2008年06月23日

『くじびき勇者さま 7番札 誰がくじびき女王よ!?』

個人的に続きが気になって仕方が無い1、2を争うお気に入りの作品。

清水文化 先生と 牛木義隆 先生でお送りする 『くじびき勇者さま』 シリーズも

第7巻の刊行を迎えております。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup0806.php#novel080601


いつの間にやら次々と欲しくもない肩書きが増えていく聖女 “メイベル”。

彼女のひらめき、そして発明が「南アルテース」という国を越え、「西アルテース」

そして遠く離れた「帝国」へと制度、技術の革新をもたらし続けます。

勇者から聖女お付きの護衛へ、そしていつの間にか経理担当も、と肩書きが

縮小傾向を見せつつある “ナバル”。彼の鈍感さ、朴念仁さは時に恋敵(?)を

失意のどん底に落とし、思慕する少女を困惑させ続けています。


・・・いやぁ、「南アルテース編」のクライマックスということで一心不乱に

読み倒して、通勤時間内で読了しましたよ。ラストは、まぁ、言わずもがなという

結末ですが、そこがまた “メイベル” らしい姿ということで。

相変わらずそこかしこに示される薀蓄(うんちく)の数々にも衰えは見えず、

本編の流れだけではない要素でも楽しめるのがまた良いお話だと今巻も感じました。

次はどう動くのか──。続刊を引き続き楽しみに待っていたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年06月20日

『Lia COLLECTION LIVE ”THE LIMITED” at Zepp Tokyo 2007.9.17』

「一般販売、始まりましたねぇ〜」とかいう時期になってようやく封を切った人が

ここに一人いたりします。(w

http://lias-cafe.com/special/p3.html


「ドラムの人、左利き?」というのが最初に気になった点だったりします。(ぇ

それはそれとして、Lia さんのライヴはサイリューム使用率低め、って感じですかね。

ただ、「2nd Stage」で 折戸伸治 さんがサイリュームを配り始めたあたりから

使用率は上がっていったようにも見えます。

「1st Stage」よりは「2nd Stage」のほうが盛り上がっていたようにも感じられました。

何て言うんですかね、「みんな大好き、Key Sounds Label」ってことですかね。(w

そして、『鳥の詩』とコールした後のフロアの歓声はやはり一際高かった、ということで。


「Encore」は LIA×DJ ZET で一気にクラブチックに。一粒で三度くらいおいしい

構成かと思いました。こちらでもパフォーマーの Chiki さんが参加されてましたね。

・・・どうりで「Special Thanks」に「Upsurge」の名が挙がってるワケだ。

#Chiki さんのパフォーマンスがスゴいっすね、こっちでも。

『You&I』『Birthday Song, Requiem 〜Eupho-LIA Hardcore remix〜』『EARTH』と

選曲も申し分ないところで。本当なら踊りたいところでしょうが、流石にそんな

スペースがその時の Zepp Tokyo にあったとは思えないのでせいぜい縦ノリか。(w


『Soldiers』 の歌詞が同梱されてましたので、詩を追いかけながら歌を聴かせて

頂きましたけど・・・・コレ、唄えること自体がスゴいわ。カラオケに入れられても

困るくらいの勢いですよ、多分。

そして Lia さんの衣装はやっぱり「白」のイメージが強いんですかね、

スタッフ・サイドから見ても。何となくそんな気がしました。

20曲以上唄って、正直最後の方は声が出し辛くなっていたかとは思いますが

それでもやり遂げた Lia さんは凄いと、観ていて圧倒されてしまいました。

posted by 秋野ソラ at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | DVD・BD

2008年06月19日

『とある魔術の禁書目録(2)』

そして「電撃文庫 × 電撃大王 × 少年ガンガン」のコラボレーションで

シリーズ三冊同時刊行中のトリである、近木野中哉 先生の『禁書目録(インデックス)』

原作コミカライズ第2巻であります。

http://gangan.square-enix.co.jp/comics/

http://www.project-index.net/


原作第1巻の、“上条当麻” が運命という幻想に抗っていく最初にして比類なき

戦いの様子が、コミックという媒体を使って十二分に表現出来ていたと感じました。

読了後に抱いたそのあたりの想いはハガキに書いて先日投函してきましたけれども。

実際、原作が16巻まで進んでいることを考えるとこの2巻で終わらせるのが妥当な

結論かと思っていましたが、どうやらまだまだ続いてくれるようで。しかも原作第2巻を

すっ飛ばして当代一の電撃姫 “御坂美琴” が登場する第3巻を描くとのこと。

#・・・“姫神秋沙”、どこまでも不遇な扱いを受ける悲運のコ。ガンバっ。(w


やはり “御坂美琴” への人気がとどまる所を知らない高みを見せ始めているようで。

先日、さられぎ さんがご紹介されていた 「いちゃいちゃレールガン!」 よろしく

本編では彼女がいよいよその想いに気が付いたところですし。

#「いちゃいちゃレールガン!」はウチもオススメしときます、ハイ。

http://www.geocities.jp/yzru1108/

近木野中哉 先生が描く 『超電磁砲(レールガン)』 がどうなるのか、一読者として

注視しておきたいところであります。

posted by 秋野ソラ at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2008年06月18日

『とある科学の超電磁砲(2)』

昨日ご紹介した 『とある魔術の禁書目録』 の正統なる外伝。冬川基 先生が描き出す

『超電磁砲(レールガン)』シリーズ、満を持してのシリーズ同時刊行です。

http://daioh.dengeki.com/comics/toaru.html


7人の「レベル5」中で第3位、常盤台中学が誇る “御坂美琴” の身近な存在にも

ついに 「幻想御手(レベルアッパー)」 の被害者が。影響が広がるのを抑えるため

奔走する “白井黒子” にその使い手が襲い掛かり、ついには “美琴” にも──。

人の脳を使ったもう一つの可能性との対峙、その結末はいかに・・・・という、とてつもなく

続きが気になるところで「引き」が入ってしまい、やきもきしておる次第です。(w

まぁ、だからといって雑誌を買ってきたりはしないんですが。コミックス派なもので。

外伝のお話を進めながらも “上条当麻” に突っかかっていく “美琴” のシーンは

抜け目無く挟んできたり、「木山日記」がイイ味出していたりと総合的に見ても

良作として列挙するに足る内容かと思います。なにはともあれ続刊待ち、ということで。

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2008年06月17日

『とある魔術の禁書目録(16)』

鎌池和馬 先生と 灰村キヨタカ 先生でお送りする『禁書目録(インデックス)』

シリーズ本編は16巻目を迎えても、まだまだその勢いは衰えず、というところです。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0806.php#new2


「電撃文庫MAGAZINE」等で告知のありました通り、まずは「TVアニメ化決定!」

ということでお喜び申し上げる次第です。「電撃文庫からどんだけアニメ化させてんだ」

という気もしなくはないですが。


“当麻” に対して “五和” が急接近な今巻は、彼女自身の大金星となる殊勲を

上げる活躍ぶりもさることながら、新たな一面を覗かせるなどまさに “五和”

出ずっぱりな内容で『禁書目録(インデックス)』シリーズらしさを見せてくれます。

そしてその裏で、ようやく腹を決める覚悟を示した “神裂火織” の行動にも注目

しておきたいところです。・・・せっかくカッコよく決めたのに、ラストでオチ担当に

回されていたりもしますけど。(w

読み終わった後に口絵を改めて見返してみると「あぁ、なるほど」と思わせてくれる

シーンが選ばれていることに気がついて、心なしか「二度おいしい」的な感じもまた

良かったと思います。引き続き、次巻以降も楽しみなところです。

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