「ポリ黒」コンビ、大迫純一 先生 & BUNBUN 先生でお送りするシリーズ。
「ハルキ・ノベルス」刊行時には到達できなかった真の第4巻へ突入です。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/zoahunter/index.html 】
ゾアハンター “黒川丈” の、孤独なようでいて孤独ではなくなったゾーンとの、
そして “ゴースト” との闘いの日々は続き、その中で彼に救いを求める兵士
“宇崎裕隆” と出会う。
「ゾーンと闘う」ということを本当の意味で理解していなかった “宇崎” を
歯牙にもかけない “丈” ではあったが、やがて彼が引き金を引くその重さに
気付いたとき、“丈” も何のために闘ってきたのかを思い出す──。
男性キャラが哀愁を漂わせてヒューマンドラマを魅せつけてくれる、これほど
骨のあるライトノベルは最近のモノで探してもなかなか見つけられないのではないか
と思います。「カッコイイとは、こういうことさ。」ってな具合に。
ここにきて方針転換を見せた “ゴースト” の動向も気になりますが、ついに
後進を得たことでまた新たな闘い方を切り開くのではないかと思うと、ゾアハンターの
因縁の対決がどういう決着を着けるのか、更なる期待を感じずにはいられません。