桐嶋たける 先生が描く「TYPE-MOON」&「フランスパン」原作のコミカライズも
4巻を迎え、「ワラキアの夜」が開幕するところまで辿り着きました。
【 http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200706000141 】
“シオン” が自分の感情を、そして自分自身の本質を「理解」する様子が
とても良く描けていると思います。それは少女らしい「照れ」であったり、
あるいは思考停止に陥るほどの「絶望」であったりするワケですが。
“志貴” という存在のイレギュラーさも如実に現れた内容であったかと思います。
“秋葉” になじられる情けない姿も、「直死の魔眼」を行使して敵と戦う姿も
等しく彼であることに変わりは無いワケで。
これくらいしっかりコミック化されていると読んでいるほうとしても楽しみが
持続するというものです。一読者としてはこのまま突っ走って欲しいところであります。