2008年06月25日

『灼眼のシャナS(2)』

高橋弥七郎 先生にイラストの いとうのいぢ 先生、そしてコミックに 笹倉綾人 先生と

三者三様が織り成す大人気シリーズのサイドストーリー、第2巻です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0806.php#new1


・・・正直言うと、最近の 『シャナ』 は読んでいて頭の中に内容が入ってきにくい

イコール、読むのに時間が掛かるという印象が強いのですが、これはお話として

そんなに肩肘張ってないので読みやすかったかな、と思います。

完全無欠の「フレイムヘイズ」たらんとしていた “シャナ” の意外な一面を、

文章・イラストだけでなく、笹倉綾人 先生のコミックでも垣間見ることができる

作品ですので、ちょっと一息入れるにはちょうどいい構成かと。

・・・本編自体はどうしようもないくらいにシリアスな展開になっちゃってますから。

“坂井悠二”、そして “シャナ”。二人は対峙したままの時を刻み続けるのか、

それとも・・・。答えを知るには17巻以降の本編を読み解くしかない、ということで。

posted by 秋野ソラ at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル