2008年07月31日

『乃木坂春香の秘密(8)』

アニメにゲームにWebラジオ──。横展開も絶好調な 五十嵐雄策 先生 & しゃあ 先生

でお送りする『乃木坂春香の秘密』シリーズ第8巻の登場でございます。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0807.php#new2


前巻だかで初詣の時にもらった名刺の件、今巻のラストでようやくフラグ発動と

なりまして「ついにきたか・・・!」という状況に突入しようとしています。

方向性として、まず「なる」としても父親が大反対、というか断固阻止の姿勢を見せて

しっちゃかめっちゃかするんでしょうが、「なった」としたらそれこそ『WHITE ALBUM』の

ような世界観に突入しそうな感じがして。そのへんは慎重に展開させる必要があるかと。


今巻の内容としては “春香” だけでなく “美夏” や “椎菜”、乃木坂家の

メイドさんたちに対してまんべんなくフラグを立てにいっている感じですね。

もちろん “裕人” 自身は意図してやっているワケではないのですが。

“春香” のデートに関するエピソードもそうですが、執事&メイド新年会、

女子中学校潜入、見舞い話、とどれも読了感が良くて甲乙つけがたいお話でした。

・・・そんな感じで引き続き次巻の、多分そうなるであろう、波乱含みの展開に

期待しておこうと思います。

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2008年07月30日

『GOSICK(1)』

桜庭一樹 先生の原作 『GOSICK』 シリーズ(キャラクター原案:武田日向 先生)を

『現神姫』 の 天乃咲哉 先生がコミック化。“久城一弥” と “ヴィクトリカ” の

物語が漫画という世界で再構築されています。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200804000061


某「出張コミック」を読ませてもらったときは「なかなか良い選択肢だ」としきりに

感心したものです。天乃咲哉 先生の繊細な線の感覚が 『GOSICK』 の世界観と上手く

合致していると思います。

とりあえず、天乃咲哉 先生の描く “ヴィクトリカ” も十分に可愛いと思います。(w

“グレヴィール” のヘンな髪だとか、“久城一弥” の意地っ張りなところとか、他にも

いろいろとキャラを掴めていて読みやすいと感じました。

・・・原作の続刊が出る可能性がだいぶ低くなってしまいましたので、コミカライズ作品

のほうから 『GOSICK』 シリーズの後押しを、これからも是非お願いしたいところです。

天乃咲哉 先生のご活躍を期待しています。

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2008年07月29日

『どきどき魔女神判!』シリーズ

秋田書店「チャンピオンREDコミックス」から刊行されている 八神健 先生の

コミカライズ作品を読ませてもらいましたよ。

http://www.akitashoten.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?key=search&isbn=232124

http://www.akitashoten.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?key=search&isbn=232132


・・・まぁ、ゲーム自体はやってなかったりします。あらかじめ言っておきますと。

アレですよ、予備知識の蓄積ということで。(ぇ

「SNKプレイモア放任!」って書いてあるワリにはノリノリでネタ出しをしてるみたい

ですし、変に勢いづいたエネルギーを包含しているような気がしなくもないです。

っていうか、一般誌でここまでエロく出来るのは秋田書店しかありません。(w

パロディのネタも大体分かりますからね。「コンチクショウ、分かっちゃうゼ!」

みたいな感じで、肩の力抜きまくりで読める作品であることには違いないかと。

しかも『〜DUO』に続いてるらしいですし。見かけたらまたフラッと買ってきますよ。

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2008年07月25日

『神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック』

気が付くと 大迫純一 先生 と BUNBUN 先生のコンビで出ている作品を目にする

機会が多い、そんな気がする「ポリ黒」シリーズ最新の第8巻が刊行されています。

http://ga.sbcr.jp/novel/p-black/


BUNBUN 先生のコメントじゃありませんけど、別シリーズも加えれば毎月1回は

書店で先生のイラストを見ていることになっているワケで。どんだけ精力的な

活動をされているのかと思うとただただ敬服の念が絶えません。

しかも 大迫純一 先生の言を借りれば「イメージどんぴしゃ」な新キャラクターの

数々、ということでコンビネーションも神懸かり的な領域にまで達しているご様子。

この調子で力作を生み続けていって頂ければ、とファンの一人として願う次第です。


本編はある意味単純な事件であるにも関わらず “シェリカ”、“マティア” にとって

大切な人の一人である少女が偶然、直接そして間接的に関係することでにっちもさっちも

いかなくなってしまう彼女たちの葛藤が焦点となっています。

友人としての立場と警官としての立場に揺れる “マティア” が無事に事件を解決できた

顛末は読んでご理解頂くとして、ラストシーンにおける “マナガ” のセリフ1つ1つが

大塚明夫 さんの声で脳内補完されてしまう自分はどれだけ毒されているのかと。(w

・・・まぁ、それだけ 大塚明夫 さんの声がイメージにピッタリだった、ということの証に

他ならないのですがね。

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2008年07月24日

『神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン(2)』

榊一郎 先生の原作を 緋呂河とも 先生がコミカライズする、フレックスコミックスから

刊行の第2巻が満を持しての登場です。

http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood/sinnkixy02_0001.html


原作にある、“フォロン” が苦悩してずっとウジウジしている感じと、例のイベントで

インスパイアされてから一気呵成に神曲を作り上げ、“コーティカルテ” と改めて

精霊契約を結ぶまでの過程が良く描けていたなぁ、と思いました。

・・・ついつい何度か読み返してしまいましたし。

見開きカラーは、折角の力作ということで単行本でも実現させて欲しかったところ

ではありますが、そうすると主に印刷所が苦労するので致し方ないかな、というのが

ある意味オトナの見方ですけど。

番外編的なエピソードも織り込みながら第3巻へと続いていくみたいですので

引き続きコッソリと応援していきたいと思ったりする今日この頃です。

posted by 秋野ソラ at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス