710000290


また一癖ある新キャラ “エリス” の登場に翻弄される主人公 “雪国” は

相も変わらず女装して意中の人 “蜜” にアプローチを試みるも空回り、という

ドタバタぶりにヤキモキさせられつつも読み手を楽しませてくれます。

他にも “胡蝶の宮” のズレたアプローチぶりや “舞姫” の少女らしからぬ

(男性陣にとって)無神経かつぞんざいなふるまいによる面白さを見せつつ、

ちょっぴりシリアスな展開もあったりとメリハリも効いている感じがします。

・・・にしても、よう太 先生が描くキャラの「瞳」は独特なものがありますな。

虹彩の入れ方、っていうんですかね。ちょっとトランス状態な感じに見えるような。

まぁ、そんな話はどうでもよくて、引き続き第3巻にも注目しておきたいと思います。

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2008年07月11日

『明るい家族砲計画っ!』

さそりがため 先生のイラストに惹かれてついつい手に取ってしまいました。(w

新木伸 先生が生み出す新境地、父性本能くすぐり系ラブコメの第1巻です。

http://ebten.jp/eb-store/p/9784757742864/


「パンツに全力投球ーっ!」 と明言されてしまうところもそうですが、その勢いを

挿絵にも傾注させてしまうところがまたスゴい。・・・ぶっちゃけ、うかつに見開けない

ですよ、挿絵のある某ページが。もし外で読まれる際はくれぐれもご注意下さい。(w

お話としては 「幼馴染から始まる恋心」、例えて言うなら「深い水の底に叩き込まれて

空気のありがたみを知る」 といったところでしょうか。・・・何のこっちゃ、と思うかも

知れませんが、そこはお読みになればお分かり頂けるハズ。(ぉ

なんで時間軸がズレてるのか、とかそもそもナゼに「家族砲」なのか、とか

“拓真” と “美奈” は元の「神カップル」レベルに立ち戻ることができるのか、とか

気になるところはありますが、そのへんは次巻以降に持ち越しということで一つ。

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2008年07月10日

『世界の危機はめくるめく!』

『私のKnightになってよネ!』の 佐藤了 先生が綴る新シリーズ。

藤真拓哉 先生のイラストが華を添えるスケベ心満載の非日常系ラブコメ、登場です。

http://ebten.jp/eb-store/p/9784757742888/


「えっちなのはいけないと思います!」と某メイドさんから言われてしまいそうな

「選ばれし者たち」の面々ですが、それも年齢の垣根を超えた男の性ということで。

健全なライトノベルを数多く読んできましたが、「陵辱」という単語を目にするとは

思いも寄りませんでした。また、その状況を 藤真拓哉 先生のイラストが限界まで

表現して下さるものだからさあ大変。うかつに本が見開けません。(w

お話としてはとても分かりやすくて、“リーナ” の攻勢をどう覆すか、「世界の危機」に

どう立ち向かうのか。その結末が読んでいて何となく想像がつくくらい分かりやすいです。

たまにはこうやって気楽に読める作品に手を出してみるのも良いものかと。

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2008年07月09日

『シルバーレインRPGリプレイ 白き女王の夜』

 ≪監修≫

  友野 詳、上村 大

 ≪著≫

  篠谷志乃&グループSNE

 ≪イラスト・カバーイラスト≫

  合鴨ひろゆき

以上敬称略でお送りする、トミーウォーカー&グループSNEのTRPGプロジェクト

「シルバーレインプロジェクト」より、その書き下ろしリプレイ集が刊行となりました。

http://ebten.jp/eb-store/p/9784757743083/


いやぁ、ついにファミ通文庫でも「F.E.A.R.」と「グループSNE」が肩を並べる日が

来るとは思っていませんでした。しかも「プレイ・バイ・ウェブ(PBW)」という当方初耳の

ゲームスタイルが元になったTRPGということで注意深く読ませてもらいました。

#・・・「メールゲーム」という存在自体は知ってましたけどね。

◆プレイバイウェブ - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96


「グループSNE」にしては珍しくプレイヤー名を公表しながらのリプレイ収録

ということで、今風に書くと

  “千城 宰” starring 力造 先生

  “園枝蜜貴” starring 合鴨ひろゆき 先生 

  “ルチカ・サエグサ” starring 諸星崇 先生

  “時宮 戒” starring 上村大 代表

・・・こんな感じでしょうか。(w

ちょうど 諸星崇 先生や 力造 先生のリプレイを読んでいるところですので

GMの場合とはまた違ったロールプレイぶりも楽しませてもらいました。

「アクトワード」や「決め台詞」といったものを取り入れてロールプレイの一助としたり

「カード」を使ってのランダムさを確保するなど、何となく現代っ子が馴染みやすそうな

システムになっているみたいですね。ルールもワリと簡素化されている感じがします。

そんな各プレイヤーの皆さんが熱い演技を見せる中、忘れちゃいけないのが 篠谷GM の

マスタリング。・・・特にラストの「あいまい」ぶりはなかなか面白かったです。(w


巻末の座談会でも触れていましたが、「死と隣り合わせ」のシリアスな部分以外にも

篠谷GM らしいラブくて青い春な展開に期待したいところです。

続刊の刊行をお待ち申し上げる次第です。

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